小さな女の子が、看護婦のお姉さんと楽しそうに遊んでもらっているその脇で、若い母親と医師とが話をしている。
女の子の名前は恵里佳。
小学校入学前の集団検診に都合で参加できなかったため、今日はかかりつけの小児科で検診を受けていた。
恵里佳はこの病院の浅田先生と、看護婦の霧島さんが大好きだった。
2人ともいつも優しくて、恵里佳のことをとても可愛がってくれている。
恵里佳が2人にとてもなついていて、いつも泣かずに診察を受けてくれるので、母親もこの医師と看護婦を信頼しきっていた。
「見たところ、恵里佳ちゃんの体はどこも問題ありませんよ。発育も順調です。」
一通りの診察を終え、浅田医師は診断結果を母親に伝えた。
「そうですか。」
恵里佳は未熟児で生まれ、常に病気がちだったので、母親は浅田の話を聞いて心底ホッとしたようだった。
「お母さんの方では、何かご心配な点がありますか?」
浅田医師が、親切に母親に尋ねる。
「実は先生、ちょっと言いにくいんですけど…」
「なんですか?」
「うちの子、お股を洗われるのをとっても嫌がるんです。
無理にすると泣いてしまって、もしかしたら何かできていて痛いんじゃないかと…。
それに、あまり洗わないでいるとバイキンがつくんじゃないかと心配で。」
「そうですか。それはご心配ですね。ちょっと診てみましょう。」
浅田医師は椅子から立ち上がり、恵里佳の前にかがみこむと、優しい口調で語りかけた。
「恵里佳ちゃん。恵里佳ちゃんは、ママにお股を洗ってもらうのイヤなの?」
「…うん…」
恵里佳は先生に叱られると思い、視線を外して蚊の鳴くような声で答えた。
「そう。どうしてイヤなのかな?触られると痛いの?」
「んー…」
恵里佳はわずかに首を傾げてしばらく考えてから、違うと首を横に振った。
「そっか。じゃあ、くすぐったいのかな?」
「んー…」
恵里佳は首をひねって考えこんでいる。
「よくわかんないか。痛いとくすぐったいの真ん中位かな?」
恵里佳は少しの間考えて、今度はコクンと頷いた。
「そうか。ねえ、恵里佳ちゃん、悪いんだけど、先生にちょっとだけお股見せてくれないかな?」
「えーっ」
「いや?でも、恵里佳ちゃんのお股、もしかしたら病気かも知れないよ。
もし病気だったとしても、今ならそんなにひどい状態じゃないはずだから、痛い治療はしなくていいと思うけど、もしひどくなっちゃったら、お股にお注射しなきゃならなくなっちゃうかも知れないよ。」
恵里佳の顔がサッと引きつる。
「そんなのイヤだろう?」
「うん」
不安そうな恵里佳の目に、じゅわっと涙がたまる。
「先生だって、恵里佳ちゃんにそんな可哀想なことするの、やだよ?
だから、ちょっとイヤかも知れないけど、今ちょっとだけ我慢して、先生にお股見せてくれないかな?
痛いことはしないから。ね?」
恵里佳は「うん」と小さく頷いた。
「イイ子だね。」
浅田は恵里佳の頭をそっとなでてやり、霧島に診察台の用意をするようにと指示を出した。
「じゃあ、恵里佳ちゃん、この台にのってね。こっち側を頭にして、そう…」
診察台のちょうど真ん中あたりに、たたんだバスタオルが何枚か重ねてあり、恵里佳が横になると、ちょうど股間を前に突き出すような恰好になる。
「おパンツ脱ぎましょうね。」
霧島が恵里佳の赤い短パンのウエストに手をかけ、パンツごとずるりと引き下げた。
「きゃっ」
恵里佳の長く細い脚と、かわいらしいワレメが露わになる。
「じゃ、恵里佳ちゃん、お膝を立てて、脚を開いて?」
恵里佳は恥ずかしさをこらえ、ほんの少しだけ脚を開いた。
「えらいね。じゃ、ちょっと見せてね。」
浅田のゴム手袋をした手が、恵里佳の股間へと伸びる。
「やっ!」
恵里佳は触られる感触を予期し、思わず脚を閉じてしまった。
「あれあれ?恵里佳ちゃん、脚を閉じちゃったら、先生診察できないな。頑張って広げてて?」
恵里佳は両脚を固く閉じたまま、泣きそうな顔でイヤイヤをしている。
「ダメ?じゃあ、恵里佳ちゃん一人で頑張るのは大変だから、恵里佳ちゃんが頑張れるように、看護婦さんとお母さんにお手伝いしてもらおうか?」
浅田は恵里佳に優しく提案した。
お母さんと看護婦さんに手伝ってもらうということが具体的にどういうことなのか、恵里佳にはよくわからなかったが、大好きなお母さんと看護婦のお姉さんに助けてもらうのは、とても良い考えのように思えた。
「うん」恵里佳は浅田に答えた。
「うん」恵里佳は浅田に答えた。
「それじゃあ、お願いします。お母さんは恵里佳ちゃんの左側に立って、霧島がやるのと同じようにして恵里佳ちゃんの体を支えてあげてください。」
支えてあげると言えば聞こえがいいが、要は押さえつけろということだった。
母は一瞬躊躇したが、先生の言うことだし、何よりそれが恵里佳のためだと思い、協力することにした。
2人の大人がベッドの両側に立ち、片方の手で恵里佳の肩をベッドに押し付け、もう片方の手で膝を下から抱えあげる。
「やっやだやだやだ!」
恵里佳は大声を上げて暴れ出した。
こんなのひどい!恵里佳は大好きなお母さんや先生や看護婦さんに裏切られた思いで泣き叫んだ。
「いい加減にしなさい!」
大声が飛び、恵里佳は驚いて、動きを止めた。浅田の声だった。
「みんなが恵里佳ちゃんのことを心配しているのがわからないのかい?
決していじめているわけじゃないんだよ。
もし病気なら早く治さなきゃならないだろ?
わがままもいいかげんにしなさい。」
いつも優しい浅田に叱られて、恵里佳はシュンとなった。
「ごめんなさい…」
「診察が終わるまで、ちゃんといい子にしてられるかい?」
「うん…」
「よし、じゃあ頑張ろうな。」
浅田は優しく恵里佳の頭をなでてやった。
恵里佳はコクンと頷いた。
「じゃ、触るよ?」
浅田が恵里佳の柔らかな秘肉を指で開いた。
恵里佳は固く目を閉じて耐えている。
「あーこれは…恵里佳ちゃん、触られて嫌なのはここかい?」
恵里佳の体がビクンと跳ねる。
浅田が恵里佳の肉芽を軽くつついたのだ。
「やっぱり、ここだね。」
「先生、なんなんですか?」
母親がたまりかねて口を開く。
「見てください、この子のクリトリス。
普通は普段は皮の中に包まれているものなのですが、恵里佳ちゃんの場合は先端の敏感な部分が外に露出しているんです。だから触られるのを極度に嫌がるんですよ。」
「そうなんですか…先生、治るんでしょうか?」
「そうですね…成長とともに治っていく可能性もありますが…そのままということもあり得ますね。
その場合は刺激に慣れてもらうしかありません。
ところでお母さんもご心配していらっしゃいましたが、よく洗わせてくれないということで、やはりだいぶ汚れが溜まっていますね。
せっかくですから消毒しておきましょうか?」
「はい、お願いします。」
「恵里佳ちゃん。」
浅田が恵里佳に声をかけた。
恵里佳は母と浅田のやり取りを聞いていたらしく、不安そうに浅田を見ている。
「良かったね。恵里佳ちゃんのお股、病気じゃなかったよ。
でもね、いつもよく洗っていないから、汚れがいっぱい溜まっていて、このままにしておくと病気になっちゃうんだ。
だから先生、今から恵里佳ちゃんのお股、お掃除するね?
ちょっと辛いかも知れないけど我慢して?」
恵里佳が泣き出しそうな顔でイヤイヤをする。
「大丈夫よ。先生が優しくお掃除してくれるからね。」
看護婦のお姉さんが優しく声をかけてくれた。
「すぐ終わるからね。」
浅田はピンセットで綿球をつまみあげると、薬をたっぷりとしみこませ、恵里佳の股間を丁寧に拭き取り始めた。
「んっんっん〜」
恵里佳の喉から苦しげな声がもれる。
思わず脚を閉じそうになるが、霧島と母がしっかりと押さえているので逃げられない。
「いや〜っ」
「恵里佳、頑張って。」
「恵里佳ちゃんいい子ね。もう少しの辛抱よ。」
母と霧島が恵里佳を励ます。
浅田は綿球を何回も変え、特にクリトリスを念入りにこすった。
「恵里佳ちゃん、だんだん綺麗になってきたよ〜もう少しだからね〜」
そう言いながら、浅田は恵里佳のクリトリスをずるりと剥き出す。
そして更に念入りに、薬液に浸した綿球で恵里佳の敏感な部分をこすり始めたのだ。
「いやー!やめて!先生!やめて!やめて!お母さん!お母さん!」
恵里佳は泣き叫び、再び暴れ始めた。
しかし浅田は器用に恵里佳の小さなクリトリスをこすり続ける。
「いやーーーーっ」
どれくらい時間がたったろう。浅田がようやく手を止めた。
「よし、だいぶ綺麗になったよ。
後は細かい汚れを取っちゃえばおしまいだからね。」
そう告げると、何やら小さな筆を取り出した。
「お母さん、霧島さん、しっかり恵里佳ちゃんを支えておいてあげてくださいね。」
浅田が何食わぬ顔で2人に告げる。
「先生、何をするんですか?」
しっかり押さえつけておくようにと言われて不安になった母親が、浅田に尋ねた。
「大丈夫ですよ、お母さん。ごく柔らかい毛のブラシで、隙間に溜まった汚れをかき出すだけです。」
「お母さん、頑張ってくださいね。恵里佳ちゃんのためですから。」
霧島もそれに言葉を添えた。
2人に背中を押され、母も覚悟を決めたようだ。
「じゃ、恵里佳ちゃん、いくよー。歯をぎゅーっと食いしばってね。」
浅田は先ほどの細い筆にしっかりと薬液を含ませると、恵里佳の小さなクリトリスをゆっくりと丁寧になぞった。
「くう〜っ」
食いしばった歯の隙間から、苦しげな声がもれる。
ビクンビクンと体が痙攣し、驚いた母親が一瞬手を緩めたが、
「お母さん、しっかり。」
という霧島の言葉でもう一度しっかりと押さえ直した。
「あとちょっとだよ〜」浅田が恵里佳に声をかける。
恵里佳はその後も2度3度と体を痙攣させた。
かわいい顔は涙と鼻水でぐちゃぐちゃだ。
「よーし、終わったよ。恵里佳ちゃん、よく頑張ったね。」
浅田が声をかけ、恵里佳の脈をとった。
「うん、大丈夫。お母さん、心配ありませんよ。
お薬を出しておきますので、それを綿棒に染み込ませて、3日に一度くらいお母さんがお掃除してあげてください。
そうすればある程度は清潔を保てますし、刺激に慣れる練習にもなりますからね。
それで、また1ヵ月後に診せてください。
清掃状態によってはまたこちらでお掃除します。
今日はよく頑張りましたから、ゆっくり休ませてあげてくださいね。」
母と浅田が話している最中、恵里佳は朦朧とした意識の中で、霧島に濡れた股間や汚れた顔を拭いてもらっていた。
これから始まる生活のことも知らずに…。
<完>