この国は、「公共の福祉」という名の下に自由が制限される国である…
政府は社会問題化したDV、レイプ事件にたびたびとあるアダルト用品が、
すなわち「バイブ」が使用されているのを問題視し、これを廃絶する指針を出した…
後に成立する「VR法」(バイブレイプ規制法)である。
むろん法には抜け道もある…携帯電話業界の強い反発に会い性的な快感を呼び起こすのを主たる目的としない
バイブ機能を持つものは規制の対象外である。
しかし男性器を模した物であろうとなかろうと性的な快感を刺激する目的の物はわずか1cmのローターであろうと
その所持、使用が逮捕の対象となってしまった。
特権層であれば裏金を積みバイブの快楽を楽しむこともできたが、一般人がバイブを手に入れることは
闇の世界に深くかかわることを意味していた。
それでも人は、「禁断の快楽」を求めずにはいられない…
(…こんなネタで、だれか何か書いてくれませんか?)