「みゆきさんって、かっこいー」
「だよねー、美人でスタイルよくって、やさしいし」
「外国で留学してたんだってー」
「それにこの年齢で取締役とかすごいよねー」
私はみゆき。私は子供のころからずっと勉強にあけくれ、やっとのことで東京6大学へ。
卒業後また外国へ留学しMBAを取得。現地の企業に就職したが日本支社を作るということで
私が支社長となって運営することになった。今年の業績は数百億円の取引で数十億の利益が出ている。
ところが私には秘密があった。ずっと、ずーっとバイブをあそこに入れたまま仕事をしているのだ。
小学生のころ、他の子が遊んでいるのに私だけ勉強ばかりしているのがいやになった時期があった。
だが塾の帰りの公園に捨てられていたエロ本・エロDVD・バイブやローターを見つけて持ち帰った。
勉強や家の手伝いや苦手な運動など、いやな事をするときにローターを入れっぱなしにしていた。
それ以後、勉強=気持ちいい いやなこと=気持ちいいというのが脳にインプットされてしまったらしく
勉強ばっかりしていても、逆に快楽を感じるようになり、どんどんはかどるようになっていった。
いじめやトラブル処理でさえ快楽に・・・。そして心も体も女らしくなり、今に至る・・・と。
私が社長室にいて、もうそろそろ終業時間なので帰ろうとすると、社員で購買担当のまりちゃんが入ってきた。
「社長、すいません。部品の発注ミスをしてしまいました。モーターの個数を10倍頼んでしまい、9万個も余ります。」
「ちょっと、あれは1万個の発注でしょ?どういうことなの!?金額ベースでの確認はしなかったの?」
「申し訳ございません。ゼロを一個間違えました。金額もゼロを一個間違えていてミスに気がつきませんでした。」
安く仕入れるため返品は出来ない契約となっていて、カスタム発注した特殊モーターのため他に売ることも出来ない。
私はイライラした。怒ったり叱ったりして人が成長するならいいが、この娘は萎縮してしまって逆にだめだろう。
自分のいらいらを抑えるためにリモコンでバイブのスイッチを入れた。
「んっ」
「ひぁ!」
「ひぁってどうしたの?まりちゃん?」
「な、な、なんでもないです・・・。」
もしかして、まりちゃんも同じリモコン式バイブを入れているとか。
「ちょっとそこに座って。どういう経緯で発注失敗したのか教えてくれるかしら?」
彼女が座って、話し始めたのを見計らってバイブのスイッチの強弱を変化させた。
「製品企画部からは10、ま、まんこ、売りたいとのことで書類を貰ったんですけどぉぅ、
マーケティング部から売れるかどうか分からないから千個でテスト販売したらどうといわれましたがぁん、
営業部からお客さんに話してみたら好感触でいちおぅ、1ぉ万個ぐらいどうって言われていて混乱してぇ〜」
「ね、まりちゃん、大丈夫?体の調子が悪いみたいだけど。体調が悪いから間違えたのかしら?」
製品の数の万個と言う時にバイブを強くしているだけだけど、まんこまんこ連発しちゃって。ふふふ。
私の中でもバイブが動いているがもう十年以上もやっているので、この程度の刺激にはどうってことない。
「あ、はい、あの、はぁ、はぁ、大丈夫、です。」
「だいぶ損失が出てしまうわね。どうしようかしら。生産止められるかどうか交渉にモーター工場に行く?」
私はここでバイブを強にした。
「い、いく、いきますうううう」
彼女はビクビクと震えてイッてしまったようだ。
「間違えて購入するとか、これから注意しなさい。明日、工場に行きましょう。今日はゆっくり休みなさい。」
「はぁ、はぁ、はい。し、失礼します・・・。」
でもまりちゃんが失敗=気持ちいいにしないように気をつけなくっちゃ。
今度業績があがったらバイブのスイッチいれてみよう。
明日工場に行ってみて、もしモーターが生産済みだったらバイブやローターでも作れば処分出来るかしら?
などと考えながら帰路に着くのであった。<終わり>