目が醒めると火蓮さんとなぜか抱き合って寝てた。  
しかも、2人とも素っ裸。  
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!?なんでっ?」  
思わず叫んで飛び起きると、火蓮さんが眠そうに眼をあける。  
「にゃ〜、ねむい〜・・・ゆーき、朝から元気だねぇ〜、もうジュース抜けたんだねぇ〜」  
ダルそうに伸びをしながら火蓮さんが言うので、やっと昨日の事を朧気に思い出して、真っ赤になる。  
 
だって、火蓮さんに、火蓮さんは、ご主人様なのに、召使いの自分に、その、あんな事や、そんな事を・・・  
「あぅぁ〜」  
言葉にならずに変な声がもれると、火蓮さんが不安そうに見上げてくる。  
朝焼けに照らされた金の瞳が、とてもキレイなんだけど、それを堪能してる場合じゃなくて。  
「あっ、いやっ、そのっ、えっと、もっもう体大丈夫なんですけどっ、そのっ!」  
「だいじょーぶならいいやぁ♪まだ全然時間早いから、朝風呂一緒にいこっ?」  
ニコニコと、何事もなかったかのように手を取って火蓮さんが歩こうとする。・・・まだ裸ですが・・・  
ドアを開ける前にそれに気付いた火蓮さんが、落ちてたワンピースを着る。その間に自分もワンピースを着る。  
 
朝風呂は、とても気分が良かった。今度こそ、ちゃんと体を洗って、髪もあらってサッパリできた。  
しかも、今度は変な悪戯もされずに済んで、朝から変な声出さずに済んだからオッケーかな?と。  
アフアジュースの効果かどうか分かんないけど、傷ももう痛くない。傷跡はまだ残ってるけど、もう大丈夫。  
 
部屋に戻る時、火蓮さんがしきりに手を繋ぎたがるので、仲良く手を繋いで部屋に戻る。  
戻ったら、部屋がきれいに片付いてて、サイドテーブルにいつものように朝食が用意されていた。  
「えーと・・・結構早い時間ですよね?今って」  
「そうだねー、でも夕飯ちゃんと食べてないからお腹ぺっこぺっこー!」  
「自分達が部屋を出るの気付いて用意したって事ですよね?コレって。しかも、あんな状態のベッド片付けたって」  
「そりゃ、召使いだもん当然だよ♪あ、悠希はそんな事しなくていいんだよ?あたし付のヒト召使いなんだから、  
 ”あたしの色んなお世話”がメインのお仕事なんだからねっ♪さ、食べよーよ、もうお腹ぺこぺこ!」  
 
― 召使いなら当然 、なんだ。しなくていい、とは言うけど、ちょっと立場的にそれじゃいけない気が。  
なので、ご飯食べながら火蓮さんに打診してみる事にしてみる。  
「−って事で、このままじゃ自分としてはヤなんですよ。だから、何か簡単なお仕事とかさせてもらえないかと思って」  
ぷぅっと頬をふくらせて、火蓮さんは納得がいかない様子。駄々っ子みたい。  
「じゃあ、お母様に後で何かないか直接聞いてみてよ。あたし知らないからっ!」  
プン、と食べながらそっぽを向かれてしまった。かなり拗ねらせてしまった様子。どうしよう。  
「火蓮さん、ごめんなさい・・・」  
「悠希が謝ることないのっ!」  
余計怒らせてしまった。  
 
多少拗ねた火蓮さんの機嫌を取りつつ、ご飯を食べ終わってからお母様、蓮華様の部屋に向かう。  
部屋を軽くノックして声をかける。少しすると分厚いドアの向こうから、入室を許可する蓮華様の声。  
入ると、そこはまた何か不思議な部屋だった。  
 
真っ黒い部屋、と言うべきか。壁紙も、調度品も、全て真っ黒。漆黒の部屋。  
その中の真っ黒な長椅子に座る、夕陽に照らされたような赤みを持つ金髪のネコが1人。1匹?かな?  
「お、おはようございます蓮華様」  
「朝から珍しいわね。火蓮の使いでもしに来たのかしら、やっと召使いの自覚が出来てきたのかしら?」  
いきなり厭味をサックリ言われて凹む。  
「火蓮さ・・まは、召使いらしい事はするなと仰いますが、自分はそれでは納得できません。なので、蓮華様に、」  
「できる事を聞きに来たって事なのね。充分承知しました。昼までには考えますからもう下がりなさい。」  
「ありがとうございます、では失礼します」  
ぺこり、とお辞儀をして部屋を出る。はーっ、すっっごい緊張しちゃった!職員室に呼び出された時みたいだ!  
 
昼ご飯を、また部屋で2人で食べていると銀髪、ショートカットの可愛い少女ネコが手紙を持ってきた。  
 
銀色の髪の可愛い彼女は、何も言わず、ただにっこりと笑って自分に手紙を渡してくれた。  
でも、こっちの文字はアラビア文字みたいな感じで読めるわけもなく。火蓮さんが横から取って代わりに読み始めた。  
「えーと、だらだら書いてるけど要するに本読んで勉強しなさいって。それが充分身についたら用件を言い渡すってー」  
本?本なんか・・・と、首をかしげると、またニコニコと笑いながら少女が一冊の本を渡してくれた。そして、  
「では、ご主人様の伝言、確かにお伝えいたしました。」  
と、ハスキーな声で言うとぺこりとお辞儀をして出て行った。  
 
「本渡してくれましたよ、火蓮さん。何の本だろ?」  
「見せて見せて〜、んー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ゛あ゛あ゛っ」  
表紙を見た瞬間、火蓮さんが絶句。がっくりと項垂れてブツブツと何かぶーたれている。  
膝の上から本を取り、ペラペラとめくる。文字だけのページが多いんだけど、途中に挿絵が見えた。  
何やら凄いモノが、見え、た。  
 
「何コレーーーー!エロ本じゃんっ!?」  
ビックリして素の声をあげてしまう。何しろ、その挿絵は正にヤってますって言う男女ネコの姿が描いてあったんだから。  
「お母様、悠希を火蓮のホントのヒト召使いに教育するつもりなんだ、たぶんー」  
「ヒト召使いって、こういう事するって事なの?でも、火蓮さんも自分も女の子じゃないですかっ」  
焦りながら言うと、簡単に一言で片付けられた。  
「だって、ヒト召使いは基本的に夜伽の相手をするモノだからね、普通そーだもん。」  
でも・・・と、少し区切りを置いて、何かを考え始める火蓮さん。  
恥ずかしいんだけど、挿絵を見るだけ一応見始める自分。  
いや、絵自体はすっごい綺麗なんだけど。ホント、パっと見はSEXYなイラストなんだけど。でもねー。  
コレを覚えるようにって言われてるってのが、恥ずかしい。覚えるんだって思うと、抵抗ある。  
 
しかも、コレを自分がしてるってのを蓮華様が知ってるって時点で恥ずかしさ大爆発だ。  
 
ウダウダを頭の中で考えて口をバカみたく空けて茫然としてると。  
「んー、多分空牙の相手をさせられるって事かなー」  
ぽつり、と言葉を漏らす火蓮さん。クウガって何?仮●ライダー?  
「あたしの弟だよ。他にも下に何人かいるけどね。もうそろそろ頃合だしね、多分その時に・・・かなー」  
そのときに?自分が何かを、そのクウガさん?クウガ君?にするんだろうか。ナニをすんだろ?  
「それは、お母様が直接教えてくれると思うから。それまで、慌てないようにコレで色々覚えよ?ね?」  
ちょっと困ったような、悲しいような、そんな顔の火蓮さんを見て、これ以上質問できなくなっちゃった。  
「そっ、そういえば火蓮さんっ」  
強引に話を変えて雰囲気変えないと!  
なぁに?と小首をかしげる火蓮さん。可愛い・・・・・・じゃなくてっ!自分今朝から変!  
「さっきの子、可愛かったですねー。あぁいう風に自分も育ちたかったなー、って思って」  
「ああ、莉琥ね。あの子、オスだよ?お母様、可愛いオスが大好きだから可愛い間は手近に置いて可愛がるの」  
今度は自分が絶句。  
「えー、だって、だって、スカートはいてたし、動きとかもう何か優雅だったしっ」  
「そういうのがお母様好きなの。趣味なんだもん。結界で村を守ってる村長だから出来る我侭だよねー」  
ハァ、と溜息つきながらぼやく火蓮さん。村長さんってだけでこんなすごい家の理由が少し分かった気がする。  
「じゃ、今日はとりあえずこの辺読んでみようか。字は読めないよね?あたしが読んだげるから、挿絵見てね」  
 
それからしばらく、火蓮さんが本を読んで、自分は絵を見て頭の中に詰め込む、という状態が続いた。  
・・・・・・・・いや、まぁ、たまに火蓮さんが『本の通りにしてみなきゃわからないよ〜』とか言って胸さわったりしてきて困ったけど。  
お兄ちゃんが見てたえっちなビデオとかで、よく女優さんがアンアン言ってるのがウソみたいだって思ってたけど、ホントだったんだって、それで実感したなんて恥ずかしくて恥ずかしくて。  
 
で。  
本を受け取ってから一ヶ月近く過ぎて、一応一通り本に目は通した。  
そりゃ、見てて自分がやれ!って言われてもムリだよー、って思う事とかあったけど、知識としては一応叩き込めたと思う。  
蓮華様に、それを伝えに行く事にした。  
 
コンコン、とドアを叩いて、また声がして。中に入ると、やっぱり一面黒い部屋。そして金の髪の蓮華様。  
今日は、その中に蓮華様だけじゃなくって莉琥君も一緒にいた。午後のお茶をしていたらしい。  
 
「あら、しばらくぶりね。お勉強ははかどっているのかしら?」  
「いっ一応一通り目を通しましたが、自分はこの後どうしたらいいのか聞きに来たんです」  
そう、と言って蓮華様が少し俯いて考え出す。  
ただ立っているのもキツイから、目線をウロウロさせてると、莉琥君に目が止まった。  
 
相変わらず、肩で綺麗に揃えてある銀髪、アイドル顔負けの女顔。視線に気付いて、ニッコリとこっちに微笑む。  
コレで男の子だなんて言われててもやっぱりそうは思えない。女の自分なんかより絶っっっ対美人で可愛いって!  
莉琥君を見ながらぼーっとしてると、蓮華様が動く気配。  
ハッ!としてそっちを見ると、いつの間にか目の前に立っていた。  
 
「服、脱いで。」  
「は?」  
「聞こえなかったの?服を脱いで、と言ったのよ。勉強の結果を見せてもらうわ、それで決めるから。」  
キッパリとした声で言われて硬直する。  
服を?今?ココで脱げ?莉琥君いるのに?  
動揺したまんま、莉琥君に目線を走らせると、自分の思惑に気付いたのか莉琥君が顔を赤らめて背中を向けてくれた。  
「どうしたの?私の言うことが聞けないの?ヒト召使いと言うのは我侭なのね・・・」  
ハァ、とため息をつかれながら言うのを聞いて、慌てて服を脱ぎだす。  
 
下着だけでちらっと顔を見ると、それも脱ぎなさい、と言われる。  
仕方ないので脱ぐ。正に身一つ。一糸纏わぬ状態ってヤツ。一応手で胸と下を隠すけど、隠しきれない〜・・・  
「莉琥、いつものように相手なさい。今日はそこのヒト召使い相手よ、わかったわね?」  
相手・・・?  
不安になって蓮華様を見る。  
「お前で本当に役目をはたさせて良いかどうか、莉琥を相手にしてもらって見極めます。  
 あの本に目を通したのならわかるでしょう?メスがオスに何かする、オスがメスに何かするならば、どうしたらいいのか。   
  私はそれを見て、判断します。床がいやならば奥の寝台を使っていいわ、わかった?」  
 
ぱにっく。  
 
だって、あの本にあった事をしろって事は、エッチをするってことで、でも、自分は、まだ処女なんだもん!  
確かに、火蓮さんとここ一ヶ月くらいはしょっちゅうえっちな事してたけど、でもまだ何もしてない!  
「ああ、お前その様子からするとまだ初めてなのね。最後までしなくても結構よ、もっている知識を見せてご覧と言っているだけよ。」  
幾分か調子が和らいだ感じの蓮華様の声。  
「見せる、って、あの、どうしたら」  
「そうね・・・莉琥は色々できるコだけど、莉琥が何も知らない相手だと思って教えるつもりでやってくれる?」  
 
ちらっと莉琥君に目を走らせる。こっちを見てる莉琥君の顔は、まだちょっと赤いまんま。  
莉琥君は女の子みたいな顔してるんだから、火蓮さんとしてるみたいに考えれば・・・イケるかな・・・  
「わかりました・・・寝台使わせていただいていいでしょうか?」  
椅子に深くかけなおして、蓮華様がコクリと頷く。  
 
恥ずかしいのを我慢しながら、ベッドまで歩いてから、莉琥君を手招きした。  
 
自分はベッドの端に腰かけてる。  
莉琥君が、横に座ると、ぎしって音がなって自分の体が一瞬強張るのを感じた。緊張する。見られてる、なんて状態じゃ余計。  
火蓮さんが、いつもしてくる時はキスしてくるんだっけ。  
ちゅ・ちゅってほっぺたとか首とかにキスしながら服を脱がせてきて、くすぐったくて体よじるとそのまんま押し倒されて〜・・・  
今回は、自分がそうやってやっていく側なんだから、あの本にあった事も思い出しながらしなくっちゃ。  
 
ファーストキスじゃないから、抵抗感は少ない。けど、男の子相手は初なんだよなぁ・・・相手が可愛い系で良かった?かも。  
そっと莉琥君の顔に手を添える。こっちを軽く向いてくれるように手をそえて、そっとほっぺたに『ちゅっ』とキス。  
彼も緊張してるのか、体に力が入ってるのがわかる。何度か軽くキスをほっぺたとかおでこにしてると、お互い体の力が抜けてきた。  
 
そっと、1回だけ唇に『ちゅっ』ってしてみる。  
ちょっとだけ顔を離して、目線を合わせてじーーーって見つめる。火蓮さんとこうやるのが何か大好きなんだもん。  
今日は、火蓮さんじゃなくって莉琥君だけど。  
 
ニコってしてから、もっかい唇にキス。離して、もっかい。莉琥君の唇をついばむようにキスの雨を降らせる。  
なんとなく、深くキスをしてみる。莉琥君が何もしてこないから、彼の口の中を一杯動いてみる。  
少し動かしてると、莉琥君がちょっとづつ動きに合わせて舌を絡めてきた。  
(あ、そうか・・・初めての相手だと思ってしなさいって意味、こういう事なのかな。初めてのキスじゃ何もわかんないよね)  
唇を離して目をあけると、ぼんやり目を開いてて、口は半開き、頬はピンク色に染まってる莉琥君の顔。  
火蓮さんも可愛いけど、莉琥君はホント可愛いな・・・いろいろしちゃいたい感じ。  
 
手を下に移動して、莉琥君のシャツのボタンを外す。ただはずすだけじゃなくて、外そうとしてる間も首に軽くちゅっちゅキスしてみたり。  
どうやら鎖骨付近が弱いみたいなので、その辺を狙ってちゅっちゅキスする。  
 
シャツを脱がして、ズボンも脱がせて。莉琥君は下着1枚だけ。  
こっちでも、トランクスはあるんだな、ってちょっと思った。  
前が何かふくらんでるのは・・・自分が色々した事で反応してくれてるって事だよね?ね?ちょっと嬉しい。  
一瞬恥ずかしくて躊躇ったけど、小声で『パンツも脱いでもらえる?』って莉琥君の耳にささやいた。  
「ハイ」  
小さく返事して、莉琥君が脱ぐ。ベッドの上で、2人で正座して向き合う。  
・・・・・・・・・・・・お兄ちゃんの、おっきくなったらこんなになるんだろか。莉琥君のおちんち・・、おっきい。  
「あの、胸、さわっても、いい?」  
おずおず、と莉琥君が聞いてきた。あ、そっか。”初めて”だったら、胸に興味行くよね。  
「いいよ、でも強く握ったりすると痛いから、そっと、そーっとね。」  
相手は”初めて”のコなんだ、そう言い聞かせながら手を取って、自分の胸にさわらせる。  
きゅ、っと莉琥君が手を握るように胸をつかむ。そのまま、ふにふにしたり、こするようにさわったり。  
たまに、頂点とかつまんでみたりするもんだからついつい、声が出ちゃう。  
「声、いたいの?やめる?」  
心配そうに言うから、大丈夫だよ、って言うと莉琥君が嬉しそうに微笑んでまた胸をさわる。  
えっと、初めてって事は説明とかするって事なのかな。って事は・・・・恥ずかしいけど・・・言わなきゃ。  
「あのね、莉琥君」  
言いながら体育座りの格好に体勢を動かす。顔から火が出そうな位恥ずかしいけど、足を開いていく。  
「いっぱいさわって、”気持ちいい”になると、女・・メスは、ココがびしょびしょになっちゃうの」  
「あ、ホントだ。すごいね、一杯なんかなってるね」  
莉琥君の指がソコをかすめる。ひ、と一瞬声が出た。  
「ソコはね、一番敏感で一番大切な場所だから、手荒にさわっちゃイケナイんだよ。さわってもいいけど注意してさわってね」  
言いながらギュッと目を瞑る。恥ずかしくて、これ以上莉琥君の顔見てらんない。  
 
その時。  
 
「ハイ、そこまででいいわよ。莉琥、お疲れ。あなたも服着ていいわよ、もう充分わかりました。」  
それまで無言で、気配なんてホント消してたのかわかんないけどいるのも忘れる位だった蓮華様の声だった。  
莉琥君が服を拾って来て、体にかけてくれた時、耳元で「ゴメンね」って言ってくれた。  
 
服を着終わると、蓮華様がニッコリと微笑んで結果を伝えた。  
「合格。”初めて”の相手に”教える”のがそれなりに出来ていました。あなたにやってもらいたい仕事、教えましょう。」  
ゴクリ、と喉が鳴る。隣にいる莉琥君に聞こえちゃうんじゃないか、って位思いきりのんじゃった。  
「空牙という、火蓮の弟がいるのですが、あの子色々と教えてもらいたいの。普通のネコ相手じゃ、万が一妊娠されても色々と面倒ですしね。その分、ヒト召使いだったらその可能性はありませんから。あなたも安心でしょう?  
 すぐにしろと言うわけではありません。多少面識出来てからでいいでしょう。お願いするわね。」  
頭で理解できないまま、返事をして、退室して、部屋に戻ると火蓮さんが抱きついてきて。  
一体何を受けてきたのかって聞かれて、言われた通りに説明すると。  
「あ、そうなんだー。空牙は可愛い子だよ、ちょっと甘えん坊だけどねー。あたしソックリの子だから、悠希も気に入るって!」  
と、よく分からない励ましをされてしまった。  
 
とにかく、自分は大好きなご主人様のお母様の命令でご主人様の弟に色々”えっちなこと”を教える先生?になったって事かな。  
こっちの世界の慣習は理解できない・・・自分のいたトコでこんな事言われたら『セクハラ』だの何だの言われちゃいそうだ。  
 
火蓮さんの弟で、ソックリならきっと可愛い少年なんだろうな、って思って顔がにやけてたらしいのは火蓮さんに言われて気付いたのは秘密。  
 

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