「お兄、お兄…朝だよ」  
美香に体を揺すられる。  
「ふわぁぁぁ…おはよう」  
かなり眠いがとりあえず体を起こす。  
ことが終わったあと一緒にベッドに入って、美香にたっぷりとお兄がどれだけ好きか聞かされてる途中で寝てしまったみたいだ。  
「まだまだいっぱい話したかったのに、お兄ったら寝ちゃって…」  
不満そうな顔をしている美香。  
「おはようのちゅーしてくれたら許してあげる!」  
そう言って目の前まで近付いてきて目を閉じる。  
チュッ…  
軽く触れる程度のキスをした。  
「うん、許しちゃう♪じゃ、ご飯できてるから一緒に食べよ?」  
満足そうに笑みを浮かべる美香。  
先に起きて朝食を作ってくれたようだ。  
いつものことながら気が利く妹だ。  
朝はトーストにハムエッグにサラダと基本的な感じだが、美香が作るとなぜか美味い。  
朝食を堪能しながら話しかける。  
「そういえば今日は何時くらいに帰るんだ?」  
「気になる?」  
なんだか嬉しそうに聞き返してくる美香。  
「まあな。何時までいるかで予定も変わってくるし、美香が早めに帰るなら夕飯どうするかとか考えなきゃいけないしな」  
また美香が不満そうな顔になる。  
不満そうな顔のまま、美香は向かい合うような形で俺の膝の上に座ってきた。  
「お兄は私と一緒に居たいと思わないの?」  
「いや、思うのは思うけど、美香に予定あったら邪魔しちゃ悪いし…」  
「そういう優しいお兄も大好きだよ。だけど恋人になったんだからもっと強引に…」  
いきなり唇を重ねられた。  
頭に両手をまわして舌を入れてくる美香。  
れろ、んちゅっ、くちゅっ…  
口の中をたっぷりと舐め回され、ようやく唇が離れる。  
「こんな風にされて、一緒に居ろって言われたりしたいんだよ」  
「美香?」  
甘えるように抱きついてくる。  
「今日も泊まるからね?せっかくお休みなんだから、お兄とずっと一緒に居たいもん」  
「俺も美香と一緒に居たいよ」  
頭を撫でながら美香に答えた。  
 
美香はしばらく俺の膝の上から動かなかった。  
「お兄の匂いがする♪」  
と、俺の背中に手を回してぎゅっと抱きついて離れない。  
頭を撫でたり、頬を触ったり、首を軽くくすぐってみたり…とにかく俺からされることをひとつひとつ幸せそうに受け入れていた。  
テレビをつけても美香は向きを変えようともしない。  
結局、昼頃まで膝の上でひたすら俺に甘えていた。  
お昼は昨日の夕食の残りで簡単にすませた。  
片付けが終わった後、美香は何か探してるみたいだった。  
「手伝おうか?」  
「もうみつけたから大丈夫♪」  
そう言って何かを手に持って俺のところに来る。  
「お前、それ…」  
美香が持ってきたのは隠しておいたエッチな本やDVDだった。  
「お兄がどういうのが好みなのか気になってね。一緒に見よう?」  
最初は俺が渋っていたが、美香に押し切られ一緒に見ることになった。  
 
 
「お兄はこういうこと私にしてほしい?」  
「それはしてほしいけど…」  
「わかった♪」  
そう言って、美香はお風呂の用意をしだした。  
「ほら、一緒に入ろ?」  
美香に手を引かれ、お風呂場に入る。  
「さっきのだと男の人の服を脱がせてたから、お兄の服脱がすね♪」  
さっさと自分の服を脱ぎ、俺の服を脱がしにかかる。  
「んしょっと…じゃ、お風呂入ろ♪」  
美香にされるがまま服を脱がされ浴室に入る。  
「じゃあ、お兄の体を洗うね♪」  
こんな感じかな?とか言いながらボディソープを直接体に塗り始める。  
塗り終わると背中に抱きつき、ぬるんと体を擦り付けてきた。  
「美香、凄い…」  
胸の感触が凄かった。  
背中にはっきりと胸を感じる。  
ぬるぬるで動き回るのがたまらなく気持ち良かった。  
「美香、もっと」  
つい要求してしまった。  
「うん、いっぱいするね♪」  
さらに密着度を高めて上下に動かす。  
しばらく動くと  
「前も洗わないとね♪」  
と前にまわってくる。  
「お兄、おっきくなってる♪」  
そう言いながら抱きついてくる。  
「お兄、キスして?」  
言われるまま美香にキスした。  
 
ちゅっ、ちゅっ…  
キスしながらも器用に前も泡だらけにしていく。  
「上手にできてるかな?」  
「あぁ、かなり気持ちいいよ」  
素直に答えるととても嬉しそうにする。  
「ここも気持ちよくするね♪こうでいいのかな?」  
とっくに大きくなってるモノを握り上下に手を動かす。  
「もっと強く握って…あぁ、いい!」  
言った通りに強くされ、かなり気持ちいい。  
「お兄、気持ち良さそう♪ならもっとしてあげるね!」  
シュッ、シュッ…テンポが上がる。  
「あっ!」  
つい声をあげてしまう。  
「出そうだからもういいよ!」  
止めるどころかさらにペースが上がる。  
「あっ、出る!」  
ビュッ!っと美香の手に出してしまう。  
「あは、お兄気持ち良かったんだね♪次は私の体を洗って?」  
 
美香がイスに座り、俺が美香を洗う番だ。  
手にボディソープを軽くつけ、後ろからいきなり胸を掴んだ。  
「あん、お兄のエッチ♪」  
ボディソープのおかげで強くしても痛くないみたいだ。  
力一杯美香の胸を揉みしだく。  
「あっ、あぁ…」  
声をあげる美香に俺の方を向かせ  
「んぅ、あぁっ、んむぅ」  
キスしながら胸を揉む。  
片方の手をゆっくりと下へすべらせていき、美香の股の間に入れる。  
「あっ、お兄っ、いきなり指入れちゃだめっ!」  
そんな美香の言葉を無視して中を掻き回す。  
「激しすぎっ、あっ、あぁ!」  
一本だった指を二本に増やす。  
「だめっ、イッちゃう!」  
二本の指を暴れさせていると美香の体がビクビクッっとする。  
「はぁ、はぁ、はぁ…」  
 
「お兄と見たのとはちょっと違っちゃったかな…でも気持ち良かったね♪」  
泡だらけになった体をシャワーで流し、二人でお湯につかっている。  
「気持ち良すぎだったかな」  
「お兄が気に入ってくれたならまたしようね♪」  
そんな会話をしながら二人でゆっくりとつかっていた。  
 
風呂からあがってベッドに座ってくつろぐ。  
「お兄♪」  
隣に座って寄りかかってくる美香。  
「まったく、今日の美香の甘えっぷりは凄いなぁ」  
腰のとこに手を回して少し抱き寄せてやる。  
「今日は幸せすぎだよ♪」  
「まだしてないことがあるだろ?」  
美香をベッドに押し倒す。  
「きゃっ!お兄ってかなりエッチだよね」  
「嫌か?」  
「全然♪」  
まるでそうするのが当たり前みたいにキスをした。  
美香の服の中に手を入れて直接胸を触る。  
「お風呂のときもそうだったけど、お兄っておっぱい触るの好きだよね♪」  
なんか見透かされてるみたいでちょっと恥ずかしくなる。  
美香の服を脱がしにかかる。  
「すぐ脱がせるんだね?」  
風呂あがりでラフな格好をしていたためすぐに脱がし終わる。  
「ひゃん!」  
いきなり美香のあそこに触れたため、美香が可愛い声をあげる。  
さっきまでお風呂でさんざんいちゃついてたからもう濡れていた。  
「えっと、こうかな?」  
美香をよつんばいにする。  
「入れるよ」  
「うん」  
美香の了解を得るとすぐに美香の中に入っていった。  
「あぁぁっ、またお兄とひとつになっちゃったね♪」  
美香の腰を掴みゆっくりと動き出す。  
「あん♪」  
こうやって後ろから美香を攻めていると犯してるみたいな気分になる。  
だんだん動きが速く、乱暴になっていく。  
「あっ、お兄、激しっ!」  
声をあげ、乱れる美香を見たくて余計に乱暴に動く。  
「もっとぉ、ゆっくりぃ!」  
体を倒して美香の胸を揉みながら突く。  
「お兄っ、だめっ!優しく…」  
「もう出るから、もう少しだから!」  
「あっ、一緒、一緒にっ、いこ?」  
パン、パンッと強く腰を打ちつけできるだけ奥に入れる。  
「あっ、あぁぁぁぁ!」  
また中に出してしまった。  
「お兄の熱いのまた中に出されちゃったね♪」  
「えっと、ごめん…」  
「謝らなくていいよ。でも奥に出されちゃったから当たっちゃうかもね♪」  
「それはちょっと困るかも…」  
「どうして?」  
美香が少し不安そうな顔になる。  
「二人きりじゃなくなるだろ?」  
「お兄!」  
美香に勢いよく抱きつかれた。  
 
二人で夕飯を食べるのも忘れてひたすら求めあった。  
 
 
終わり(続くかも…)  
 

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