<<good morning in>>  
 
チッ………………チッ………………チッ………………  
夢から覚めていく途中にある僕の耳に、規則正しい機械音が入ってくる。  
毎日聞いたことのあるその音に、僕は最初、  
枕元にいつも置いてある、小さい頃お父さんに貰った時計だと思った。  
だけどよく聴いてみると、微妙に違う音も混ざっている。  
チッ……ぺし……チッ……ぺし……チッ……ぺし……  
・・・・・・“ぺし”ってなんだ?  
ちょっとだけ目覚めに近づいてみると、何か柔らかい物が僕の頬に周期的に当たっているみたい。  
痛くは無いけど、くすぐったいような妙な感覚に、その物体が何なのか、妙に気になる。  
そして僕は、思わずその物体を、手で強く握り締めてしまった。  
ぺし……ぺし…………………………・・・・・・べシんッッ!!!  
「っぁ!! 痛ッ!!」  
その何かに顔を思い切り叩かれて、痛みの余り思わず手で顔を押さえる。  
これで完全に目が覚めてしまった。やだなこんな目の覚め方……。  
 
「あれ?」  
そこで初めて、僕は自分の部屋じゃないところに居たことを思い出した。  
「んふぅ………タクヤぁ…………」  
ちょうど“僕の上”に眠っていた、茶色い兎の耳を持った女の子は、  
兎の国のお姫様、『ホワイトパール・セレスティ・アリアンロッド』様、略称セラ様。  
なんというか、僕のご主人様。  
魔法の実験で失敗して、僕を異世界から引きずり込んでしまった張本人らしく、  
僕が元いた世界に帰れるまで面倒を見てくれるといった、優しいお姫様。  
だけど、一番傍に居られるからと、僕の居場所はご主人様の召使いに落ち着いたみたい。  
ご主人様は「召使いじゃなくてあくまで客人」のスタンスを取っているみたいだけど、  
一番の問題はというと……なんというか僕の最初の仕事の………  
 
−−ひゃぅ、タクヤッ、、そこ駄目ッ、、しっぽ弱いのぉッ!!−−  
 
やば、鮮明に思い出しちゃった。  
 
そのとき突然、がちゃりとドアが開き、元気な声が飛び込んできた。  
「セラ様! おっはようございまーす!!」  
恥ずかしさと痛みで真っ赤になった顔のままそっちを向くと、  
白い髪と白い耳を持った兎が1羽、そして手には大きなスーツケースが3つ。  
……重くはないのだろうか?  
「あ、もしかしてキミがセラ様の新しい召使いさん?」  
その女の子がスーツケースを「ぽいっ」と手放すと、それは「どすっ」と絨毯にめり込んだ。  
僕は上半身を、セラ様が起きないようにそっと起こすと、  
僕に抱きつくように熟睡したままのセラ様は「でろーん」となる。  
ベッドの上に座ったままの僕と目線の高さを合わせ、「ずずいっ」と僕を覗き込んだ。  
長い耳が僕の頭の上まで来ている。  
「ええと、あの……?」  
思わず身を引く。この娘が来てからSE多いな、なんて。  
「あはは、顔真っ赤に腫れてる。セラ様の“黄金の耳”もろに食らったんでしょ?」  
なにそれ?考えたくないかも。  
「うーん……容姿は次第点かな? キミ、経験豊富?」  
なんか僕を鑑定しているみたい。  
「経験……って何の?」  
「えっち」  
彼女の即答に条件反射で目線を逸らした。多分僕の顔もっと真っ赤になったんじゃないか?  
何でみんな、こう………なんだろう。その、嬉しいけど。  
「ふむふむ。経験は無いけど脈はアリ、と」  
……お察しの通りでございます。  
 
「ま、それはどこかに置いといて、まずはセラ様を起こさないと」  
そういえば、さっきから騒がしいのにセラ様が起きる気配が無い。  
相変わらず僕の体の上で「でろーん」としたまま、可愛らしい寝息を立てている。  
今気づいたけど、この体勢はセラ様の身体を妙に意識してしまうかも。  
その……体温とか。  
 
「で、何期待しているの?」  
見れば、いかにもワクワクと僕の顔を覗き込む兎。  
「なにって……もしかして普通に起こそうとしているの?」  
どういうことだろう。  
「普通に…じゃ駄目なの?」  
さりげない疑問に、その兎はニヤニヤしながら答えた。  
「うん。セラ様は“目覚めのちゅー”じゃないと起きないんだよ?」  
あ、そうなんだ。1つ勉強になったかも。  
 
 
 
!?  
 
<<good morning continue>>  
 
 
<<good morning resume>>  
 
「んみゅ〜………ナナ? 私そんな変な身体してませんですよぉ」  
さっきからずっと僕に抱きついてるセラ様の、僕の背中に回した腕に一瞬だけきゅっと力が入った。  
もしかして起きてくれたのかな?  
「あ〜あ。セラ様起きちゃった」  
頬を膨らまして、さも詰まらなそうに、ナナと呼ばれた傍らの兎がそっぽを向いている。  
……いや、僕からすれば、なんというか……眠った相手をキスで起こすなんて、  
恥ずかしくてできないわけでして。  
セラ様がキスでしか起きないなんて、そんなのは……たしかにアレだけど……。  
 
そうこうしている間に、セラ様がゆっくりと身体を起こした。  
「あ、おは……」  
ぴっ、と人差し指を僕の唇に当て、静止を強要するセラ様。  
いきなりの事に僕の体がびくっと跳ねる。  
対してセラ様は、寝惚け眼を擦りながらまだ目が完全に覚めていない様子。  
「んと。面白そうだし、今日からそうしてほしいの。だからまだ言っちゃダメ」  
「え?」  
僕の理解が追いつく前に、今にも二度寝しそうなセラ様は、ゆらゆらと人差し指を宙に躍らせていく。  
指の通った軌跡は光の筋となって、その残像が小さく簡易な魔法式を形成した。  
「天地玉兎、起律、改変、おやすみ、ふみゅぅ〜」  
小さく呪文を呟くと、そのままセラ様は夢の世界へと旅立っていってしまった。  
再び持たれかかってくるセラ様の柔かな身体を、僕は軽く受け止める。  
 
ん? 今の魔法はもしかして!?  
 
「セラ様! ナイス!!」  
大きな声で叫んだのは、再び活力を取り戻したナナさん。  
「兎のお姫様は魔法にかかって100年の眠りについちゃった。  
 眠り姫の目を覚ます方法は……さっき言ったよね?」  
「!? ご主人様!?」  
セラ様の肩を両手で掴み、激しく前後に揺すってみるものの、首と耳が揺れるだけで起きる気配が全く無い。  
「そんなことじゃ起きないよ。お姫様が起きるのは王子様のキスでのみ。  
 これは古来から通用してきたルールで、一種の解呪の魔法なの。  
 この場合はとても王子様とは言えないけれど……要は気持ちの問題だから、ぎりぎりセーフ」  
ぴっと人差し指を垂直に立て、どこか先生気取りで解説する。  
「……僕がキスをしないと、ご主人様の目は覚めないんですよね」  
無言で頷く兎。僕は頭を振って、頭の中を真っ白にしておく。  
セラ様をベッドにゆっくりと寝かせ、そして……。  
 
 
というところでナナさんが後ろから抱き付いてきた。  
「んと、基本はそれでいいんだけど……セラ様はそんなことじゃ、満足しないと思うんだ」  
その至極甘ったるい声に、僕の背筋が凍りついた。  
ナナさんの指が、僕の胸から胴、腰へと移り、  
そして、僕の“そこ”を、その細い指でゆっくりと撫で上げる。  
「どうせだから、お話は大団円で……終わらせたいでしょ?」  
「あ、あの……………んぐっ!!」  
驚いて振り返る僕の唇が、その兎の唇によって塞がれる。  
そのまま強引に舌を入れられ、そして、唾液とは違う、少し粘ついた苦い液体が、僕の喉に流し込まれた。  
 
「…………ぅあ………………っ……」  
後ろから抱え込むように、ナナさんの右手が僕のそれを上下に扱いている。  
一人でするのとは違う、他人から与えられる鈍く鋭い刺激は、  
昨日僕が初めてセラ様から教えてもらった快感という感覚。  
パジャマのズボンも借り物の下着も全部下ろされ、体はベッドに顔だけ伏せた格好で、  
両手首は後ろ手で背中に押し付けられる形でナナさんの左手によって拘束されて、  
多分僕の顔は耳まで真っ赤になってて……うわ、本当に気持ち良い。  
「んふふ、特製媚薬、ヒトにも効くばーじょん。どんな感じ?」  
「ち、ちょっと、もう………・・・・・・え?」  
本当に、達してしまいそうになるほんの少し前なのに、  
ナナさんの手は僕から離れ、そして拘束が解かれる。  
僕の目は、無意識の内に離れていく手を追っていた。  
「限りある資源は、本番のために取っておかなくちゃ駄目だよ」  
意地悪っぽくそう言って、ナナさんはスカートのポケットの中から赤い小瓶を出した。  
中の液体は半分ほど無くなっている。多分さっき僕に飲ませた薬。  
それをナナさんは口に含み、先ほどと同じように口移しで、今度はセラ様に飲ませた。  
ぴちゃぴちゃという舌が艶かしく絡み合う音が、僕の耳にはっきり届く。  
ナナさんは、そのまま手を伸ばし、セラ様の大事なところをゆっくりと擦っていた。  
その度にセラ様の身体はいやらしくくねり、半開きの口からは  
「ん……んんっ…………んぁっ…………」  
という感じのくぐもった声が漏れている。  
その恥ずかしい姿に僕の目は釘付けになってしまっていた。  
 
「そこの召使い君……えと、名前なんだっけ」  
「え………………タクヤ………………」  
「んじゃタクヤ、どうする?  
 セラ様を起こしてから入れるか、寝かせたまま入れるか、それともここで止めるか」  
そんなことを聞いてきた。その間もその手はセラ様を愛撫するのを止めない。  
「セラ様もキミも、我慢できるならここで止めちゃってもいいけど……できないでしょ?」  
そう、さっきから僕の体はずっと御預けを食らっていたわけで。  
頭は冷静だけど、それでも言う事をきかない。多分こういうのを発情と言うんだと思った。  
「そ、その…………セラ様にも聞かないと………………」  
火照った身体で呟くように言う。  
「そっか。さすがにキミだけに聞くのはキミにもセラ様にも悪いよね」  
へへ、と彼女は申し訳なさそうに苦笑い。  
「じゃ、起こしてあげて」  
そう言うと、僕に場所を譲るためにナナさんはセラ様から距離を置いた。  
僕は仰向けに眠るご主人様を、改めて覗き込む。  
頬が僅かに赤い……あんなことされたら当然か。  
「失礼します。ご主人様」  
 
 
ご主人様の髪の毛は、月の光の下で銀色に輝く。  
今は日の光の下。ご主人様の茶色の髪の毛は、  
カーテンの隙間から漏れる太陽の光で金色に輝いていた。  
 
 
「ん、あぅ……」  
ゆっくりと潤んだ目を開けるセラ様。  
「あ、あの。おはようございますご主人様」  
今まで生きてきて、誰かを起こすときにこんな起こし方をしたのは始めて。  
照れから目線を逸らしていると、ふいにセラ様が呟いた。  
「んみゅ……タクヤもおんなじだね」  
 
「? 何が……ですか?」  
見ると顔を真っ赤に染めたセラ様がもじもじと身動ぎしている。  
目線は僕の顔から、下のほうへと移り……  
「って、うわぁぁっ!!」  
完全に忘れてた。僕下に何も着ていないんだった。  
大慌てて脱ぎ散らかした服でそこを隠した。  
「もう、隠さなくても良いのに」  
ナナさんがさらりと言うと……身体を横にしたままのセラ様も無言で肯く。  
そして、もぞもぞとパジャマを脱ぎ始めた。  
「ほらね。セラ様もキミと同じで我慢できないんだよ」  
おずおずと足を開いていくセラ様。  
僕の位置からセラ様の秘部がしっとりと濡れているのがわかった。  
恥ずかしさからか、セラ様は顔の半分を毛布で隠す。  
兎特有の長い耳と、毛布から出た半身が、確実に僕を誘っていた。  
「タクヤ、きて、いいよ……………」  
ゆっくりと頷く。  
 
膝立ちのままの不安定な足取りで、柔かなベッドの上を移動していく。  
セラ様の開いた足の間に身体を潜り込ませ、付け根の部分に僕の物を当てる。  
「あ、あの……上手くいかないかもしれないですけど……」  
潤んだ目でセラ様は頷く。  
そのまま思い切って、僕は腰を前に押し出した。  
 
「はッ……あぁッ…………ッ!!」  
一体どちらが上げた声なのか。  
昨夜の半ば寝惚けた時の感覚とは違った気持ち良さが駆け抜けていく。  
僕がゆっくりと腰を前後するたびに、セラ様は僕に絡みつき、そして2つの嬌声が部屋を駆け回る。  
「あっ、やぁッ、んッ!!」  
セラ様は毛布を口元に当て、必至に声を抑えようとするけど、隙間から声が漏れていく。  
目を硬く瞑ったまま、セラ様は与えられる刺激に身体を振るわせた。  
くちゃくちゃという水音に視線を下げると、僕のそれがセラ様の中に出入りするのが見て取れる。  
「っ、気持ち良いよ、タクヤぁッ……うぅん」  
スピードを上げる。  
昨夜とは違う、自分がリードしているというこの状況に、  
僕はすごくいけない事をしている気分に陥った。  
 
「すごい。セラ様ぐちょぐちょに犯されてる」  
熱のこもった声が聞こえ、一瞬それが僕の声かと錯覚した。  
ベッドの脇ではナナさんが僕たちの行為を眺めながら1人えっちしていた。  
既に下に来ているものは取り払われ、その手は直接秘部を弄っている。  
ふと、ナナさんはセラ様の耳に顔を近づけ、小さな声で呟く。  
「セラ様。タクヤの硬いのが“ぐちゅ、ぐちゅ”って出入りしているの、聞こえるでしょ?」  
セラ様はぶんぶんと首を横に振る。  
自分が恥ずかしいことになっているという事を必至に否定していた。  
「うふふ、セラ様か〜わい〜」  
セラ様の頬をナナさんは一度舐め、そして、あろう事かセラ様の顔の上にお尻から圧し掛かった。  
「セラ様、ボクも気持ち良くなりたい」  
「ちょッ、ナナさん!!」  
僕が声を上げるとナナさんは口の前に人差し指を立て、僕の言葉を遮った。  
よく見るとセラ様はそれを拒むことなく、ナナさんのそこを舐めている。  
「あ、あん……セラ様ッ……」  
 
僕の肩にナナさんは両手を置き、腰をセラ様の顔の上でゆっくり円を描くように揺らす。  
ナナさんからも同じように水音が響き、2人分の水音で室内がさらに甘美に彩られた。  
「あはは……んんッ……ボクもセラ様と同じ淫乱になっちゃった」  
上気した顔でナナさんが言う。  
「う゛〜〜〜〜〜〜〜〜!!(怒)」  
その言葉に反抗してか、セラ様の中が突然きゅっと締まった。  
「はぁッ、、ご主人様、そんなに締めたら……ッ!!」  
「や、やぁッ!! セラ様、舌入れないでぇッ!!」  
ナナさんの上半身が倒れ掛かってくる。  
下半身はセラ様の両手で押さえられているため、セラ様の舌から逃れることができない。  
僕自身も限界が近い。  
手を離しても勝手に上昇していく2人に付いていこうと、必至に腰を動かす。  
もう“愛し合う”レベルじゃなく“無理やり犯す”と表現した方が正しいくらいに。  
「だっ、ダメッ!!、、セラ様、そんなに暴れないでッ!!」  
剛直をセラ様に突き入れるたびにセラ様が震え、ナナさんが悲鳴を上げる。  
2人を同時に犯している感覚に、僕も耐え切れなくなっていく。  
「はぁん、んうっ、、セラ様、タクヤ、一緒にイこう?」  
そういうと、ナナさんは手を伸ばして……セラ様の最も敏感な突起を、その指で擦りあげた。  
「ん゛〜〜〜〜ん゛う゛───!!!!」  
セラ様の中がこれ以上ない位に締まり、そして身体がびくんびくんと痙攣し、絶頂を迎える。  
「ああッ!! セラ様!! 私もイッ………っ!!!!」  
「ッ!! ご主人様!! ごしゅじんさまッッ!!!!」  
その刺激に、僕とナナさんも次いで絶頂を迎えた。  
 
 
一頻りセラ様の中に放出しきると、今までの疲れがどっと出てきて、  
僕の体は他の2人と同じようにベッドに倒れこんだ。  
3人とも一言も交わさず、ただ今までの余韻を楽しんでいる。  
何の音も聞こえない、安らかなる完全な静寂が、暫しの間辺りを包んだ。  
 
「……うそ、もうこんな時間!?」  
突然セラ様とナナさんが飛び起きた。  
「やばっ! セニア様もう帰ってきてる頃だ!!」  
ナナさんはいそいそと服を着なおし、そして部屋を飛び出していく。  
「あ、ナナ! 料理長さんに言って! 私とタクヤの分の朝食も残しておくようにって」  
セラ様があたふたと支度をしているのを見て、僕も部屋中を見渡すけど、時計はどこにもない。  
「ご主人様、今何時ですか?」  
「あ、教会の大聖堂の鐘が鳴ったから9時……ってヒトだと聞こえないかも」  
全く聞こえてなかった。兎ってそんなに耳が良いのか。  
「早く着替えないと御飯が無くなっちゃう。タクヤの着替えは、  
 さっきナナが持ってきてくれたスーツケースの中にあるから、それを着てね」  
あ、さっき放り投げてたアレか。  
「……って、うわっ!!」  
セラ様を見返ると、僕が居るのも構わずにパジャマを脱いで柔肌を晒していた。  
急いで後ろを向きなおす。セラ様も僕の行動に気づき軽く悲鳴を上げた。  
さっきエッチしたばかりなのに、こういうことはやはり恥ずかしいと思う。  
 
 
っと、忘れるところだった。  
「あの、ご主人様、おはようございます」  
先ほどセラ様から止められていた、その挨拶を今やっと交わす。  
後ろを向いていても、セラ様の身体が跳ねたのがわかった……ような気がする。  
「……ん。タクヤ、起こしてくれてあるがとね」  
少しの沈黙。多分今更言うのが照れくさいから。  
「おはよう。タクヤ」  
 
 
「そういえば、この部屋って時計ないんですか?」  
「うん。耳を澄ませば大体の時刻はわかるから」  
さっき聞こえたって言ってた鐘の音か。  
 
ん? じゃあ目が覚める直前に聞いた、あの時計の音はなんだったんだろう。  
まあ、いいか。  
 
<<good morning end>>  

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