「キシャアアァァァァァ!!!」  
 
夜の帳が降りた大都会の一角の公園で、異形なる物の咆哮が響き渡る  
 
「ククク・・・今日こそは、彼のスイートナイツを捕獲し、手籠めにして  
くれる・・・」  
 
彼の名は、メッツァー・ハインケル、異世界ロアとこの地上の征服を目論む  
男だ。  
 
「メッツァー様、それではスイートナイツを誘き寄せる為、適度に下魔を暴れ  
させますね。」  
 
その隣で愛らしい声で語り掛けるのは、彼の腹心、ココノ・アクア。以前は  
アップルナイツという、メッツァーと敵対する組織に所属した戦士であったが、  
メッツァーに捕らえられ、ありとあらゆる手で籠絡され、今は、メッツァーに  
忠誠を誓った、いわば堕天使である。  
 
「ゲ・・ゲゲッ!」  
 
メッツァーとココノの指令を聞き、下魔達は歓喜の声を上げ、手当たり次第に  
公園の設置物を破壊していく。  
 
「きゃあぁぁぁ!!」  
 
女性の悲鳴が響き渡る。どうやら不運な一般人がここを通りすがったらしい  
 
「ククク、不運な女だ。下魔共よ、見せしめにその女を陵辱しろ!!!」  
 
「グケケケェーーー!!」  
 
下魔は歓喜の咆哮を上げ、女性に突進してゆく。女性も必死に逃げるが、それは  
無茶な話であった。肉体的な能力に絶望的なまでの差があり、下魔と女性との差  
はみるみる内に縮まって行く。  
 
「いやぁぁぁぁ!!!」  
 
「ケケケェー!!!」  
 
女性と下魔のシルエットが重なる直前。絶望の会場に凜とした声が響き渡る。  
 
「待ちなさい!!!」  
 
その声に気圧されてか、下魔は動きを止め、メッツァーとココノもそちらに振り返る。  
どうやら女性は必死に逃げていた為か、止まることなくその場から逃げおおせた。  
 
「罪もない人を襲い、人々の安らぎの場でもあるこの公園を破壊する行為!許しません!」  
 
そう、この声の持ち主こそが、メッツァーの野望に立ちはだかる宿敵、スイートナイツの一員、七瀬凛々子である。  
 
「ククク、待ちわびたぞ、七瀬凛々子、いや、スイートリップ!!!!」  
 
メッツァーは、獲物を見つけた肉食獣の様な、歯をむき出しにした笑顔で宿敵を迎える。  
 
「今日こそ貴方を倒します!いくわよ!スイートマジカルセンセーション!!!」  
 
凛々子の周りを激しくも優しい光が包み込んでいく。これが凛々子と言う1人の女性から  
女神近衛団の戦士に生まれ変わらせる瞬間だ。  
 
「愛と魔法の戦士!スイートリップ!!!今日こそは貴方の野望を打ち砕きます!」  
 
スイートリップは凜とした声でそれを宣言する。  
 
「ククク、美しき戦士、スイートリップよ。登場を待ちわびたぞ。今日こそはその姿を  
白き精液で染め上げてくれる」  
 
同じくメッツァーもそれを高らかと宣言する。  
 
「ゆけ!下魔共よ!スイートリップを倒すのだ!!!」  
 
その号令と共に下魔数体が奇声を上げながらスイートリップに突進していく  
 
「は!」  
 
スイートリップは襲ってきた下魔達の攻撃を軽やかにかわしながら、その身に不釣り合い  
な程の大きさのハーケンを振り回し、下魔達を屠ってゆく。  
 
「ククッ、流石にスイートリップだな。下魔程度では相手にならんか」  
 
「当たり前です!そろそろ貴方自身が向かって来てはどう?」  
 
スイートリップは軽く挑発めいた仕草と発言でメッツァーの様子を伺う  
 
「ククク、そう焦るな。スイートリップよ、貴様にはこれから相手をして欲しい上魔が居るのでな・・・ゆけ!!!ネペンシスよ!!!」  
 
「キシャアアアアアアア」  
 
この世の物とは思えない咆哮を上げる上魔、ネペンシス。見てくれは食虫植物。ウツボカズラを巨大化させた様な化け物だが、その戦闘力はいかほどの物であろうか・・・  
 
「ふん、そんな上魔なんか、すぐにやっつけちゃうんだから」  
 
スイートリップは一気呵成に上魔に飛び込んでゆく。ネペンシスもそれを察知してか、ツタ状の触手で応戦を始める  
 
「それではメッツァー様、そろそろ準備に入ります。」  
 
「うむ。抜かるなよ」  
 
こっそりと語り掛けるのは腹心、ココノ、どうやら何かをたくらんでいるようだ。  
 
「えーーーい!!!」  
 
スイートリップがその身からは想像も出来ない胆力と膂力を持ってハーケンを薙ぎ回し、  
ネペンシスのツタを引き裂いて行く。  
 
 
「キシャアアアア」  
 
「え・・・」  
 
スイートリップに初めての苦悶の表情が見える。そう、切った筈のツタが瞬時に再生し、  
また襲い始めてくるのだ  
 
「ククク、気付いたかな。ネペンシスは尋常じゃない再生能力を持っている。その再生能力を上回る力でそいつを消滅させることはできるかな」  
 
メッツァーは余裕を持って言い放つ  
 
「くっ、相変わらず嫌らしい上魔を作るのね。貴方の性格そっくりだわ!」  
 
スイートリップはツタを捌きながら憎々しげに吐き捨てる  
 
「お褒めの言葉、ありがたく」  
 
メッツァーは仰々しい位卑屈な態度でその言葉を受け止める。その態度がまたスイートリップの闘争心に火を付ける  
 
「切るのがダメなら、魔法はどうかしら?」  
 
瞬時にスイートリップは魔法陣を手に結び、呪文を唱え出す  
 
「いくわよ!クルセイダーライトニング!!!」  
 
唱えた途端、魔法陣から雷がネペンシスを襲う。ツタを焼きながら本体へと迫って行く  
 
「キシャアアアアアアア!!!!!!」  
 
ネペンシスから断末魔の悲鳴が響き渡る。  
 
 
その頃、公園の大木に上り、戦闘を見守って居たココノがいた  
 
「ここからなら絶好ね・・・メッツァー様の理想を実現する為にも私は頑張るわ」  
 
と独り言を呟きながら矢を番える  
 
「行きます!スクリュードライブアロー!!!!」  
 
「ふふん、どうやら上魔もたいしたこと無いみたいね」  
 
スイートリップは毅然として言い放った瞬間。戦士の第六感であろうか、急に身を翻す。  
その刹那、放たれた矢が地面を深く抉った。  
 
「くっ、狙撃なんて卑劣な!って・・・え?」  
 
そう、矢を回避した瞬間、体中にネペンシスのツタが這い回っていたのだ  
 
「そんな・・・今の魔法で焼き払った筈なのに・・・」  
 
スイートリップは苦悶の表情を浮かべながらツタから逃れようと身を悶えさせる。  
唯一の武器であるハーケンは、狙撃を回避した瞬間に手放してしまったらしい。  
 
「ククク、侮ったな、ネペンシスは異常なまでの再生能力があるからな。核を破壊  
しない限りは何度でも蘇るのだよ」  
 
勝ち誇った表情でメッツァーはそれを言い渡す。さらにメッツァーはネペンシスに命令する  
 
「何かされても面倒だ、ネペンシスよ。早く動きを封じてお前の中でスイートリップを可愛がってやれ」  
 
「キシャアアアア」  
 
ネペンシスは喜々とした咆哮を上げ、スイートリップの腕にツタを突き刺す。  
 
「くっ」  
 
スイートリップは苦虫を噛み潰した表情をした。自分の体内に異物が注入されている事に気がついたのだろう。  
 
「フッ。それは単なる弛緩薬だ。しばらくすれば効力も消える」  
 
もはや身をツタに預ける事しか出来なくなる位、力を失ったスイートリップが鋭くメッツァーを睨み付ける  
 
「良い眼だ・・・だからこそ汚し甲斐がある。ネペンシスよ。お前の体内でスイートリップを可愛がってやれ」  
 
その命令を聞き、ネペンシスはスイートリップを体内へと取り込んで行く  
 
「え・・なに、嫌ァ!」  
 
スイートリップは体内に投げ出される。体内はどうやらピンク色で、意外と広く、女性3〜4人は優にはいる位の大きさで、  
そこかしこで触手やヒダが蠢いているが、体内は白い粘液で満たされており、全てを見通す事は出来ない。  
その上、体内は果物の熟れた甘い匂いが広がっており、気を抜けば、すぐにでもこの匂いの虜になってしまいそうである。  
 
「くくく、湯加減はどうかな?スイートリップよ」  
 
勝ち誇った声でメッツァーが語りかけてくる  
 
「ええ。とっても最悪な湯加減よ、すぐに上がらせて貰うわ」  
 
と、強気を保ったまま言い捨てる。しかし、弛緩薬を打たれた体はほとんど動かない上、表皮がぬるぬるとしているので、脱出は不可能だろう。それどころか、白い粘液風呂に体を沈めて行く結果となってしまう。  
 
「どうやら気に入って貰えたようだな。その粘液は強力な媚薬でもある。ゆっくり楽しんでくれたまえ」  
 
「ふん、相変わらずね、そんなことをしても私の心は折れないわ。勝手にしなさい」  
 
と言い放つスイートリップだが、既に顔は紅潮し、酩酊状態に入ってきている。  
 
「確かに、いつもなら心までは折れなかっただろうが、今回はどうかな」  
 
メッツァーは不敵な笑みを返す。  
 
「いつもとかわら・・・ひゃん!」  
 
急に艶っぽい声を出すスイートリップ。どうやら身体中を触手がまさぐり始めたらしい。  
媚薬に付けられ、感度が上昇しているスイートリップにとって、この執拗な愛撫は精神を苛む  
 
「うう・・くっ・・・んん」  
 
いつもの荒々しい陵辱とは違い、痛みを全く感じさせない愛撫にスイートリップはとまどいの表情を浮かべる  
 
「どうした?気持ち良いのか?」  
 
メッツァーはにやにやしながら聞き返して来る  
 
「そ!そんなことは・・・んん!!!!」  
 
どうやら敏感な所をまさぐられたらしい。このままでは本当にこの匂いと愛撫で心が折れそうだ  
 
「ククク、気持ち良さそうだな。ネペンシスよ。そろそろ止めを刺してやれ」  
 
メッツァーの命令で、今までとは違った、口の付いた触手が三つ、スイートリップの目の前に現れる  
 
「なに・・・これ・・」  
 
「フフフ、お前を快楽の虜にしてくれる触手だ。ありがたく受け止めろ」  
 
その言葉で、三本の触手は一気にそれぞれの乳首、クリ○リスをめがけ突進して行く。  
 
「いや!!ひううううっ」  
 
三本の食いついた触手は、さらに中にあるきめ細かい肉ヒダで乳首とクリ○リスに愛撫を施して行く  
 
「ふああああ!!!んんぐ!」  
 
あまりの愛撫に声を出しあえいだ途端、口内にも触手が進入する  
 
「フフフ、そいつの出す粘液も強力な媚薬だ。美味しく頂いてくれ」  
 
メッツァーは冷たく言い放つも、すでに愛撫で陶酔状態にあるスイートリップにはもうその声は届いて無いようだ  
 
「んご・・むうう・・・んんん!!!!」  
 
口内で暴れていた触手が何かを吐き出すも、それを口外に出せないスイートリップは、それを飲む事でしか、呼吸をすることが出来ず、仕方なく飲み干して行く  
 
「フフフ、そんなに美味しかったのか?だがお楽しみはこれからだぞ」  
 
メッツァーが言い放った途端、乳首とクリ○リスに違和感を覚える。どうやら針を刺されたらしい。  
 
「ん!!!」  
 
どうやらその衝撃で軽く絶頂したみたいだ。しかも、乳首とクリ○リスになにか異物が注入されている、そして胸全体と下腹部に起こる異変  
 
「ふふふ、粘液で見えないのは残念か?では見せてやろう」  
 
メッツァーがネペンシスに命ずると、みるみる内に粘液が透明になる。それを見てスイートリップは愕然とする  
 
「そんな・・・」  
 
そう、乳房は淫らに膨らみ、母乳を垂らしている上、クリ○リスは肥大化し、男性器の様になっている  
 
「ふふふ、その肥大化したクリ○リスはきちんと射精もできるんだぞ。これから射乳、射精、絶頂の同時責めで、お前の理性を破壊してやろう」  
 
その死刑宣告と同時に激しく触手が暴れ出す  
 
「んんん!!!」  
 
スイートリップは涙目に成りながら必死で首を振る。もはや戦士としての威厳もあったものではない。そんなリップに襲いかかる触手。あるものは淫らになった乳房を締め上げ、  
また、ある触手は搾乳用の触手が乳首に吸い付き、またある触手は肥大化したクリ○リスを吸い上げ、  
果てにはスイートリップの耳の穴まで愛撫する触手が出てくる、さながら地獄絵図の様な光景であった。  
 
「んん!!!あああ!!!んごお!!ひうっ!!ふああああ!」  
 
もはや耐えられるだけの心も無いスイートリップは貪欲に快楽をむさぼり始める。  
 
「ふふふ、そろそろのようだな・・・ネペンシスよそろそろイかせてやれ」  
 
その命令で、触手の扱き方が一斉に変わる。膣に挿入している触手の擦り方が激しくなり、乳にからみついた触手達  
は搾乳に向けてミルクを絞り出す様な動きに変わり、クリ○リスに喰い付いた触手も、射精させるべく、それを扱き上げる  
 
「ああ・・もうらめぇ・・・いぐう・・いっちゃうよお・・・ふあああああああ!!!!」  
 
獣の様な咆哮をあげながら絶頂へと達するスイートリップ。絶頂時は先ほど、メッツァーが宣告した通り、同時に絶頂させた為か。乳からは母乳が吹き出し、  
クリ○リスからは精液を、マ○コからは愛液を吹き出す。そして、ひとしきりイった後、スイートリップは糸が切れた人形の用に首をうなだらせ、  
意識をブラックアウトさせるのであった。  
 
「フフフ、基地に戻ってからはもっと可愛がってやるぞ・・・」  
 
メッツァーは人知れず呟くのであった・・・  
 
 

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