「りょ〜〜〜〜〜〜お!!!!!
アンタ、飛ばし過ぎだってばっ
先輩に追いつきたいのはわかるけど、
もーちょいペース落としなさい!!!!
そんなんじゃ逆に脚壊すぞ!」
初めましてっ!
アタシ、平野秋奈でっす!
大和高校のマネやってて、絶賛説教中....じゃない
青春中です?
その相手はー....
「るっせ!俺のペースなの!
お前だって里南先輩みたくなれよ!
もーちょっとゆっくり話せ!
喉潰すゾ!」
こいつ、齊藤涼央。
生意気なんだけど、なんか猫っぽくて可愛い。
背小ちゃいし!
でもコイツ、ことあるごとに里南先輩里南先輩.....
ばこッ
「「痛ぁッ」」
でたッッ!里南!じゃ無い、里南先輩....(?□?;)
美人で黒髪のツインテールが美しい。
涼央の彼女で中国人と日本人のハーフ。
「りょ〜お?秋奈の言うことちゃんと聞きなさい!ボソボソ
あ〜きな〜!そんなんじゃ涼央オトせないよ?」
「「なッッッッ」」
りょー&アタシ、赤面。
なんて、言われてたんだろー
気になるー....
「「.............」」
ハンパねー。
可愛いー。
里南先輩には、負けたくありません
こんな可愛い涼央、あげませんって!!
「秋奈、涼央に見蕩れてないで記録しろよぉ」
!?
「ぅげぇ、晃太郎」
「うわ、もうちょっと可愛い声出したらどうだよ」
......
たしかに、コタの言うことが正しい...(コタ=晃太郎)
ぅげぇ、は無いよ....
「里南先輩に捕られるぞ〜なんちゃって。」
貴様、アタシからはなれろ。
端から見るとめっちゃ仲良さそうだよ、アタシら。
あ。先輩.....
っ!か、確実に誤解された!
ぽかーんと口を開けてこっち見てる。
付き合ってたんか。って言ってそうだよー...
「もーちょっと女っぽくなれよ
胸なんてペッタンコじゃ....」
「死ねエーーーーーー!!!!!」
色気無ーい。とか言ってるし。失礼な!
アンタよりはあるからね!(当たり前だしっ
そう言われて見ると...超胸小ちゃいし
腰くびれてないし
幼児体型....
ぐああ、女っぽくなりてえええええ!
「秋奈〜?」
!!
里南先輩........
アタシの最大ライバル
来たりィッッッ
「何デスカ(怒」
「あらやだ、もぉ
何怒ってんのかしら」
たりめーだ!
怒るよ!!!!
こっそり耳打ちして
涼央真っ赤にさせる程の秘密知ってんだから
「さっきさぁ、
あたし、なんて言ったと思う?
真っ赤になっちゃって、可愛かったよね。涼央。」
「涼央はアタシのモノですから。
譲りませんから。
絶対に、絶対に譲りませんから。」
「うふふ、やだ。
ま、その時はアタシも黙っちゃ居ないわ」