一通り見て歩いた俺には、ずっと頭から離れない名前の部屋があった。  
 
御稲荷様だ。  
 
「御稲荷様って…俺、寿司と結婚するつもり無いそ?」  
でも…寿司じゃなかったら?  
俺は頭に浮かんだもう一つの可能性を考えていた  
「まさか…チンチンか?」  
子供の頃からクレヨンしんちゃんを見ていた俺の頭の中には  
巨大なチンチンが一人でに歩いている図だった。  
 
「やべぇ!見てぇぇ!!」  
俺は我慢できずにドアを開けた。  
 
ドアの中は部屋ではなかった  
狂ったように咲く桜と藤。  
それがアーチ状にどこまでも続いている  
「はぁー」  
あまりの美しさにため息が出る  
 
「歩きたく…ない?」  
自分で自分に確認する。  
歩くのがもったいない位に美しいこの道を  
ボーっとしつつも一歩づつ前に進んでいく  
 
 
 
進み続けて行くと、  
目が慣れて来たせいか、色々思い出してきた。  
 
「巨大チンコどこだーっ!」  
そう叫ぶと、急に風が止んだ。  
 
「ならばっ…チンコー!チンポー!オチンチーン!」  
だが返事はない…  
「ふぅっ仕方ない、他の部屋に行こう」  
 
 
今まで歩いてきた道に背を向け、再び歩いていく  
 
と、突然風を切るような、布が風に揺られるような音が鳴り始めた  
「なんだ?」  
振り向いた視線の先には…  
「ムササビ?」  
突如空に現れた黒い影  
 
ムササビの様なその影は、どんどん大きくなる  
「ってうわぁっ!」  
ドサッ  
俺は、何かの襲撃を受けて倒れた  
 
そして今、何かが胸の辺りにしがみついている  
見るのが恐い…  
『おい』  
もし…もし想像通りだったとしたら…  
『おいっ!』  
「うわぁぁぁっ!チンコが喋ったぁぁぁぁ!」  
『にゃにぃぃぃぃっ!貴様!人をその…チ…チンコ呼ばわりとは…失礼だろう!』  
よく見ると、しがみついていたのはチンコではなかった  
「へ?チンコじゃない?」  
思わず間抜けな声を出す。  
『当たり前だ!そのような下品な物と一緒にするなぁ!』  
そう言いながら少女が胸からはなれ、立ち上がる  
 
続いて俺も立ち上がる  
 
俺の前に立っていたのは  
藤色の髪、桃色の瞳  
 
そして…  
「白い耳…白いしっぽ!?」  
 
『何を驚いておるのだ、自分から選らんだのだろう!』  
ということは…  
「御稲荷様?チンコじゃなくて?」  
『ちがぁぁぁう!狐!狐だっ!御稲荷様はき・つ・ね!』  
「あーそういえばそんな名前のほこらあったわ」  
『まったくぅ』  
 
「だったら君は…お嫁さん候補?」  
『…そうだ』  
頬を赤らめながらそう答える少女  
そこで俺は一つの疑問に辿り着いた、  
「人間じゃ…ない?」  
そう呟くと、少女は寂しそうな顔をした  
 
『人間でなければ…ダメなのか?私では…ダメなのか!?』  
少女が泣きそうになりながら聞いていた  
「…え?」  
突然の問いに戸惑いつつ、少女をなだめた  
そして俺が何も知らない事を説明した  
 
『…そうか、人間でない事は知らなかったのか…』  
落ち着きを取り戻した少女は、こちらの事情を理解してくれたようだ。  
「聞いてもいいかな?このお見合いっていったい…」  
 
『このお見合いは招待状を手に入れた者のために用意された空間内で行われるお見合いだ、  
102人の候補の中から当選者が一人を選び嫁として現世に連れ帰るのだ。』  
 
空間とか現世とかよくわからないが、質問をつづける  
「君たち102人の候補っていったい…」  
 
『…私たちは人間ではない、俗に言う妖物の類だ』  
「妖物!?」  
『そうだ、でもこれだけはわかって欲しい  
私たち候補者はお前の為に存在している、心も…体も』  
 
「それってつまり…君も含めて皆俺の事が好きって事?」  
 
『……っ!』  
顔を真っ赤にして俯く少女、俺は思わず抱き締めた。  
少女はそれくらい愛らしいかった  
「名前…聞いてなかったね」  
 
『……綾だ』  
綾は気恥ずかしそうに答えた  
そして俺は…勃起した!  
『んっ!熱い…胸に…何かか…当ってる』  
 
そう、綾の胸はちょうど俺の腰の位置にある、  
先程までは装飾でわからなかったが、こうして触れるとかなりでかい  
 
「もあ我慢できない!」  
俺は我慢できず綾を押し倒す  
ドサッ!  
『まっ待ってくれ!私は…んぅっ』  
獣の様に綾の豊満な胸を揉み、乳首を吸う  
 
「もう綾の事以外考えられないんだ!好きなんだ綾!!」  
 
『んはぅっ!うれしっはぁんっ!」  
俺は綾の恥部に手を伸ばした  
くぷちゅちゅぷくぷ  
 
『んあぁん!そこっ刺激がぁっ強すぎてぇぇぇ変にっなっちゃぁっんっ!』  
 
「はぁっはぁっ好きだ!好きだ!綾ぁぁ!」  
 
『はぁぅんっ!はぁっわたしもぉっしゅきぃ!』  
綾の恥部に俺のモノを押し当てる  
「入れるよ?綾」  
『はぁっはぁっわったしは…はっ初めてっだからぁ…やっさしくっ…優しくっな?』  
 
つぷぷぷぷぷっ  
俺のモノが綾の肉壺にいやらしい音を立てながら入っていく  
『んぁぁぁぁぁぁっ!奥まで…入って来るぅっ!」  
 
「くぁっすごい…締め付けるというより蠢いて…気を抜くと…出ちゃいそうだ!」  
 
『ひぁんっ!』  
どうやら奥まで届いたようだ  
 
「入れただけで何回もイってるね、綾の中ずっとヒクついてるよ」  
『らぁってぇ…きもひよすぎてぇぇぇ…ひぁっ!動くのらめぇぇぇっ!』  
 
「俺も気持ち良いよ!綾!もう出ちゃいそうだ!」  
 
『はぁっいいよ?出して?私の中に精液出して!』  
 
そう言い終えると綾の中の蠢きはだんだんと激しくなってくる  
 
「うぁっもう…出る!」  
『んぅはぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!』  
「綾!綾ぁぁぁぁぁっ!」  
ぬぽっ!  
びゅくびゅるるる〜  
 
 
「はぁっはぁっはぁっ」  
 
『はぁっはぁっんっ…どうしてっ中に出してくれなかったのだ?…やはり…人間では無いから…』  
 
 
「そうじゃない…でもさ、できちゃった婚なんて…格好悪いだろ?」  
 
『それはっ…つまり…私を』  
「そうだよ、綾…おいで』  
 
 
少し前に見た光景、  
 
少女が手を広げて飛んでくる  
 
 
全裸で…  
あっまた…  
 
ハシッ!  
『ん?』  
 
「はははー…ごめん」  
 
『…もう一回…するか?』  
「やめとくよ…帰れなくなりそうだし」  
 
『ふふっ…そうだな!…帰ろう、私たちの家に』  
「ああ、帰ろう!」  
 
 
 
  〜数ヵ月後〜  
 
 
『んっんっぅんっ!はぁっ!はぁっ!早くっ起きないとっ…中にぃっ出てしまうぞ!』  
 
「ぐぅ〜すぅ〜」  
 
『もうっ…ぁんっ知らないからな!ふぅっ』  
 
「っ!」  
ごぽっこぷっこぷっ…  
『んはぁっ!でてるぅぅー』  
 
 
「ふうっ…また中にだしちゃったね、…これじゃあいつ子供できてもおかしくないや」  
 
『それが…実はな?』  
ごにょごにょ  
「えっ?本当か!?」  
 
 
この後、綾が顔を赤らめながら頷いたのは言うまでもない  
【ザ・お見合い】御稲荷様編  
〜完〜  
 
 

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