ふと目を覚ますと、僕は千穂の部屋にいた。  
時計を見ればまだ6時過ぎらしく、ほんのりと薄暗い。  
別に見たくも無いが周りは前に来た時より明らかに増えている僕の人形の視線がこちらを向いているようで気持ち悪い。  
どうやら昨日は調子に乗って能力を使いすぎて倒れたようだ。  
千穂がどうやら背中に抱きついたまま眠っているらしく僕の頭はふくよかな2つの何かに挟まれている。  
腰には千穂の手がこれからジャーマンでもかけそうなほどがっちりホールドされて脱出不可能だ。  
ゆっくりと反転し、危うく胸に挟まれて窒息しそうになりながら千穂を起こそうとする。  
普通に声をかけ、頬をペチペチ叩いても起きないので、千穂の下着に手を突っ込み淫核を軽く捻ってやる。  
「ひっ!」  
やはりここが一番反応するらしく、千穂は一気に目を覚ました。  
「おはよう。とっとと離せ、屁こき女。」  
千穂は不機嫌そうな顔をしていたが、すぐにニターと笑いながら僕の尻を撫でた。  
ゾクッ・・・  
今気がついたが、僕の服装はぶかぶかのYシャツ一枚だ。下には何もはいていない。  
「おはよう。まいだーりん。・・・裸Y萌え〜〜」  
すごくイイエガオで笑いかけながらも、僕の尻からは手を離さない。  
・・・!!!!  
何故か一瞬沙羅双樹の花が散る映像が見えた気がしたので、不意をついて、布団に潜り込んで  
足を掴みそのままいわゆるマンぐり返しの体勢にもっていく。  
 
そのままなぶるように愛撫してやると千穂は3分もしないうちに無条件降伏した。  
「あう、ごめんなさい〜〜もうしません、ッから、や、ちょっ、ひん!」  
でもなんかムカツクので徹底抗戦。  
「なにぃ〜〜〜?聞こえんなぁ〜〜〜」  
「やぁ!あ、朝から、こんなことしちゃ、駄目ぇ・・・」  
「言えた口か!」  
下着の上から爪で淫核を引っかいてやると千穂はヒクヒクと痙攣させ絶頂に達した。  
「あ、あ、あ、あ、ひうぅぅぅ!!!」  
脱力した千穂の体に間髪入れず僕の肉棒をぶち込む。  
「いいいぃぃぃ!わ、私、イったのにぃ!!  
「知るか。ついでだから僕の朝の処理もしろよ。」  
「や、やめ・・・お、おかしくなるぅッ!!」  
再び痙攣し、僕のモノを締め付けるが、感覚の鈍い寝起きではイけなかったようだ。  
「おい、勝手にイくなよ。僕の玩具なんだろ?勝手なことするな。」  
「だ、だって、こ、こんにゃ!や、やめふぇ!」  
「ちゃんと喋れ、よ!」  
「っッッッ!!!」  
深く突き入れると涙をぽろぽろ流しながら3回目の絶頂に達した。  
が、僕はまだ出していないので、容赦なく千穂のイったばかりの体を弄び続ける。  
「だから!勝手に!イくなよ!!」  
この体勢からなら、かなり深くまで中に入っているはずだ。突き刺すように深く肉棒をこじ入れるたびに千穂はガクガクと体を振るわせた。  
「ほら、そろそろでるぞ!もっと締め付けろ!」  
「ううううううんんん!!」  
 
締め付けがきつくなり、どろどろになった千穂の膣に僕はやっと精を放出した。  
「あ、あ、あ、あああ〜〜〜!!!  
ぷしゃ〜〜〜〜  
能力を使ったわけでもないのに、千穂が小便を漏らす。  
「本当に昨日が初めてだったのか?その割には随分と・・・淫乱だな。」  
「うううぅぅぅ・・・」  
うめく千穂の表情を眺めながら、さらに愛撫を続けた。  
「あぁぁぁ、ま、まだ、するのぉ?」  
「お前がイく時の顔、面白いからな。ゆっくり鑑賞しようと思って。」  
「そんな・・・少しや、休ませて・・・あぅ!」  
「いやだね」  
まだ回復しない肉棒の変わりに指で千穂の膣を激しく掻き混ぜる。  
「お゛、お゛がしくなるぅ!!狂っ、ちゃう!!あ゛あ゛あ゛!!!」  
許容量を超えた快楽に千穂が鼻にかかった甘ったるい嬌声から、何処か濁った声に変化し始めた。  
その声は洋物のビデオみたいにどこか獣じみていて、僕をさらに興奮させた。  
「ほら、お前のイく時の顔を、じっくり見せてくれよ!」  
「ひぐっ、いぎぃAAAAAAAAAAA!!!!!」  
反応を見ながら探り当てたいわゆるGスポットに爪を突き刺すと千穂は絶叫しながら完全に白目を剥いた顔で絶頂を迎えた。  
ヒクヒクと痙攣が続く千穂の体を抱きしめ、僕は千穂の顔をイき顔を鑑賞した。  
 
不思議な達成感と征服感に浸りながら、千穂の目覚めを待った。  
「ぅぅぅぅ。」  
「かわいいなお前。」  
「ぇ・・・」  
「イった時の顔は凄い不細工だったけどな。」  
くすくすと笑い彼女の羞恥を誘う。  
「酷い・・・」  
「だから・・・もっと見せて欲しいな・・・お前のイく時の恥かしい顔───」  
再び硬くなった僕の肉棒を千穂の下腹部に押し当ててやる。  
びくっ  
千穂の体が震える。恐怖を感じているのだ千穂が、僕に。  
「嫌!そんな事されたら、わ、私、死んじゃうよぉ・・・」  
全身の血がここに集まるような感覚。一度目以上の硬さを誇る肉棒が彼女を貫けと急き立てる。  
僕は満足に動けない千穂に飛び掛り、再び千穂のそこを陵辱する。  
2匹の獣の咆哮が部屋を支配した。  
 
 
疲れた。朝食を食べずにやったのがまずかったのか軽く眩暈がする。何もする気が起きない。  
千穂にいたっては十数回に渡って絶頂に達してぐったりしている。いくらコイツでも回復に時間がかかるだろう。  
そばにあったペットボトルに口をつけ、半分くらい一気に飲み干す。  
僕の買ってきたものではないからたぶん千穂のものだろうが気にしない。  
「・・・間接キッス・・・」  
千穂が何か言っているがその辺も気にしない。  
ついでに何時の間にかペットボトルが手から消えて、千穂が飲み口をレロレロやってるのも気にしない。  
あれだけやってホント元気だな・・・と思いつつ、重い体を引きづり、シャワーで汗を流した後、朝食の準備を始める。  
ふと時計を見ると7時半・・・8時半に予鈴が鳴るから千穂を待っていると遅刻確定か?・・・まあ今日くらいならいいか。  
10分もするとちょっとげっそりした千穂が降りてきてシャワーを浴びに向かう。  
 
その間にゆったりと朝食を食べ始める。  
しばらくして下着姿の千穂(今日は淡いグリーンか・・・)が朝食を相変わらずの勢いでかっ喰らい始め  
僕がコーヒーを入れて一息つく頃には食べ終わっていた。  
「ねえ、恵一、今日暇?」  
「ああ、特に予定は無いけど。」  
「じゃあさ、デートしようよ。」  
「ハァ?何度も言ってるけど別に僕はお前と付き合うとかそんなんじゃ・・・」  
「まあ、それはおいといて、ランジェリーショップによるから、恵一が私に選んでプレゼントして。」  
「・・・何でそんなことしなきゃいけないんだよ・・・」  
「だって昨日の勝負下着だって見向きもしなかったし、今だってチラッと見ただけだし・・・」  
「別に中身見てるんだからそんな物どうだっていいよ。」  
「うーん。まあ、そうかもしれないけどさ・・・じゃあ・・・こういうのはどうかな」  
千穂は後ろからぎゅっと僕を抱きしめ息を耳に吹きかけるように囁いた。  
「私は恵一の玩具です。私を恵一の色に染めてください。私の体の中も外も心も体も何もかも恵一の物だって感じさせて。」  
「あ、ああ・・・」  
「ふふ、ありがと。」  
頬に千穂の唇の感触を感じながら、僕は溜め息をついた。  
 
 
結局、今回の事でも本質的なことは何も変わらなかった。僕の心のちょっとした変化を除いては───  
浮かびそうになった笑みをかみ殺し、千穂に告げる。  
「ほら、急がないと遅刻だぞ。」  
「わかった。よいしょっと!」  
いつの間にか制服に着替えた千穂は玄関で靴を履いた僕をそのまま小脇に抱え、全力で走り出す。  
「ちょっと待て。それはやばい、っておおおおおおおお!!!」  
ご近所に僕の絶叫が響き渡り、再び僕の日常が、今までとはほんの少し違う日常が幕を開けた。  
 
終わり  
 
 
 
おまけ  
 
結局その日、なんだかんだ言っても僕の選んだエロ下着、ガーターとストッキングのコンボで興奮して朝よりも頑張ってしまったのは秘密だ。  
 

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