お盆に妹が函館から帰って来たその日、風呂から上がった妹は  
「着るものがないよぉ〜」  
と言いながら、キャミにパンテだけで歩き回っていた。  
 
俺のジャージを貸したら、長くて松の廊下見たいになってた。  
 引きずりながら歩かれると汚れるから、裾を折ってくれと言うと  
「じゃ、ナンちゃんがやって〜」  
と言って俺の前に立った。  
 
裾を折ってる最中に  
バランスを崩した妹の股間が、俺の顔面に押し付けられた。  
 しかも倒れまいと、両手で俺の頭を押さえるもんだから  
クンニみたいな状況になってしまった。  
 妹は顔を真っ赤にして、まだ折ってない片足の裾を引きずりながら  
自室に逃げて行った…  
 
妹はまだ処女であると感じた夏の日だった。  
 
 

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