「○○○(弟名前)〜、
お姉ちゃん疲れたの〜」
「姉さん、汗臭いよ」
そう言って甘える姉を俺は突き放す。社会人3年目のはずが年々幼児化してるのは気のせいか?
「○○○冷たいよ………
昔は優しくて甘えん坊で可愛かったのに…」
姉さん、カーペットをむしるのやめてよ。
「ふ〜ん!お姉ちゃんの事嫌いになったんだ
」
すねる姉さん。
やれやれ。溜め息を心中で吐きながら、背中から抱きつく。
「わっ、あ、汗臭いよ…臭い移っちゃうてば」
わたわたする姉さん。
「いいよ、姉さんの臭いなら大好きだから」
腕に力を込めて抱き締めると、姉さんの体が固くなってるのが分かる。
姉さんの耳に口を近付けてそっと呟く…
「姉さん大好きだから」
優しいキスを頬に。