僕がこの能力に気がついたのは最近のことだった。  
気づいたきっかけは、何気なく過ごす時間が  
古いテレビみたいに、場面が飛び飛びに感じるようになったこと。  
 
その時は気のせいとか疲れてるんだろうなくらいにしか思っていなかった。  
だけどその【場面が飛ぶような感じ】は段々頻繁に起こるようになり、  
それをはっきりと知覚できたとき、自分には普通の人には無い特別な能力がある事を悟った。  
そう、僕は時間を少しだけ止められるのだ。  
 
最初は一瞬しか止められず、何の役にも立たないだろうと思っていた。  
だが、自分の能力を意識するようになってからは段々とコツみたいなものが掴めるようになってきて  
今日の練習では5分も止められるようになった。  
 
もっと練習すれば10分でも20分でも止められるかもしれない。  
そしたらどんなことをしよう。いや、待て。  
まず5分も止められるようになったんだから何か悪戯でもしてやろう。  
 
そんなことを考えているとニヤニヤが止まらなかった。  
 
「輝、どうしたの?ニヤニヤして?」  
 
話しかけてきたのは幼馴染の明子だった。  
 
「光君は、いつもキリッとしてるのにまったくだらしないわねw」  
 
光というのは俺の二つ上の兄だ。弟の俺と違ってモテモテで今年は受験だというのに  
いつも女と一緒に遊んでいる。一方俺は彼女いない暦16年=年齢の女っ気ない人生を歩んできた。  
一体同じ兄弟なのに何故ここまで違うのか・・・  
 
「明子ー。輝君と何話してるのー?」  
「なになにー?光先輩の話ー?」  
 
明子の友達がわいわい集まってきた。女っ気がないとは言ったものの  
僕はクラスの女子によく話しかけられる。皆兄貴のことが好きだからだ。  
男子からは羨ましがられるが、いつも兄貴のことばかり聞かれて  
皆自分のことをまるっきり相手にしないんだから、嬉しい訳がない。  
むしろ比較されてるみたいで苦痛以外の何者でもない。  
 
明子だってそうだ。俺は子供の時から明子のことがずっと好きだったけど  
どうやら彼女は兄貴のことが好きらしい。畜生・・・  
 
そうだ!折角時間が止められるんだから明子達に悪戯をしてやろう。  
 
しかし5分という時間はあまりにも短すぎる。しかもこの能力は、かなり疲れる。  
たった5分時間を止めているだけで、5分間全力疾走したような激しい疲労感を感じる。  
試しにどこまでできるのか、僕の周りでワイワイ騒いでる女の子達を尻目に  
とりあえず時間を止めてみた。  
 
まず、僕の目の前に立っている明子のスカートをめくってみた。  
水泳部だけあってスラっとしてしなやかな綺麗な足と細いウエストにドキっとする。  
しかも下着が黒の紐って・・・16歳なんだから年相応の下着を着けろよ・・・  
 
って、どぎまぎしてる場合じゃない。3分間の間にできることは限られてるんだ。  
とりあえず紐を引っ張るとするっとほどけて、あっという間に明子の秘部が露になる。  
生で見るのは初めてだけど、エロサイトとかで見るのに比べて少ないような気がした。  
水泳部だから水着を着たときのために剃ったりしているのだろうか・・・  
 
明子の秘部に手を差し伸べようとしたとたん、僕の緊張が頂点に達したのか  
体中の力が抜けていくような感じがした。  
 
「も・・・もうだめだ・・・」  
 
慌てて手を引っ込めた瞬間に時が動き出した。まだ3分くらいしか立ってない。  
どうやらドキドキしたり、雑念が入ると時を止めて置けないらしい。  
 
(もっと練習が必要だな・・・)  
 
一方明子は自分ノーパンであることに気がつかず女子達と楽しく談笑していた。  
下着は付け直している暇がなかったので咄嗟に僕のポケットに入れてしまったのだ。  
もう一回時間を止めて付けてあげようと思ったが、  
まだ二限目前なのに朝っぱらからそんなに疲れることを何回もしたくないし  
面白そうなのでそのままにしておくことにした。  
 
明子は今にもスカートの中が見えてしまいそうな格好で  
机の上にガサツに腰掛けながら話続けている。  
 
スカートを履いてないことを知っているのは今のところ僕一人だけなので  
いつアソコが見えやしないかとか、さっき見たものを思い出したりして  
一人でドキドキして俯いていた。  
 
(女の子なんだからもっと回りに気を使えよ・・・)  
 
彼女の恥らう顔が見てみたかった筈なのに、気が付けば自分の方が赤面してしまっている。  
予鈴がなって明子はようやく席についた。嬉しいような残念なような複雑な気持ちだ。  
 
「今日の日直の人、黒板まだ消してないですよ。急いで。」  
講師が教室に入って直ぐに咎める。  
 
「あ、いけない!忘れてた!」  
 
日直は明子だった。短いスカートをヒラヒラさせながら駆け足で黒板を消しに教卓へ上がる。  
黒板の上の方を消すときに思いっきり背伸びするので今にもお尻が見えそうだ。  
下に何も履いてないから余計にマジマジと眺めてしまう。  
 
しかし、漫画ではあるまいし、黒板を消している位でスカートが捲れる訳が無い。  
何事もなく、明子は席へ戻ろうとする・・・が、その時悲劇は起こってしまった。  
 
授業の妨げにならないように急いでいたため教卓の段差につまづいてしまったのだ。  
明子が倒れる瞬間スカートは思い切り捲れあがり、  
後ろの方の席の僕にもはっきりと小さい尻が見える程派手につまづいた。  
 
一瞬教室内はシーンとなったが、すぐに男子たちの「おおぉっ」  
という歓声で騒がしくなる。  
 
「すげー!ノーパンだぜ!ノーパン!」  
「うはww俺、女の生尻なんてはじめて見たww」  
 
明子はクラスでもかなり可愛い方だったので尚更盛り上がった。  
中には大丈夫か?なんて言ってどさくさに紛れて明子の尻を触っている輩までいる。  
明子はしばらく呆然としていたが、男子たちに触れられて我に返った。  
 
「きゃああああああ!!!見ないでっ!!!触らないでっっ!!!」  
 
じたばた慌てながら、尻を隠すために急いで起き上がったため、  
体育座りみたいな格好になり、今度は前が見えそうになる。  
幸いスカートの影で肝心な部分は見えなかったが、男子たちは更に盛り上がる。  
 
「うおおおおお!!!今度は前が見えそうだぞ!!!!」  
 
「いやあああっ」  
 
がむしゃらに前や後ろに手を当てて隠しながらうずくまる明子。  
教師はオロオロし、女子は「明子ちゃんって大胆だね」などとヒソヒソ会話している。  
もう教室はめちゃくちゃだ。最初は軽い悪戯程度の気持ちだったので  
流石に少し可哀想になってきた。  
 
(そうだ!!)  
 
僕は時を止めて、いつもトイレでタバコを吸っているDQNのポケットからライターを拝借し  
紙を燃やして天井に近づけスプリンクラーを作動させた。  
 
そして、他の奴が触ってたのが羨ましかったので明子の尻をちょっとだけ揉んでみた。  
足とか腕とかは細すぎて硬そうな位なのに、プニっとして気持ち良い。  
ついでに胸も・・・と一瞬思ったがそろそろ興奮的にも時間的にもそろそろ限界なので  
急いで自分の席に戻った。今回はちょっとドキドキしたけど、さっきより1分多く止められた。  
 
そして時は動き出す。スプリンクラーが作動して教室中に雨が降り水浸しになる。  
皆がずぶ濡れ状態になり、女子達の服が透け始めた。  
水の勢いが強いので薄い色の人は下着まで透けそうだ。  
 
「やーん!何コレ!!!」  
「ちょっと男子!!ジロジロ見ないでよ!!!」  
 
さっきまでは明子のことを他人事のように捉えてた女子達も  
アタフタ慌て始めた。男子たちは「誰がお前らなんか見るかよ!」といいつつも  
女子達を見て興奮気味だ。微妙に勃ってるのが分かる生徒もチラホラ。  
どちらも最早明子のことなんてどうでもよくなっていて、明子はこれはチャンスとばかりに  
急いでブルマを履きにこっそり教室を抜け出した。  
僕は「あの子、結構大人しそうなのに派手な下着だな」・・・とか  
「スポーツブラも意外と良いな」なんてことを考えながら  
教科書などを引き出しの中に避難させていた。  
 
そんなこんなで結局スプリンクラーの謎の誤作動により三時間目は流れてしまい  
学期末に補講が決定してしまったが、素晴らしい物が見れたので良しとしよう。  
 
 
 
目が覚めたら僕は保健室にいた。もう18時だ。  
「そうだ・・・体育の時間に倒れたんだっけ・・・」  
 
今日は朝の練習で1回、明子に悪戯するために2回、計三回も時間を止めて  
ヘロヘロだったのに加えて空腹な4限に体育なんかしたから貧血で倒れたんだ。  
 
で、保健室の布団があまりにも気持ちいいからこんな時間まで寝てしまった・・・と。  
そういえば昼から何も食べてないんだよな・・・  
腹も減ってきたし急いで帰ろう・・・  
 
そんなことを考えながらいそいそと廊下を歩いてると  
 
「輝!」  
 
競泳水着を着た女の子に呼び止められた。明子だった。  
 
「こんな時間まで寝てるなんて大丈夫?本当に体調悪かったんだね」  
「ちょっと疲れが溜まっててね・・・明子は今から帰り??」  
「うん!今日部活の片付け、私の担当だったからこんな時間になっちゃった!  
折角だから一緒に帰ろっか!今着替えてくるからちょっと待ってて!」  
 
こっちが「うん」と言う前に明子は走って行ってしまった。  
水着姿で走るから、彼女の大きな胸がたぷたぷ揺れている。  
 
「そういえば、さっき胸触りそびれたな・・・」  
 
まだ疲労感がちょっとあるけど6時間も寝れば流石に、  
もう一回時を止めても大丈夫だろう。  
僕は女子更衣室の方までこっそりついていった。  
 
更衣室の中からシャワーの音が聞こえる。  
僕は迷わず時を止めた。  
 
更衣室に入ると明子の姿は無く、窓の手すりに、  
明子の制服と水着がだらしなく掛けられていた。  
「あーぁ・・・体は女らしいのにこういうところは本当ガサツだよなぁ・・・」  
そう言って制服を手に取ろうとしたら・・・  
 
「あ・・・」  
 
制服も水着も手すりからするりと窓の外へと落ちていった・・・  
 
「まぁ言いか・・・どうせ宿直の先生と俺と明子ぐらいしか今校内にはいないだろうし。」  
これはこれでどうなるか楽しみなので良しとしよう。  
 
そう言い聞かせてシャワー室の方へ入ってみると  
そこでは明子があられもない姿でシャワーを浴びていた。  
何も着ていないせいかいつもよりも胸が大きく見える。  
体中に水気を帯びていてただの裸よりも俄然色っぽい。  
さっきもドキドキしたが、ちらっとスカートの中を覗くのとでは桁違いの興奮だ。  
 
「や・・・やばい・・・」  
 
こみ上げてくる脱力感・・・僕は明子の体に触れたい気持ちを抑えて  
大急ぎで更衣室を出て行った。  
 
 
輝を待たせてるから、急がないと・・・  
そう思いながらささっとシャワーを浴びる。  
シャワーを浴びてるときに誰かに見られたような気がしたけれども  
きっと三限の授業のせいだろうな・・・  
気が付いたらパンツもなくなってるし、本当最悪。  
 
シャワー室を出るととんでもないことに気がつく。  
 
「あれ・・・服と水着は・・・」  
 
窓の下を見ると校庭の木にひっかかっている。低木なので取れない位置ではない。  
「えー!今日は厄日だわ・・・」  
 
ここは3階。下まで服を取りに行くにはかなり歩かなくてはならない。  
明子には前を隠すこと位にしか使えない小さなタオルしかない。  
こんな時間まで残ってる生徒はいないだろうか人に逢うことはないだろうけど  
万が一逢ってしまったら・・・輝には今日お尻を見られたばかりだし・・・  
 
「でも輝を待たせてるし、早く帰らないと先生に怒られちゃうだろうなぁ・・・」  
 
私は意を決してタオルで前を隠し外に出ていった。  
 
心配しすぎだったのかもしれない。6時まで学校にいる生徒はおらず  
おかげで校庭までは誰にも逢わずに済んだ。  
途中で輝に会うかなと思ったが、それらしき者はいない。トイレにでも言ってるのかな・・・  
 
「よし!後はあそこの枝に引っかかってる制服を取るだけだわ!」  
 
木は意外と高かった。微妙に服に手が届かずぴょんぴょん跳ねる。  
夏とは言え流石に外で全裸で飛び跳ねていると股間がすーすーしてくるし  
胸もものすごく揺れるしで誰も見ていなくてもかなり恥ずかしい。  
 
「うー!早くしないと・・・」  
 
そう思いながら思い切り飛び跳ねると  
ガサッ!手がかすったおかげで制服が枝から落ちてきてくれた。  
 
「やった!」  
 
しかし安心したのも束の間。何者かに物凄い力でタオルを奪われた。  
 
「え・・・」  
 
 
先ほど見た明子の裸が刺激が強すぎて、僕はトイレで大量の精液を放出していた。  
裸を見ただけで、こうなってしまうとは・・・いくら女っ気ないからって情けなすぎる・・・  
そういえば、明子はどうなっただろう・・・やっぱり裸でうろついているのかな。  
ニヤニヤしながらトイレを出ると  
 
「きゃあああ・・・やめてえええ!!!」  
 
明子の叫び声が聞こえてきた。  
多分制服の落ちたところからだろう。急いで校庭の方へ向かうと  
全裸の明子が仰向けになって倒れていた。  
 
「て・・・輝・・・見ないで・・・」  
 
明子は息が上がっていた。体中がヒクヒク動いていて足は開脚状態。  
更に暗くてよく見えないが股間のところで黒いものがモゾモゾ動いている。  
野良犬だった。犬はただひたすらに明子の大事な部分を舐め続けている。  
 
「はぁっ・・・せ・・・制服を・・・落としひゃっ・・・この子が突ぜ・・・あぁあっ・・・」  
 
もう何を言ってるのか全然分からないが大体事情は掴めた。  
どうやらこのバター犬に襲われてしまったらしい。  
 
それにしても凄い迫力だ。普段の明子なら絶対しないような表情と声。  
舐められるとそんなに気持ち良くなってしまうのだろうか。  
 
そんなことを考えながら犬から明子を引き離そうとすると  
 
「うぅー・・・わんっ!!わんっ!!」  
 
物凄い勢いで吼えられてしまった。相当明子が気に入ったらしい。  
 
体育の時間に貧血で倒れてしまうような僕では到底勝てそうな気がしないし  
明子もこんな状態なので時を止めて明子を担いで逃げることにした。  
 
時を止めるだけでも大変なのに人を担ぐのは至難の業だった。  
それでもちゃんと止められたのは中途半端に時間を止めると  
あの犬が追っかけてくるかもしれない恐怖からかもしれないし  
明子の裸を一人で堪能したい気持ちからかもしれない。  
 
お姫様だっこの体制で走ったので明子の巨乳がぶるぶる激しく揺れるわ  
手に当たるわで、一回トイレで抜いてなかったらやばかったかもしれない。  
明子の体は細くて硬そうだと思っていたけど体中柔らかくて軽かった。  
根本的に男とは体の作りが違うんだなと、童貞ながらに思う。  
 
しかし明子はそんなことはお構いなしにぐったりしてまだはぁはぁ言っていた。  
さっきはあんなに必死に隠していたのに今は隠すことも忘れて  
ボーっとした表情で遠くを見ているから胸も股間も丸見えだ。  
恐らく誰にも触られたことのない所をあれ程までに責められたのだから  
よっぽど気持ちよかったのだろう。  
 
さて、すごくラッキーだけどこれからどうしたものか。  
明子は相変わらずぼーっとしてるし、このままエッチなことしたいけど  
流石にそれはまずいよなぁ・・・  
 
「そこに誰かいるのか??」  
 
沈黙を破ったのは宿直の先生の声だった。  
 
(まずい!!!)  
 
僕は慌てて近くにあったロッカーの中に明子を抱えたまま隠れた。  
 
(ちょっと!何でロッカーの中なのよ!!)  
明子もびっくりして正気に戻る。  
(こんな格好の女と一緒に居たら誤解されるだろうが!!)  
 
「あれー・・・なんか物音がした気がしたんだけど気のせいかな。」  
宿直の教師がロッカーの前をウロウロする。気のせいだから早く行ってくれ!  
 
(確かにまずいけど、この中に隠れるのはちょっと・・・)  
確かに、こんな狭いロッカーの中では密着せざるをえないし  
明子は今裸なのだ。理性の戻った明子は必死に胸や股間に手を当てて  
僕に当てないようにするのだが、それは逆効果だった。  
 
(そ・・・そんなに動くと)  
(・・・!!!!!)  
 
明子の顔が真っ赤になる。どうやら俺の股間に手がぶつかったらしい。  
しかも抜いたばかりなのに先程のお姫様抱っこでまたもやMAX状態になっている。  
 
(さ・・・最低・・・そりゃ助けてくれたことは感謝するけど・・・)  
(しょうがないだろ・・・目の前に裸の女がいたらこうなるよ・・・)  
(そ・・・そうだけど・・・)  
 
明子は汚らしいもの扱うかのように、俺の股間から手をどけ体を引いた。  
すると今度は俺の脚と明子の足が絡まってしまい、  
明子の大切な部分が俺の膝にあたる。犬に舐められていたせいか  
別のものが原因なのか俺のズボンにぬるっとしたものが着く。  
 
(ち・・・違っ・・・これは・・・)  
(だ・・・だから動くなって・・・)  
(そっちこそ動いちゃだめだよ・・・動くと・・・擦れて・・・ひゃっ・・・)  
 
自分でも動いたのか分からない位微妙な動きにも息を殺しながらぴくっと反応する。  
面白いので何回かさりげなく動かすとびくっ、びくっと体を震わせ  
僕の腕をぎゅっと掴んで一生懸命声を出すのを我慢していた。  
いつの間にか胸まで密着させてきていて、服の上からでも乳首が硬くなってるのが分かった。  
さっきの犬のことと良い、下の刺激に弱いのかもしれない。  
 
しばらく彼女の秘部を膝で擦り続けていると明子は  
(も・・・もうだめ・・・)と呟き僕の足に大量の潮をぶちまけてしまった。  
 
「と・・・とりあえず外出て拭こうか?宿直の先生、もうとっくに居なくなってたみたい・・・」  
勿論知ってて黙ってた。彼女は真っ赤になって下を向いたまま何も言わなかった。  
 
明子は着替えて、下校の支度をするまでずっと黙っていた。  
自分もまさかここまで色々できるとは思っていなかったので  
ラッキーと思いつつも悪いことしたなぁと少しだけ反省した。  
 
「輝・・・」  
 
家に帰る途中やっと口を聞いてくれたと思ったら  
とんでもないことを言い出した。  
 
「今日のこと・・・絶対に誰にも言わないで・・・特にあなたのお兄さんには・・・」  
 
さっきまでの幸せな気分が一気に台無しになる。  
やっぱり明子は兄貴のことが好きなのか・・・  
今日のことがきっかけに俺のことも意識してくれたら良いのにと思ったけど甘かった。  
次能力を使うときは、もっと明子のことを考えて使おう。  
そしていつか振り向かせてやりたいなぁ・・・まぁ明日にはまたエロいことに使ってるんだろうけどw  
 

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