たったったったったっ・・・私はマラソンをしている。
無心で走っているが、無心になれば雑念が生まれてくる。
親の事、家庭の事、学校のこと、いじめられたこと、仲間はずれのこと、
宝くじ3億円当選してAfoo株で大成功のこと、一人で独立して生活すること、などなど。
はあ、やっぱりだめだな。何かいやな気持ちになる。
もう私は働かなくていい。学歴もある。とはいえ友達はいない。
他人と付き合うのは、すごく疲れるし、いやな噂とかいろいろ立てらたり。
居心地がいいところなんて探してもなかった。
田舎は田舎で新参者がと。都会は都会で信頼できる人間などいない。
なら地方都市で海と山の幸が豊富なご飯がおいしいところがいいかなと思ってここにいる。
何か・・・むなしい・・・。なんだかさみしい。だが実家にも、故郷にも、帰りたくない。
今は不安感は何もないが、良いという感じもしない。インターネットでもするか。
ほ
た
て
マ
・・・なんだこれ?カ也の昔の歌にホ夕テマソとかあったか。ホタテでもマンコにいれろって。
バカらしい。そんなことするわけ・・・するわけ・・・してみようかな?
どうせすることなんてないし。私は魚屋にいくとホタテを殻ごと買ってきた。
確か昔のグラビアアイドルがホタテで胸とあそこを隠しただけのやつが話題になったっけ。
出刃包丁で貝殻から外し、内臓みたいなところを全部取って貝柱だけにする。
これを入れてマラソンでもするか・・・。2〜3個は口から食べた。普通にウッウーウマウマ。
あとは通販で買ったパンツに2本のディルドがついているものを取り出した。
ホタテをアナルに一個入れてみようと思ったが、ぐちゅぐちゅになって入らなかった。
そこでクスコを取り出すとお尻に入れて広げた。それで無理やりホタテを数個押し込む。
次にあそこにホタテをいくつかあてがうとタンポンで無理やり押し込んだ。
何か冷たいものが入って変な感じ。私はそのままディルドつきパンツをはいた。
いよいよ公園のマラソンコース。だが普通にマラソンするのもつまらないと思って
胸とあそこにホタテの貝殻を入れてみた。私もバカだなと思うが、もうそれはそれでいいや。
周りに数十人ぐらいの人がマラソンコースでマラソンをしている。
あそこの中にディルドがあるだけで、とても新鮮な気分。こつんこつん当たって気持ちよくなる。
しかもホタテ入れるだなんて変態行為もしている。コースの半分もきていないのに息が上がる。
エッチな気持ちになる。だめ・・・このままじゃ・・・・。
そういえばここに公衆トイレがあり、そこに駆け込んだ。よかった、誰もいない。
比較的きれいそうな個室にかけこむ。パンツを下ろす前に貝殻を横に置き、
ディルドつきパンツをはずすと、お尻からブヒブフォブジョという音がして
ホタテがぼろぼろと排泄されていく。だがそこに人の足音が・・・。
エチケットボタンを押した。「ホ夕テをナメソなよー ハイハイ」・・・何これ?
だが何とかやり過ごせただろう。排泄を終えて、もう一人の誰かが用を足している間に、
急いでディルドつきパンツをはき、マラソンコースに戻った。
・・・しまった、あそこの貝殻を置きっぱなしにしてしまった。仕方ない。
さらにマラソンコースを進んでいき、1週してもう帰ろうとした。
そういえば途中に魚屋があるんだっけ?ちょっと見ていこうかな・・・
魚屋のところがちょうど下りになっている。
足でブレーキをかけながら降りようとしたが、とまったひょうしに貝殻が胸からボロっとおち
魚屋の前に落ちた・・・やばい・・・私はそのまま走り去った。
家に帰って、あそこから愛汁でどろどろのホタテを何とかかきだして、
やっと気持ちを落ち着けた。いろいろピンチはあったが楽しかった。
でもこんな恥ずかしいことをしてしまった私は引っ越すしかない。
引越し先は、あそこに入れられそうなきゅうりの産地かまつたけの産地か悩むのであった。
終