男「そういえば」
狼「どうした?」
男「俺の精液が必要ってどのくらいの間隔で必要なんだ?」
狼「そうだな・・・・・濃さと量にもよるが、丸1日おきくらいだな。」
男「よっしゃ、じゃそろそろ必要だよな?また狼男にしてくれ」
狼「・・・・たしかに少し腹が減ってきたが、問題がいくつかある」
男「なんだよ?」
狼「まず前にも言ったが、アレをやるのは大変なんだ」
男「確かに聞いたが(ニジリ)」
狼「(ビクッ)ま、待て話を最後まで聞け」
男「じゃあさっさと話せ」
狼「もう一つの問題として、どーも飲むのが気乗りしない」
男「だったら俺に主導権渡してくれれば」
狼「そ・れ・で・も!だ。・・・・はあ、男子のみとは(元)長老の鬼・・・・・・」
男「ん?女から何を得るんだよ?」
狼「俺が摂取するのはエネルギーだからな。男なら精液、女なら愛液を活力としている」
男「ほほ〜」
狼「というわけでお前、彼女とかいないのか?」
男「いねぇ。・・・・っていうか居たと仮定した時、人の彼女に何するつもりだ!?」
狼「もちろん愛液をもらう」
男「はいそうですかっ!って出るもんでもないだろ!?はっ!それともまさか狼女にして・・・・」
狼「それは無理だな。アレができるのは現状お前用の力だし」
男「それはいいのか悪いのか・・・・・」
狼「とにかく、お前らがやる時に舐めたり舐めたり舐めたり」
男「舐めることしかしないのか」
狼「この場合、必要なのは愛液の摂取だからな」
男「でも居ないし。つーか狼が居る時点で逃げられるわな」
狼「それも大丈夫。俺のこの姿は「力を与えられるもの」つまりお前にしか見えない」
男「ポルt」
狼「摂取したあと、記憶を消せばいい」
男「先回りした回答ありがとう。つかそこの部分だけ見ると外道だな」
狼「話に疲れてイライラしてきたんだ。あと空腹」
男「だったら」
狼「う゛〜〜〜〜」
その時男の中であることがひらめいた。
20分後
ピンポーン
女「はーい、あらあなたお隣の・・・・・・」
男「(鍋持って)こんばんは〜。煮物作りすぎちゃって、おすそ分けです」
狼(この口実だけの為にわざわざ料理するとは)
男(まー料理は嫌いじゃないしな。しかもおすそ分けもコレが初めてじゃないし)
女「せっかくですし、上がっていきます?」
男(いつもは遠慮してるんだけどな)
男「お言葉に甘えて、お邪魔します」