「…何してるんだ?…亜由子…」  
俺は我が目を疑った。  
妹の亜由子が、トイレの中で…自らにバイブレーターを突っ込んでオナニーをしていたのだ。  
 
「お…兄ちゃん…」  
亜由子は顔面蒼白になり、自らの局部を隠すこともせずに呆然としていた。  
ブゥン… ブゥ…ン…  
亜由子の中でバイブが蠢く音だけが狭いトイレに響いている。  
「バカ!かっ、鍵くらい閉めろよな…!!」  
俺はあたふたとそう言って、バタンと扉を閉めた。  
 
「…」  
しかし、扉は閉めたもののその場から動くことができない。  
俺の頭の中には太いバイブに貫かれた亜由子の姿が焼きついていた。  
こともあろうに、俺は勃起してしまっていた。  
 
(や…やべぇだろ…落ち着け、俺!)  
すぅー。はぁー。  
俺は何度も何度も深呼吸をする。  
が、一物は一向に収まらない。  
やがてガチャリと扉が開いて、真っ赤な顔をした亜由子がトイレから顔を出した。  
「!」  
「!」  
 
俺たちは目が合った一瞬に息を飲んで顔を逸らし合った。  
亜由子は無言で俺の横を走り抜けようとする。  
「亜由子!」  
俺は思わず、その腕をつかんでいた。  
「っ…!?」  
亜由子がビクリと体を強張らせる。  
「お…兄ちゃん…は、離して…」  
亜由子は肩を震わせてうつむき、そう呟いた。  
 
亜由子は今年高校を卒業する予定の女子高生で、10も年の離れた妹だ。  
(最近の高校生は進んでるって聞いてたけど…)  
まさか、自分の妹がバイブレーターを持っているなんて思いもしなかった。  
 
「亜由子…す、すきなのか?そういうの…」  
「っ!」  
俺の質問に亜由子は顔を真っ赤にした。  
「な、何言ってんのよ!変態!」  
俺をキッと睨み付けてそう言う。  
反抗期の、生意気な妹なのだ。  
 
俺は少しばかり意地悪な気持ちになった。  
「変態は亜由子だろ」  
「…!そ、それは」  
そう言うと亜由子はぐっと言葉に詰まって黙り込む。  
 
俺の脳裏では、みだらな姿の亜由子が喘いでいる。  
 
「溜まってんのかよ」  
俺は亜由子を見下ろしてそう言った。  
「…ち、違うもん…」  
亜由子は頬を染めたままぷいと横を向く。  
俺は自らの中で黒い欲望がむくむくと首をもたげるのを感じていた。  
 
「嘘付け」  
俺は胸に隠すように持たれたバイブレーターを亜由子から奪った。  
「あっ」  
勢いづいて亜由子が前のめりに床に倒れる。  
 
見下ろすと、亜由子は潤んだような瞳で俺を見上げた。  
「…」  
ごくり、と唾を飲む。  
流行りの胸の開いたセーターから亜由子の胸の谷間が覘いている。  
欲情した俺には刺激的な姿だった。  
 
「…来いよ」  
乾いた喉で、俺は言った。  
(待て。やばい。落ち着け)  
裏腹に、胸の中で葛藤する。  
けれど欲望は抗い難い力で俺を突き動かしていた。  
 
今まで認めないようにしてきた自分の欲望。  
無理やり気付かされてしまった。  
俺は今までずっと、ずっと亜由子に欲情していたのだ。  
 
 
「ちょっ…お兄ちゃん!」  
俺は亜由子の手を引いて立たせ、強引に自分の部屋へと連れ込んだ。  
鍵を掛ける。  
幸か不幸か、両親は揃って旅行に出掛けていた。  
俺も本当は今日は出張で家を留守にする予定で、だからこそ亜由子は無防備にオナニーなどしていたのだろう。  
 
俺は亜由子をベッドへ転がす。  
 
「何するつもりよ…」  
亜由子はベッドの上で俺を睨んだ。  
逃げようとしないのは、まさか兄に犯されるとは思っていないからかもしれない。  
(本気で抵抗するなら…もっと暴れてるはずだ…)  
俺は自分に言い訳しながら亜由子の上に乗った。  
「!ちょっと…」  
 
押し倒されたことに驚いた亜由子が俺の胸を叩く。  
「いや!だめだよっ…お兄ちゃんっ!」  
俺は亜由子の頭をベッドに押さえ付けて唇を奪った。  
「ん…っ」  
ドンドンと胸を叩く亜由子の腕から、段々力が抜けていく。  
「や…」  
意外にも、甘い声。  
 
(おいおい…)  
俺は内心狼狽する。  
(いいのかよ…このままじゃやっちまうぞ…)  
しかし俺の手は意思とは関係なく、そんな迷いを嘲笑うように亜由子の体をまさぐり始めていた。  
 
柔らかい、胸。  
ピンと勃った乳首。亜由子はノーブラだった。  
俺は片手でその感触を味わいつつ、もう片方の手で亜由子の両手首を掴んでその頭上に纏めて押さえ付けた。  
 
本気で抵抗すればすぐに逃れられる程度の縛め。  
「いや…ぁ」  
しかし亜由子はそれを振りほどこうとせず、潤んだ瞳で俺を見上げるだけだった。  
 
「…本当はこうされたかったんだろ?ほら…もうこんなだぞ」  
俺は亜由子の股間に手のひらを滑り込ませた。  
オナニーをしていたせいだろうか。亜由子のそこは下着をぐっしょりと濡らすほどに濡れていた。  
 
「違…ぁ」  
亜由子はふるふると首を振る。  
「何が違うんだよ。ほら」  
俺はわざと音を立てるように指を動かした。  
驚くほど愛液を溢れさせたそこは、指の抜き差しに合わせてじゅぷじゅぷと淫らな音を立てる。  
「こんなにエロい音がしてるじゃねぇか…」  
「ん…!いや…」  
亜由子の顔が真っ赤になった。  
…その顔は俺の劣情をそそる。  
 
俺はネクタイを外して亜由子の両手首を縛り、ベッドのパイプに括りつけた。  
そうして逃げられないようにしてから亜由子の下着を脱がして足を広げ、濡れててらてらと光る性器に顔を近付ける。  
とめどなく愛液を滴らせるおまんこと、充血してぷっくりと勃起したクリトリス。  
亜由子も欲情していることは明らかだった。  
 
俺は唾をたっぷりつけた舌でクリトリスを舐めた。  
「んんーっ!」  
亜由子がビクンと背中を反らせる。  
俺は逃げる腰を押さえ付け、さらにクリトリスを攻めた。  
舌先で弾くようにしたり、回すように捏ねたり…下から上へ何度も舐め上げる。  
 
「あー…!あ…ふっ」  
亜由子は太ももをビクンビクンと痙攣させ、甘い喘ぎ声を漏らし始めた。  
「どうだ…気持ち良いか?亜由子」  
俺の問いかけに、亜由子はぎゅっと目を閉じて唇を噛み締める。  
「…良くないんなら…やめるぞ」  
俺は亜由子の股間から顔を上げた。  
 
「あっ…」  
亜由子が切なげに声を上げる。  
俺を見る目が哀願していた。  
俺はゴクリと喉を鳴らす。  
「どうなんだ?亜由子…」  
もう一度クリトリスに舌を付けて、真っ赤に腫れ上がるそこを舐りまわした。  
「あ…いいっ…いいよぉ…」  
泣きそうな声で、亜由子が喘いだ。  
 
「ん…ああ…」  
執拗にクリトリスを舐めているとやがて亜由子の足がビクビクと震え、太ももにぐっと力が入るのが解った。  
 
「ふ…ああーっ!!」  
俺は責め立てるようにさらに早く舐め上げる。  
すると亜由子は小さく悲鳴を漏らし、次の瞬間だらりと体の力を抜いてしまった。  
俺は亜由子の股間から顔を上げた。  
 
休ませてやる気はない。  
「もういったのか?亜由子はいやらしいなぁ」  
俺はそう言いながら先ほど亜由子から取り上げたバイブレーターを取り、ぐったりした亜由子に見えるように掲げた。  
「亜由子の好きなコレもまだ使ってないぞ?」  
 
「…っ」  
恥ずかしそうに顔を背ける亜由子。  
俺はバイブのスイッチを入れた。長さ20センチはあろうかというバイブが、うぃん…うぃん…と音を立てて淫らな動きで回転し始める。  
 
亜由子の目はバイブに釘付けになった。  
「コレが欲しいんだろう?」  
「あ…」  
怯えるような表情をする亜由子。  
俺は亜由子の返事も聞かず、生き物のように首を振るバイブをおもむろに亜由子のおまんこに埋めた。  
「ああああっ!!」  
 
既にお尻まで愛液の滴っていた亜由子のそこは、ずぶずぶと簡単にバイブをを飲み込んでいく。  
「ああっ…あああっ…」  
俺は充分に奥まで入れて手で固定し、ブルブルと震えるバイブの舌を亜由子のクリトリスに押し付けた。  
 
 
「ああっ!!ああああーーっっ」  
亜由子が叫びながら大きく背中を逸らせ、ペイプベッドに縛り付けた両手をギシギシと軋ませて暴れる。  
「ああっだめっ…だめぇ…また…いっちゃ…」  
 
言葉を最後まで言い終わらぬうちに、亜由子は大きく痙攣した。  
「んんーっっ!!!」  
 
「またいったのか?早すぎだろ。とんでもない淫乱だな…」  
しかし、バイブは抜かない。  
亜由子の奥深くまで差し入れたまま、好きなだけ中を掻き回させる。  
「ああ…も…もぅ…いやぁ…」  
 
俺はバイブの舌をずらし、今度は自分の舌でクリトリスを攻めることにした。  
バイブは挿入したまま、舌でクリをねっとりと嬲る。  
「んーっ…んあーっ」  
 
亜由子はガクガクと下半身を痙攣させた。  
「だめぇ…それ以上やったら…あゆこ…おかしくなるぅ…」  
 
「おかしくなれよ…!」  
俺はさらにぐっと亜由子の奥にバイブを押し付けた。  
「ああっ!あああああっ!!」  
亜由子は再び大きく叫んで背中を反らし、潮とも尿とも付かない液体をおまんこから大量に垂れ流して失神した…。  
 
俺はすぐに亜由子の頬を叩いて目を覚まさせる。  
「っ…んっ…」  
「まだ寝るには早いだろう?」  
俺は妖しく蠢くバイブのスイッチを切って亜由子から引き抜いた。  
 
ベッドは亜由子の漏らした排泄物でびしょびしょだ。  
亜由子は解っているのかいないのか、縛られた手をかすかにぎしぎしと揺らしながらそこに呆然と横たわっている。  
 
俺は亜由子の手を戒めていたネクタイを外した。  
汚れてしまった服を脱がし、未だ頬を上気させ虚ろな瞳で脱力する亜由子を抱き上げてそのままの姿勢でゆっくりとベッドの向かいにあるソファに腰掛ける。  
 
向かい合い、ソファの上で抱き合うような格好になった。  
 
亜由子はぐったりと俺の胸にもたれかかる。  
柔らかい亜由子の体。若く弾力のある胸が潰れる感触。滑らかな白い肌。膝の上の尻。  
俺のペニスは痛いほどに勃起していた。  
「亜由子…」  
呼びかけると、亜由子は微かにピクンと反応した。  
 
「…お…兄ちゃん…?」  
息も絶え絶えに呟く亜由子。  
俺は息を飲む。  
 
もう我慢などできるわけがなかった。  
俺はベルトを外し、ズボンのファスナーを開けてトランクスの隙間からペニスを取り出した。  
それは反り返るように天を仰いでビクンビクンと脈打っている。  
 
「乗れよ」  
俺は亜由子の耳元でそう命令した。  
「…だ…めぇ…それ…だけは…」  
亜由子は俺の胸に顔を押し付けながら、泣きそうな声でそう答える。  
 
「いいから、乗れ」  
「ああっ…」  
俺はぐいっと亜由子の尻を両手で持ち上げた。  
軽々と宙に浮く体を少し前にずらし、天を仰ぐペニスの真上に亜由子の腰を落とす。  
 
「ああああっ!」  
自らの体重を掛けられ、亜由子のおまんこはズブズブと俺のペニスを飲み込んでいった。  
 
「ああ…」  
俺は呻いた。  
亜由子の膣内は暖かく、柔らかく濡れていた。  
脱力した亜由子の体とは対照的にぎゅうぎゅうと伸縮して俺を締め付ける。  
まだ動かしてもいないのに、蕩けそうに気持ちが良い。  
 
「嫌…お兄ちゃん…」  
「何が嫌なんだよ?こんなに濡らして…締め付けてるぞ?」  
「だめぇ…」  
「だめじゃねぇだろ?」  
俺は亜由子の柔らかな尻をしっかりと掴み、膣の奥深く、子宮に突き刺すようにガンガンと腰を突き上げた。  
 
「んあああああーーっ!!!」  
亜由子が掠れた叫び声を上げる。  
「くっ…」  
 
罪を犯す罪悪感からか。  
俺は、今までに感じたこともないような快感に襲われていた。  
亜由子の内壁は吸い付くように俺に絡みつき、纏わりつき、まるで俺のペニスを歯のない口腔で咀嚼しているようだ。  
 
「ああーっ…んん…ふ…うぅん…っ」  
亜由子が甘い嬌声を上げる。  
「うそ…凄い…気持ち…よすぎるよぉ…っ」  
そして途切れ途切れにそう喘いだ。  
 
「…亜由子…っ」  
亜由子の膣からは再び漏らしたように愛液が溢れていた。  
「…っ」  
俺は亜由子を抱き上げて、繋がったまま床に押し倒す。  
亜由子の片足を肩に掛けて抱え上げ、より深く挿入できる体勢を取った。  
 
「んああ…っ!」  
俺のペニスは内壁の突き当たりまで亜由子を貫き、亀頭の先が奥で潰されるほどになる。  
俺は亜由子の体を床に押さえ付け、何度も何度も、亜由子を思いっきり突いた。  
 
「あああっ!きもち…いいいぃっ!!ああーーっ」  
亜由子は狂ったように叫ぶ。  
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!!気持ち良いよぉぉっ」  
瞳からぽろぽろと愉悦の涙を流しながら亜由子は腰を振った。  
 
「俺も…気持ち良いよ…亜由子っ!」  
おかしくなりそうだ。  
…いや、もうおかしくなってしまったのかもしれない。  
 
俺は亜由子の足を下ろし、正常位で彼女を抱きしめた。  
亜由子はしっかりと俺の背中に手を回す。  
そして自ら腰をあげ、より強く密着し、深く挿入されるような体勢を取った。  
 
「亜由子…亜由子っ!」  
何度も何度も、耳元で名前を呼んだ。  
そのたびに亜由子の体が俺の腕の中で震える。  
「ああっ!融けちゃうよぉ…お兄ちゃん!」  
亜由子が泣き声で答える。  
 
「いっちゃう…あゆこ、いっちゃうよぉぉっ!」  
亜由子のおまんこが激しく伸縮しだした。  
もの凄い快感。思考力はそれに全て奪われて、ただ、それを追い求めることしかできなくなる。  
 
「イけよっ…!」  
強く突きながら耳元で囁く。  
俺もいきそうだった。  
「だめぇぇぇぇ…ああ…いっちゃうぅぅっ!」  
俺を抱く亜由子の腕に力が入る。  
視界が白くなるほどの快感が俺を攫った。  
「いっちゃう…ああ!ああぁぁっ!!」  
 
亜由子が叫んだのと同時に、俺は亜由子の膣内に放出した。  
 
※  
 
「…」  
しばらくは動けなかった。  
こんな圧倒的な快感を感じたのは生まれて初めてだ。  
 
亜由子を見下ろすと意識を失っているようだった。  
その、涙の乾いた頬を俺はそっと撫でる。  
目覚めたら、亜由子は俺をなじるだろうか。  
 
意外にも、俺に罪悪感は薄かった。  
それよりもなによりも、もっと何度もこの体を味わいたいという欲望が湧き上がる。  
 
俺をあんなに強く抱いたんだから、  
―――亜由子もきっと俺が好きなはずだ。  
けれど。もしそうでなかったら。  
 
仮に亜由子に拒否されたとしても、俺には自らを自制することができそうになかった。  
一度超えてしまった境界線を戻ることは不可能なのだ。  
 
 
俺は立ち上がり、押入れに仕舞い込んでいたデジカメを探した。  
 
(END)  
 

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