日本には医師、歯科医師のみが知るある生き物が生存している。それは姿、形は人間の女性だが知能がやや劣り、命令されないと行動できない女の形を持つ生き物だ。ご主人には忠実で一生涯逆らわずに生きて行くともいわれている。
江戸時代には多くの裕福な人々が彼女達を奴隷としてを使ってきたが、悪用するモノの多く困り果てた徳川家康はこの奴隷女達を民衆から1人残らず取り上げた(奴隷狩り)
こうして日本から彼女たちの姿は消えいつのまにか存在すら無かったかのようになった。しかし、彼女達こそが日本の医学界を支え続けた素晴らしい存在なのである。彼女達を捕らえた徳川家康は打ち首にでもしてやろうと考えていたところ、
偶然、家来の怪我で治療に来ていた友人であり医師の雪乃吉が声をかけてきた。
「家康殿。ご相談したいことがあります。私はあらゆる治療や薬の研究をしている。 しかし、いきなりそれを民に使用することなどできぬ。そこでじゃ、打ち首にする罪 人を実験用に私くしめに下さらぬか。」
「おぉ、それも良い手だ。始末に困ってたのだ。いいだろう。その代わり、このことは
絶対に他者には知られぬようにしろ。もし1人でも誰かにもれたときは友人といえ ど、お前を罪人として打ち首にするぞ。」
「ありがたく頂戴いたします。」
ここから、彼女達の女奴隷ではなく医療侍女としての歴史が始まった。
医療侍女は現在でも医師、歯科医師は必ず保有している。江戸時代とは違い現代では医療侍女の知能も発達し、ほとんど普通の女性とかわらなくなった。
しかし常にご主人様のご指示を頂かないと1人ではなにをしていいかわからなくなってしまうのだ。
そして、ずっとかわらず守られ続けてきている約束は「他者に医療侍女の存在をばらさない」ということである。他者に知らした者は医師免許の剥奪、
および命の保証はしないという契約が国と結ばれている。
時折、知らせてしまう愚か者の医師がいたが、あまりに飛んだ内容により誰も信じることは無く、医師は姿を消していった。
<侍女との出逢い>
桜が風に舞う頃、30歳を節目に内科医としてS市に独立開業をした桐島先生は今日も朝日が昇る前に起き、たまったカルテを整理するため早朝出勤をしなくてはならない。
独立したばかりであちこちの手続きや契約でろくに眠ることも出来なかったがそれも夢だった医院を開業できた事に胸が高鳴り疲れなど感じなかった。
急いで着替え車で20分先の医院へ向かった。隣接する駐車場へ車を入れようとすると、駐車場に大型犬のようなものがうずくまっている。しかし暗すぎていまいちなんだかわからない。
ぎりぎりまで近づいたらヘッドライトに驚いて逃げるだろうと近づいてみると、
「人だっ!!!」
慌てて、車を降り駆け寄ると、乱れた髪に全身傷だらけで透き通るような肌の侍女が必死で逃げようとしていた。しかし侍女にもう歩く力は残ってなく震えた荒い呼吸だけがきこえた。
「なぜ侍女がこんなところに・・・」
桐島先生は慌ててあたりを見回した。もし誰かに目撃なんてされた日には医師免許はもちろん命の保障もされない。幸いなことに辺りはまだ暗く人通りも無かったため目撃はされてないようだ。
車を乱雑に駐車場に押し込み、10歳前後であろう侍女を抱え医院の裏口からはいり、
地下の侍女牢へ急いだ。個人の医院には大抵1人の侍女が地下の侍女牢にいるが、桐島先生は開業したばかりでいそがしく侍女の契約をまだ医師会と交わして無く侍女牢は開いていた。
地下室は12畳ほどで、白い壁にステンレスの医療器具などまるで病院設備そのものだった。違うのは牢屋と南京錠があることのみ。
奥の6畳に白いパイプベットが置かれ、反対側の6畳には医療器具にパソコン。その間を鉄格子が仕切られている。
そっと侍女をベットに寝かせ、白衣を着て聴診器を首からかけた。侍女の体をみれば虐待されていたことは間違いない。
今頃虐待した医師は真っ青になってこの子を捜しているだろう。侍女に人権はないし、捜索願なんてだせない、ばれたらすべて終わりだ。
しかし自業自得。そう思いながら侍女のもとへいそいだ。
白い肌に赤くみみず腫れになっている侍女の体に優しく聴診器をあて腹部の触診をする。
そして、一端牢屋の外へ行きカートに必要な医療器具を準備しベットのよこにつけた。
「そんなに怯えないで。うつぶせになろうね」
そういってひょいと体をひっくり返した。ゴム手袋をはめて検温の準備をしている。
「大丈夫、大丈夫、痛くしないからちょっとだけ動かないでね」
左手で白くて小さいお尻を開き右手中指にワセリンをとって肛門に塗った瞬間、侍女は最後の力を振り絞って足をばたつかせて抵抗した。
「ダメだよ、じっとして・・・・・・。」
足を押さえたが、これじゃあ検温ができない。
「縛るよ。」
カートから、太く長い包帯を取り出し、侍女の手を背中でしばり、ベットの両サイドに足を固定、下腹部に枕をおきお尻を突き出した体制をとらせた。
「ぁぁっ・・・ぁ・・ぃゃっ」
小さなうめき声を上げたがもう抵抗はなにもできなかった。
再び、お尻が開かれワセリンをぬられる。
「はぁぁー、ぁーぁぁっー」
かすれた叫びが聞こえる。
「良い子だ、動かないで」
(プスッ)
先生は褒めながら肛門に水銀の体温計を注入した。
侍女は冷たい棒が入ってきて気持ち悪さで腰がぬけてしまったかのように力がはいらない。
しばらくすると侍女は便意を感じ必死で我慢するために肛門に力を入れた。
「頑張ったね、終わりだよ。すぐ抜くから。」
しかし、肛門に力がはいってることがわかると、体温計をすぐ抜くのはやめて
ゆっくりピストンをして肛門の緊張をほぐしながら徐々に抜いていった。なるべく痛みを伴わないように。
『37.8℃』
「春とはいえ裸で逃げ回ったら風邪ひくよな」
桐島先生は、ベットに腰掛けて力尽きてほとんど抵抗しなくなった侍女にいった。
侍女は無反応だったが、涙目で壁を見つめていた。
侍女を拾うということは聞いたことがない。どんな実験に使用されてきたのかわからない為、本当はいろいろな検査をするべきだが、
今はそれより熱を下げる方がさきだった。
最初に触診した時、腹部に張りを感じてた。
カートにセットされている浣腸の中からのずるの長いコトブキL40を選び袋を開け、
ゴム手袋をはめる。侍女はその音に反応して体をビクンッと震わせた。
「すぐ楽になるからもう一度お尻にいれさせてね。」
「やめて・・・なにもしないで。。。たすけてください」
弱々しい声で哀願する侍女。しかし浣腸の準備はちゃくちゃくと行われていく。
再びワセリンをぬられお尻をひらかれる。
「すこし奥まで入れるよ。ごめんね」
(ツプッッ〜)
「あぁ〜、、、あっっ〜〜いやぁ〜〜〜、ぃたぃぃぃ・・・」
ノズルを直腸近くまで注入され、肛門がひくひく痙攣しはじめた。
「お薬入れてるからね。もう終わるよ、終わる」
ゆっくりと浣腸をつぶし全てを注入し、引き抜かれる。桐島先生は左手で脱脂綿を肛門に押さえながら反対の手で用意してあった洗面器をお尻のほうにそっと置いた。
そして侍女の下腹部においてあった枕をとり、お腹を優しく上へ誘導して膝を曲げさせうつぶせだった侍女を四つん這いにした。
「ぅぅっ・・、ぁ〜ぁっ〜〜ぁぁお腹いたいぃ、うんちでちゃう・・・」
「ここで出しちゃっていいからもうすこし我慢しよう 。」
桐島先生は優しく返答をした。そして2分がたった頃お腹をなでてる先生の手に伝わるほどギュルギュルとなり始めた。本来なら5分以上待たせたい所だが、
高熱で体力も弱っているということも考慮し排泄をさせることにした。
(ブシュッーーーーープップッツブリブリッッー)
脱脂綿をはずすと勢いよく茶色い液体が出てきた。お腹をマッサージしながら排便をうながすとするすると茶色い固まりもでてくる。
「いぃあぃぃい〜〜、いた〜いぃ、ぃやだぁ、見ないでください、みないでぇっ」
「全部出しちゃおうね。そうしたらお腹痛いの治るから。」
しかし思ったより出ない。
「ちょっとごめんね。お尻の中診るよ。」
(ヌプッ)
そういうと人差し指を肛門の中に入れ直腸診を始めた。
「ああっっ〜〜ぃっぁぁぁ〜〜ぃゃ、ぃゃっ」
やはり、堅くなった便が詰まっているようだ。直腸マッサージをしながら少しずつ排泄を促すが、侍女はとても苦しそうである。
次第に侍女の呼吸が粗々しくなってきて、大きな固まりを排泄した。それを見て桐島先生はあ然とした。長さ4センチほどのソーセージだ。
この侍女は想像を絶する虐待を受けてたのであろう。そして激しい肛門への怯えがある意味が理解できた。
「もういいよ、全部でたよ。偉かったね。辛いことしちゃってごめんね。」
もう一度浣腸しないと全部でないのはわかっていたが、侍女があまりに怯え辛そうなので一度ここでやめることにした。
最後にまだヒクヒクと緊張している肛門にガーゼをあてそっと拭いた。
侍女の手足に巻き付けた包帯をほどいてやり、桐島先生は縛ったあとが付いてしまった細い手首を申し訳なさそうにさすった。
侍女は疲れ切り眼はうつろで体は全く動かさない。浣腸をしたことで荒い苦しそうな息づかいは穏やかになっていた。
本当は熱冷ましの座薬を入れたいところだが心の負担を考えて一度眠らしてからのほうがよいと判断した。
「これから午前の患者さんがくるからいってくるよ。ここは誰もこないから安心して」
カートに使用済みの浣腸と洗面器、体温計、ゴム手袋のせ鉄格子をでて扉に南京錠をかけた。
とんだ拾いものをしてしまい朝やろうと思っていたカルテの整理がまったくできないまま午前の治療がはじまった。
この日は患者も多く午前診療だったのにもかかわらず最後の患者がかえったのは14時をまわっていた。
看護師たちを帰らせいつもだったら、ここで昼食だが地下室へ急いだ。侍女はやはりベットでぐったりしていた。
聴診器と体温計をもって南京錠をあけ中へ入る。
「お腹みせてね。」
「すこし楽になったかな。熱はかるよ。横向きになって」
また暴れるようだったら縛らなくてはと思っていたが暴れる気配はない。横向きにして膝を曲げさせお尻を突き出す格好をさせた。
「そのままじっとして」
そういって桐島先生はベットに腰かけ、まげた足を押さえワセリンをぬった体温計を突き出されたお尻に挿した。
「ぃゃっ、ぁぁぅぅっ・・・・ぅっ・・・はぁはぁ」
足に力が入り若干抵抗されたが、しっかりと押さえていたので体温計は外れずうまく計ることができた。
「終わりだよ。まだ37,5℃あるね。ご飯食べて早く直そうね」
ワセリンで汚れた肛門を優しくふきながらいった。そして1階への階段をのぼりしばらくすると小さい土鍋に一人前のレトルトのおかゆをきれて運んできた。
「すこしでも食べよう。」
先生はベットの背もたれを起こしスプーンで少しづつ口へ運んだ。3口ほどでまったく食べてくれなくなったので残りはすべで先生の昼食となった。
そして残った大量の仕事をやりに1階へと戻っていった。1時間ほどした時、閉めている医院にさっき診察したばかりの威勢のいい患者がノックしてきた。
「電気がついてるから先生がいるのかと思って覗いたらえらいねぇ。治療外の時も仕事してるなんて、これ、よかったら飲んで。」
実家から送られてきたという林檎ジュースを置いていってくれた。患者さんからもらい物をするのは日常茶飯事だ。団子やら、おはぎやら・・・
桐島先生は、これならと思いさっそくその林檎ジュースをコップに入れストローをさし地下へ向かった。
「寝てるかい?」
南京錠をあけながら侍女の方を見るとなにか様子が変である。
「うっ・・・・ぅっ」
枕元には嘔吐の痕跡が残っていた。すぐさまリンゴジュースを置きベットへ駆け寄って嘔吐物を詰まらせないように横向きにして背中をさすり叩いた。