ケース3 西條あかりの場合
最近の彼女は生理でもないのにナプキンが欠かせない。
まだ26歳で出産経験もないのに、咳をしたり驚いたりすると
意識なく失禁してしまう。
若い女性もそういう症状がよくあると言うことで特に気にしていなかったが
彼とのデート中だけは異様に緊張していた。
しかし、彼女は2週間後思いもよらずWSCの扉を開けることになる。
受け杖には相変わらず優しく微笑む相沢があかりを受け入れる。
問診表を渡されるもどこか気恥ずかしくなかなか記入できないでいると
見かねた相沢があかりに近づいてきた。
『どこかわからないことありますか?』相沢は問う。しかしあかりは
顔を赤くして俯くばかりだ。相沢は彼女の性に対する幼さを感じ
『それじゃあ記入はいいですからおトイレだけ済ませてお待ちください』と
伝え、診察室にあかりの無記入の問診表を持っていく。
あかりは排尿痛を我慢しながら用を済ませ待合室に戻る。
ナースの吉田が仏頂面であかりを迎えに来た。
『西條さん、西條あかりさーんお入りください』
あかりが診察室に入ると医師が優しく目の前の椅子に座るように言う。
荷物をかごに入れ椅子に座ると子犬のような目で医師を見つめた。
『西條さん、問診表には何も書いてないけど今日はどうなさいましたか?』
医師が問うとようやく観念したあかりが口を割る。
「実は1ヶ月くらい前からちょっとした衝撃で失禁するようになって
ずっとナプキンをしてたらおしっこするときにすごく痛くて…」
はずかしそうに伝えると医師は『それじゃあ診てみましょう』と
吉田に目で合図をしながらあかりに診察台に乗るように促す。
内診台に抵抗はあるものの、以前違う病院で経験があるため
あかりは促されるまま下着を脱いで内診台に乗った。
症状:かぶれによる尿道炎の疑い
医師はゴム手袋をはめあかりの元に座り眩しいライトが
あかりの股間を照らした。あかりは言いようもない不安で
医師を見つめる。ここには医師と患者を遮るカーテンはない。
『あー大分尿道付近が赤く爛れていますね、これは痛いでしょう』
医師はあかりに触れることなくつぶやいて、消毒液が染みた脱脂綿を
あかりの秘部をなぞる。あかりは今までと違う苦痛に身を捩る。
それもそのはず…医師は爛れや傷にはとても沁みる消毒液を
あかりに使用したのだ。うっすらと微笑みながら…
吉田が医師の不審な行動を疑いあかりの患部に目をやると
そこには無駄毛が1つない幼い少女のような股間が露わになっていた。
『貴女…これは自分で剃ったの?』吉田が言うとあかりは顔を横に振る。
医師は会話を聞きながらもう一度沁みる脱脂綿で下腹部から肛門までなぞる。
「先生…痛いのはおしっこのところだけですので…」あかりが恥ずかしながら
医師に伝えると『そうは言っても股間が傷だらけですよ』とモニターに
股間部分を映しながらあかりに言った。自分の秘部を画面越しに見ると
ライトの光で更に露わになっていて急に恥ずかしさが増す。
『こんなに傷つけながら剃毛するなんて貴女の彼はどうかしてるわ』
そう言いながら吉田は傷だらけの股間を大きく開きあかりに見せ付ける。
かみそり負けのような傷もあれば膣口付近には裂けた様な傷跡もある。
そして肛門には陰毛が1本1本毛抜きで抜かれたような跡があり、更に言えば
最近脱肛した様な跡もある。あかりは今まで見たことがない自分の股間を
凝視しする。しかし左の臀部の内側には見慣れたほくろがあり
あかりは変わり果てた自分の股間に目を疑う。紛れもなく自分の体だ。
医師は全ての傷を消毒すると細く冷たい尿道鏡をあかりの赤く爛れた
尿道に押し入れる。『それでは中の様子を診て見ましょう』
「うぅぅぅぅぅぁ」キシロカインを塗ったとは言えあかりは苦痛で唸り出す
尿道鏡にはカメラがついており先ほどのモニターにあかりの体内が
映し出される。そこには医師も吉田も愕然とする光景が描かれていた。
『これは…』
カメラに映し出されていたのは濁った様な色をした固形物だ。
あかりは苦痛と快楽を伴う彼との1週間前の交わりを鮮明に思い出す。
「あの時だ…」あかりは確信した。そう、それはいつものデート中のこと。
あかりは彼と食事を終え、映画館に行ったときだった。
ホラー映画で驚いた瞬間、あっという間に失禁してしまい
それに気づいた彼はあかりの手を引き映画が終わる前にシアターを出た。
二人はドラッグストアで女物の下着を買い、ラブホテルに向かったのだ。
今までとは別人のような彼は、失禁した彼女を[お仕置き]という名目で
備え付けのレンジで熱くしたタオルで擦る様にあかりの股間を拭き
それでも汚いと消毒液を浸した細い綿棒を尿道に入れてきたのだ。
あかりは激痛と彼の異常な行動に震えながら、動いたらもっと痛くなると
必死に絶えていた。何度も消毒液を浸しながら抜き差ししたり、綿棒を入れられながら
クリトリスに携帯のバイブを触れてみたりと悪戯し放題で、刺激の強さに
再度失禁してしまった彼女の陰毛を男性の髭剃りで石鹸などつけることなく
剃ってしまったのだ。剃り終わって入りっぱなしの綿棒を抜くと、そこには
尿でふやけ脱脂綿が剥がれ落ちただのプラスチックの棒が出てきた。
あかりが慌てると彼は嘲笑うかのように彼女を四つんばいで固定し
肛門周りの毛を1本1本痛みを溜める様に抜き始めた。彼女は鋭い痛みに
震えていたが、その内痛みが快楽となり二人は尿道に取り残された異物を忘れ
今までにない至福の時間を過ごしたと言う。それからというもの彼女の膣口の突起部分をクリップで
挟み上げたり、肛門には異物を挿入したりして快楽に伴う失禁を二人で
楽しんでいたようだ。あかりは医師と吉田にその経緯を涙ながらに話す。
『このような行為で快楽を求める人もいますが、そこには必ずこう言った
デメリットもあることを忘れないでください』と医師が言いあかりの中に
置き忘れられた脱脂綿を尿道鏡に挟み摘出した。
「は……ぃ、すみま…せん」あかりが細々とした声で謝ると
『いいのよ、こうして痛いのを我慢するのがすきなんでしょ?』と
満面の笑みをした吉田があかりを覗き込む。あかりは恥ずかしさで
頭を横に振るも、その火照った顔を医師と吉田は見逃さない。
『膣内や直腸にも傷があるかもしれないから診ておきましょう』
吉田は医師の言葉にうなずき抵抗気味のあかりの股間を大きく開く。
医師は濡れ始めていたあかりの膣に一度に3本の指を挿入した。
あかりはその衝撃に鳥肌が立つ。『ここは異常ないかな?』医師は
そう言いながらあかりの体内の一番感じるざらつきを休むことなく
刺激し吉田はその様子を診ながら内診台をフラットに戻す。
そして医師の指を入れながらあかりを四つんばいに体位交換させ
『私はこちらを診てみます』と細く長い指を肛門内に挿入した。
医師と吉田の指の動きで同時に1枚の襞を刺激した瞬間、今までにない
快感であかりは昇天しながら大声を出す。しかしその卑猥な動きは
一向に止まらない。「やめてぇ。壊れる…壊れちゃうからぁ、もうダメぇ・・・」
そういいながらも更に足を広げ尻を突き出しあかりは脱力しながら
診察台の上で失禁した。もうあかりはこの快楽の地獄から逃れられない。
何度とあかりの尿道からちいさな噴出が湧いただろうか…
しかし、その排尿によって痛みを感じるあかりの姿は今はない。
あかりは二人の異なった体温を膣と直腸で同時に感じながら
泡を噴いて喜んでいる。医師は吉田に目で合図をし二人一斉に
指を抜くとあかりの膣と肛門からは異なった体液が滴る。
一度に快楽の元を失ったあかりは不甲斐ない声で「もっとぉ…」と
訴える。膣や肛門も快楽を欲してるのかヒクヒクと動く。しかし
『あとは軟膏を処方しますから排尿後に消毒して塗って下さい』と
言いながら医師はカルテに記入し始める。吉田は優しく物欲しそうな
あかりの股間をタオルで拭い、軟膏を塗る。そして医師が診察室を出た瞬間
『もう彼だけじゃ物足りなくなるわね。今度はお尻から異物が取れなくなって
診察に来るんじゃないの?』と妖艶に囁きあかりを診察台から下ろした。
急に快感を失ったあかりは足に力が入らず何度もよろめきながら下着を履く。
そして吉田に付き添われながら待合室に戻った。会計をなんとか済ませ
院外に出ると、そこには諸悪の根源である彼が待っていた。しかしあかりは
彼の車には乗らずゆっくりと駅のほうに一人で向かう。
その様子を2階の診察室から医師と吉田が寄り添うように見ていた。
『あの患者、彼じゃ物足りなくなって近いうちにきっと来ますよ?
今度は何をしてあげましょうか?』吉田がそういうと医師はフッと
顔を緩ませ、今時珍しいガラスの特大浣腸器を指差す。
その上の階の同じ窓際には休憩室にいるの相沢が立っていた…
−−−西條あかり 終了−−−