俺は街中を歩いている。  
通学路なのだろう。ランドセルを背負った子供達が列を作っていた。  
ちょっと腹も減ったし、目ぼしい子でも食べておくか。  
俺は適当にかわいい娘を見つけその子に声をかける。  
高学年・・・5、6年生といったところだろう。  
気弱そうな女の子が目の前に立ちふさがった俺を見る。  
そして避けようとする。  
が、俺は彼女に声をかける。  
「リコーダーを聞かせてくれ」  
すると彼女はランドセルからリコーダーを取り出す。  
顔はきょとんとしている。自分の意に反して体が勝手に動いているからだ。  
彼女はリコーダーを置き、今度はスカートをたくし上げ、パンツに手をかける。  
そしてひざまでずり下ろした。  
これには彼女も流石に悲鳴を上げる。  
「え・・・なんで・・・やぁ・・・」  
そしてリコーダーを持つと、まだ毛の生え揃っていない割れ目に突き刺した。  
「いぎゅう!!!」  
濡れていないそこにリコーダーがブスッとささる。血が痛々しい。  
悲鳴も出ないのか、開いた口からは息しか出ていない。  
ここまでしといて言うのもなんだが可愛そうだな。  
俺が彼女の体に触れると、彼女はそのままピタッと止まった。  
よく見ると体の表面に光沢ができている。  
そう、彼女は置物になったのだ。  
持ち帰ろうとしたが重くて途中で落としてしまった。  
足首から砕ける。  
もういらないや・・・。俺はバラバラになった彼女だったものをその場に立ち去った。  
 
 

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