「光陰矢のごとし」  
 ここは神社の境内。サボりふてくされ怠けの巫女が、延々と油を売る場所。  
「無花果、ミミズク、ズゴック」  
 肩までのショートの瑞葉は、そんな巫女達の、一人であった。  
「すっげえ、さすがズゴックだ。びくともしないぜ」  
 まさに巫女にあるまじき言動。瑞葉は、ガンダ○オタクであった。  
「ガンダ○…ですか」  
 そこに現れる、白髪の老人。彼もまた、ガンダ○オタクであった。  
「お前は生きて居ちゃいけない老人なんだ……!」  
 瑞葉は、少子高齢化社会に対して、危機感を抱いていた。その日夜更なる努力の内容は、  
インターネットの電子掲示板であった。  
「コロニー落としか…」  
 また老人も、自らの運命を悟っていたのであった。  
「さてと、おじ様、どのようなご用件でありましょうか」  
 変わり身の速さも、瑞葉の得意技であった。  
 
「隠し子を、産んでくれないか」  
 
 老人はそう言うと、右手に包んであった風呂敷を掲げ、瑞葉に手渡した。  
「あ、おじ様……」  
 瑞葉は風呂敷の感触を確かめ、その手を引いた。  
「生活費は保証する。海外預金口座の受け取り主を、君の名義に書き換えればいいのだから」  
 瑞葉はうっとりし、老人の肩に抱きつく。  
「ふふ……良い感触だ」  
 胸元に手を入れ、首に手を這わし、瑞葉の乳房を揉む。  
「ん……はっ……」  
 瑞葉は嬌声を上げ、歴年のろくろ職人のテクニックを味わう。  
 
「瑞葉……」  
 
 神主は神妙な面持ちで、その様子を眺めていた。  
 
「許してくれ、瑞葉。全て、この神社の為なんだ――」  
 
 
 懐に仕舞った五百万円札を掴み、己の呵責に苦しむ。経営危機に陥った神社は、その負債を、  
幼き瑞葉に、押し付けたのであった。  
 
 
「あっ……あぁ……はぁっ……」  
 神社の外縁。そこに、瑞葉と老人は居た。白衣は脱がされ、肩は露出し、乳房を露わにし。  
赤ん坊のように吸い付く老人に対して、瑞葉は、母性の愛情を注いでいるようであった。  
「子供を孕むのじゃ。そうすればこのおっぱいから、ミルクが出るのじゃ」  
「はい……♥ おじ様の為なら……あっぁ、やぁっ」  
 外縁の廊下を渡り、畳の部屋へと入っていく。後ろから追って来る老人に対して、逃げるように、  
じゃれ合うように。瑞葉は四つんばいになりながら、部屋へと向かった。  
「おじ様……どうぞ私めを、おじ様の思うように……」  
 体をN(エヌ)型にし、片足を伸ばす。瑞葉は乳房を露わにし、袴はずり下ろされていた。  
「ふふ……いい娘じゃ……私の思う娘じゃ……」  
 
 
 ――夕刻。  
 
「兄ちゃん、姉ちゃんは♥」  
 
「聞くな、末蔵」  
 
「聞くなって♥」  
 
「いいから聞くな」  
 
 夜、更ける、時。神社の敷地は青紫色に染まり、辺り一面、トパーズの幻想と化してい  
た。  
 
「あっ、あぁ、あっ、…おじさまぁ♥」  
「ふふ……いい腰じゃ」  
 まだ薄毛のあそこを、ジジイの下腹部に押し付ける。その結合部は密着し、両者の境を  
見せなくするほどであった。  
「あっ、あっ、あぁー!!」  
「うっ、またじゃ。また射精じゃ」  
「おじさまぁ♥ あっ、……熱いのが、注がれてますわぁ」  
 結合部を更に密着させ、出された餡蜜に対して、逃さまいと、溢さまいと。静かに、奥  
深く、腰をすり合わせていた。  
「おっぱいも最強じゃ。こんなに形良く実りおって」  
 腰の上の瑞葉の両乳房を掴むと、お豆さんを転がし、快感を伴って、瑞葉を突き上げる。  
「あっ、ああっ!! あーっ! やぁん♥」  
 

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