「フゥ……」  
ワタシはユイファ・天道。主に仕える見習いシスターデス。  
今、ワタシは神社の境内でお掃除をしています。秋は過ごしやすいのデスが、落ち葉が多いから掃除が大変デス。  
何故ワタシがこんな事をしているのかというと……養父の天道神父様が、何故か近くの神社の巫女として働くようにと仰ったため、臨時で巫女をしています。  
巫女として働くワタシを見て、神父様は「巫女服は日本の心じゃ」と感心しておられました。  
鮮やかな赤や白の衣装は最初恥ずかしかったのですが、今はもう慣れました。  
参拝客にも好評のようで「金髪巫女萌へ〜」と誉めていただきました。  
さて、掃除も一段落しましたので次のお勤めデス。  
 
「巫女様、お助け下さい! 先日より悪霊に憑かれまして……」  
三十前後の男性が一室で待っておりました。今日はこの方を悪霊から救うようデス。  
 
「事情は聞いております。落ち着いて」  
ワタシは笑顔で優しく言います。神父様は不安を取り除くには笑顔が効果的と仰いました。  
この方もぎこちないものの、笑顔を返してくれました。やはり神父様は正しいのです。  
「失礼します……」  
ワタシは男性の前に跪き、股間に手を入れます。  
「巫女様、悪霊が、悪霊のせいで私の股間が……」  
彼の股間は堅く、大きくなっています。悪霊が股間を勃起させるのは周知の事実デスが、今回の悪霊の力は強大のようデス。  
手で擦っても堅くなるばかりで効果がないように見えます。  
「巫女様、手では祓えぬようです。口で、その、小さなお口でお清めくださいッ」  
ワタシは男根に顔を近づけ、亀頭の周囲をゆっくりと舐め始めました。  
舐めながらも顔を拝めば、気持ち良さそうな、じれったそうな顔デス。どうやら悪霊も焦っているようデス。  
ワタシは熱くなっている陰茎を飲み込み、竿全体に唾液をまぶすように舐めながら、上衣をはだけさます。少し自慢の胸が外気に触れ、舐めているうちに敏感になった乳首や白く形の整った乳房も男性の視線に晒されます。  
絡みつく視線に顔が赤くなっているのがわかります。それを誤魔化すように口の動きを激しくしました。  
 
口元をだらしなく緩ませ、視線はワタシの胸から逸らさずに男性は言います。  
「巫女様は下着を着けておられぬのですなぁ。それに、何もしておらぬのに桃色の乳首を勃たせて……」  
ニヤニヤと笑みを浮かべる彼の視線から目を逸らし、陰茎から口を離しました。  
一瞬、名残惜しそうな表情をした男性は、ワタシがしようとする事に容易く気付き、更に口元を緩めます。  
「んっ……」  
胸の谷間に陰茎を埋め乳房で擦り出します。先程からまぶした唾液が潤滑油となり、スムーズに摩擦運動を行いながらも、押さえきれかった陰茎の先端を舐め回します。  
「巫女様の胸は心地よいですな。これならば悪霊も容易く昇天しそうですよ」  
確かに、先程よりも舌に苦みのある味が広がります。このような液体が漏れるのは悪霊が昇天する兆しだそうデス。  
「は、はわっ?」  
いつのまにか男性はワタシのお尻を撫で回しています。  
撫でるだけではなく、強弱をつけながら揉まれます。この刺激と、胸からの刺激、そしてこの熱くて堅くて臭いモノがワタシをおかしくさせるようデス。  
 
もはや悪霊祓いの事は頭にありません。今は、ただ、この熱い肉棒に触れたい。もっとワタシの躯を弄って、ほしいのデス。  
ワタシの手は、乳房に指が食い込むほど強く揉み、疼いている乳首も弄ります。緋袴も下ろされ、お尻を直接弄られています。肉棒は更に苦味を増し、最初よりも大きくなって……。  
「巫女様、悪霊が出ます! その体内でお清めくだされっ!」  
男性の手がワタシの頭を掴み、肉棒を口の奥に入れようと引き寄せてきました。その瞬間にどぷっと熱い液体が喉の奥へと流し込まれたのです。  
噎せ返る程の栗の花の匂いが口腔から鼻腔に広がり、舌根から脳髄へと至る苦味が恍惚となり全身を震わせました。  
ワタシは迷わずにその液体を飲み干し、まだ尿道に残っていたそれも吸い上げます。あまりの勢いで少し零してしましましたが、指で掬い舐めとる事も忘れません。  
悪霊は白い液体に姿を変えてワタシの体内に逃げました。後はコレを浄化する事で悪霊祓いは終了するのデス。  
 
悪霊はワタシの体内にあれば数日で浄化できます。ワタシが白濁液を飲み込んだ時点で悪霊はいなくなったわけですが、男性器は未だに大きく堅くそそり立っています。  
神父様は悪霊が肉体を変異させた後遺症で暫くその変異が続く事がある、と教えてくれました。つまりコレは生理現象であり、悪霊祓いという理由もなしに女性がみだりに眺めるモノではないのデスが……。  
ワタシは目を逸らす事もできず、ソレを見ているうちに躯が熱く火照り、喉を鳴らしていました。  
「悪霊祓いには、まだ、続きがあるんデス……」  
無意識に言葉を流してしまいましたが、無論悪霊祓いは終了しています。なのにワタシはあの肉棒に魅せられてしまったのデス。  
ワタシは自らの右手で秘部を広げ、左手は乳首を弄るはしたない姿を彼に見せ付け囁くような声量で懇願します。  
「ワタシの……ココ、に……アナタのモノを突き入れて、下さい……」  
 
男性はワタシの躯に引き寄せられるようにゆっくりと近付き、口を開きました。  
「巫女様も悪霊の影響を受けてしまったようですね。こんなに熱くなって……」  
彼はワタシの胸を強く掴み、荒々しく揉みしだかれます。  
固く大きな男性の手での愛撫は痛みを感じる事もありますが、それさえももはや快楽でしかありません。  
自分で弄っていた淡い疼きとは違い、感電したかのような刺激がワタシを襲います。  
いつの間にか、ワタシは畳の上に押し倒され、胸を右手と口、秘部を左手で弄られていました。  
左胸は次々と形を変えられ、右胸は吸われたり噛まれたりした跡が無数に残りました。  
秘部には二本の太い指が激しく暴れ、ワタシは考える事もできずに意味のない言葉を流す事しかできません。  
ふいに、動きが止まり、彼の方を向くと、左手の濡れた指をワタシに向けています。  
そうするのが当然のように指を口に含み、ゆっくりと舐めまわすと、男性はからかうような口調で言います。  
「巫女様、夢中で舐めておられますが。あなた様のお汁と悪霊の白濁液はどちらが美味しいのです? 牛乳を飲む猫のように音を立てて……はしたないですな」  
 
羞恥に頬を染めながらも舌の動きはとまりません。自分の排泄物を舐めるような汚らわしい行為を止められないのデス。  
「もう、巫女様などと呼ばないでください……ユイファと、ユイファとお呼びください……。そして、もっと、ワタシを弄って……」  
彼の瞳を見つめながら懇願します。もはや彼を求めるワタシは神職たる巫女ではなく、いやらしいユイファ・天童なのデス。  
「じゃあユイファ、これからキミにもっと気持ちいいモノを挿れてあげよう。獣のように四つん這いになって、お尻をこちらへ向けて……」  
「ハイ……」  
もはや彼の言葉は主の言葉に等しく、ワタシは迷う事も恥じる事もなく、快感に痺れる躯をもどかしくも言われた通りの姿勢をとるのデス。  
これから来る快楽を期待して尻を振りながら……。  
 
男性はワタシの尻肉を弄りながら耳元で優しく囁きます。  
「さあ、力を抜いて……」  
熱い吐息にすら感じてしまったワタシは、その言葉で更に秘部を濡らしてしまいました。  
さっきまで舐めていた大きなモノ……それがワタシの膣内で暴れる事に期待と、少しの恐怖を抱きながらその瞬間を待ちます……。  
 
「ヒぎぃッ」  
一瞬、視界が暗転する程の衝撃が襲ってきました。男性の肉棒はワタシのアヌスへと挿入されたのデス。  
今までに、お尻に挿れられた経験はありますが、コレは予想外の事だったので初めての時よりも驚いてしまいました。  
「ん!? まちがったかな…」  
男性はわざとらしく呟き、ワタシが落ち着いたのを見計らい、ゆっくりと動き始めました……。  
一度落ち着けば、快楽に慣れた躯は彼の動きに応えてしまいます。  
ゆっくりとした抽送から、次第に激しく腰を叩きつけ、ワタシの躯は彼が与える全ての快感を受け入れ、意識まで快楽に支配されます……。  
「ユイファの尻穴はよく締めつけてくるな……。どうだ、感じているのか……?」  
「ふぁいいっ。ユイファのお尻、おしりがイイんでふっ。ワタシ、もう……、ワタシ……」  
快楽の絶頂へと至る直前に動きが止まりました。  
 
それは、今のワタシにとって拷問にも等しい行為デス。  
絶頂寸前であった躯と意識は、徐々に熱を下げてゆきます。それを阻止するために、朦朧とする意識の中、自分で腰を動きかそうとしますが……。  
もはや、自分では躯を動かす事も満足にできません。  
「なんでぇ、なんで止めるんでしゅかぁ……」  
じれったい躯の疼きに耐えかね、涙混じりで嘆願すると、彼は……。  
「そうか。動いてほしいのか……。ユイファは何処で動いてほしい……? 好きな穴で、イカせてやろう……」  
挿入してくれる。膣の奥に熱い粘液を射してくれる――。  
やっと願いが叶うと思ったワタシは、震える舌で、叫ぶのデス。  
「アソコに、挿れてクダサイ……。腸内じゃなく、膣内で熱い汁をピューピュー出してぇッ!」  
その言葉を待っていたのか、男性はすぐに肉棒を引き抜くと、迷わずに今までと違う肉穴へと挿入したのデス。  
「――――!」  
その瞬間に、脳で嵐のように電流が暴れだしたのデス。  
視界は真っ白に染まり、意識は遥か彼方へと散ってしまうような感覚がワタシを襲います。  
肉体からは最後の力も抜け落ち、上半身は畳の上に投げ出されるカタチになります。  
 
それでも男性はワタシの腰を掴んだまま、激しく肉棒をぶつけてきます。  
「どうだッ。イイのか、俺のモノは! こんなにッ、いやらしく締めつけやがってッ!」  
次々と襲いくる快楽に溺れ、ワタシは彼に言葉すら返せません。開け放たれ、涎を垂れ流す口元からはともすれば呪詛のようにも聞こえる意味のない呟きが漏れるだけデス。  
「イクぞッ、この狭い膣内に、精液を射精してやるッ! ユイファの子宮に精液を叩きつけてやるッ!」  
腰の動きは更に激しくなり、膣の最奥に肉棒わぶつけると、熱い液体が先程よりも勢いよく、多量に噴出したのデス。  
ワタシは言葉にならない声をあげながら、先程とは比較にならない絶頂へと至りました。  
この瞬間だけ、この瞬間だけは主のおられるニューエルサレムへと足を降ろしたかのように錯覚するのデス……。  
 
「……では、コレで悪霊祓いは終了デス」  
躯中に付着していた体液を拭い、衣類の意味を無くしていた巫女服も整え、男性に一礼します。  
彼はまだ悦楽の余韻に浸っているのか、ぼうっとした表情で頷き返します。  
 
「んっ……」  
部屋を後にしたワタシは、先程までの熱さを失った白濁液が流れ落ち袴にシミを作るのを感じながら、次の悪魔祓いの行為を夢想するのデス……。  
 

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