――だからね沙耶、無理にすることないの。ほら、膝が笑ってるじゃない。
確かに被験者が必要とは言ったわ。一度はそれをあんたに頼みもした。
でもね、それはあんたが妹だからじゃないの。
被験者としてスポンサーに見て貰う上で、見てくれが良いから。
感度が良くて、それでいて快楽を司る迷走神経や脊髄が強靭だから。
要するに、『実験台として便利だから』声を掛けたに過ぎないの。
お母さんにいつも言われてるんでしょ、私はおかしな娘だって。
脳をいじくる実験ばかりして学会を追われた姉よ。
成績は全国上位、バレエなんかの習い事もきちんとこなす優等生のあんたとは……
何泣いてんのよ。
――わ、私みたいに…なりたかった?せめて実験に協力したい…?
あんた、下手を打つと脳が快感で焼き切れるって聞いてなかったの?
……なんでそんなに私に拘るのよ。妹に同情なんかされたくないわよ!
いいわ、じゃあ服を脱ぎなさい。ええ、みんなが見てる此処で。
… … ふ、ふうん、中学生のくせに意外と胸があるのね。
うっすらと毛も生えてるし、体型もすらっとしてきたじゃない。
童顔にすっかり騙されてたけど、もう立派なレディだわ。
そう、その椅子に深く腰掛けるの。社長になったみたいでしょ?
手足は当然拘束するわ、その小さな身体でも暴れられちゃ敵わないもの。
そのヘルメットは勿論脳を弄くる機械だけど、目隠しも兼ねてるわ。
人間は視界が真っ暗だと感度が3倍に増すそうよ。
どう、何も見えない?後ろ手に拘束されて、お椀みたいな胸を突き出して、
脚もいっぱいに開かされちゃったわね。恥ずかしいトコロが丸見え…。
ふふっ、そんなに純情ぶらなくていいじゃない。これからたっぷり乱れるんだから。
ん、耳の中?
ああ、ヘルメットの端子が耳に挿入されたのね。この声は聞こえる?
耳の神経は脳とつながりが深いの。耳掻きって頭がぞくぞくするでしょう。
頭部への電磁波と中耳への振動で、脳の指定部位に様々な刺激を与える。
理論が確立すれば、記憶障害、不感症、精神疾患なんかの特効薬になるわ。
自分の望む夢を意識的に見ることだって可能よ。
その為にあんたには、ちょっとだけ夢の中を彷徨ってもらうわね。
虚構の色んなモノに襲われて、体中を嬲り尽くされていらっしゃい。
…ここまで来ても泣かないのね。泣いたら私の良心だって動いたかもしれないのに。
いいわ、スイッチを入れて頂戴。
あら、まずは口?ずいぶんと大きなモノが入ってきたのね。
獣の逸物がちっちゃなお口に潜り込んでるみたい。
突いて、抜けて、突いて、抜けて、突いて…ああひどい。
何…くひゃい?ああ、「臭い」の。それはきっと動物が交配の時に出すフェロモンね。
卒倒しそうな匂いでしょう。でも慣れると嗅ぐだけで欲情するようになるわ。
ステーキの焼ける匂いを嗅ぐだけで涎が出るみたいにね。
まぁ、鼻の穴にまで細いのが潜り込んだのー、苦しいわねえ。鼻水がズルズルじゃない。
今の自分がどんな顔かわかる、沙耶?
可愛いお口から赤い舌が突き出て震えて、鼻水と涎が顎にまで伝って。
ふふっ、もう鼻水があぶくになってる。頬が赤いわ、恥ずかしい?
あらぁ…そこの方、まだお慰めになるのは早いんじゃないですか。
まぁこのルックスの女の子が喉奥まで晒して呻いてるんですから、色々とご想像なされるのは仕方のない事でしょうけれどね。
何、そんなに臭いの沙耶?まぁ鼻の穴に直接つっこまれちゃあねえ。
もっとも、私たちからは勝手に小鼻をひくつかせてるようにしか見えないけれど。
まあ、喉の鳴る事鳴る事。
あどけない娘が出すえづき声は国宝モノよね。
あら…頬に…。ふふ、泣いてる。悲しい?それとも苦しいの?もう止める?
ゴェゴェ言うばかりでちっともわからないわ。さぁ、次よ
っふふ、歯が喰いしばれないのね。代わりにそんなに足を筋ばらせちゃって…。
後ろ手に拘束されて足首も繋がれてちゃ、立ち上がるのなんて無理よ。
さあ皆さん、質問です。女の急所に開いた窪み、この子が貫かれているのはどこでしょう。
お尻?違います。尿道?ふふ、マニアックですこと。
膣…惜しいですね、正解は子宮です。
この沙耶はお産経験などありませんから、普段、子宮口はぴっちりと閉じています。
それが脳を刺激してやると、だんだんと柔らかくほぐれていくんです。
痛くないかって?それは本人に聞いてみましょう。
口を閉じさせて…っと、なんて色っぽい息を吐くんでしょうかねぇ。
沙耶、自分のあそこの奥がどうなってるか、皆さんにご説明差し上げなさい。
そーう、ゆっくり奥まで突かれてるの。ぼんやりした気持ちよさ、ね?
皆さんはご想像できますでしょうか、彼女の快感が。
男性の方々はもちろん、ご婦人方でも理解に苦しむかもしれません。
恥ずかしい話、私自身にも未知の領域でございます。
ましてや指を入れた事も数えるほどしかないであろう14歳の純潔の、
成人の怒張を迎え入れることさえ苦しい膣の、さらに奥です。
しかしご覧下さい。
彼女の息遣いを、汗を、だらしなく開いた口を、筋が脈打つ白い内腿を。
感じているのです。
あの華奢な腰のなか、瞼に浮かぶ触手のような剛直の夢想に貫かれて悶えているのです。
彼女はゆっくり突かれていると言いました。
気味が悪いほどの暖かさが滲み出ていると言いました。
沙耶が望む時、その柔軟な剛直は奔流のように彼女の核を貪るでしょう。
それまでゆるりとお待ち……おや、失禁していますね。
尿道の筋肉まで脱力したのでしょうか。
だらしのない膀胱に、少し仕置きをするとしましょう。
残念ですね…。膨らみがあるとはいっても、この歳では母乳は出せないようです。
でも中々に反応はありましたね。
下半身への刺激でコリコリにしこり立った乳首を蛭に噛まれて、ふやかされて、
糸みたいに細くなった身体で乳腺にまで入り込まれて…。
乳房も、明らかに最初にくらべて餅みたいに張りが出てきています。
それにしても…凄い。
子宮、お尻、尿道、おへそ、耳、口、鼻…。女に空いた穴を全部えぐり尽くされてる。
もう3時間になるかしら。
特にお尻と尿道の責めは容赦ないわ、ここにまで水音が響いてくる。
あの子、アブノーマルなのが好きなのね。
あらあら、またすごい呻き声…。
3穴のどこかで逝っちゃったのか、それともケダモノの逸物が射精でもしたのかしら。
聞こえる沙耶、スポンサーさん達大喜びよ。
上品な童顔が歪むのも、えづき声も、子宮をかき回す音も、お尻から漏れる噴出音も、
気持ち良さそうに腰がびくんびくん跳ねるのも、全部。
……あら。
沙耶ったら、ヘルメットの下で白目剥いちゃってる。
とろんとした顔して、もう頭の中は真っ白ね。
ねぇ沙耶。
無事に戻ってこれたら、一緒にパフェでも食べましょうか。
優しく抱いてあげてもいいわ。
あとたったの2時間17分、幻想の中で体中ケダモノ達の慰み者になって、
今までのお嬢さん方が崩壊した「限界」を超えられたら、ね。
― 終 ―