都内の高級住宅地の大きなお屋敷の大広間の、先祖の肖像画の下に  
沢山のプレゼントが置かれていく。  
その部屋の窓際に、一人たたずんでいる少女がいた。  
青のサテンのリボンで黒髪を後ろで結び、淡い水色の胸が大きく開いた  
膝丈のシンプルなドレスが大変良く似合っている。  
彼女の名前は打田 紫乃。  
父は大手鉄鋼会社の社長、祖父は代議士、代々議員や経済会の役員を  
務めてあげてきた打田家の長女だ。  
 
今宵は、彼女の弟であり、打田の跡取り息子である、守の15歳の誕生  
パーティーがで行われていた。  
「おめでとう。守さん」  
「おめでとう」  
身内だけとは言え、40人以上の人々が、集い談笑している。  
 
「紫乃さんも大きくなりましたね」  
「17歳になりましたわ、おばさま」  
彼女はにこやかに叔母に答えた。  
銀のフォークを白い指で繊細に使いこなし、鴨肉のソテーを一口食べる。  
 
「紫乃さん。辺美也さんが気分が悪くて、2階の客間で  
お休みになっているの。これ持っていってくださる?」  
紫乃の母親が向こうからやってきてそう言った。  
手には水の入ったグラスと頭痛薬のお盆を持っている。  
「お母様……でも……」  
――そういうことは使用人の方にお任せなさっては。  
紫乃はその言葉を胸に飲み込んだ。  
使用人の人達も今日はパーティーの準備が大変だったろうし、  
大人たちの集いは夜遅くまで続くのだろう。  
それにストレートに自分の感情を表現することは、  
下品な事だと日頃から紫乃は教育されていた。  
「わかりましたわ。お母様」  
そう言って、紫乃は階段を昇って行った。  
 
「私あの方は少し苦手だわ」  
誰もいない廊下で紫乃は独り言をついた。  
辺美也は、紫乃の母方のはとこに当たる。  
紫乃とは同い年の18才で、現在は同じ学校の男子部の同級生である。  
頭は良く、紫乃は女子部の辺美也は男子部のそれぞれ1番になったこともある。  
顔もまあ悪くはない。ただ、質実剛健という彼女の家訓とは逆に、辺美也の家は  
成金趣味っぽく、辺美也の父親の義光などは総金歯にしている。  
なんにしても、華やかな家系なのであった。  
 
コンコンコン  
「辺美也さん。お薬をお持ちいたしましたわ」  
紫乃が客間の扉を開けると、メイドが黒いワンピースの胸元を開けて  
膝ま付き、辺美也がそれを愛撫していた。  
「し、失礼……薬はここにおいておきます」  
紫乃は慌てて床にお盆を置いて、扉を閉めようとした。  
 
「何を言ってるんだ。君を待っていたんだよ」  
辺美也はメイドの服を着せると、紫乃の白い手を引っ張った。  
泣きながら駆けて出て行くメイドを冷たい目で見ながら、辺美也は  
ドアのロックを閉めて、顔を近づけた。  
「な、何をなさるの」  
「聞いてないのかい?ははは。そりゃ言いにくいわな。  
お前は、借金の担保になっていたこの家と当面の資金、  
それにあんたんとこのジジイの票で俺に買われたんだよっ」  
「う、嘘!」  
「嘘じゃないさ。今日ここに集まってる親戚連中やお前の親も、  
みんなグルだ。それが証拠にもうすぐ音楽がかかって、  
誰もこの部屋には来やしない」  
 
紫乃の顔に辺美也の薄い唇が近づいてくる。  
舌が強引に入っていて、口の中を無茶苦茶に舐めまわされる。  
それと同時にワルツが下の階から流れてきた。  
「んん。た、助けてー!」  
紫乃は辺美也の強引な唇を突き放して、思いっきり叫んだ。  
しかし辺美也の言うとおり、誰も来なかった。  
「冗談は、およしになって……」  
後ろ手でドアの鉤を開けようとしたが、紫乃は恐怖と、初めてのキスで  
身体の力が抜けて、上手く鍵がつかめなかった。  
辺美也は、にやっと笑うと、両胸をドレスの上から揉みしだきだす。  
ドレスに何度も皺をつくりながら、まるい大きな胸が、金の指輪を  
嵌めた日に焼けた手で、回される。  
 
「や、やめて……およしになって……これ以上したら、舌噛んで死にますわ!」  
「ほう。それじゃしょうがない」  
辺美也は、下ろしてだらしなく履いているズボンのポケットから、  
大判のハンカチを取り出し、猿轡をほどこした。  
さらに耳元に顔を近づけて、囁やく。  
「今日、弟の誕生日だろ?お前あいつが路頭にくれてもいいのか?  
俺はどうなったっていいけどな」  
その一言で紫乃はおとなしくうつむいた。  
――弟の、家のため……我慢しなくては  
ハンカチをギュッと噛み締め、いやらしく胸を揉む辺美也の手から、視線をそらす。  
「しっかし、おまえ胸超デカイな」  
紫乃は耳まで真っ赤にした。  
 
そのまま、紫乃はソファーに運ばれ、後ろからドレスのファスナーが外された。  
 
ドレスのトップと白いブラが下に降ろされて、大きな白い胸を後ろから  
わしづかみにされる。  
同時に、もう片方の辺美也の腕は、淡い水色の中に伸び、  
少し太めの紫乃の太ももを触るか触らないかの微妙な指使いで扇情していく。  
右の乳首を指でくりくりと摘まれ、さらに次は左の乳首を摘まれる。  
「む……む。ん」  
背中から首筋にかけて、何度もキスが落とされる。  
「もう感じてやがるのか!おとなしそうな女のくせに、エロいな」  
「……むぅ……んんっ」  
紫乃の白い身体が否定するように左右に激しく揺れる。  
辺美也の指先で面白そうに弄られているピンク色の乳首は、彼女の気持とは  
関係なく屹立している。  
それにショーツの中も、気持悪いほどにぬれていた。  
「そんなに否定しても、ここ、びしょ濡れだぜ!」  
辺美也もそれに気が付くと、太い中指を紫乃白いショーツの脇から差し入れた。  
 
 
髪を結んでいた青いリボンが解けて、紅い絨毯の上に落ちる。  
そしてその襞の内側と、乳首を うなじから首筋に口付けを落としていく。  
中指の指が紫乃の膣に入れられた。  
とても狭いそこの肉壁は、男の中指を拒否している。  
「!!んん――」  
紫乃は痛みに思わず声が出てしまった。  
「紫乃はまだ処女か!当たり前か、そりゃ打田家で最高値段の商品だもんな。  
かわいそうに、もう同級生はみんな経験者なのになぁ。こりゃいい。ははは。たのしみだ」  
辺美也は、そう言って指を取り出し、、周りの柔らかな肉芽と襞を触わる。  
ぞぞっと悪寒に似たような感覚が背中に走しり、紫乃は思わず震えた。  
 
 
「これなーんだ?」  
辺美也は鞄から細いバイブを取り出す。  
紫乃は首を振った。  
男がスイッチを入れると、下品な蛍光ピンクで、ブイ〜ン、ブイ〜ンと下品に運動をし始める。  
 
「処女には、まずこれで感覚を掴ませるっていうのが俺の流儀だ」  
びしょびしょになっている紫乃の敏感な周辺にそれを押し当てる。  
ウェストだけドレスを纏った紫乃の身体が、大きな胸を揺らして必死に逃げようとするが、  
男の手は非情にも肩を掴んで無理やりそれを花弁に押し当てる。  
そしてそれを強引に花の奥に押しやっていった。  
「むが、む…ん、ん、」  
無理に入ったそれは、まだ何も知らない紫乃のあそこをゆっくりと刺激する。  
――い、いやぁ。ち、力が抜けてしまうわ……  
抵抗できないと思うと紫乃は思わず泣いてしまった。  
 
 
紫乃の白い肉体は魚のように痙攣する。  
「さあ、そろそろ口の布は、外してもいいだろう」  
「はぁああん〜。ゃ、や、や。ぁ、ぁ、ぁ、ぁあ」  
辺美也が猿轡を外すと、紫乃の悩ましい声が部屋に小さく響き渡った。  
彼女の声は、名前のように紫色のような高音だ。  
その声とびちゃびちゃと音を立てているモーター音が恥ずかしく、紫乃の身体は  
更に赤くなった。  
下の階では、弟の誕生日の集まりが開かれている。紫乃は、両手でシーツを掴んだ。  
秘所に入れられた異物は、彼女を快楽へと導く。  
 
そんな紫乃を見て辺美也はケータイを取り出して、紫乃に見せた。  
「なあ?知ってるか?最近のケータイって動画もとれるんだぜ」  
「………っ!」  
抵抗しようとする女の手首をベッドに押し当てて、両脚を掴んで、顔に携帯を近づけていく。  
「お嬢様のお身体訪問の時間です〜」  
「ぃやぁっ!……消してぇ……」  
紫乃は抵抗しようと手を伸ばしたが、下半身に差し入れられた振動で力が抜けていて、  
直ぐに辺美也に押さえつけられてしまった。  
――ああ、もう恥ずかしい。死んでしまいたい。  
そんな紫乃を逆撫でするように、辺美也は携帯で、恥ずかしい場所に近づける。  
「天下一品のお嬢様が、バイブで欲情していまーす。17歳、処女でした。  
可愛いい顔してますが、あそこは超感じてます」  
「いやぁ……ゃん!お、よしになぁああってぇ!」  
「やめてといいつつ、このいやらしい巨乳はなんでしょうか?Fカップはありますね!  
これは絶対自分で毎晩揉んでますねー!な、なんていやらしいお嬢様なんでしょうか!」  
いやらしく揉みしだいている男の手の平からは、白い胸がむちむちとはみ出している。  
「ああん!そ、そぉんな……あ……ことぉ、し、してない、ん!」  
「言い訳するなんて、生意気ですね!こうしてやりましょうー!」  
辺美也はローターのスイッチを最大限にして、バイブレーションを小刻みにあげていく。  
その振動で、二つのピンク色の乳首のついた、大きな白い胸と、腹に少しだけついた  
白い肉も小刻みにゆれる。  
「背中も色っぽいですねー」  
辺美也は実況しながら指先で背中をなぞる。  
「……はぁ……っ……」  
更に携帯と指先は脚と割れ目の方にズームしていく。  
 
「すこしふとめの太もも、そしてバイブを入れられた場所でーす。  
綺麗なピンク色で狭そうです!そして、すごい汁です!」  
「ぁ、や、ぃや……」  
髪と同じ艶やかな黒い毛が生い茂る丘をなで、襞を手で強引にこじ開けて、  
さらに下品な蛍光ピンク色のバイブの入った中まで、丹念に撮っていく。  
 
狭い花弁は振動に合わせていやらしくふるふると震えて、羞恥で多量の蜜が溢れだしている。  
 
 
紫乃の身体を舐めるように一通り撮り終わると、辺美也は停止ボタンを押して、  
携帯電話を鞄の中しまい、今度はズボンと下着をおろし、男根を紫乃に見せた。  
――いや!怖いわ……  
それはとても入りきれない程大きく、別の生物のように生生しくビクビクと動いている。  
しかも膣に入れられた異物が、紫乃の身体に、どこに落ちていくかわからない  
初めて快楽を絶えず送り続けている。  
その初めての感覚も、快楽というよりは恐怖に思えた。  
激しく落ちる恐怖に絶えているところに、大きい黒光りする男の一物が近づけられ、  
薄く開いていた口に入れられる。  
小さな唇から差し入れられたそれは、舌で舐められ膨張していき、頬まで達する。  
すぐに口内では狭くなった。  
びゅるん、っとまるで単体の生き物のように辺美也の男根は紫乃の口の中から出される。  
「ッあん!」  
同時に激しい感覚を与えていたバイブも抜かれた。  
 
 
バイブが抜かれ一息もつかぬうちに、充血した花弁と芯にそれはあてがえられた。  
びゅるびゅると巨大な亀の頭が左右に揺れる。  
「ふひゃぁあ!……いやぁああ!そ、それだけはぁ……」  
「ここまで大きくなってるのに、やめるわけないだろ」  
「お、お願い……」  
「もっと、嘆願したら考えてもいいかなぁ?」  
辺美也は紫乃を煽るように笑うと、じゅぶじゅぶと亀頭を花の中で何度かぐるぐるとまわす。  
「お、お願い、いたします、ん。あ、辺美也、さ、ま……」  
「どうしようかなぁ?」  
「ぁあん。本当に……お願い……おやめになって」  
「ああ、いつもは真面目な女がこんなに嫌がってる顔は最高だ。  
やっぱり、処女をいただきまーす」  
「!ぃっ……いっ……いやぁあああ!」  
 
じゅっぶっ  
 
紫乃の膣の中程で止まっていた男根は力づくで奥まで入れられた。  
破瓜の痛みが、  
「……ぃい、いたぃ……」  
「ひゃぁ、紫乃の身体、きもっちいい!」  
男は女の経験は考慮せず、激しく身体を揺さぶる。  
「いぁ、あ……」  
「こういうのってイソギンチャクっていうの?お前超えろ〜い身体だなあ、さっいこぉ!」  
 
「……っ!……んっ!!」  
辺美也はもう既に何度も性行為をしているのだろう。  
紫乃の身体は次第に大きな快楽に落ちていく。  
更に奥に奥に大きくなっていく男根。  
「ああん、もうだめぇ。私をめちゃくちゃにしてぇ」  
紫乃は、両親にこの成金のはとこに売られたことと、それに、何度も何度も押し寄せる  
肉体的な快感と痛みと羞恥とに、頭が真っ白になって叫んだ。  
「よし今日からお前は俺の性奴隷だ。もっと気持ちよくしてやるぞ」  
辺美也の男根は力強く最奥で一度止め、乳首をしゃぶり、上下に幾度となく激しく突かれる。  
紫乃の出し入れされている入り口はそれを咥え、びちゃびちゃと音を出している。  
 
「ぁ、あ、あ、ん、ん、ん、うぅん……」  
大きくなりつづける男根が紫乃の中にリズミカルに押し入れられる。  
そして膣の肉壁は蠢き、辺美也の敏感な皮膚を吸い付ける。  
どんどんとそのリズムは早くなっていく。  
 
辺美也に限界が来た。  
「いくぞぉ!」  
そう言って、男根を外に出す。  
「きゃぁうん!!」  
紫乃の中で膨張した辺美也の男根からは、白い粘液は紫乃の顔に吐き出された。  
黒い髪にも、白い精液が飛び散る。  
それを眺めると満足そうに、辺美也は服を着た。  
女は大きな胸もあらわ、全裸のままで放置されている。  
 
紫乃はもう瞳に力もなくその姿を眺め人差し指で掬いぺちゃぺちゃと舐めるのであった。  
 
――鬱だ氏のう……  
 
 
終。  
 

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