配送会社のミスで荷物が一切ホテルに届いていない。
他のみんなは市販品で代用できるのだが彼女の場合ブラは特注の
オーダーメイドサイズなので市販品では代用が出来ないそうだ。
ならばここは古式ゆかしくさらしで代用することにした。
昔の女性はこれで乳房を押さえていたということだし一日ぐらいなら大丈夫だろう。
「あの・・・お願いしますね?」
目の前で上半身の衣服を脱いでゆく。
流石に正面ではなく背中側だが。
白い肌にほっそりとした首筋。
背中側からでもちらちらと見える乳房のふくらみ。
ちらちらと見たくなる誘惑をこらえ、目をそらしつつさらしを巻いてゆく。
「んっ・・・きついです・・・おっぱい潰れちゃいそうです・・・もう少し緩めてください・・・」
「あ・・・すまん」
時折触れるふかふかした感触。そのたびにもっと触れたいと思う心を理性で押さえつける。
ゆっくり可能な限りその柔肌に触れないようにしてさらしを巻いてゆく。
そのごつごつした手に白く柔らかい手が重ねられ。
乳房にいざなわれた。
掌いっぱいに広がるしっとりとしていて柔らかいマシュマロの手触り。人肌よりちょっとひんやりしている。
掌を重ねたまま俺の掌越しに自分で自分の胸をもむように彼女がその細い指先をうごめかす。
うごめくたびに指が沈みそうな柔らかさとそれでいてこっちの指を押し返すような弾力も兼ね備えた
乳肉の感触を伝えてくる。
「あの・・・私の胸見てどう思いました?触りたいって・・・思っていただけました?」
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