今日こそは普段通りに、午前五時に鳴り出す目覚ましを、余裕で黙らせる筈だったのだが。
しかし結局、今朝も昨日以上の快感によって、爽やかに(?)覚醒させられてしまった。
(あー、糞っ!!! 昨晩、頑張って五回も抜いたのに、このザマかっ!!!
……もういっその事、俺の方こそ女性ホルモンの投与を……)
寝ぼけ眼のまま、伸ばした右手がいきなり掴んでしまったのは、『さらさら』と滑らかに
指の間をすり抜けながら、ぞくぞくするような感触を沸き起こして、しなやかに流れる手触り。
(……あ?)
枕元の眼鏡をかけて、まじまじと足元方面を注視してみたら、明日が満十六歳のお誕生日で
今まさにほころぶ寸前の愛らしくも気高い薄紅の薔薇のように美しき我が御主人、綾花 様が
ぶっかぶかのドレスシャツをはだけたお姿で、元気に朝立ってる俺のナニ本体を豊か過ぎる
双乳で優しく擦り上げつつ、カウパーが滲み出した天頂をうっとり舐め回していらっしゃった。
「……お早うございます、綾花 様……。お忙しい所、真に恐縮ですが、少々宜しいでしょうか?」
「……はっ、はひょ……。ふぃはも ひゃふぁ、ほはひょふほひゃもはふ……」
「口の中にモノを入れたままお喋りになるのは、真に淑女らしからぬ行いですよ、綾花 様。
それよりも、コレは、いったいどなたから教え込まれてしまった『要らん知恵』なのですか?」
(ちゅぽ!!!)「……あっ、あのねっ。私、制服の胸の部分が又かなりきつくなってしまったの」
「……ほう?」
「それで、スレンダーな体格が凛々しくも華麗な雪乃(ゆきの)お義姉様に御相談してみましたら
『私が常日頃、雅之相手に実践させられている女性ホルモンの中和方法』を、微に入り細に入り」
「……で?」
「『毎日、起き抜け三回&眠るまで四回』千早さ……まお手製の『白濁液』を一滴も残さずに
総て飲み干す事を一ヶ月以上……」
「……綾花 様。取りあえず言っておきますが、私は『お猿さん』ではありませんので、貴方様の
お胸が小さくなる以前に、間違いなく腎虚で死にますっ!!!」
「……えっ!?」