○1  
「きゃっ……!」  
 いきなり薄暗い体育倉庫の中へ突き飛ばされて、少女はマットに咄嗟の受け身を取りながら倒れ込んだ。  
 彼女の全身に闇を投げかけながら、無言でドアが閉められていく。後ろ手に体育倉庫の入り口をゆっくりと閉ざしながら、彼女を突き飛ばした少年が内鍵を掛けた。  
 艶やかな黒髪を一本の三つ編みにまとめた長身の少女はそれでも凛々しく、眼鏡の奥に気丈な光をたたえながら体育マットの上から詰問した。  
「や、八坂くん……!? な、何のつもり? 先生が話があるからって、私をここに呼んできたんじゃ……! 先生は――先生はどこ!?」  
「あれぇ? まさか委員長、本気でそんな話信じてたの? そんなわけないじゃん」  
「え……!? な、なに……どういうことなの、八坂くん?」  
「本当に野暮だなぁ、委員長。言わせるなよ。分かってるくせにさ」  
「な、何を――」  
 ようやく立ち上がりかけた長身の少女が、近づいてくる少年へと言い終わる前に。  
 彼女の上体を包むブラウスとベスト。確かな存在感をその身に帯びて、布地の線を円く前へ、上へと形良く突き上げさせている左右二つの膨らみに、少年はその両手をがばりと掛けていた。そしてそのまま、一気に引き下ろす。  
「えっ!?」  
 ただそれだけで濡れた紙切れのように、学級委員長の上半身を包む二枚の上着は破り裂かれた。  
 あっさりと断裂しては破片を飛び散らせながら真っ二つに裂けていく繊維の下で、大人びた薄緑色のCカップブラジャーの束縛にきつく封じられている乳房が、前へ、外へと突き出すように二つ揃って、柔らかそうにぷるんと震えてこぼれ落ちた。  
「きゃっ……きゃああああああああっっっ!!」  
「あはははは。委員長、かわいー声出せんじゃん!」  
 同級生に衣服を破り捨てられ、一瞬にして無防備な下着姿に剥かれるという異常事態に、国東真琴は絹を裂くような悲鳴を上げながら胸を隠そうと両腕を抱えた。  
「や、八坂くん!? ど、どっ、どうしてこんなことっ――」  
「そんなの決まってんじゃん」  
 しかし真琴がうろたえている間に、明はすでに次の手を打っていた。その乳房を押し潰すように隠そうとしている両腕の、その重なりあった両手首へ、隠し持っていた手錠を掛ける。  
「なっ、何これ!?」  
「手錠だよ。見ればわかるでしょ?」  
「あっ!?」  
 楽しげに笑う明は手錠の輪の一つで同時に真琴の両手を封じながら、信じられないほど強い力で無理矢理ぐいと彼女を引っ張って手錠のもう片方を、平均台の柱の部分へとつなぎ止めた。  
「なっ、何これ! い、いや……っ!」  
 そして真琴は両手をきつく縛り上げられながら、平均台に隣接するマットの上に組み敷かれる格好にされる。なんとか逃れようと力を振り絞っても、金属製らしい感触の手錠はびくともしない。  
 少女が試みる抵抗はただ、ブラジャーのCカップ内へ窮屈そうに縛り付けられた左右の乳房を、その挙動の度に四方へむなしく揺らすばかりだ。  
 それで完全に自由を封じられたことを悟って、恐怖に染まった瞳で半裸の真琴は明を見上げた。  
 少年の口元に、邪悪な欲望に満ちた笑みが浮かんでいく。  
「委員長見てたらさあ。なんだか俺、すっごくムラムラしてきちゃったからささぁ……。もう我慢できないから、今からここで、責任取ってもらおうってわけ」  
「何を言ってるの!? は、早くこれを外してっ……すぐに外さないと八坂くん、あなた、後でどんな目に遭うかっ!!」  
「後で? 後のことなら大丈夫だよ。なんでかって――」  
「えっ……」  
 言いながら、明は少女の眼前に股間を寄せる。まるで特殊警棒でも仕込んでみせたかのように、ハーフパンツの布地を異様な質量で、そして天を刺すかのような堅さで盛り上がらせている肉の凶器の存在を、先走る体液の臭気すら感じ取られそうな至近距離から見せつける。  
「な……なに、これ……っ」  
 あまりに圧倒的なその存在感を前に、真琴は思わず言葉を失う。咄嗟に悲鳴を上げようとして、あるいは目を逸らそうとしてそれすら出来ず、少女はただ息を呑んで、それを凝視するだけだった。  
 
「全部が終わったときには、もう――委員長はみーんな俺に開発され終えちゃってて。そんなことは、なーんにも出来ないようになってるからさぁ」  
「わ……わたし、を……私を……八坂くん、八坂くんは、まさか、……それで……」  
 今までとは異なる種類のおぞましい恐怖が、明白な実感を伴いながら真琴の背中を這い上がってくる。少年の邪悪な欲望に直面して震える瞳を上目遣いに、懇願するように真琴は聞いた。  
「八坂くんは、わたしを……今から、ここで、レ……レイプ……するつもり……なの……?」  
「んーーー……まあ……なんつうか……」  
 天突くようなその剛棒を恥ずかしげもなく誇示する明は、てらう様子もなく頭を掻いた。  
「まあ、そんな感じ。……なんだか、ムラっときて……委員長を、犯したくなっちゃったから」  
「…………っ!!」  
「じゃあ、やるねー」  
「!?」  
 軽い調子で言い放つや、むんず、と明の右手が真琴のブラジャーの中心を掴んだ。左右のカップの繋ぎを握って手首を捻ると、それだけで真琴の乳房に残された最後の守りは、いとも簡単に引きちぎられた。  
「きゃっ……きゃあああああぁぁぁーーーっっ!!」  
「おほっ、委員長のでっけぇ!」  
 強引な引っ張りに堪えられなくなった金具が真琴の背中であっさり弾け飛び、少女の乳房を守り育むという任務もろとも破棄されながら、一気に彼方へ取り払われていく。  
 その後に残るのは、ブラジャーという枷を取り払われてまろび出し、不安げに震える十一歳の白く豊かな乳房。  
 弾けるように半球形の檻から飛び出したみずみずしい果実が、きつい圧迫から逃れて柔肉の淡い頂から汗の飛沫を滴り飛ばす。  
 三年余の歳月を掛けてじっくりと育った真琴の胸は、すでに単なる胸の膨らみと呼ぶべき領域を超えて、独立した半球形を構成できるほどの見事な質量を備えていた。  
 少女たちの乳房を包んで守り、支え、美しい形に整えながら豊かに育んでいこうとするブラジャーの庇護を失ってもなお、真琴の乳房は青リンゴを斜め半分に切ったようなそのままの形を凛としている。  
 むしろ真琴の乳房はブラジャーの庇護下にあったときよりも大きく、誇らしげに突き出しているようだった。  
「うはっ、おいしそーなオッパイ。じゃあ早速いただきまーす!」  
「いやっ、いやあああぁっ! そんな、やめてっ、八坂くんやめてえっ! ああっ、あむんっッ!!」  
 こんな状況に陥ってしまえば、どれほど必死に拒んでも、自由を奪われてしまった少女に少年を阻む手段など存在しない。たちまちのうちになすすべも無く、真琴の乳房は文字通り明の手に落ちていた。  
「あむうっ!!」  
 明の手に左の乳房を下からきつく揉みしごかれながら、あまつさえ右の乳房はその頂ごと明の口にむしゃぶりつかれ、峰から頂にまで吸い上げられて真琴は喘いだ。両の乳房があえなく一挙に押し潰され、いいように変形させられてしまう。  
 上下の唇が乳房の中腹近くを包み、果肉を締め上げてきたと思った次の瞬間には、もう生ぬるい唾液をたっぷりとまとった舌が何か異世界の怪物のようにまとわりついていた。  
 執拗なまでに熱を伴いながら、ぬめった怪物が真琴の可憐な乳首を蹂躙していく。  
「いやぁ、やめてぇ……! きもちわるい……きもちわるいよぉ……! 私のおっぱい舐めないで、吸ったり、しないでぇ……!」  
 そして赤子のように美乳をむさぼる明は同時に、その掌ではとてもそのたわわな全容を包みきれずに肉を余らせる真琴の左乳房を、巧みに強弱を付けながら揉みこんでいく。  
 乱暴に沈み込んでくる五指にみずみずしい十一歳の乳房の肉が巻き込まれ、その若さと凛々しさに満ち溢れる弾力で跳ね返そうとするもかなわず、あえなく握りつぶされていく。  
「あっ! あッ、あっはあああぁぁっ、いや! 嫌! 嫌! こんなの嫌っ、いやあああぁぁぁーーーっ!!」  
 わけがわからなかった。  
 今の自分は同級生に騙されて連れ込まれた体育倉庫で手錠に繋がれ、自由を奪われたあげく、膨らみはじめてからは父親にすら見せたことのなかった乳房のすべてを剥き出しにされ、あまつさえ直接掌の中に揉みしだかれ、唇の中に含まれ、乳首を吸いねぶられてしまっている。  
「あんッ!!」  
 明の口に含まれてしまっていた右乳房の頂を、ざらり、と異様な感覚がまたも通り過ぎていくのを感じて、真琴は背中を跳ねさせた。  
 舌だ。明の舌が真琴の早熟な乳房を吸い出そうとするように、乳房をそのやや下半から突き上げるように、削り取るようにしてねぶり上げ、何度も何度も責め立ててきているのだ。  
 
「んふっ……あっ、あう……ああっ、んうううっ……!」  
 ぎゅうっ、ぎゅううっと巧みに強弱を付けられながら、左の乳房をいいように揉みしごかれて、次第に真琴の悲鳴に甘さが混じりはじめる。  
 そうして無防備な乳房に対する執拗な責めは、数分間にも渡ったであろうか。  
 ざらりとした少年の舌先が右乳房の峰をなぞって乳肉を引きずり、導くようにように登りつめながら、敏感な頂点を削りあげていく。  
 ブラジャーのカップをそのまま象ったかのような美形を左乳房が無惨に変形させられ続けていくたび、隠すべき異性からの陵辱によって帯びていたはずの恥じらいの熱が、少しずつ別のものに変わりはじめていることに真琴は気づいていた。  
「な、なに……? なんなの、なに、この、かん……じぃ……っ……」  
「どう。気持ちいい? 委員長」  
「え……っ」  
 そのとき不意に、真琴の右乳首からようやく口を離した明が、その唇と真琴の乳首との間に唾液の糸を曳きながら、上目遣いに微笑んだ。乳房のみならず自分の存在すべてを呑み込むかのようなその迫力に、なおも気力を奮って真琴は抗った。  
「きっ……気持ちよくなんか、なるわけ、ないでしょうっ!  
 こんな……こんな風にぃ、むりやり……人を無理矢理縛り付けて、上着も、ブラジャーまでみんな勝手に乱暴に脱がせて、そのうえ勝手に女の子の裸の胸を揉んだり、吸っ……吸ったり……っ!  
 八坂くんっ、あなた後で覚悟しなさいっ! こんなの絶対に、絶対に許さないんだからぁっ!」  
「へへぇ。委員長ならそう言うと思った。委員長のそういう気の強いところ、俺は――好きだよ」  
「あっ!?」  
 口を離され、数分ぶりに明の陵辱から解放されていた真琴の右乳房。その頂から、真琴の全身に電撃が走った。  
 意識を閃光が駆け抜ける。  
 何分間もひたすらしゃぶられ続け、明の唾液と真琴の汗とで濡れそぼりながら勃起していた真琴の右乳首が、明に人差し指のデコピンで弾かれたのだ。  
 それも直撃ではなく、爪先がわずかに掠ったに過ぎないのだが、真琴にとってはそれでも破壊力は過分を超えた。  
「あっ……ああ……っ、あああああああ……っ!?」  
「んー、いい反応……。いいおっぱいだよ、本当……」  
 明からの愛撫と凌辱の熱を一身に集めて、真琴の乳房はすでに左右とも完全に充血しきってひときわ大きく張りつめ、性の悦びに花開こうとしていた。  
「はーい、じゃあ質問です委員長っ。  
 委員長は口ではそうやってやだやだって言ってるのに、このおっきなオッパイの先っぽじゃ、こうやってつーんと堅く尖ってきて、いかにもしゃぶって吸って欲しそうになってきてるのは、いったいどういうことなんでしょうかぁ?」  
「……え……っ、……えええええ……っ……?……」  
 全身に走る痺れるような感覚から、真琴はどうにかその箇所へ視線を戻す。  
 乳房はなお一回りほども大きく堅く張りつめながら膨らみ、さらにその突端で上向く乳首は、小振りな乳暈からむくむくと大きく突起を立ち上がらせ、膨らみかけの蕾のように半ば埋もれていた位置から大きく、まったく無防備に突き出していたのだった。  
「……な……っ、なに……これぇ……っ……」  
「さすが委員長。揉まれて吸われてデカくして、そのうえ乳首なんかこんなにツンと尖らせちゃってさぁ。これ、本当にとんでもないエロオッパイだな。ホントにムッツリスケベの委員長らしい、エロエロスケベオッパイだぁ」  
「ちっ、違う! 違うの、これは違うの! わたしっ、私は少しもっ、そんなエッチな感じになんかすこしもっ、アウうッ!!?」  
 必死に抗議しようとした真琴の叫びはその半ばで、いとも簡単に破砕された。淫らな熱に満ち溢れる乳房の内側から押し出されてきた真琴の乳首を、明が右側を前歯の間に噛み潰し、左側を爪の間に押し潰したのだ。  
「アッ!? あっ、アアッ、アアアアアーーーッッ!!」  
 途端に押し寄せた痛みと一体になった夥しい快楽の怒濤に、真琴は一瞬その意識を遠のかせた。  
 そして明は意のままに踊るそんな少女を満足げに見下ろしながら、今まで手を付けていなかった最後の部分へと、その手を下ろしていく。  
「あ……あ……っ……は、……あ……」  
「よいしょ、っと――あはっ。委員長やっぱエロいなぁ、もうここすっかりビショビショじゃんか?」  
 笑いながら明がたくし上げたスカートの下には、乳房を守っていたブラジャーと色と模様を揃えた、品のよい薄緑のショーツが少女の秘所を覆っていた。  
 しかしその清楚な下着はすでに、内側から沸き出した透明な液体によって濡れそぼり、肌に張り付いて、少女の秘所の輪郭を、少年の目の前に晒してしまっているのだった。  
 
「い……い、い、……や……っ。みない、で……おねがい……おねがい、、八坂、くん……もうこれ以上、わたしの恥ずかしいところ……おねがいだから……そんなところ、みないでぇ……」  
 すでに涙混じりとなった少女からの懇願の声を、明はまじまじと観察しながら楽しむように聞き流した。  
「分かってるよ、委員長。俺もそんな鬼じゃないんだから。女子にそんなに恥ばっかりかかせるようなことなんかしないって」  
「え……っ?」  
 やめて、くれるの……?  
 涙に霞む眼鏡越しの世界で、しかし同級生の少年は、またしてもあの邪悪な笑顔を浮かべてみせた。  
「いつまでも委員長を生殺しのまま、待たせっぱなしになんかしないって。もうここまで出来上がってくれてるんだから、後はもう一気に……委員長のおまんこの一番奥まで、俺の極太君をプレゼントしてあげるだけだよね」  
「え――」  
 そして少女の腰に、少年の両手が掛けられた。  
 その胸と同様、すでに女としての特徴を備えつつある腰の肉付きを通れるよう押し広げながら、少年の手が少女のショーツを引き下ろしていく。  
 柔肌と布とを張り付けていた愛液の癒着が、別れを惜しむような一瞬の抵抗と水音だけを残したのち、少女の純潔を守る最後の城塞は、あえなく異性の眼前へと開放された。  
「うへえ、うっすら――委員長っておまんこの毛、そろそろ生えてきてるんだぁ!」  
「いっ、嫌。嫌。嫌、いや、いや、イヤ――イヤアアアアァァッッ!!」  
 顔を間近に近づけられ、女性の中枢に至る通路内の肉襞とその鮮やかな色彩を、まだ生えはじめたばかりの薄い陰毛を、それらから立ちのぼる少女の性臭を吐息の感じられる距離で確認されて、真琴はいよいよ半狂乱になって抵抗した。  
 手首を戒める手錠が軋み、痣になって残るだろう痕をいくつも刻んでいく。それでも非情な拘束は緩む気配すら見せようとせず、満足げに笑う明は、次に自らのハーフパンツへと両手を掛けた。  
「そう嫌がるなって委員長。お返しに俺のもほら、こうやって、見せたげるからさぁ――」  
「えっ……!?」  
「ほらよっ、と!」  
 軽い掛け声とともにトランクスごとハーフパンツが下ろされ、少年の股間から弾けるように肉の巨砲が飛び出した。  
 すでにその大きさで包皮から赤黒く濡れ光る禍々しい本体を突き出させ、大きく角度を付けながら、少女の胎内への突入を今か今かと待ちわびている。  
 ついにその威容を露わにしたその凶器を、その対となる自らの秘所からわずか数センチの位置に屹立されて、少女は絶望とともに、自らをこれから襲う運命を皮膚感覚で理解した。  
「は、入らない……む、無理。そんな大きいの、太いの、すごいのっ……私に……、私の中に、入るわけないよ……っ!」  
「大丈夫だって。委員長のおまんこは、今から俺が責任持って――すぐに一番奥まで、俺のの大きさと形に合わせてやるから、さ……!」  
「ひ……っ!」  
 恐怖と嫌悪に顔を背けながら、しかしその邪悪な存在感を無視することは出来ずに、真琴は視界の端で明の男性を凝視した。  
 なんていう、いやらしい形……。  
 あんなに太くて、大きくて、堅そうなものが……八坂くんの、男性器が……今から私の、おまんこの中に……  
「よーし。それじゃあ、……行くよー……」  
「あぅ……ッ!!」  
 欲望の熱を孕んだ言葉とともに、明の亀頭が真琴の入り口へ添えられた。そのまま切っ先を軽く押し込まれると、その肉棒の尖端が示す堅く張りつめた感触が、少女をいよいよ絶望に染め上げた。  
「そ、そんな……! やっ……やああぁ……っ!」  
「ううっ……委員長のおまんこ、やっぱりちゃんと鍛えてるから、締まってて堅いね……? このままじゃ、ちょっと入りにくいな。……じゃあ、これで――」  
「!!」  
 明は言いながら、その両腕で真琴の腰を抱え込んだ。同時に掌でみっちりと締まった尻肉を握り込み、体育マットの上に、あられもなく乳房と秘所を晒す半裸の少女を固定する。  
 そのまま少女の抵抗を微妙な動きすら封じつつ、左右も背後も逃れられないようしっかり捕らえて、そして据え物切りの標的となった真琴の秘所へと、その堅い砲身を埋め込んでいく。  
 少年の体重すべてが処女の純潔を容赦なく、力ずくで割り開いていく。  
 
「いっ! いや! こないで! 来ないで八坂くんっ、そんなっ、わたしのなかにそんなむりやり、入ってこないでええぇぇっっ!!」  
「くううっ……! キモチイイ……っ、委員長のナカ、すっごい、締まるぅぅ……っ!」  
「あっ! ああっ、あああああ! イヤ! イヤ! イヤ! イヤアァーーーッ! 抜いて! 抜いて! 抜いて! 抜いてえええぇぇぇーーーッッッ!!!」  
 鍛えられた真琴の肉体は、そのすべての能力をもって明の侵入に抵抗した。  
 しかし明の体重を載せて膣内へ押し込んでくる凶悪な圧力には抗うすべもなく、真琴は確実にその純潔を割り開かれ、少しずつ奥へ奥へと貫かれていく。怒張の侵略にあえなく摩滅されていく処女膜が赤く弾けて、凌辱劇に新たな色彩を添えていく。  
「あっ……ああっ、あああっ……ああああああっ、あああ〜〜〜っ!!」  
 少女自身の奥から沸き出した愛液もまた潤滑油として、この破壊行為を支援してしまっている。そしてその破瓜の過程で沸き出す処女の証の鮮血すら、侵略者を利する結果を導いてしまっているのだった。  
「ふっ、ふとい! 太いよ、堅いよ、おっきいよぉっ! こんなっ、こんなすごいの無理に入れられちゃったら私、私おかしくなっちゃう! わたし裂けちゃう、おまんこ裂けちゃううううっっ!!」  
「くううううううっ、委員長のおまんこ、すんごいキツくて、イイ……ッ!」  
 そして、美少女を犯す快楽と、逸物を締め上げられる苦悶の狭間であえぐ少年の肉棒が、少女の肉穴のすべてを満たし終え――少年の尖端が、少女の最奥を突き上げた。  
「あ、う……ッ!?」  
「おお……ッ!」  
 股間と股間を密着させながら満足げに笑う少年の下で、その膣奥で雄の欲望を受け止めさせられてしまった少女はようやく、自らの現実を数秒遅れで理解する。  
「あ、――」  
 私は、犯された。  
 繋がってしまった。  
 八坂くんの男性器に――太くたくましいペニスに犯され、いちばん奥まで入り込まれて、女の子のいちばん大切な部分の奥を、その肉槍の穂先に突かれてしまった。  
 私の処女は、今この瞬間――もう完全に、そして、永遠に――失われてしまったのだ。  
「よーし……いちばん奥まで届いたな。じゃあ、今から――動くぜ、委員長っ!」  
「えっ!? ひっ――ひいぃっ、ひぐぅぅぅううううぅぅぅっっっ!!!」  
「おッ……おーーー……っ……!!」  
 己が肉棒によって切り拓いた道筋をいっそう確かに押し広げるかのように、少年は少女の尻を掴みあげたまま腰を前後へ繰り出し、無情な往復運動を開始した。  
 一度はその最奥まで少年の剛棒による蹂躙を許したとはいえ、つい数秒前まで無垢なる純潔の処女であった真琴の秘所を、明の欲望がわずかに移動するだけで痛みが苛む。  
 自分より十センチ以上は長身の少女をその最奥にまで犯し抜きながら、なお膣外に数センチの余長を残すほど凶暴な明の男根が、鮮血と愛液、そして先走り汁の混じり合った液体を二人の結合部から撒き散らしながら、次第に凌辱の速度を高めていく。  
 おびただしい熱を帯びて荒れ狂う、肉の巨砲の唸りを自らの胎内に感じながら、真琴の胸で左右の乳房が上下左右に弾け飛ぶ。  
 明の繰り出す無情で強烈なピストン運動の中で、明が突けば乳房は下へ、明が引けば乳房は上へ、柔らかな円弧を描きながら真琴の乳房は胸板の上で弾け飛ぶ。  
 幼い頃から身につけていたブラジャーの中で育ってきた真琴の乳房は、その単純な数字以上に大きさを感じさせる見事な美形を前後運動の中で、間断もなく、あられもなく変形させられてしまっている。  
 みずみずしい精気と弾力に満ちた美乳は縦横無尽に、桜色の突起が残す鮮やかな二筋の軌跡を描いていく。  
「いや……」  
 両腕を手錠に戒められ、ブラジャーを剥ぎ取られて乳房を剥き出しにされ、そして股間に腰を押し込まれ、あまつさえ男根を膣内へ挿入されたまま、何度となく破壊的な、激しいピストン運動を繰り返されてしまっている。  
 
「こんなの……こんなの……、いやぁ……いやああああ……」  
 ついに凛とした美少女の眼鏡の下で、涙が堰を切るように溢れはじめた。  
 今までも言葉だけでは知っていた、レイプ、という行為。  
 女性の意志と尊厳を踏みにじりながら、暴力によって男性の身勝手な欲望を満たす、女性としてこの世で最も唾棄すべき犯罪行為。  
 自分が今や完全にその餌食とされてしまったことを認識して、真琴は瞼の奥からとめどもなく熱い涙が溢れてくるのを感じていた。  
 だが少女にとっての真の絶望は、まだもう一つ残されていたのだ。  
「あー……もう、たまんねえ……無理だ、我慢できねえ……。委員長、俺……委員長の中に、出すぜ……」  
「え……っ? な、に、を……?」  
 しかし明から投げつけられた言葉が、今にも焼き切れそうな痛みと快感の狭間でせめぎ合う真琴の脳裏で形を結び、意味をなすまでに数秒の遅れがあった。  
「なにを、ってぇ。決まってるじゃん。精液。セ・イ・エ・キ。俺の特濃ザーメンをぜーんぶ、今から委員長のおまんこの中にたっぷり出して……全部、ぶちまけて、塗り込めて、やるぜ、っとぉ!」  
「えっ――」  
 そしてその数秒の間に、明は真琴の腰を抱える両手へさらなる力を込めて、学級委員長の膣内をえぐり込むピストン運動の回転速度を、さらに激しく高めつつあった。  
「うっ! あう! あう! あう! あうんっ!?」  
 真琴の膣から次第に漏れ出しはじめた愛液と、貫き通されて失った純血の赤い証が混じり合うその二人の結合部を、明のピストン運動が水音を立てて打ち鳴らした。  
 突かれるたびに赤いものが混じった飛沫が舞い散り、苦痛にあえぐ真琴は息も絶え絶えに悲鳴をあげる。  
「なか……せいえきを、わたしの、なかって……あうっ、だ、ダメ! あんっ、、そんなのダメ、絶対にダメぇ! んむうっ、八坂くん、あなたっ、自分が、何をしようとしてるか、うっ、あむうっ、んっ、わかってる、のっ!?」  
「当然。うっ、ううっ、ナカ、委員長の、おまんこのナカに、たあっぷり俺の精液を――中出し、したげるよっ!」  
 野獣じみたペースで激しく真琴を前後に犯し続けながら、明は邪悪に犬歯を見せた。真琴を犯しながら不意に上体を倒し、胸の上で重たい水風船のように揺れ続けていた乳房にかぶりつく。  
「あううっ!!」  
 淫靡な水音を立てて、玉になって浮かぶ汗にまみれた乳房を口に含んで吸い尽くす。ざらりとした舌で乳首を責めなぶると、腰の動きを止めない明は真琴の眼前でニヤリと笑った。  
「委員長もさあ、せっかくこんなにデカいオッパイしてるんだから。普通に暮らしてても、こんなの単に邪魔なだけでしょ?」  
「え……っ? あむ、ん、やさか、く、んっ、なにを、言って――」  
「だからぁ。俺が今から、委員長に中出しして――それで委員長が俺の子妊娠してくれたら、このオッパイももう、ただの飾りってことじゃなくて……即戦力、ってことだよね?」  
「……な……っ」  
 ぞくり、と、熱に冒され、明の男根に犯され続けている真琴の全身が総毛立った。  
「俺の赤ん坊、孕んでよ。委員長」  
「…………っ!!」  
「いま妊娠したら六月だから、出産までに十月十日かかるらしいから。産まれるの、来年の四月ぐらいだなぁ。委員長。中学の入学式には、ちゃんと連れてきてよ」  
「そんな……そんなの、そんなの……っ!」  
「いいじゃん、産休もらって学校休めば。その間は家でずーっと、母子ともに安静にしてて、よっ!」  
「あンッ!!」  
 木杭を撃ち込まれる罪人のように、少女の肉体は痛みに震えた。そして真琴は再び認識する。  
 彼女を犯し、そして二人を繋ぐ明の巨根。それが本当に繋ぐものは二人の、男女両性にとってそれぞれの生殖器の中核であることを。  
 すなわちこの雄渾な逸物も結局は、明の精巣から真琴の子宮へと明の精子を送りこむための橋であり、通路であるに過ぎないのだ、という事実を。  
 そして明の精液が真琴の膣内に注ぎ込まれれば、今の自分はおそらく十中八九、この少年の子どもを受胎し、妊娠してしまうであろうことを。  
 
「やあ……やあ、やだ、やだよう、こんなの……私、私まだ小学生なのに……まだ小学生なのに、赤ちゃん欲しくない……こわい……まだ私、お母さんになりたくないようっ!!」  
「あー……イク、俺もうすぐイク、気持ちいいから中で出す、委員長のナカで出すからねえっ!!」  
「やめて! やめて、ンムッ、やめて、やめてえええっ!! 助けてぇ、たすけてせんせい、おとうさん、おかあさんっ! たすけて、いや、こんなのいやあああああーーーっっっ!!」  
「――ううッ!!」  
「あ、――」  
 そして明がそう、真琴の耳元で力強くうめいた瞬間。  
 真琴の奥深くに埋め込まれた肉槍の切っ先が、ひときわ大きく膨れ上がる。そして、何度も激しく脈打つのを明確に感じて、真琴は両目を見開きながら絶叫した。  
 来る。  
「あ、ああっ……あああああ、あああああぁぁぁーーーッ!!」  
 少女の絶叫が長く尾を引きつづけるその間、少年は全力を持って少女の抵抗を封じ込めながら、腰と逸物の切っ先をその深奥にとどめていた。  
 巨砲の砲口を少女の最奥へ突きつけながら、目標から至近のそこで、その灼けた弾丸を一気に連射したのだ。  
 どく、どく、どくんっ……と鼓動のように間断なく、真琴の胎内で何かどろりとした粘り気の強い、そして溶鉱炉のスラグのように熱いゲル状の何かが吐き出され、真琴の中に、間断なく注ぎ込まれていく。  
「こんな……ッ、こんなあああああっ……! こんなに、濃くて、熱いの、いっぱい……いっぱいぃぃ……っ!」  
 たちまち真琴の胎内に溢れ、塗り込められていく数千万、数億ものあまりにおびただしい精子の群れ。  
 受胎、そして妊娠――もはや少女にとって自明となった最悪の結末をそれでも回避しようと、無駄と知りながら真琴は腰を捻り、なおも膣内射精を続ける明の鈴口から1ミリメートルでも遠くへ逃れようと身をよじる。  
 しかし、そんな少女の必死の抵抗もむなしく、熱く粘ついた欲望の白濁液は、明が真琴の中で脈打つ度に注ぎ込まれていく。  
 少女の膣の一番奥へと塗り込められては真琴の子宮を、卵を目指して、なおも脈打つ明の鈴口から、後から後からなだれ込んでいく。  
「なかで……なかで、出てるぅ……っ……ビクンビクンッて跳ねてる八坂くんのおちんちんの先っぽから精液、すっごく濃くて熱くてねばねばする精液がぁ、私のおまんこの中でいっぱい、いっぱい出ちゃってるぅ……。  
 私いま、八坂くんの赤ちゃんの種、赤ちゃんのだいじな部屋に直接、直接注ぎ込まれちゃってるよぉ……!」  
「くうっ、いいよ、いいよぉ委員長……! そうやって……そうやって俺の子、しっかりお腹に孕んでよぉ……!」  
 真琴の腰を両手で堅く捕らえたままの明は、自らの腰を真琴の尻肉へ深く食い込むほどに前へと強く押しつけて、真琴の深奥を陵辱する自らの分身を、その最も奥底へと留め続けていた。  
 電撃されたように身を反らした真琴の喉からほとばしっていた、処女の断末魔を思わせる力の限りの絶叫は、次第に涙混じりの嗚咽のそれへと変わり始めていた。  
「なかに……中に、出された……精液、……八坂くんの精液いっぱい、私の中に……女の子のおまんこから、私のおなかの中にいっぱい、いっぱい出されちゃったよう……。  
 どうしよう……今の絶対、今ので絶対、もうわたし妊娠しちゃった……私のお腹の中に、赤ちゃんが……私と八坂くんの赤ちゃんが、今ので、絶対出来ちゃったよう……」  
 力ずくで組み敷かれ、這いつくばらせられたマットの上で、眼鏡のレンズを伝ってはこぼれる真琴の涙がぽたり、ぽたりと、厚い布地に落ちては沁みて消えていく。  
「お父さん……お母さん……。出来ちゃった……私……私まだ小学生なのに、お腹にあかちゃんつくられちゃった……わたし、お腹に赤ちゃん出来ちゃったよぉ……」  
「ふぅ……。委員長、なかなか良かったぜ……」  
 そんな風に打ちひしがれた真琴の姿態を見下ろして、明が深く満足げな息を吐きながら、真琴の一番奥深くから自分自身をゆっくりと引き出す。  
 なお十分以上の堅さと大きさを保つ明の男性は、亀頭部分で真琴の膣内を満たすすべての潤滑液を拭い去りながら、ついに数分ぶりに外気へ触れた。  
 それが引き抜かれると同時に、ごぷっ、と音を立てて真琴の膣口から、少女の胎内に収まりきらなかった大量の精液が、愛液や破瓜の鮮血に混じり合いながら逆流しつつ溢れ出て、体育倉庫の床にこぼれ落ちていく。  
 この才気溢れる勝ち気な美少女が男子の暴力によって屈服させられ、そして完膚なきまでに征服されてしまった証。ぬらつきながら混じり合って広がる白と赤の粘液が、繰り広げられた凌辱を何より雄弁に物語っていた。  
 
 
207 名前:真夏の夜の夢1 ◆REMNL/JIG6 投稿日:2010/07/19(月) 15:28:52 ID:8tjozUJ6 
「こんなのって……こんなのってえええ……嫌……いやあああぁ……」  
 恥辱と絶望の底で、ただ静かにすすり泣く真琴。  
 無惨な凌辱の中、それでも果敢に抵抗しようと振り絞っていた気力の全てを打ち砕かれて、真琴はようやく明から両腕に抱えられての拘束を解かれた腰をマットへ下ろし、その身を横たえた。  
 真琴がそのままうつ伏せになると、唾液にまみれながら堅く敏感に尖り勃ったままの双の頂を、体育マットの粗い布地が擦り上げる。  
 その痛みと一体になりながらなお押し寄せる快楽の波の中で、犯された美少女はただむせび泣き続けた。  
 そのマットに押しつけられて、美しい半球形を見る影もなく押しつぶされていた真琴の二つの乳房に、先ほどまで彼女の腰を捕らえていた明の両手が回ってきた。  
「別にいいじゃん、委員長」  
 マットの粗い布地の下へ潜り込み、明は真琴の左右の乳房をその掌へと握り込む。真琴の乳房は明の両手から十二分に乳肉を余らせ、溢れんばかりの質量ときつい圧迫はその弾力をさらに高めて、尖り勃った乳首の存在とともに明の掌を楽しませる。  
「だってこの、委員長の立派なオッパイはもう……その赤ん坊育てる準備、完全に出来ちゃってるみたいだしな?」  
「え……!?」  
 明の両手で握られている自らの乳房へ不意に異様な熱を感じて、真琴はうわずった声を上げながら身を起こした。その真琴の両乳房を、明がぎゅうっと握りしめる。  
「っ!?」  
 再び電流の突き抜けるような感覚が、今度は真琴の乳房の奥から乳首へと、その尖端へとほとばしっていくのを少女は感じた。  
 そして汗ばんだ乳房の頂から、幾筋もの白い液体がぴゅうっ、ぴゅううっと勢いよく飛び出す光景を、真琴は目の前で見せつけられた。  
「どっ……どうしてぇっ!?」  
「どうして、って。そんなの決まってんじゃん」  
「あはぁっ!!」  
 今までの中でひときわ強く、痛いほどに明が真琴の乳房を揉みしだく。切なげに鳴く少女の両乳首から、水鉄砲のように1メートル近く母乳が飛ぶ。その白濁液の軌跡を目で追いながら、楽しげに明が笑った。  
「委員長が、今……お腹に赤ん坊デキちゃったから、だよ。せっかくの立派なオッパイで赤ん坊すぐに育てられるように、早速母乳が出るようになったんだよ!」  
「うっ、嘘! 嘘だよそんなの、そんなこと絶対、絶対あるわけないんだからぁっ!!」  
「そんなこと言われてもなぁ。しょうがないじゃん――もう委員長は俺の子、妊娠しちゃったんだから」  
「妊……娠……っ」  
「そ。言ったでしょ? この無駄に大きなオッパイ、即戦力にしてあげる――ってさ!」  
 その言葉に意識を白ませた真琴の身体を前後に返して、明はその尖端を母乳に塗れ光らせる真琴の右乳へかぶりついた。形良く前へ突き出した真琴の乳房を頬張るや、きゅうっ、と力一杯に吸い付いた。  
「あっ! ああっ! だめ! だめ、だめぇ、いやああああああーーーっ!!」  
 今までに感じたことのない衝撃が、真琴のその張りつめた乳房全体で生じては、乳首へ向かって抜けていく。むしゃぶりついた明に、生じるそばから吸われていく。  
 その乳房の肉から乳首へ抜けて吸い出されていく母乳にすら快楽を感じて、真琴はさらに一回り大きく張ったその乳房を揺らして身悶える。  
 真琴の右乳房から十一歳の少女の母乳を味わいながら、明は左の乳房も遊ばせることなく右手で揉み搾った。  
 明の握力の強弱に応じて真琴の乳房が変形する度、放物線を描いて白い母乳が飛散した。  
「あはははは。委員長すげー、牛みたい。もういくらでもオッパイ出るのな!」  
「ち、違うの! これは、これは違うのぉ……」  
 自らに覆い被さりながら片手で左乳房を搾り、明はもう片方の右乳房にしゃぶりついて母乳を貪り続ける。ちゅぱ、と明が唇を離すと、名残惜しげに滲んだ真琴の母乳が、明の唾液と混じり合いながら滴り落ちた。  
 
 
208 名前:真夏の夜の夢1 ◆REMNL/JIG6 投稿日:2010/07/19(月) 15:30:01 ID:8tjozUJ6 
「委員長のオッパイミルク、暖かくって甘くてすんげえうまいよ。飲んでたらまた元気出てきた。じゃあ今デキちゃって、オッパイだけじゃなくてお腹も大きくなってきたばっかだけど……もう一回……やっとく?」  
「えっ……?」  
 半ば放心状態のまま、真琴は自らの胸に頬を寄せた明を見返す。  
 そしてそのとき、真琴は気づいた。  
 明にこれほど激しく吸われ、搾り出されてもなお尽きることのない母乳を分泌するようにより大きく、より淫らに作り替えられてしまった双乳の向こうで、その二つの山よりずっと大きく盛り上がっている何かの存在に。  
「お腹もおっきいし、オッパイも大きくなって母乳も出るし。もう委員長、立派なお母さんだなぁ。このまま元気な赤ちゃん産んでくれよな!」  
「こ、こんな……こんな……っ」  
「じゃあ、二回戦なっ!!」  
 身重の少女を開脚させて回り込むや、未だ破瓜の鮮血が滴るままの真琴の秘所へ、堅く膨れ上がった明の男根が再び一気に貫いていく。  
「いっ、……イッ……!!」  
 その一撃が、妊婦となった真琴の腹を震わせる。そして大きくたわんで揺り飛ばされた乳房は、ただその衝撃だけで破裂するかのように母乳の飛沫を噴き上げた。  
「いやあああああああーーーッッ!!」  
 
 
209 名前:真夏の夜の夢1 ◆REMNL/JIG6 投稿日:2010/07/19(月) 15:30:32 ID:8tjozUJ6 
○2  
 絶叫とともに目を覚ました。  
 寝乱れた寝間着の裾をあられもなく肌蹴ながら、国東真琴は半裸で自室のベッド上にいた。  
 ゆっくりと左右の様子を確認しても、そこは何の変哲もない、いつも通りの自室でしかなかった。他人の気配などあろうはずもない。  
「…………、あ……」  
 なお慌ただしく早鐘を打ち続ける心臓をゆっくりと鎮めながら、真琴はベッドの上で身を起こした。  
 おそるおそる、自らの身体を確かめてみる。  
 腹は……なんともない。鍛えられて見事に腹筋の浮いた腹はいつも通りに引き締まっていて、少女にとってその胸と同様に密かな誇りの対象でもあるウェストは健在だ。  
 就寝前にはいつもブラジャーを外している、その乳房もいつも通り……少なくとも、寝間着の上からはそう見えた。  
「ゆ……夢、だったん……だ……」  
 放心したまま、ただ肩で息をつきながら、呆然とベッドの上で真琴は宙を見つめる。だが真琴はさらに確かめるべく、その両手でゆさりと、自らの双乳を下から支えるように捧げ持つ。  
「ん……っ!」  
 だがその途端、弾けるように電流が走った。  
 真琴の乳房はしごく充血し、その乳肉をいつにも増して堅く大きく張り詰めさせていた。同時にその敏感さも、もはや普段の比ではない。ほんの数ミリ指を柔肉へうずめるだけで電流が走り、身体の力が抜けてしまう。  
「あッ……あ、ああああぁぁ……っ」  
 そしてそんな電流に晒されながら、真琴はその両手を自らの乳房から離すことは出来なかった。そのまま少しずつ掌と指をうねらせながら握りの具合を変え、少女はやがて、その頂へとたどり着く。  
「んふっ……んんっ、ふううぅ……ぅ!」  
 その柔らかな、二つの峰の頂――美しい桜色の乳首は左右とも、普段の倍ほどにも高くそそり勃ち、あたかもここから乳房の内容物を吸い出そうとする何者かを待ち焦がれているかのようでもあった。  
「あ、はぁ……はぁ……はあぁ……っ、……」  
 真琴はたまらず、自らの両手を左右の乳房へ導いていく。しかしそのままゆさりと包もうとしても、やはり乳房は少女の掌に余ってしまい、完全に包み込むことが出来ない。  
「ん、ふぅっ……また、おっきく、なったの、かな……」  
 思わず声に出しながら、真琴は自らの胸に実った二つの乳房を揉みしごく。あの悪夢の中、何度となく彼女の純潔と肉体と乳房を蹂躙した少年の顔を、その執拗で巧みな愛撫を思い浮かべて、悪夢をなぞるように真琴は乳房を、自分の火照りを慰めていく。  
 自ら乳房をひとしきり弄ぶと、次に行き着くのは当然、股間を覆う下着の内側だった。  
 早鐘を打つ心臓とともに期待を込めながら陰核に触れると、ただそれだけで稲妻のような衝撃が少女の肉体を貫いた。  
「……ふっ……ふあああぁあぁ……っ」  
 全てを忘れさせられるように激しい、熱く淫らなほとばしりの中で、ただ陶然と淫夢の残滓に真琴は酔った。  
「あ……」  
 そして同時に、そのことに気付く。  
「下着……ぐちゃぐちゃになっちゃってる……」  
 少女の秘所から溢れ出したおびただしい量の愛液がぐっしょりと下着を濡らし、一部はシーツとパジャマまでをも汚してしまっている。  
 このまま自慰を続けていたいという女の欲望を、少女に生来備わり、そして常々鍛えられ続けてきた規律心がこのときようやくわずかに制した。  
 ちらと時計を見やれば、壁時計の蛍光塗料は五時半を少し回ったところだった。両親もまだ起きてはいないはずだ。今からなら、シャワーを浴びて洗濯機を急いで回せば、すべて何事もなかったように取り繕えるだろう。  
 そう。  
 今夜は、何もなかった。  
 私は八坂くんに力ずくで無理矢理犯される夢なんて見ていない。そんな夢の中で犯されて、危ない膣内射精で妊娠させられて、おっぱいもお腹も無茶苦茶にされながら、嫌がりながら気持ちよくなんてされてない。  
 あんな、あんな女の子の意志を無視して、踏みにじって辱めるようなことをされて、私は、私のこころもからだも、喜ばされたりなんかしていない。  
 だから、何もなかったことにする。  
 本当に、何もなかったのだ。  
 
 
210 名前:真夏の夜の夢1 ◆REMNL/JIG6 投稿日:2010/07/19(月) 15:31:02 ID:8tjozUJ6 
○3  
 下腹に熱い疼きを抱えたままベッドを降りると、真琴はふらふらと自室を出た。手探りで薄闇の廊下を歩いて階段を下り、重たい動作で浴室に入る。物憂げに寝間着と濡れたショーツを脱ぎ捨てると、生まれたばかりの姿でシャワーの栓を開いた。  
 出足の湯にまだ熱はなく、ぬるい水が流れるばかりだ。それも構わず頭上に架けると、真琴は次第に強くなる奔流を頭から被った。  
 寝汗にじっとりと湿った黒髪を、湯が伝っては滑らかに洗い流していく。シャンプーを取ってその髪に絡めるでもなく、真琴はしばらくの間、ただ流水を浴びながらひとり立ち尽くした。  
 八坂くんのせいだ。  
 淫らな熱に冒された思考をシャワーの湯とともに、その言葉がただ一色に洗い流していく。  
 昨日のあの放課後、谷川さんと大西さんの決闘の間を取り持とうとして、事態の裏で東奔西走した八坂くん。岸くんとともにあらゆる策を弄して、藤原先生の目を盗んで決闘実現にこぎ着けた八坂くんたちを、それでも藤原先生はすんでのところで追いつめた。  
 あのとき、私は藤原先生を止めるつもりなんてなかった。  
 あのまま藤原先生が二人の決闘を止めさせて、谷川さんはそのまま普通の女の子になって、今度からは私たちと、普通の遊びをするようになればいいんだと思っていた。  
 でも、出来なかった。  
 最後の最後で、私は谷川さんと八坂くんのことを思い出した。二人の関係が壊れてしまうのが怖くなって、そんな理由で二人が傷つくのに耐えられなくなって、それで出来なくなったから、私はあの土壇場で、必死になって藤原先生を止めた。  
 生まれてはじめて思い切り口答えして、私は先生を諦めさせた。  
 それなのに。  
 先生がいなくなって、隠れていたロッカーを開けてあげたとき、出てきた三人は、みんな半裸だった。  
 谷川さんも大西さんも、大きくてきれいなおっぱいをブラジャーから完全に出されて裸にしていた。二人とも、ピンク色の乳首はすごく堅そうにツンと尖っていて、おっぱいも興奮して張りつめていた。  
 八坂くんは、まるで牛乳瓶みたいにものすごく大きなちんちんを、慌てて隠そうとしているところだった。  
 谷川さんと大西さんはピンと来ていなかったみたいだけど、あの三人が、少なくとも隠れたロッカーの中でそういう、男子と女子でやってはいけないことをしていたのは、どう見ても明らかだった。  
 それに、谷川さんはやっぱりすごくかわいいし、大西さんも野性的なにおいのする美人だし、二人とも、私のよりも、もっと胸が大きいし……ううん、でも、大西さんとだったら、もう私、そんなに負けてないかな……。  
 とにかく、そんな素敵な女の子たちに、八坂くんが何かエッチなことをしていたことは確実で、それだけで、私はその後なにも考えられなくなってしまった。  
 とっさに八坂くんを投げ飛ばして、第三校舎に施錠した鍵を職員室へ返したあと、どうやって家まで帰り着いたのかは覚えていない。  
 ただそのあと、八坂くんみたいな男の人が、どういう女の子に興奮するのかなと思って、インターネットでそういうところをたくさん調べてしまった。  
 動画や、写真や、CGや、小説や、体験談なんかの中で、男の人たちに無理矢理いやらしいことをされるきれいな女の人たちを見て、すごくショックを受けて、そのままベッドに入ったら――夢の中で、私は八坂くんにレイプされた。  
 ……八坂くん。  
 八坂くんも、ああいう風にひどいことされる女の人を見て、そういう嫌らしいことをしたいと思って、興奮したりするのかな。  
 でも、ああいう大人の女の人たちにじゃなくて。谷川さんや大西さんみたいな素敵な女の子たちにでもなくて。  
 私にでも、ああいうふうに、あの夢みたいに激しく、興奮してくれたりするのかな……。  
 

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