今宵は聖夜前日12月24日クリスマス・イブ  
そして子供にとっては誕生日以外で公式におもちゃなどをねだれる日であった。  
街にはジングルが響き渡り、仕事帰りで買った大きなおもちゃを持ったおじさん・おばさんの急ぐ傍ら、横で二人より添い街をゆくカップルもちらほらする。  
 
そんな中  
大人には聞こえないし見えないが、空にはそりに乗りながら見事にトナカイを乗りこなす少女がそこにいた。  
その少女は俗にいうサンタクロースを思わせる装いの赤いケープとショートスカート・帽子・そして革のブーツを付けていた。  
 
少女は金髪・碧眼でまるで妖精のような可愛らしさと美しさは、もし周囲の人間が目視できたらだれでも振り向くと言い切れるものだった。  
しかもその少女のケープは胸が物凄く盛り上がっており、パッと見ただけでも胸が大きい様子は分かり  
スカートからは雪のように白い太ももが見えて衣装だけなら風俗業のお姉さんみたいだが  
あまりの可愛らしさにエロティックという風にだけには見えない。  
 
そのサンタクロースのような少女はチラホラ雪降る中で闊歩する人々を見下ろして  
「日本のクリスマスってきれい……でも私がちょっとでもおじいちゃんの手伝いをしないと!」  
 
その少女はクリスマスの活気に見惚れるものの、すぐに本来の目的を思い出し急いで目的地に向かうのだった。  
祖父との約束を果たすために。  
 
「その地区を一人でやるというのかね?」  
その初老の老人……しかしその恰好は先程の少女と同じような服装をしていた。  
そう彼こそは永遠の老人、そして子供に夢をプレゼントする誰もが知っている人物。サンタクロースその人だった。  
 
少女はサンタクロースを真顔で見つめ、哀願するように頼みこむ。  
「お願いサンタクロースおじいさん。私にも少しくらい手伝いをさせてください。おじいさんのお手伝いを私もしたいんです!」  
 
少女の真剣な願いをふむふむと真面目にサンタクロースは聞き、しばらく考えていたが。  
「ふむ分かった。そこまでワシの手伝いをハウメアがしてくれるのなら……遠慮なく頼もう。何事も経験する事は大事だ。」  
と少女……ハウメアの願いを聞き届けてくれる。  
 
「ありがとうおじいさん!」  
そのサンタクロースの言葉を聞きハウメアは心から嬉しくなりサンタクロースに抱きつく。  
ハウメアの豊かな胸がサンタクロースのお腹にあたり、少しサンタの方が赤くなるも  
「それじゃあハウメア。ワシの方から学校に言っておこう…12月24日の日本地区でワシの手伝いをするとな」  
と改めて確認をハウメアにサンタクロースは取るのだった。  
 
そして  
 
「私。おじいちゃんのために頑張って子供たちにプレゼント贈るから!」  
と祖父サンタクロース仕込みのそりテクニックで急いで担当場所へと暗闇を切り裂きながらいく。  
 
前もって祖父から聞いていた地区は大きめで、小学校が向かい合うように隣接していた。  
どちらを先にしようかハウメアは迷うが  
「まずは…困った時は西からっ!まずは西方面でと。待っててね子供たち!」  
とまずは西方面から開始する。  
 
サンタクロース直伝のノートを見ながらまず低年齢層にプレゼントを置いておく  
なぜなら年齢が高ければ高いほど深夜まで起きている事が多く、それに小さい順という原則もあるのでハウメアもそれに従い  
幼い子供のところにプレゼントを配る。  
 
壁を抜けて子供を起こさないようにそっと…眠っている子供の頭元にある靴下に、おもちゃをいれていく。  
 
順調にプレゼントを贈っていたが…76軒目で少し困ってしまった。  
 
「……どうしよ」  
その家の様子を見て少し困ってしまった…年かさとしてはまだ小さめの眠っている少年の横に  
上下のスウェットを着た目をがんとあけた少女がどっしり座っていたからだ。  
しかも…その少女は少年の靴下の中へと強引に自分の靴下を入れており書き置きまで入れてある。  
あらかじめ翻訳の魔法をかけていたハウメアは彼女の文を確認する。  
 
弟の慎也のものは私のもの・私のものは私のもの 真理  
 
………どうやらこの真理という少女は弟である慎也のプレゼントも横取りする気満々だ。  
下手に入ったらこの姉弟分どころか根こそぎプレゼントを取られそうだった。  
「…子どもには私の姿が見えちゃうからな。仕方ない出てきてクランプス!」  
 
ハウメアは召喚式を唱えながらクランプスと呼ばれた黒と茶色の不気味な怪生物を召喚する。  
そしてその怪生物を真理の顔前にテレポートさせると…。  
 
「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
がんと見張っていた真理だったが突然怪異が出現し、悲鳴すら上げられないまま気絶した。  
だが良く見ると…彼女の下スウェットからちょろちょろと小水が漏れてしまっている  
以前友達の前でしてしまったように…ただし彼女にとって幸運だったのは即座に気絶でき  
ハウメアや慎也の前で恥ずかしい思いをする事がなかった事だろう、そして。  
 
「ちょっと悪いことしちゃったかな…えい!」  
魔法を使って気絶した真理のスウェットとパンツを脱がしつつ、外へと移動させて  
他の服がぬれないようM字に足を開かせて、ばれないようにおしっこを出し切らせる。  
 
ちょびちょびと陰毛が生えた少女が…しかもハウメアから見てもこの真理という少女は  
引きしまりながらも女性らしい膨らみもしっかりある健康的な体をしており  
そんな少女が外で雪の降る中大足を開かされて、浮いたままおしっこをする図式は奇妙この上なかった。  
 
そして真理の服や真理が流した飛沫も魔法で除去して、改めてプレゼントを贈る。  
慎也には新発売したばかりのカードゲームスターターキット  
真理には果物の種セットと解説本を  
それぞれ靴下の中に入れて立ち去る。  
 
それから低学年・中学年のプレゼントも一通り終え高学年のプレゼントに移る。  
「結構順調だけどまだまだ!」改めてハウメアも気を引き締める。  
 
348軒目  
「これって…なんなのかしら」  
ハウメアは少女の部屋で奇妙な服を見つけた  
その服は全身白く…紐のようなものもかかっていた。  
 
その白い服に少し興味がわきちょっと来てみるべく、熟睡した背の高い少女に対して  
「すいません。この服変っていて気になりますので少し着て見ます」  
と赤と白の混じった服を脱ぎ、たわわな96cmのおっぱいと92cmのお尻を収めた  
下着姿となって、その白い服を着てみるのだった。  
 
「凄くごわごわした服で丈夫そうだけど…何に使う服なのかしら?  
とにかく服お貸ししてもらいすいませんでした、その分いいプレゼントを贈りますね。」  
と魔法で白いごわごわした服を本来以上に綺麗にし。  
その少女が欲しがっていた以上のプレゼントを置いて、その少女の頭元に近寄り。  
 
「これでいい夢が見られますように…」と少女の額に触れて魔法をかける。  
これでこの少女の本当にしたいことなど夢の中でかなえられるはずだ。  
夢とはいえこの子の見る心地いい夢がいずれ現実になればいいなと思い立ち去る。  
 
それからもハウメアはたくさんプレゼントを子供たちに配り続けた  
そして西地区最終  
 
「よし!これが終われば半分!!」  
そんな思いを胸にハウメアは少女の家に入るのだが…意外なものを見てしまう。  
眠っていた胸の大きい少女が瞳から涙を流しているのだ……。  
そして泣きながらか細い声で「お母さん」とつぶやく。  
 
いったいどうしたのかしら。  
ハウメアは気になり、メモ帳でその少女の事を知る、その少女は母を失っており悲しい思いをしたことに…。  
少し胸にキュンと来るものをかんじ、本来のプレゼントを頭元において、より一層の力で魔法をかける。  
 
「今日は聖夜…これくらいの夢を見たって罰は当たらないよね。  
お母さんのことや大きなおっぱいの事で苦労してきたんだもの…幸せになってね千晶ちゃん」  
ハウメアは少女……谷川千晶にせめて今日だけでもお母さんに甘えられるように  
幻術で夢の中に千晶の母親を作り出し、たくさん甘えてもいいように持ち込ませる。  
千晶の顔も先程の悲しそうな顔とは違い少しはにかむ笑顔だった。  
 
少しでも幸せにできたことで心が温まりながらもハウメアは残り半分をこなす為に東地区に向かう。  
 
「よしファイトファイト!あと半分でおしまい!」  
改めてしんみりした気持ちを切り替えてハウメアは先程のように小さい順からプレゼントを贈る。  
 
567軒目  
「むあっ!凄いな〜これは…男の子兄弟集まるとこんな匂いになるんだ〜」  
仲良さそうに眠っている男兄弟のにおいにびっくりしながらも、少年が好むプレゼントを枕元に置き  
ギリギリいい子だったので夢を見せて去ろうとするがふと視線に絵が飛びこむ。  
 
「…綺麗な絵…この子のガールフレンドかな?配達中で会えたらいいな」  
額縁へ大事そうに飾られた洗練された美貌の少女の絵を見て、この少年と絵の少女が上手くいくことを祈って立ち去る。  
 
679軒目  
今度は兄妹同じ部屋で眠っている様子だ。  
ひとまず年齢制限のため妹のみにプレゼントだが、画材道具をプレゼントする。  
いい子だったのでいい夢のサービスもしておく。  
 
そんなこんなで周囲全部まわって残すところあと一件だけだった。  
 
「おじいちゃん…ちょっと疲れたけどこれで少しはおじいちゃんの役に立てたかな…」  
流石に疲労困憊なハウメアだったのだが最後の力を振り絞って。子供がいる大豪邸に潜入する。  
 
ぬき足・差し足…ベッドで眠っている少女の部屋に入り忍び足で彼女の頭元に近寄ろうとするが。  
突然眠っていたはずの少女はいきなり跳ね起き、そのまま右手でハウメアの体をベットに押し倒しながら  
左手で電気を付けて闖入者の姿かたちを確認する。  
 
あまりに突然の事でハウメア自身も「きゃっ!」と悲鳴を上げるのがやっとだったが  
自分を捕まえた少女から丁寧な…だが威嚇に満ちた言葉を投げつけられる。  
「貴女…どなたですか?私が眠っている最中吐息を立てて部屋を訪れるとは…  
私を誘拐するおつもりだったのですか?それとも私に対して夜這いでもする気だったのですか?  
いずれにしても度胸の据わった方ですね……」  
 
と少女から見つめられ、まるで蛇に睨まれて蛙のようになってしまう。  
今までの配達で疲れていた自分が、その事で息を切らせていた吐息でこの娘は起きたというのか……。  
自分のうかつさを呪うしかなかったが、改めてその少女を見る。  
 
少女は薄手のネグリジェを穿いており、ブラジャーやパンティーまでしっかり確認できるほどだ。  
またその少女の可憐さは今まで見てきた少女たちにも決して引けは取らず、スタイルもかなりのものであった。  
 
竦みながらついハウメアはその少女の体をじっくりと見てしまっていた。  
そんな彼女に対し、少女は見かねたのか今度はハウメアのスカートをパンティーごとずり落とし  
思いっきりハウメアの大きい92cmの透き通った人間以上に白いヒップを引っ叩く。  
 
「ああっ!…ん…ん゛ぐぐぐぐっ!!」  
つい夜中なのに思いっきり声を上げそうになるが、今お尻をひっぱたいた少女から口を押さえられ悲鳴を封じ込める。  
 
「貴女…今は夜中ですよ。こんなところで大声を出して捕まりたいのですか?」  
ハウメアの口を押さえながら、穏やかに、だが絶対に嫌とは言わせないように悲鳴を上げることを止めさせる。  
 
「んんん……んん。」  
その少女はとりあえず自分が騒がなければ、人を呼んで騒ぎを起こさないと思い口を押さえられながら頷く。  
いくら自分の姿が大人には見えないとはいえプレゼントを渡す前に大騒ぎになっては元も子もない。  
最後のプレゼントだし、何が何でもハウメアは今自分を取り押さえている少女に渡す必要があった。  
 
ハウメアがもう騒がないとその少女は確信したのか、口から手を離しハウメアがしゃべれるようにする。  
 
でやっと新鮮な空気を吸いながらハウメアは  
「ぷはぅ……すいませんまさか起きてるとは思わなかったんで…私はハウメアと言いまして。祖父サンタクロースの手伝いの為にプレゼントを配達していた所です……」  
自分の素姓を語り決して怪しいものではないと言い切る。  
スカートとパンティーを引きずり降ろされたためか…金髪の髪にふさわしい煌びやかな金の陰毛。そして白く透き通った大きいお尻に一枚の紅葉が咲いていた。  
 
少女はハウメアの話を聞きつつも、ハウメアの体をじっくり鑑賞し、大きいバストとヒップ  
そしてくびれたウェストがとてもおいしそうと感じながら、自分から話しかけ。  
 
「まあ私も本物の……しかもサンタクロースのお孫さんに会えるとは思いもしませんでしたわ。しかもこんなに可愛らしい女の子とは…  
ではハウメアさん、私も名乗らせて頂きますわね、私は神楽坂沙織と申します」  
と少女…沙織はハウメアに対して自分の名前を名乗る。  
 
「沙織ちゃんですね…では予定が若干狂ってしまいましたがプレゼントを…」  
袋からプレゼントを取り出そうとするが、その手を沙織に掴まれる  
ハウメアも沙織の意図が分からなかったが、沙織はハウメアの手を掴みながらこうはっきりと告げる。  
 
「プレゼントですけど…あいにく物だったら間に合っておりますし。  
何より私は初対面の方から一方的に、物を渡されるのはあまり好きではありません」  
 
突然のプレゼント拒否…ハウメアは口をあけて  
「いえ…それはちょっと困ります。私も祖父の使いとして来ているので何もいらないというのは…  
沙織ちゃんは本当に何か欲しいものはないのですか?」  
と困ったように沙織に自分の気持ちを伝える。  
 
沙織はそんなハウメアを見ながら考えていたが、思いついたように囁いてみる。  
「わかりました…ではハウメアさん。  
私はあなた自身をプレゼントとして頂きたいのですが……  
それだったら私からもハウメアさんを気持ち良くさせられますし」  
 
え?ハウメアは沙織が何を言っているのか分からず暫く言葉を失っていたが  
突然沙織の方から圧し掛かって、ハウメアの赤いパーカーとブラジャーを瞬く間に脱がし。  
ハウメアの豊満な胸がぶるんと揺れて弾む。  
 
帽子以外服を上下全てと靴を脱がされハウメアは一糸まとわぬ姿となったが。  
北欧生まれでしかも人間の肌ではない為に、彼女の肌は雪よりもなお白く、碧眼も透き通ってエメラルドを思わす。  
 
そして胸と尻は少女離れした……例えるなら色魔のように扇情的で圧倒的な質量だった。  
また大きいだけでは無く形の方も美しく整っており、その肢体はまるでアンティークドールを思わせる物だった。  
 
「……まさか私が欲しいってそういう意味なのですか?  
私は人間の愛し方とか分かりませんし、ましてや貴女は女の子なのに私と一夜を過ごしたいなどといわれましても…私だって女の子ですよ、人間ではないですが……」  
案の定戸惑うハウメアだったが、そんな可愛らしい困り顔に対して、まず沙織は優しくキスを交わす。  
 
「…!!」  
ただ唇が触れただけで体から雷が走ったような感覚を覚える…そしてそんなハウメアの様子を見て、いったん離れ沙織も着ているネグリジェに手をかけながら。  
「貴女だけに恥はかかしませんわハウメアさん。じっくりとあなたも私の体を見つめて…味わってくださいな」  
といった瞬間ばっとネグリジェをベットの横にと、ハウメアの脱がせた服近くに置き。  
そしてブラジャーとパンティーのすぐに脱ぎ、自分もハウメア同様一糸まとわぬ姿になり、自慢の裸体をじっくり見せる。  
 
その黒々とした陰毛と見合うほど美しい髪  
均整がとれながら、とてもグラマラスな胸と尻  
日本人離れした長足に引き締まった腹部、そしてハウメアとまた違う美しさを誇っている。  
 
全てを曝しながら沙織はハウメアの金髪を優しくなでながら、彼女の耳を甘噛みつつ囁く  
「大丈夫ですわハウメアさん。貴女は初めてこういう事をするみたいですから優しく私からリードします…  
女の子同士にしかわからないツボ…私いろいろ知ってますのよ」  
まずは甘くゆったりとしたペースで沙織は耳朶を噛んでなぶり  
両の手で豊かなハウメアのバストを優しく包んで温めるように揉み始めて、ゆっくり女の子同士の温もりをハウメアに刻んでいく。  
 
女の子感じる所をよく知っている沙織の責めは優しくも、本当にオナニーすら知らない純朴な少女にすら、青い性の喜びを導き、淫らな一面を呼び覚ますほどで  
実際にハウメアは全く抵抗せずにハウメアは沙織に責められるまま。  
「あっ……沙織ちゃん私いまぴくっと体が震えてぇ!なんなの?これが女の子なの?  
体が…なんか熱くなってくる…どうしてなのぉ」  
 
と未知の快楽に打ち震えるかのように、白い肌がうっすらとピンクに染まる。  
沙織の責めに対してまだ未開発のハウメアにとってはこの気持ちが『気持ちいい』と完全に理解できていないが  
それでも沙織が自分の耳を噛んだり、ゆったりと胸をもまれるのは不快どころか、心が天に昇るほど気持ちいいとハウメアは思った。  
 
沙織の方も自分の事を心から慕っている後輩の大泉久美やリリアムに今年入団した石引優子とも違う、ハウメア特有の感触に感動すら覚える。  
改めて人間とは思えない皮膚の細かさと艶やかさを誇り、一撫でするだけで自分の体も高まってくる。そしてその白い巨胸はまるでゴム毬のような弾力性と綿飴のような儚い柔らかさを併せ持ち  
ひと揉み事にぷりゅぷりゅと弾力が変わっていく神秘に満ちた乳房だった。  
 
そんなぷりぷりバスト心地いい感触を楽しみながら沙織は、次に徐々に両方の手で  
ハウメアの爆乳を貪るように強く揉んだり、あるいは力をセーブしてくすぐるように揉んだりと、本格的に胸の開発などを進める。  
 
そんな胸の愛撫を受けハウメア自身変わっていく。  
(沙織ちゃんにおっぱいもまれる度……今まで感じたことのない震えがくる。  
これが女の子なの?おっぱいこんな風に触られるとうれしいんだ)  
精霊の体であるハウメアも女の子として生まれたためか、沙織の繊細なしかも的確な愛撫で女の子として…いや『雌』としての目覚めを迎えようとしていた。  
 
「んっぁ!…あぁっ?」  
まだ声に硬さが残っているが、生まれて初めてあげる喘ぎ声が口から出る度にハウメアの肢体と表情から色気に満ちた表情が覗いている。  
 
そんな目覚めを後押しするように沙織は微笑みつつ、ハウメアのおっぱいを今度は  
ぎゅむぎゅむとつぶすくらいの感覚で揉みだしながら声をかける。  
「嬉しいです……初めてですが感じやすいのですね、ハウメアさんは…ではもっと気持ち良く致しますね。思い出になるくらいに」  
 
と言い、本当に激しくハウメアの胸が変形するくらいに揉み揉みしていく  
意外と大きめな沙織の手がお椀状の胸を形を変えるほど潰し、おっぱいをきつく揉みながら、沙織はハウメアに対してキスをする。  
しかもこのキスは先程と変わり、口内にまで侵略するように、熱い舌を強引にハウメアの口…そして舌にあてて絡め捕る。  
 
「あうぅん?沙織ちゃん??私わからない♪  
おっぱい強く揉まれて痛いのに……すごく体が熱くなって…それにこんな凄いキスなんて。  
あぅぅ…これが……女の子が感じるってぇことぉぉ!」  
 
先ほど以上に色っぽい声とピンクに染まった体を曝し弄られながらハウメアは喘ぎ声を大きく上げてしまう。  
もう大声を出したら誰か来るという事すら忘れてしまった様に、『雌』の欲望をさらけ出されながら、沙織の責めに圧倒されてしまうのだった。  
 
それは行動にも顕著に出て、自分からも舌と舌が触れあうと痺れるような刺激になると覚えたら  
自分も舌を合わせてディープキスにつきあってお互いに激しく舌を絡め合うと、唾液がとろけあい、お互いの唾液を舐めあって。  
沙織のマシュマロのようなバストを同じように強く優しくされたように揉み返してみる。  
 
そんなすっかりHな女の子になったハウメアに対して、彼女の少したどたどしいが  
だがそれでも懸命な奉仕に、沙織は自分の乳首が尖り、ヴァギナが湿ってくるが嬉しそうにハウメアを見ながら喋る。  
「ふふっ。まだまだ感じるところありますわよハウメアさん。  
もっとハウメアさんがHな女の子なれる様に色々教えてさし上げますわ」  
 
と言いながらハウメア自身気が付いていなかったがハウメアの当初可愛らしかった乳首も  
沙織の乳責めで徐々に乳首がしこっており、金の陰毛部分からもとろりとした滴が漏れてきていた。  
 
そんなすっかり感じつつもまだまだ開発余地のある乳首とヴァギナを両方見て、まずは乳首に焦点を移し、まだ触って無い勃起しかけの乳首を軽く擦った途端に  
 
「やっ……!!らめぇぇ!あぁ…ふぁぁぁ!ひゃぁん!!」  
と首はいやいやしながらも、乳首に触れた瞬間ハウメアは自分の乳肉から沙織に揉まれた以上の刺激が  
乳肉全てに行きわたり自分の体をガクッと震わして、おっぱいもぷるぷる揺れる。  
 
そんなあまりの感度のよさに沙織は妖しく微笑みながら、また胸を揉み始めて囁く  
「凄いですねハウメアさんのお体……感度も凄く良いですし人間にはあり得ないほどの肌の艶。わたくし貴女に妬いてしまいますわ」  
 
沙織はハウメアのバストやいまだ触れてなかった腰のラインから徐々に下へと動かし。  
そりに乗るためか大きい割に筋肉質なお尻も擦って喜ばせていく。  
 
「バストやヒップはボリュームがタップリの上形が綺麗ですし……ウエストも流石に向こうの人だけあってとても括れてますわ。  
精霊の皆さまってハウメアさんみたいにグラマラスでお綺麗なのですか?」  
質問攻めにしながら丹念に沙織はハウメアに奉仕し彼女の限界まで…いや限界以上まで  
彼女の淫靡な欲望を引き出すかの様に愛撫を繰り返しながら  
ハウメアのヴァギナがトロトロに柔らかくほぐれるまで愛撫を続けようと沙織は思い  
まだ蕩けそうに熱い滴の落ちるヴァギナには手を出さずに次は勃起して中くらいになった乳首を指で潰しハウメアの甘い嬌声を聞きながら。  
 
「本当に綺麗な雪のように白いバストですね。ふふふ…頂きますわよ」  
沙織はハウメアの勃起した両乳首を摘まみ、口の中に入れると唇と舌を使って乳首に奉仕を始める。  
 
その刹那  
「あゥん!ニップルぅ…やぁっ…すごく気持ちよすぎるぅ」  
すぐにハウメアは沙織の舌と唇から、乳首を起点にソフトにだが時にはハードにと  
唇と舌で両方の乳首を吸いたてられてる度。吸われている乳首から激しく狂ってしまいそうな快感が広がり、その乳首自体より大きな快楽で余計に勃起していき。、  
そしてその快感は豊満な乳肉…そして体全部に沙織の甘美な感触を感じてしまい。  
 
「んぁあ゛ぁ♪らめぇぇ!!ヴァギナからおしっこ…漏れちゃうぅぅう!!」  
ハウメアの絶叫とともにヴァギナから激しく飛沫が飛びベットを汚してしまう。  
もっともこれは小水では無く、あまりに激しすぎる快楽がもたらした潮吹きであった。  
そんな事は知らないハウメアは女の子に責められ醜態をさらしながらも、生まれて初めて『イク』という経験をした。  
だが流石にまだ最初だけあって恥ずかしさの方が勝ち泣き出してしまう。  
 
「あ゛ぁ゛ぁぁ…ごめんなさいお漏らしなんてぇ……」  
そんな泣きじゃくりながらもハウメアのヴァギナはどろっと愛液が流れ  
沙織が頃合いと思うほどハウメアのヴァギナはもうドロドロに溶けきるようにぱっくりと開き、金の陰毛が愛液に照らされ艶を増し  
生まれて初めて男性の怒張を挿入できるようになっていた。  
 
ハウメアは泣きながらも顔を赤くしており、自分が沙織の責めでここまで感じたという事は誤魔化せず、青い性欲を否応なく自覚する。  
 
しかも処女で精霊の為。秘裂は人間のもの以上に赤みを帯び、ピンク色の襞も桁外れで  
まさに見ただけで誰でも名器だと確信できるほどの美しさだった。  
 
流石に沙織でも人間外のヴァギナを見るのは初めてだったが、その美しさに少し見惚れ微笑みながら今泣きじゃくっているハウメアを抱きしめ  
「泣かなくても大丈夫です。今貴女が出したのは小水ではなく、愛液の潮吹きというものです…  
でも大人の女性でもそうそう出ないものなのでその感じやすさを誇るべきですし  
たとえ本当に小水だとしてもあなたほど可愛らしい精霊の小水なら汚いとは決して思いませんよ」  
と慰めながらもドロドロになったハウメアのヴァギナを沙織は舐め取って、むしろ女性にとって良い事だと教えながら宣告する。  
 
「さあそろそろ仕上げです。いよいよハウメアさんを一人のレディにしてあげますわね  
まずは…可愛く勃起したクリトリスを可愛がってさし上げますわ」  
そういうとハウメア自身も生まれて初めて見るクリトリスが自分に付いているとは信じられないほど、硬くピンクの色をした真珠を舐められ…。  
 
「あぁっ!すごい……体中Hになっちゃうのぉ  
今さおりちゃんが舐めたところぉからぁ今まで以上の体ぴくんぴくんして気持ちいいのぉぉ」  
と可愛らしい文字通りの妖精は、今や完全に淫媚な雌へと落ち、盛りのついた猫みたいに喘いでしまう。  
 
実際クリトリスを沙織が一舐め一舐めする度、愛液の濃度が上がっていき  
最初の時点で無色透明だったとろとろの愛液はもはや、ウィスキーを思わせる琥珀色で、  
粘度もドロドロとしたポタージュスープのように濃い愛液となっていく。  
 
「凄いイキッぷりですね…すっかりスケベな本性まる出しとは……  
純粋無垢な精霊さんの本性がここまで淫らだと知ったら……お爺さまが泣きますわよ」  
と口では罵るように、だが心から沙織は嬉しそうにクリトリスだけでなく  
綺麗なピンクの充血しきった美肉を舐め続け、ハウメアの徹底的に雌の体の良さを教え込む  
そうする事で遠く離れてもハウメアがオナニーをする度に自分を思い出してくれる事を祈りながら……  
 
そんな気持ちを知ってか知らずかハウメアも体が熱くなってしまい。  
「あふぅん♪今だけはサンタクロースお爺さんの事はどうでもいいのぉ!!  
それよりもさおりちゃんをもっと私に刻んでぇ。このことをずっと忘れないようにぃぃ!」  
(からだがしびれる……私の体こんなにHだったんだ…この気持ち……止まらない!)  
 
と自分の淫らな痴態に溺れながら、沙織の奉仕に心が完全に溶け、今だけは沙織だけのハウメアとして、沙織の舌にもっとヴァギナやクリトリスが触れるよう腰を振って蜜を周囲に振り撒く。  
 
また体も沙織の愛撫の虜となってより淫媚に乳首や乳輪・クリトリスはさらにスケベに膨れて  
ヴァギナの肉もより一層肉厚となりながら熱い愛液が流れ、そしてさらに華は華麗に咲き誇り  
体全部沙織に見られていくと思うだけで、膣内全てが丸見えとなる位に開ききるのだった。  
 
そんな淫媚な蜜で満ちたヴァギナに沙織は一番長い中指を深く挿入して膣をかき回す。  
ぐちゅ!ぐちゅ!  
まずハウメアの淫靡でねちっこい粘度の愛液が指に絡まり、  
次にハウメアの締まりの良い膣の締め付けがきゅっきゅと沙織の中指を愛撫する。  
 
「ん゛ヴぁ゛ぁぁぁ!!らめらめぇぇ!!  
本当に私ぃ…溶けちゃうのぉぉ♪♪このままらとぉ!私本当にさおりちゃんのものになっちゃうぅ」  
果てしなく淫靡な喘ぎ……ハウメアも心の底から人間だけでなく妖精にも情愛だけではなく  
体が焼き切れるような性愛もちゃんとある事を思いながら体をくねらせ全身で愛撫を感じる。  
 
体全部で感じるハウメアを久美や優子とは違う意味合いでかわいいと思いながら、その一方でこれ以上続けたら指だけで限界に達しそうだと確信し  
最後の最後に女の子同士でお互い感じあえるように体勢を入れ替え、沙織自身ハウメアを責め続けて、自分もすっかりぐちゃぐちゃに蕩けてしまいそうなヴァギナを、ハウメアのヴァギナにくっつけて一擦りすると…。  
 
「あぁっ!」  
「ひ゛ゃぁぁぁ!!」  
二人ともあまりにとろとろ同士のヴァギナが触れあったことで、同時に喘ぎ声を甲高く上げてしまう。  
 
そんなつい可愛らしい喘ぎをした沙織は取り成す様に  
「これがラストレッスンとなりますハウメアさん。  
私の味をたっぷり貴女のヴァギナに染めて思い出にしますから、私にもハウメアさんのヴァギナで私のヴァギナを染めてくださいね?」  
と言いつつ腰を動かし自分の淫肉をハウメアの淫肉に擦りつけ擦りあう。  
 
「ふぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁっぁ!!!!!!!!!!!!!」  
もう意識が飛びそうなハウメアはまともに声を出すことすら困難で、まるで交尾中の獣みたいな…だが妖精らしく甘く少し舌ったらずな声でよだれを流し、激しく喘ぐ。  
 
そんなひたすらに淫乱な本性を恥も外聞も無く曝してくれるハウメアに対して沙織も  
それにこたえるかのように思いっきりクリトリスをハウメアのクリトリスにぶつけ、  
ハウメアから舌を口膜おにねじ込まれたと思えば、今度は沙織の方からも胸を激しく揉んでお互い登りつめるべく、お互いに淫媚な雌としてお互いを貪りあう。  
 
沙織の方もそろそろイキそうだと思い、ラストスパートで腰ごとヴァギナをハウメアのヴァギナに激しくぶつけて貪る。  
 
ぐちゃっ!ぐちゅっぐちゅっ!!  
激しく当ててば当てるほど淫蜜はとび散り、淫らな音が部屋中に響き渡り、お互いもう少しで登りつめるとわかる音だ。  
 
そしてハウメアの様子が今まで以上に淫らな変化を迎える。  
体をがくがくと動かしながら、碧眼は白目をむき、人間で言ういわゆる『アクメ』状態  
要するにイキまくりの状態へと到達した純粋無垢で可憐な精霊だった彼女は、哀れなだがとても美しい雌へと完全に堕落し  
喘ぎ…いやもはや絶叫しながらの域となりながらも喘えぎ続ける。  
 
「ひ゛あ゛ぁぁ!おくの方から何かきちゃう…よくわからないのが来ちゃうよぉぉ!!  
体とこころがこわれるぅぅ!!だけどびくびくきもちいいのとまんないのぉぉぉぉ!!!」  
涙を流しながら頭の回路が焼け切れるようにハウメアは喘ぎ叫ぶ。  
 
そしてちょっとだけ意地悪な笑みをしながら沙織はまずハウメアのヒップを手で強く揉んでみる。  
 
「ヴぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛っ!!お゙ぉおォお尻にゃれられたらまた来ひゃうよぉぉ!!  
さおりちゃんにしゃわられるたびにぃぃわたしばか!!ににゃっひゃう!  
ぎも゛ぢいぃ゛いぃ゛ぃ事らけしか考えられにゃくにゃっひゃうのぉおおぉぉ!!」  
 
激しくお尻を揉まれただけで正体をなくして喘ぎ狂うハウメア……本当にここまで淫らにあえぐハウメアを見つめながら  
もともと沙織の方もハウメアが雌になれる素養はあると見込んだが、基本として当初無垢だった彼女を性欲の虜にできた事に大満足しながら  
最後の止めとして艶やかなアナルに指を突き刺し、ヴァギナ同様緩く艶やかになっていたアナルの調教を始める。  
 
ぐにゅぐにゅっ  
菊門からぶっすりと中指を差し込み、アナルからGスポットに当たるよう最初はゆっくりと…  
だが徐々に早く指を動かしてアナル調教どころかアナルを弄る事により、ヴァギナにも異常な快楽を染み込ませていく事を教える。  
 
「お゙ぉおォおん゛ぉお゙ぉおォおんァァァァ!!!らめ゛ぇぇ!!!くるっひゃう!私このぉおおままお゙ぉおォおんひりいぃじられてくるって  
ヴァギナとアナルを弄ってもらう事しかかんがえられにゃくにゃっに゛ゃうぅぅぅ!!!  
溶けひゃうとけ゛に゛ゃう!!頭のぉおお中Hにゃことしか考えられにゃくにゃっジャうぅぅぅぅ!!!」  
アナルを責められ、まさにふれてしまったかのようにハウメアは狂気に満ちた叫びを上げ続ける。  
 
だが沙織は全然容赦せず、自分の乳肉をよがり狂うハウメアの白雪乳肉へと飲み込むように押さえつけ  
更に勃起した自分の乳首を同じくらいか、それより大きめな乳首にこすり合わせながら微笑んで  
 
「うふっ。いいお顔をさらしてますね…  
存分に貴女の体に私の想いを刻みこんでさし上げますわハウメアさん」  
 
そして沙織はフィニッシュとしてお互いの乳肉同士を融合させるかの様にきつく抱きよせながら  
腰ごと深くまでヴァギナを密着させながら擦り、アナルの指を一気に薬指と人差し指も付けて三本同時に奥までアナル奥まで挿入し  
ドリルのようにかき回して一気に括約筋へと刺激を与える。  
 
もちろん傷がつかないよう尻穴から腸内まで繊細にだが大胆に激しく責め続けていき  
それが結果的……いやすべて沙織は女の子が感じる責めだと分かっていた上での責めをしていた。  
 
そしてハウメアも先ほど以上の快楽が体全体と脳に回りきり  
「あ゛あ゛あ゛あ゛……いぃぎゃぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛ぁぁ゛ぁ゛!!んもぉ゛お゛お゛ぉぉらめぇぇぇ!!!  
お゙ぉおォおしりとヴぁぁ゛ぁ゛ぎにゃぁぁ゛ぁ゛!とぉお゙ぉおォおっぱいぃまれぐにぐにもましゃれてぇぇ!!  
いぃぐのぉおおぉぉ!!! いぃぐぅぅいぃぎゅいぃぎゅぅぅぅっ゛……  
イッに゛ゃううううううううううううううううう!!!!!」  
体を悪霊のように震わせ…顔も可愛らしかったのが色欲に染まり変態淫乱女の表情を浮かべたまま  
ハウメアは白目をむいて失神してしまう。  
 
そんな彼女を見ながらも沙織はハウメアの瞳を閉じ、穏やかに眠っているように体を整えながら。  
「凄かったですね……ハウメア。この快楽をずっと覚えてくれたらうれしいですわ  
…あぁ……私も…すっかり……イッちゃいました。  
こんな気持ちいいまま…眠れるなんて……幸せです…わ」  
そのまま沙織も寄り添うように倒れこみ、そのまま淫媚な気持ちのままで眠りに就くのだった。  
 
ちょうど二人が目を閉じたころ窓からはうっすらと闇が引き、そろそろ空へ太陽が昇る頃合いだった。  
 
美少女が全裸で二人恋人みたいに抱き合っている中、一人の老人が壁を抜けて現れる。  
その人物はサンタクロースその人であった。  
「…なるほどな。ハウメアが戻ってくるのが遅いと思ったら……こういうことか…」  
 
性の虜になって眠っているハウメアに対してもあくまで優しい祖父としての表情は曇らせず。  
「我が孫ながらすごい経験をしたものじゃふぉっふぉっふぉっ。だがまだハウメアには早すぎるわい」  
そう言いながら気絶したハウメアをソリに載せながら眠っている沙織に魔法をかける。  
次に目を覚ました時にはすべて夢だったと思えるように…。  
 
「もう君とはワシもハウメアも会えぬな……君はこれから大人になるのだからもうわしらは見えないじゃろう。  
だが孫娘を全力でかわいがってくれた事はわしも覚えておくよ」  
 
そう言いつつサンタクロースは沙織の頭元にハウメアの着ていた服を魔法で綺麗にした後  
プレゼントとして、頭元においてそのまま優雅に去るのだった。  
 
それから何時間がたったのだろう…  
 
いつも通りネグリジェを着て眠っていた少女は日が差した事で目覚め  
今日も一日冬休みの宿題に中学受験の勉強。  
そしてもう残り少ない期間だがリリアムキャプテンの職務が待っていた。  
 
そんないつも通りの生活が待っているのだが朝一つだけ違うところがあった。  
「あれ?私いろいろと楽しい夢を見ていたような……  
それに…サンタさんの服?でも女の子用のデザインですけど…どなたが?」  
と白昼夢か幻か…それとも実はすべてが偽りなのか分からなかったが  
少なくても頭元にあった女の子のサイズに合わせた、サンタクロースのような服に見覚えが少しあったような気がした。  
 
そしてこの服は大事に取っておかないといけないような気がした。  
大事な友達のプレゼント…のような温かみを感じた為かそのサンタのような服をぎゅっと抱きしめ、少女は大人になる事の苦みを悟ったような気がしたのだった。   
 
その頃   
「ん…はぁぁ…さおり……ちゃん……はっ私おじいちゃんのところに戻らないと……  
あれっここは?おじいちゃんのそり?それに私裸の…まま??」  
そりの中で目を覚ましたハウメアは混乱しながらも、元の明るい感じに戻りマゴマゴしている。  
 
そんなハウメアを見ながらサンタクロースは愉快そうに笑って、一連の事情を伝え  
最後のミスを抜かしては十分手助けになってくれたと労をねぎらう。  
 
そしてハウメアの方も自分の服が結果沙織のプレゼントになり、少しはにかみ激しく愛し  
た事を思い出しながらも。  
「沙織ちゃん……ありがとう。もう私と沙織ちゃんが会う事はないけど……沙織ちゃんがお母さんになって、お祖母ちゃんになって、ひいおばあちゃんになって。  
子供や孫そして曾孫ができてプレゼントが必要になったら……絶対私会いに行くから!」  
 
そう固く心に誓い、沙織はもう自分の事を忘れて自分の姿を見てくれないと分かっているが  
それでもここまで自分を愛してくれる人間がいた事を自分は忘れないだろうと思った。  
 
雲を抜けまぶしく温かい日の光が照りつける中  
故郷に帰って苦労話やプレゼントを配った子供の大事な思い出など自分にも大事な思い出がたくさん出来た事を喜び  
またこれからもずっと子供のため飛びまわろうと決意するのだった。FIN  
 
 
 
 
ハウメア  
156cm 54kg  
96(J) 55 92  
 
このショート小説の主役。サンタクロースの孫 精霊専用学校の小6  
クリスマスシーズンの為。祖父サンタクロースを助けるため  
西小地区・東小地区の小学生までの子どもにプレゼントを配りにきた  
 
もちろん人間でないため大人には確認不能で無条件に家に入ることが可能。ただし小学六年生までの子どもには姿を確認する事が出来接触可能。  
ソリに乗せた袋から最適なプレゼントを取り出すことができる。また良い子に関してはさらにスペシャルなプレゼントを送ることもでき  
思い出の詰まった夢や温もりなどを相手に与えるおまじないも使用できる。  
 
ハウメア本人は長めの金髪・碧眼。人間でないため普通の白人少女以上に肌が透き通り、文字通りに妖精のようなかわいらしさ  
肢体は完全に未開発ながら感度が高く、一度火がつくと止まらなくなるのかも。  
 

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