突然降り抱いた雨にうたれながら、僕は雨宿りできる場所を探していた。  
「あ、あそこでいいや」  
つぶれた町工場を見つけると、僕はそこで雨宿りをすることにした。  
「くっそう。天気予報10パーセントいかって言ってたじゃないか…」  
誰にいうでもなく独り言を言っていると、ワンワンと犬の鳴き声が廃屋の奥から聞こえてきた。  
野良犬が雨宿りしているのか気にも留めていなかったが、ふと廃屋を除くと一人の美少女と鎖に繋がれた一匹の子犬がそこに立たずんでいるのが見えた。  
「へえ、君もここで雨宿りしてるの」  
好奇心に駆られた僕はその少女に声をかけた。  
「は…い…」  
少女はおびえたように返事をした。  
少女と子犬の周りを見てみると、オッシコの後やドッグフードの残りソファを爪でいたずらした跡などが見えた。  
しかし、少女が掃除を欠かしていないのか、荒れている割には子犬の周りは小ぎれいだった。  
どうやらこの廃屋で子犬を飼っているらしい。  
大方、捨て犬を拾って親に飼うことを許してもらえなかったんだろう。  
「へえ、かわいいワンちゃんだねえ」  
僕は廃屋に入って子犬を抱きかかえると、優しく少女にそう語りかけた。  
「……」  
少女は明らかに警戒するような目でこちらを見てきた。  
しかし、これほどの美少女と廃屋とはアンバランスな、制服きているし高校生ぐらいか…。  
僕は、値踏みしながら舐めるように少女の全身を見つめた。  
「名前ぐらい聞いてもいいかなあ」  
少女をおびえさせないように、優しくゆっくりと語りかけた。  
 
「山中…ひろみ…です」  
「いやいや、ひろちゃんの名前じゃなくワンちゃんの名前」  
僕はわざとなれなれしく彼女の名前を呼びながら、心にもない質問をした。  
少女を安心させるためだ…。  
「シロです」  
ちょっと警戒心をといた顔で彼女は僕にそう答えた。  
しばらくの沈黙の後、僕は彼女にこう切り出した。  
「ひろちゃんさあ、この工場の持ち主って知ってる」  
「知らないです。10年以上まえ、小学校の頃から使われていなかったから…」  
10年以上使われていなかったであろう廃墟と世間知らずの美少女っていう非日常の光景に、僕は自分の中にどす黒い欲望が芽生えてくるのを抑えることができなくなっていた。  
「実は、僕なんだ。使っていないとはいえ、定期的にこうして見に来ているの…」  
「えっ…そうなんですか。ご、ごめんなさい。シロを飼うのに、勝手に入ったりして…」  
僕はあくまで優しく彼女に語りかけた。  
「まあ、最近ちゃんと来てなかった僕も悪いけど…見てしまったら対処しなくちゃならないんだ…。  
最近、警察もうるさいしね。ホームレスとか不法に住んだりして町の治安に悪影響が出るって」  
「ど、どうなるですか…」  
「残念だけど、ひろちゃんは不法侵入で警察に突き出さないといけない」  
「そ、そんな…。シロは…」  
半泣きの目で彼女は僕を見つめた。  
この期に及んでも自分のことより子犬のことが気になるらしい。  
「ワンちゃんは…かわいそうだけど、僕も飼えないから保健所に引き取ってもらうしかないかなあ。  
こんなかわいいワンちゃんが、薬で処分されるなんて僕も忍びないけど…」  
あくまで紳士的な態度を崩さずに、そう答えた。  
「ひっ…」  
子犬を抱きかかえながら、彼女は軽い悲鳴をあげた。  
「お願い。許してください…。せめて、シロだけでも。私は警察に行ってもいいですから…」  
必死の形相で彼女は僕にそう懇願してきた。  
「でもなあ。警察もうるさいし…。そ、そうだ。  
じゃあこの工場をひろちゃんが使っているって家主の僕と契約してることにしようか」  
「契約?」  
「そ、契約。ワンちゃんを飼うためにこの工場を使用する契約を僕と結ぶの」  
「お、お金は、お小遣いぐらいしか…」  
「お金なんていいよ。じゃあ、明日一日僕とデートしてよ。一日、僕のいうこと何でもきくっていうことで」  
「デートですか」  
「そ、デート、デート。明日一日、僕のいうこときいてくれたら、ずっとここ使っていいよ。当分使う予定もないし。  
ワンちゃんのえさ代もばかにならないんだろ。」  
「わかりました。明日…」  
「小川だよ」  
「明日一日、小川さんとデートします。それで、ここをシロに使わせてあげてください」  
「OK。じゃあ契約成立だ。僕はこのホテルに泊まっているから、明日10時に訪ねておいで。  
後、制服と水着も忘れずに持ってきてよ」  
僕はあくまで優しく彼女に語りかけた。  
「制服と水着…ですか」  
「せっかく女子高生デートできるんだから、制服姿の方がいいじゃない。制服でホテルを訪ねたら人目を引くから持ってきてくれたらいい。  
後、プールに行くこともあるかもしれないから、念のためにね。  
嫌だったら、契約不成立になるけど…」  
「わ、わかりました。持っていきます。明日一によろしくお願いします」  
契約不成立の言葉に彼女はあわてて承諾すると、安心したように僕に微笑みかけてきた。  
「とりあえず。犬は僕が預かっておくね。契約が履行されれば返してあげるから…」  
僕がそういいながら子犬を抱えあげると、彼女は軽く会釈して廃屋から出ていた。  
立ち去るのを見届けた僕は子犬を段ボール箱に詰め、彼女に指定したホテルのスイートルームを予約した。  
ボーナスの半分が飛ぶ値段だが、美少女女子高生を一日玩具にできる料金だと思えば高くない。  
僕は、明日一日何をして遊ぼうか考えながら駅前のそのホテルに向かった…。  
 
 
「山中さまとおっしゃられる方が、小川様を訪ねてこられておりますが」  
「そのまま部屋に通してください」  
9時50分に彼女はホテルにやってきた。  
フロントの電話にそう告げて5分ほど待つと、彼女が部屋に案内されてきた。  
「こ、こんにちは」  
緊張した面持ちで彼女が部屋に入ってきた。  
肩口が白い紺色のワンピース姿できた彼女は昨日とはまた違ったきれいさを醸しだしていた。  
「そこのソファに掛けて」  
「シロはどうしていますか…」  
彼女は居ても立っても居られないって様相で口早にそう尋ねてきた。  
「ワンちゃんは元気だよ。隣の部屋にいる。声聞こえるだろう」  
スイートルームは、リビングと寝室と和室の3部屋と豪華なバスールームからなる。  
その和室に箱に詰めたまま昨日からほったらかしにしてある。  
クゥーン、クーン。犬のさみしそうな鳴き声がリビングにもかすかに聞こえてきた。  
「寂しがってる。早く、会わせてください…」  
彼女は心配そうに僕に言ってきた。  
「いや心配しないで、契約がちゃんと履行されれば、会わせてあげる」  
僕はあくまで優しく彼女に声をかけた。  
「わかりました。早くデートに出かけましょう」  
彼女はソファーに座る僕の手を取ると急かす様に引っ張ろうとした。  
「きゃっ。な、何するんですか」  
「何言ってるの、今日はここで一日デートするんじゃない。出かける必要ないよ。一日楽しく遊ぼうね、ひろちゃん」  
彼女の手を引っ張り返しこかすように彼女をももの上に座らせると、腰に手をまわし耳元に息を吹きかけるようにそう囁いた。  
「きゃっ、やめてください。放してください。ふざけないで」  
彼女は僕の手を振り払うと、怒りをあらわにして僕の桃から立ち上がった。  
「そう、じゃあ仕方がないね。契約不成立だ。  
今からワンちゃん、保健所に連れていくけど仕方がないよね。  
貰い手のない犬は薬で眠らせた後、焼却所で処分されるんだ。  
可哀そうだけど、仕方がない」  
僕はあることないこと精一杯の言葉で彼女を脅した。  
「や、やめてください。な、何をすればいいんですか」  
彼女は気絶しそうなのを堪えるかのように僕に答えてきた。  
 
大方、犬が処分されるところでも想像したんだろう。  
「じゃあ、まず最初に制服に着替えてくれる」  
「き、着替えてきます。バスルームかトイレお借りします…」  
「いや、ここでいいよ遠慮せずに着替えて」  
「え…」  
「ワンちゃんに会いたくないの…」  
「……」  
しばらく沈黙していたが諦めたかのように着替えはじめた。  
まず、ワンピースの下にスカートをはいて肩口から下ろすと背中を向け、  
さっとブラウスをはおってワンピースを足元から脱いだ。  
なるほどこうすればキャミソールが見えるだけで、パンツもブラジャーも見えない。  
僕は妙な所に感心した。  
「OK。じゃあ立ったままくるりと一周まわって」  
僕がそういうと今度は素直に回り始めた。  
「ストップ」  
半周して背中を向けた所で、僕はそう声をかけると本能的にスカートをまくった。  
「きゃっ」  
軽い悲鳴をあげると彼女は両手を後ろに回し、まくり上げられたスカート元に戻そうと力をかけてきた。  
「手が邪魔だよ。ワンちゃんどうなってもいいの…」  
それだけいうと魔法の言葉でもかけられたかのように、両手の力を抜き僕になされるがままになった。  
「へえ、白なんだ。清純だなあ」  
僕はわざと彼女に聞こえるような声で、そう論評した。  
下着を隠すかのようにブラウスとキャミソールの裾がちらちらするのが逆になまめかしい。  
「じゃあ前向いて」  
僕はスカートのすそから手を離し、彼女にそう命じた。  
彼女が前を向くと今度は  
「じゃあ次は自分でスカートまくって」  
そう命じた。  
「……」  
彼女はもう何も言えないって感じだったが、さすがに自分でスカートをまくるの抵抗があるようだった。  
「ワンちゃん」  
「ひっ…」  
軽い悲鳴の後、彼女は観念したかのようにスカートの裾をつまみあげた。  
本当に魔法の言葉だな。僕はあまりの効果に苦笑いを隠せないでいた。  
半分暴力的にレイプする覚悟すらあったのに、これは今日一日楽しめそうだ。  
そんなことを考えながら、僕はスカートの中でなく彼女の顔を注視していた。  
半泣きで顔を真っ赤にした彼女は、ある意味とても色っぽかった。  
 
「手を下すと契約不履行だからね」  
僕は言葉で釘をさしておいてから彼女のももを両手で触ると、鼻を股間に近づけて  
「いい匂い。ここ何時も手入れしているの。今日はこんなことされると思って香水でもつけてきた」  
そういって彼女を辱めた。  
「ゆ、許してください」  
彼女は泣き声でそう懇願してきた。  
「いいよ、じゃ手下ろして」  
僕がそういうと彼女は安堵した雰囲気で手をおろた。  
「えっ…」  
そう手を下すと僕の頭が完全にスカートの中に入ってしまうのだ。  
混乱していた彼女はそんなことも気づく余裕がなかったみたいだ。  
「え、えっ、ひっ」  
僕はスカートの中に頭が入ったのをいいことに、ももを両手で押さえて動けなくすると彼女の股間に下着の上からしゃぶりついた。  
「や、やめて下さい。いやっ」  
彼女はありったけの力で僕を離そうとしたが、太ももを抱え込まれてる上に股間に頭を押し付けられている以上どうすることもできないようだった。  
「はあ、はあ、はあ…」  
頭を離すと、彼女は恥ずかしさと混乱で目をまわしたかのようなうつろ目でこちらを見てきた。  
「じゃあ、今度はオッパイ見せて」  
僕は口を拭うと、彼女の意思を無視するようにそう命令した。  
一瞬の躊躇はあったが、今度は覚悟を決めたようにブラウスとキャミソールの裾を上にあげブラジャーを見えるように両手でまくりあげた。  
抵抗しても無駄だと感じているようだった。  
「乳首も」  
僕はさらに冷たくそう命じた。  
彼女はもう何も感じないという風に目を落とすと、ブラジャーのカップを下から捲りあげ乳首を露にした。  
「ピンクなんだ。じゃあしゃぶらせてもらうよ」  
彼女の返事を待たずに僕は彼女の胸に顔をうずめ乳首を吸ったり、舐めたりした。  
彼女はもうこの悪夢が過ぎ去るのをじっと耐えているかのように声すら立てなくなった。  
 
「ひろちゃんって、さあ、処女?」  
顔を真っ赤にして肩で息する彼女に僕はそう問いかけた。  
「……」  
「質問には正直に答えてほしいな。処女、どうなの?」  
「…です……そうです」  
観念したかのように、彼女は消え入るような声で答えた。  
「じゃあね。処女を僕にくれたら、特別にワンちゃんとあわせてあげる」  
「……」  
もう、何も言えないというふうに彼女は下を向いて黙っていた。  
「もうこの状況下なら、犯されるだけだろ。だったら自分から素直に処女を差し出して犬と会った方が賢いんじゃないの」  
僕は怒鳴るような声で彼女をそう脅した。  
「どうなの処女くれるのくれないの。くれないんならワンちゃん直接もう保健所の焼却所に放り込みに行くけど」  
僕がそういうと、彼女は目に涙をためてこちらを向きながら  
「あ、あげます」  
消え入るような声でそう呟いた。  
「何を? あげますだけじゃ、何くれるのか僕わかんない」  
僕はふざけたような言い方で、さらに彼女を追い詰めた。  
「あげます。処女をあげますから、貰ってください私の処女を」  
少しでも躊躇したら気がおかしくなるかのように彼女は一気にそう捲くし立てた。  
「へえ、今どきの子は大胆だなあ」  
軽口をたたくと一気に僕は彼女にのしかかって行った。  
痛いとか濡れているとか全然関係ない、残り時間を考えると処女は早めに貰っておくにこしたことはない僕はそう考えていた。  
 
 
「っ…はっ、ふう…」  
苦痛に耐えている顔も奇麗だ…。  
彼女を上から犯しながら、僕はそんなことを考えていた。  
「この部屋、防音が行き届いているから多少なら声を出してもいいよ」  
「痛っ…、はあ、はあ、はあ…」  
僕のそんな声も聞こえないのか、彼女は苦痛に耐え肩で息をしながらこの悪夢が過ぎ去るのをただ待っているかのように無反応だった。  
面白くない…  
状況に余裕も出てきた僕はただ無反応の美少女を犯しているだけのことに飽きを感じ始めていた。  
普通に考えれば、これほどの女子高生の処女を奪えているのだからもっと興奮していいはずなのに…  
僕って、ドSなのかな…  
いったんそんなことを考え始めると僕はSEXに集中できなくなり、この少女をどう辱めるかばかりが頭の中をめぐった。  
「ひろちゃん…」  
「……」  
僕の問いかけにも無反応だった。  
「ひろちゃん、僕もういきそう。で、でちゃうよ…。いって…いい?」  
僕はわざとらしく、ダメ男口調で彼女の耳元にそう囁いた。  
「えっ、い、いやです。や、やめてください」  
今まで無反応だった彼女は突然の僕の言葉に生き返ったかのごとく反応した。  
「お願いします。も、もし、赤ちゃんが…」  
「大丈夫だって、一回や二回で妊娠するなんて、そうそうないって」  
「だめです。お願いします。やめてください。お願いします」  
枯れていた涙をまた潤ませながらそう懇願してきた。  
「大丈夫だって、もう出そう。それとも、ひろちゃん、今日危険日なの?」  
「お願いします。お願いします…」  
「答えないなら。大丈夫ってことだね。いくよ…」  
僕がそういうと彼女は我に返ったかのように僕の方を見て  
「…です。危険日です。お願いします、やめてください」  
そう答えた。  
 
「でも、僕もう我慢できないなあ。このままじゃあ、欲求不満になっちゃうよ。  
欲求不満でペット虐待したらどうしよう…」  
「ど、どうすればいいんですか? な、中に出すのだけは…お願いします。やめてください」  
彼女は犯されていることも忘れたかのように僕にそう言ってきた。  
「じゃあ、ひろちゃんの…他のところで、僕を満足させてくれる?」  
「他のところ?」  
「そう、口でいかしてくれて、僕の精液をひろちゃんの口の中に入れさせてくれたら、  
この中に出すのは、我慢してあげる」  
「……」  
「僕は、どっちでもいいよ。この中に出しても十分満足だから」  
「っ…はっ…くっ…」  
僕はわざと荒々しく腰を動かしながら彼女にそういった。  
「口で…します。はあああっ、はあ、はあ。お願い中に出すのはやめて…」  
声にならない声で彼女は答えた。  
「口で何をしてくれるの、わかんないなあ」  
「口でいかします。お願い…」  
「じゃあ、僕にこう頼んでよ。  
ひろちゃんの口でめいいっぱいサービスするから、あなたのザーメンを飲まさせてくださいって」  
一瞬躊躇したが、すうっと息を吸い込むしぐさを見せると  
「わ、わたしの口でサービスしますから…あなたの精液を飲ませてください…お願い…」  
彼女は一気にそう捲くし立てた。  
「へえ、厭らしいなあ。ひろちゃんは…。でも残念、時間切れもういっちゃう、僕…」  
「えっ…」  
僕は一気に彼女の中から僕のものを引き抜くと、驚きと絶望の表情をする彼女の顔めがけてザーメンをぶちまけた。  
「はあ、よかったよ。妊娠の危機は回避された」  
「……」  
ザーメンまみれの顔を拭うこともしないで、彼女は肩で息をしながら呆けたような状態でじっとしていた。  
「じゃあ、約束通り、僕のザーメン飲んでね。顔中のザーメン手で集めて自分で飲んで…」  
「そ、そんなあ…」  
「約束を破ると…」  
「……」  
諦めたかのように起き上がり、顔の上にある精液を左手で拭うと、目を閉じて一気にそれを飲み込んだ。  
「お、うぉ、ヲぇ…」  
嗚咽をし吐き出しそうになりながらも彼女はなんとかそれを飲み干した。  
 
「約束通り…シロに会わせてください」  
しばらくして落ち着くと、彼女はそういってきた。  
「会わせてあげてもいいけど…」  
「約束です。会わせてください」  
「誰も会わせてあげないなんて言ってないよ。…でも」  
「あなたの言う通りにしたじゃないですか」  
落ち着いて自分を取り戻したのか、少しきつめの口調で僕にいってきた。  
「いや、誰も会わせないなんて言ってないよ。でも、鏡を見てごらんよ。  
下着ははだけている。顔中、ザーメンの後まみれ。股間から腿にかけて血の跡がある。  
そんな子とワンちゃんを会わせるわけにはいかないな」  
「ひっ…」  
彼女は鏡の中の自分を見ると軽い悲鳴をあげた。  
「シャワーで奇麗にしてからにしよう。その方がワンちゃんも絶対喜ぶって」  
僕は明るく彼女にそう提案した。  
「わかりました。シャワーお借りします」  
「もう、言わなくてもわかると思うけど、一緒にね。  
嫌なら、そのかっこのままワンちゃんに会って帰ってくれてもいいけど…」  
「…許して…」  
そうなんだ。そうと酷い目にあっているけど、まだ丸裸になってはいないんだ。  
処女をを奪われといてどうかなとも思うけど、羞恥心ってのはそういうものでもないんだろうな。  
「わかったよ。水着着てもいいよ。僕の言ったとおり水着持ってきてよかっただろう」  
僕がそういうと、彼女は覚悟をきめてセパレートタイプの水着に着替えた。  
相変わらず、露出を最低限に抑えた脱ぎ方と着方だなあ。  
僕はまたもや感心した。  
「じゃあ、湯船にお湯もたまったことだし。浴室に行こうか」  
「えっ…」  
彼女の左手を握りしめて引っ張ると、こけそうになりながらも僕の後についてきた。  
ただ単にシャワー浴びて、きれいにして終わりと思っているのかなあ。  
それとも、何されるかびびっているのかなあ。  
何も考えられない?  
まあいいや、こんなかわいいソープ嬢なんて絶対いないし、  
頼んでも絶対させてもらえないプレーもできるし、楽しみだ…。  
僕は彼女を浴室に招きながらそんなことを考えていた。  
 
 

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