夜。  
深い闇が訪れる時間。  
 
とあるカラオケボックスの室内。  
そこでは異形の魔物達による私の陵辱が続けられていた。  
 
ぼんやりとした淡い色の光が灯される。  
その光に照らされながら、  
私の体がビクッっ震えた。  
「あんっ…ああんっ……ハァッハァ!…いや…あっ……もも、も…もうだめェ…ハァッハァ!」  
体の熱さを沈めるために荒い呼吸を繰りかえす。  
 
私の都合などお構いなしだと言わんばかりに  
じゅるり、じゅるりと動き回っていくスライム達。  
露出した素肌の上をぬるぬるとした触感が走っていく。  
「あああ…や…やぁあ……んっ…あっ…ああっ………ン…………ッ!  
 や…やだぁあぁ………ぬちゃ…ぬちゃ……してるぅぅぅ…」  
「ヘヘヘ。あんなに身をよじらせて喜んでやがるぜ」  
私の仕草に見ている男達まで興奮してきたようだ。  
男達の荒々しい息づかいがここまではっきりと聴こえてくる。  
「あ…はぅっぅつ!!んっ…はっ…あはぅっ!!あん、あん!」  
だめだ…体がぜんぜん制御できない。  
あげたくもないような声まででてしまう。  
私の体はあきらかにヘンだった。  
ちょっとした刺激でも快楽に変換され、敏感に反応してしまう。  
じゅるる。じゅる。じゅるるるるる。  
「………あっ………いやああ…そんなに動き回っちゃぁ…感じちゃうぅ…  
 あっ…あン!あんっ…あああん」  
スライムが動く、そのたびにビクンビクンと震える体。  
本当に私の体はどうしてしまったのだろうか…。  
 
たまらず妹が声をあげた。  
「お姉ちゃん!お姉ちゃん!しっかりしてよぉ!!  
 そんなヘンなのにまけちゃあやだぁ!」  
「マ…マヤ…?…………ん!…あっーーーーだめぇ!」  
正気に戻れたのも、ほんの一瞬。  
すぐに生まれてくる新たな感覚が、再び私を快楽の世界へと引きずりこんだ。  
「んっ…あっ…ダメェ…なんで…こんなに……あやっ…ひっ…ンッ…やぁんっ!  
 きもちいいぃ………あふんっ」  
「お、お姉ちゃん!いったいどうしちゃったの!!」  
「それじゃあ説明しようか。  
 スライム君がもつフェロモンには  
 女性の性感を昂らせる媚薬効果が備わっているのだYOっ!  
 これにあてられれば例え初潮前の幼女ですらも  
 たちまち性奴隷とかしてしまうのだ!!!」  
「………ビヤク?び、媚薬ってナニ?」  
「マヤちゃんにはちょっと難しい言葉だったカナ?  
 それよりお前達っ。  
 アヤちゃんのいやらしい姿をちゃんとカメラに焼き付けとけよ!」  
「ヘイッ!ボスッ!!」  
「サー!ボス!!」  
ビデオカメラを片手に迫る男が二人。  
その照準が私を捉える。  
「い、いやああ、やめてええ!!」  
 
「おいおい。今更やめろはねぇだろう。  
 そんな嬉しそうに体をよじらせといてよ」  
いやらしい視線がそこらじゅうから突き刺さってくるようだった。  
(………いやああああっ…み、見られてる………。  
 こんな恥ずかしい姿……みんなにみられてるぅ………。  
 こんな惨めでいやらしい姿をビデオにおさめられてるぅ………。  
 ああ…こんな得体の知れない生物に犯されて…しかも感じてるなんて……もうサイテー。  
 やだ…もう…やだぁよぉ…こんなの…イヤぁっ……夢ならさめてよぉ……)  
その間も、熱く火照った体をもじもじと体をよじらせる。  
「あっ…はふぅ…」  
「へっ。恥じらってるカンジが初初しくていいなぁ」  
「おや?なんか乳首が立ってるよアヤちゃん」  
「せっかくだからアップで撮ってあげるね。ほらほら」  
「や…やぁ…やめてぇ…見ないで…………お願い…撮らないでェ……ハァハァ」  
「なぁに。大丈夫だよアヤちゃん。すぐにそんなことも気にならなくなるよ」  
「逆に俺達の視線も気持ちよくなるさ」  
「うっ…あ………あぅ………」  
「それともすでにこんな風に見られたり撮られたりしてることを気持ちよく感じてるのカナ?」  
「そ…そんなこと…あっ…んんっ…あっ……あああっ…やっ……あン?」  
「ふふふっ。体は正直だね」  
 
ビデオに撮られ続ける中、  
私の体は静まる事無く昂ぶり続ける一方だった。  
 
涙で濡れた顔。  
潤んだ瞳。  
ピンク色に染まった頬。  
荒荒しい呼吸。  
口からは、だらしなくよだれが垂れ流れ。  
熱さに腰を何度もくねらせ、悶える。  
乳首は服の下からでも勃起しているのがわかり、  
トクトクと愛液までが大量に溢れ出していた。  
湯だって柔らかくなった秘所は、  
いつでも男の性器を包み込む準備ができていた。  
 
「はふぅぅぅ」  
「あははは。さっきまでの強がりはなんだったのかなぁ?アヤちゃん?」  
「いくら強がってても所詮こんなものなんだね」  
私を見下すようなそれらの罵倒は憎たらしいといえば憎たらしかったが  
今の私に反論できる言葉は何一つなかった。  
 
「うぅ………お姉ちゃん…」  
いたたまれなくなって私から目をそむけるマヤ。  
だが、それすら許さないヒゲの男。  
「おいおい。薄情な妹だなキミは。  
 お姉ちゃんはキミのための頑張ってるんだYO。  
 だったらキミはその一部始終を見届ける義務があるんじゃないのかね」  
「……ひ…わたし………わたし」  
「ほーら。マヤちゃんもよーく見てるんだぞ。  
 キミのお姉ちゃんがあんなにもいやらしい姿をさらしてくれてるんだから」  
「………エッ………エッ…………エグッ。おね……お姉ちゃぁん………」  
 
じゅうう  
「………んっ、ンっ!!!」  
「エヘヘ。上の服はほとんど溶ちゃったね」  
「さて、そろそろブラを溶かしてもらうかな」  
「へぇ…アヤちゃんは着やせするタイプなんだね。  
 胸のサイズは…80とちょいぐらいかな?」  
「よしっ!いけーーーっ。スライム君。そのジャマな下着も溶かしてしまえっ!」  
外人四コマのように、興奮して身を乗り出す男達。  
じゅうう  
「…あっ………んんん、!!」  
私の胸を隠している最後の一枚が、ゆっくりと溶かされていく。  
「あはっ…そ、それ以上は……やめてェ…」  
「安心しるんだよ。僕達がしっかりと見ててあげるから」  
「よしっいいぞー!スライム君。その調子。その調子」  
「ああっ…いらいらするなぁ…。この手で引き千切ってやりてぇぜ!」  
「こうやってゆっくりと出てくるのを待つのがそそるんじゃないか」  
「ヘヘ。アヤちゃんの乳首は何色かなぁ?ゲヘヘヘ」  
「D・V・D D・V・D」  
「…あ、…………あっ…や…あぅっ……あンっ……っ…」  
じゅうう。  
そしてブラの半分が溶解。  
下乳が完全に露出する。  
「ああっ!いやぁああ…いやああ、見ないでェ!!」  
「えへっ。もう少しだぁ」  
「よしっ!そのまま突き進むんだスライム君」  
「や、やめてええええ!」  
 
泣きながら悶える私。  
その祈りが通じたのか。  
「………」  
「えっ…あれ?」  
「おいおい…ちょっとまてよ…この動きは…?」  
突如その軟体生物は方向を変えた。  
「おっ?そっちか?そっちにいくのかスライム君???」  
ガッカリする男達。  
私のお山はスライムでは少し登るのがきつかったのだろうか?  
何がともあれ、ほっ…と胸をなでおろす私。  
 
だが、それで安心するには早すぎた。  
 
じゅうう!  
「ああっあああっっっ!!!」  
体中に電気が走ったかのような衝撃が駆け巡った。  
体が跳ねる。  
今までものとは比べ物にならない刺激が、  
「ひ……あっ!な…なに…………あぅぅ…ななな、なんなのぉこれぇぇ。  
 やあああああああ!!!あっあああっ!あ、あああっ、ふあああっ!ああああ!!」  
わけのわからない刺激に、ビクビクと何度も跳ねる。  
とてもじゃないがこれは耐えられそうにない。  
ヒゲの男がつぶやく。  
「おやおや。こっちのスライム君はスカートを溶かさずに、いきなり中に入っちゃったみたいだね」  
「!!」  
 
刺激の正体は秘所からだった。  
じゅうううう。  
「いやああ!おまんこぉ!……おまんこ、すンごくあついよぉぉっ」  
こともあろうに私の秘所にべっとりとはりついたソイツは、  
じゅうううううううう。  
「やああ、いやあ!………なんか…なんか、溶かされてるぅ…!!  
 …あっ…あふっ……………んっ……………ンあ゛……………」  
強烈な硫酸か何かで根毛から焼かれているような感覚。  
「あはは。スライム君はキミのあそこを幼女みたいにツルンツルンにしてくれてるんだよ」  
「ああああ、そそそ、そんなの、いやぁああ!  
 んっ…くっ……あうっ!ダメェ!熱いっ!熱いよぉぉっ!!!」  
これに耐えるには…せめて内股になって悶えなければ、  
しかし、重力の鎖に縛られた両足ではそれすらもできそうになかった。  
「あっ…ああっあああ!、ああああああ。もうダメェェェ〜〜〜〜〜〜!」  
じゅうううう  
無抵抗のまま秘所に地獄の拷問を受け続ける。  
男達にとってはほんの数秒ほどの時間だったのだろうが  
私にとってこの時間はあまりにも長いものだった………。  
しゅうう  
溶かすものがなくなったのか、股間のうずきがようやく収まる。  
「はふぅ…ゼィゼィ………ハァハァ………」  
私は放心した状態で…必死に呼吸を整えた。  
 
だが…あんなものはまだまだスライムにとっては序の口だったようだ。  
…チュポンっと………  
「ひゃっ、ひゃああああっ!!」  
なんとスライムが私の秘裂に頭をねじりこんだ。  
秘裂を挿しこまれた感覚が私の体全体を駆け巡った。  
メリメリメリ。  
しかも柔らかいはずのそいつは、突然硬度をました。  
固体となったスライムが私の中に入ってきて…  
「ひ…ひぎぃぃぃ!!」  
さぁ、これだけでも大変なのに  
さらに中へと潜り込んだスライムは、  
中の栗ちゃんに直に刺激を与えてくるのだ、  
「…………やっ…んんっ!だ…だめぇ………そんなの…反則っ!!  
 あっ…………ん、………ふっ………あああ………だ………かっ………  
 あ、あ゛あ!うあああっ…あっ…は…………あン。  
 ………お、まんこ…おまんこ………が…………んっ!  
 きもち……よすぎて……こわれ…あはンっ…こ、ここ、こわれちゃう…………  
 わたし……こわれ…ちゃうよぉおおおお!」  
ガクガクと全身で悶え狂えてその性感を表現する私。  
それは今日最大のリアクション。  
「うひょおおお!ミラクル!!」  
男達もテンションも最高潮に達した。  
 
「フフフ。面白くなってきたな。ちょっとアドリブをきかせてみるか」  
ヒゲの男がにたりと笑う。  
「そ…そんな…スライムを使うときは  
 全てのシナリオをスライム君にまかせるという鉄の掟が」  
「うるせぇ俺はいいんだよ!!はぁぁぁ!!」  
 
ギュムギュムギュム!  
「あ、あひゃああああ!!」  
突然重みを増したスライムが私の奥に力強く入ってくる。  
「ああっ…はっ……やっ…ああっ………あっ!」  
スライムも驚いたのだろう。  
固体のまま膨張を続けるスライム。  
「あ、あああ。なんか大きくなってるぅうう。あやぁ…ああっ痛い痛いっ!」  
とうとう私の秘裂が裂ける限界ギリギリ一杯にまで広がって…  
「ひ・・・ひぎいいいいいい!これ以上は…さけるぅぅ!さけちゃうよぉおううううう!」  
 
も、…………もうだめだ。  
必死に正常を保っていたものの。  
このまま続けられれば、  
残された理性が全て焼ききれて  
心が砕けちってしまうのも最早時間の問題だ。  
 
ギュッ!ギュギュギュッ!  
音がなる。  
「ひぃ…ひぃぃ、や、あああ!!!」  
私の性器から音がなる。  
スライムと性器とが激しくこすれあう音だった。  
「あ……………あひゃあ!……ひ…ひゃ…………あ…あぅ…ンあああ  
 あーーーーーは、ん…くっ……あはああ……はっ…ひゃ…しゃ……  
 ぎぎ………んん!やぁあ!は、ふぅ…はっ!」  
「これはもうイク寸前ってカンジだな…」  
「おいっ!この表情は高くうれるぜ。アップで撮っとけよ」  
「おいっ。こうゆう時に一番気をつけなきゃならないのが  
 …………電池切れだぜ。  
 後で撮れていませんでしたってのが一番むかつく」  
「ひ…はふぅ……あはぁあ!  
 ひぎっ…ふ、……んっ…やあっ…ぁあっ…あふっ  
 だめっ…おまんこ…だめぇ……もう。だめェっ!」  
ヒゲをこする。  
「う〜〜む。このまま最後までやっちまったほうがいいのかなぁ…」  
 
私の淫声が部屋中に飛び交う中…マヤは一つのある決意を固めていた。  
(このままじゃお姉ちゃんが変になっちゃうっ!わ、私がなんとかしなくちゃっ!!)  
 
戦う決意を決めたマヤ。  
次号。今度こそ本当に最終回。  

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