ごしごしごしごし  
 
 私は力を入れて熱心に窓拭きをしていた。  
 日曜の朝のひと時。  
 ご主人様達の朝食も終わり、昼食までの間に掃除をあらかた終わらせてしま  
おうと思っていた。  
 この神林の屋敷は広いので、効率良くやっていかないと夜までに終わらない  
のだ。  
 
     じゃぶじゃぶじゃぶ  
 
 雑巾を水に浸して、絞る。  
 そして手を前に伸ばして窓拭きを続けようとした時──  
 
     ぺろんっ  
 
 「ひゃっ!?」  
 背後から突然にメイド服のスカートをめくり上げられ、私は飛び上がった。  
 「やっぱり葵の尻は最高だな」  
 
     つるん、なでなで  
 
 白い下着の上から私のヒップを遠慮なく撫でまわす手。  
 「や、やめてくださいっ」  
 私は慌てて後ろへ下がると、スカートを引き下ろしながら言った。こんな事  
をする人の心当たりは一人しかいなかった。  
 私の前にいたのは、まだ幼さの残る少年だった。  
 
 「たまたま通りかかったら、葵がお尻を突き出して誘っていたからさ」  
 彼は勝気そうな目をして、そんなことを口にした。  
 「誘ってなんかいません! もう、そんな事ばかり言って……。今は勉強の  
お時間でしょう?  
 家庭教師の先生はどうされたんですか?」  
 私は眉を吊り上げ、険しい声で少年に質す。  
 「トイレに入りっぱなしだよ」  
 少年はいけしゃあしゃあと言った。  
 その時、奥のトイレのドアがドンドンと叩かれ、ガチャガチャと鍵を何度も  
回す荒っぽい音が聞こえてきた。  
 「出しなさいっ!! 坊ちゃま、開けなさいっ!!」  
 というヒステリックな声も聞こえる。  
 私は呆れ顔になった。  
 「またお父様に叱られますよ?」  
 「平気さ、慣れてる」  
 やんちゃな少年は涼しい顔をしていた。  
 「それよりも、葵──」  
 少年の目に悪い光が宿った。  
 彼は身体を寄せてきて、私の手首を掴む。  
 「おまえの尻を見てたら、僕はたまらなくなってしまったんだ」  
 少年は私の手を自らの股間へ招き寄せ、その硬直を握らせた。  
 「……なあ、いいだろう?」  
 顔を近づけてきて囁く少年。  
 「ダメですよ。勉強をさぼって私と睦みあっていたのがバレたら、後で私が  
お父様に罰を受けてしまいます」  
 「ふん、バレやしないよ。それに、もしバレたっておまえに類が及ばないよ  
うにかばってやるよ。  
 だから──」  
 彼は、渋る私を力任せに納屋に引っ張りこんだ。私の背中を壁に押し付け、  
唇を私の唇に押し付けてくる。  
 「む、んむぅ……」  
 少年は私の唇を吸い、舌を入れてくる。そして服の上から乱暴に私の胸を揉  
みしだく。  
 大ぶりな乳房が形を変え、ブラジャーからすぐにこぼれ出した。  
 私は両手で彼の胸を押し返した。  
 「毎晩お部屋でご奉仕しているでしょう?」  
 諭すように言う。  
 「夜までなんて待てるもんか」  
 と、我慢のきかない少年は言った。  
 「葵の姿を見ていたら、僕はもうおまえが欲しくて仕方なくなったんだ」  
 彼は私を強く抱き寄せると、情熱的なキスをした。  
 こうなってしまった彼を止められる者など、この屋敷にはいやしない。  
 「もう……」  
 と私はため息をついた。胸を少年の好きなように任せる。彼はメイド服から  
乳房を引っ張り出すと、直接揉み始めた。  
 
 「本当にしょうがないわね、私のご主人様は──」  
 
 神林亮司、15歳。  
 わがままできかん気の強い神林家のひとり息子。  
 この少年こそが、私のご主人様なのだった。  
 
 私は藤原葵、24歳。  
 神林家のメイドである。  
 財閥神林家の家族にはひとりひとり専属のメイドがいて、それぞれの身の回  
りの世話をするとともに、家事を分担して行っている。  
 
 私が跡取り息子である亮司様の専属として神林家にやってきたのは、6年前。  
 このワガママ少年には随分と手こずらされたものだ。  
 両親は、晩年に恵まれた一粒種が可愛くて仕方なく、強い調子でのしつけな  
ど今更できない。当然使用人達も逆らうことなどできず、しわ寄せの来るよう  
な形で私が毎回注意や叱責を行う羽目になるのだった。  
 しかし、いつもうるさくつきまとって注意する私に、彼は次第に心を開くよ  
うになってきた。  
 両親の仕事の関係で、大きな屋敷にひとりでいることの多かった亮司様はも  
しかすると寂しかったのかも知れない。  
 やんちゃな亮司様と、それを追い掛け回して叱責する私、という図式がいつ  
の間にか出来上がっていた。  
 それは、主人とメイドというよりもむしろ、姉と弟の関係に似ていた。  
 
 ………………………………………………。  
 
 そうだ。  
 数ヶ月前、15歳になったのを機に、私が亮司様の夜伽を始めるようになるま  
では。  
 
 
     にゅう、にゅう、にゅう、にゅう……  
 
 薄暗い納屋の中に、滑らかな摩擦音が響く。  
 狭く、湿気のこもった中に、むわっとした淫気が立ち上る。  
 私は胸をはだけ、乳房の間にやんちゃなご主人様のペニスを挟んでしごきあ  
げていた。  
 亮司様はズボンを脱ぎ捨て、仁王立ちになっている。私はその前にひざまづ  
いて奉仕をしているのであった。  
 「ん、んんっ、ううっ」  
 彼は、悶えるような表情で必死に快感に耐えている。  
 私が舌を伸ばして少年の鈴口をペロペロと舐め上げると、  
 「ぉおおおおおっっっ」  
 と亮司様は声を上げる。  
 その姿がとても可愛らしく感じられ、私は口を開けて彼のペニスを呑み込ん  
でいき、深いピストンをするのであった。  
 そして十分に可愛いご主人様のペニスを責めてから、それを吐き出す。  
 「いいですか。これが終わったら、ちゃんと家庭教師の先生をトイレから出  
して差し上げて、勉強を続けるんですよ?」  
 「わ、わかってるよ……」  
 荒い息をしながら亮司様は応える。  
 「良い子ね、私のご主人様……」  
 私は舌を伸ばし、情愛を込めて少年の亀頭を舐めていく。鈴口を吸い、舌を  
そのまま這わせていって雁首をほじる。縫い目を舌先でちょんちょんとつつく。  
 「あ、葵、もうっ、僕っ」  
 亮司様は切羽詰った声を出した。  
 「いいわ。おいで、ご主人様」  
 私は狭い納屋に仰向けになり、ゆっくりと脚を開いた。  
 しかし、亮司様はいつものように私にのしかかってくることをしない。  
 「……? どうしたの?」  
 「葵、今日は僕、バックでしたい」  
 ご主人様は言った。  
 「いつも正上位と騎乗位ばかりじゃないか。僕は、バックで葵とエッチがし  
たい」  
 「亮司様、前にも言ったでしょう?」  
 私は言う。  
 「後ろからするのだけは無しだって」  
 「どうしてだよ?」  
 我が主人は、いつものワガママ全開の表情を浮かべる。  
 「後ろからつつかれるのって好きではないのです」  
 「……じゃあ、葵は一生バックですることはないのか?」  
 「そうね」  
 と私は言った。  
 「もしするとすれば、将来夫になる人物とするくらいでしょうね」  
 その時、亮司様はひどく傷ついたような表情をしていた。  
 「……ちぇっ、わかったよ」  
 としおれたような声を出して、正面から私に覆いかぶさってきた。  
 
 事が終わった後、亮司様はズボンを上げながら、  
 「葵、今夜は部屋に来なくていいよ」  
 と不機嫌そうに言った。  
 こんなことは、初めてであった。  
 そして彼は珍しく、言われもしないのに勉強に戻っていった。  
 
 
 その夜。  
 
 私は、自室のベッドで横になっていた。  
 電気を消したものの、なんだか眠れないでいる。  
 毎晩若いご主人様の胸に抱かれて眠るのが習慣になっていたから、なんだか  
落ち着かない心地がする。  
 ひとりの夜って、こんなに心細いものだっただろうか。  
 朝のことをふと思い出す。亮司様はずいぶんと機嫌が悪そうだった。  
 ワガママな15歳の亮司様のセックスには、繊細さが欠けている。高まる興奮  
にまかせて突きまくってくる。それもそれで悪くはないが、無防備な尻を預け  
て背後から突かせるのには不安が残った。  
 それだけなのに。  
 
 「──ご主人様のばか」  
 
 私の呟きが部屋の暗闇に吸い込まれた時、窓の外で大きな影が揺らめいた。  
 
 「……仮にも主人に向かって、ばかとは失礼だぞ」  
 聞きなれた声がして、ガラガラッと窓が開いた。  
 そして影は弾みをつけると窓を乗り越え、  
 
     タンッ  
 
 と乾いた音を立てて私の部屋に侵入していた。  
 「なっ!?」  
 驚きで大口を開けたまま言葉の出て来ない私。  
 月明かりに映し出された男はニッと笑った。  
 今更見間違うはずもない、私のもっとも愛しいワガママ少年だった。  
 
 ご主人様は、私のベッドサイドに歩み寄ってくると、布団をめくって中に滑  
り込んできた。  
 私は固まったまま、彼に抱きすくめられて唇を奪われる。  
 「〜〜〜〜んんんっ」  
 そしてやっと口を解放され、  
 「どうして? 今日はしないはずではないんですか?」  
 と聞いた。  
 「僕はただ、今夜は部屋に来なくていいと言っただけだ。  
 ──今夜は、夜這いをかけることにしたんだよ、葵」  
 そう言うと、亮司様は私のパジャマを脱がし、身体中にキスを始めたのだっ  
た。  
 
 私は、手を伸ばして、亮司様のペニスを握った。  
 すでに熱く、硬かった。  
 「亮司様、私、お口で奉仕しますわ」  
 私がご主人様の股間へ顔を沈めていこうとすると、その顔を掴まれて引き戻  
された。  
 「……?」  
 「夜這いに来たと言っただろう? 今夜は、僕が葵を責めるんだ」  
 そう言うと、ご主人様は私の両脚をパッカリと開いて、そこを凝視した。  
 「ちょっ、ど、どこをそんなに見ているのですかっ!」  
 真っ赤になる私。  
 私はいつもメイドとして手や口、胸を駆使して若いご主人様の身体のそこか  
しこにご奉仕をしていた。しかし、あまり自分の身体を見せるようなことはな  
かった気がする。  
 亮司様は私の股間の花弁に向かって吸い付いてきた。  
 
     じゅるじゅる、じゅる、ぺろ……  
 
 湿った水音を立ててご主人様は私の淫らな狭間を舐めしゃぶる。  
 私はその強い快感にびくびくと背中を痙攣させ、目を強くつむって耐える。  
 亮司様は私の最も感じる肉の芽の皮を剥き、ぞろりと舐め上げた。  
 「っっっっっっっ!!!!!」  
 私は跳ねるようにのけぞり、両太ももでご主人様の頭を挟みこんだ。  
 「や、やめなさいっ」  
 と、たまらずに私は声を上げた。  
 「亮司様、そんな所を口にしてはいけませんっ!」  
 しかし、ご主人様は怯む様子はない。  
 「葵だって、僕のチンポをしゃぶるじゃないか。僕のケツの穴や金玉だって  
舐めてくれるだろう?」  
 面と向かって言われて、私は真っ赤になった。  
 「私は、あなたのメイドです。ご奉仕するのがお仕事です!」  
 「……仕事だから、仕方なくやってるのか?」  
 私はぐっ、と詰まった。  
 「そ、そんなわけ──あるわけないじゃないですか。私は、亮司様のことを  
愛しく思っているから、どんなご奉仕でもできるのです。  
 ……な、何を言わせるのですかっ」  
 私の顔は茹でだこのように真っ赤だ。  
 「……」  
 ご主人様は、しばらくの沈黙の後、ほっとしたような笑顔を浮かべた。  
 「そうだろう? 葵は、僕のことが好きだからチンポを舐めてくれるんだろ  
う?」  
 「な、何度も言わないでくださいっ」  
 「──だったら、僕だって同じだ。葵が好きだから、葵のマンコだっていっ  
ぱい舐めたいんだ」  
 そう言うや、ご主人様は私の股間にむしゃぶりついて、ぞぞぞっっ、と音を  
立てて吸いたて始めた。  
 私には反論することが大いにあったが、女の弱点を攻め込まれて、それどこ  
ろではなかった。  
 
 若きご主人様の愛撫は執拗だった。  
 淫芽をペロペロと舐めたかと思うと、舌先を硬く伸ばして、襞の亀裂へと突  
き刺していく。すると、舌の表面がざらざらと敏感な粘膜を擦りたて、ぞくぞ  
くして魂が抜けるような悦楽が背筋を走るのであった。  
 「も、もう十分でしょう? や、やめなさいっ」  
 私は息も絶え絶えになりながら言う。気付けば、汗びっしょりになり、身体  
中が熱く燃え盛っている。  
 「まだまだだよ。もっと舐めて、葵を感じさせる」  
 「もう終わり。しまいには──怒りますよッ!!」  
 私は、強い口調で言った。  
 「怒りますよッ!!」というのは私とご主人様の暗黙のサインのようなもの  
だった。普段私の言うことを何も聞かない亮司様だが、この言葉を発した時に  
は私が本気だと解釈し、舌打ちしながら言うことを聞くことになっていた。  
 だが、今夜に限ってはそれは通用しないようだった。  
 「怒るなら怒ればいい」  
 とご主人様は言った。  
 「僕は、やめない」  
 亮司様は、私のヒップを抱え上げると、双丘を割り開いた。  
 「あ、バカ。そこは……っ!!」  
 止める間もあればこそ。  
 ご主人様は何をとち狂ったのか、メイドの尻の穴に舌を伸ばし、ペロペロと  
舐め始めた。  
 「はうっ、うう……っ!!」  
 電流でも通されたかのように私は背筋を何度も屈伸させた。  
 「葵は、ケツの穴を舐められるのが好きなんだな」  
 亮司様が小さく笑い、私は火が出るほど真っ赤になった。  
 「ば、バカッ!! バカッ、バカッ!!」  
 理屈も何もない罵りだけが口をついて出る。でも、止めてとは言わなかった。  
 「葵も、エロい女の子なんだな」  
 追い討ちのように言う亮司様の言葉に、私は「むうっ」と言葉にならない言  
葉を洩らした。  
 
 私は、自分のことを貞淑なメイドだと思っていた。  
 毎夜淫らな奉仕を続けていたけれども、それは主と慕うただひとりの男性に  
だけ捧げるものだった。  
 使用人の延長線上として、下半身の世話係という仕事が増えただけだと思っ  
ていた。  
 だが、今の私はどうだろう。  
 ご主人様に肛門を舐められて、股間をぐっしょりと濡らしながらひいひいと  
よがっている。  
 あまつさえ、気がつけばペニスを求めるように尻まで振っている有様だった。  
 メイドの本道を大きく外れ、いつの間にやら明後日の方角へと大爆走してい  
るではないか。  
 「葵……」  
 と亮司様は言った。  
 「愛してる」  
 私は真っ赤になって尻穴をご主人様に舐められながら、「まぁ、いいか」と  
呟いた。  
 亮司様は私に対し、時に友人であることを、時に姉であることを望んだ。今  
彼は、私にもうひとつの甘い肩書きを望んでいるのかも知れない。  
 ご主人様がそれを求めるなら、私は自分の繊細な乙女心だって捧げるつもり  
でいた。  
 「良いわ、私の愛しいご主人様」  
 私は言った。  
 「後ろから、私の中に入ってきて」  
 四つ這いになり、私は無防備な亀裂を亮司様に差し出したのだった。  
 
     ぬぷっ  
 
 驚くくらいに亮司様のペニスはあっさりと滑り込んだ。  
 私の襞肉はもう洪水のようにべとべとになっており、何の抵抗もないようで  
あった。  
 「……やっと、バックで葵とできる」  
 亮司様は、笑った。  
 「それだけ、僕に気を許してくれたってことだろう?」  
 そんなことを言うご主人様に、私は小さく頷いた。  
 私は自ら何もコントロールできない姿勢で、ただ淫部だけを預けている。ま  
さに屈服といった態である。  
 このわがままな少年に屈服する日が来るなんて、思いもよらなかった。  
 でも、それがさらに私を興奮させていく。  
 
 
 年下のご主人様は、腰を使い始めた。  
 初めは小刻みに、次第に深くまで抽迭してくる。  
 私の膣からは愛液がとめどもなく流れ出し、ペニスは何の抵抗もなく最奥ま  
で迎え入れられていく。  
 こんなにも亮司様の剛直で強く突かれたいと思ったのは初めてだった。  
 ともすれば乱暴なほどに激しいピストン運動が、この上もなく気持ち良く、  
たまらない。  
 このまま嵐のような快感に吹き上げられ、ご主人様の胸の中で白く燃え尽き  
ていきたいと思った。  
 
     バチッ  
 
 と、前触れもなく頭の奥で火花が散った。  
 来る、と思った。  
 私は喉元をそらせ、獣のような唸り声を上げる。  
 「イクっ、葵っ」  
 膣道の奥で、粘ついた液体が何度も爆発するのが感じられた。  
 私の意識は遥か上空へ飛び、次いでどこまでも落下した。  
 
 
 「──満足しましたか、私のご主人様」  
 情事が終わり、気だるい空気が流れている。  
 私は亮司様の腕に腕を絡め、その胸に甘えていた。こんな事をするのも初め  
てだった気がする。  
 「うん、満足した!」  
 亮司様はにっこりと笑って私にキスした。  
 「葵。おまえは朝に、バックでするのは将来夫になる男だけって言ったよ  
ね?」  
 「そうね……。確かに言いましたわ」  
 亮司様の目は輝いていた。  
 「それはつまり、葵は僕と結婚するってことだよね!?」  
 「え!?」  
 私は絶句する。  
 「だってそうだろう。僕は葵とバックでしたんだから」  
 「わ、私はメイドですよ。そんなの、絶対にダメです!!!」  
 「もう決まった!」  
 「お、怒りますよッ!!」  
 私はもう一度伝家の宝刀を抜いて、険しい目で亮司様を見た。  
 しかし、  
 「そんなこと言ったって、無駄だよ」  
 ご主人様はシーツの上で私の腰を掴むと尻を引き寄せてきて、いつの間にか  
硬直したペニスで押し入ってきた。  
 「あッ。だ、ダメです、亮司様!」  
 私は束の間抵抗したが、すぐに「ぐっ」と声を洩らして力が抜けていく。  
 「フフン。僕は、葵に言うことを聞かせる方法を発見したんだから、もう今  
までとは違うんだぜ」  
 ずぶっ、と襞肉を抉られると、私は逆らう術がなくなる。  
 まったく、なんという困ったご主人様なのだ。  
 まぁいい。  
 確かに、ベッドの上ではもう私は亮司様には逆らえなくなってしまったのだ。  
 だが。  
 朝を迎え、メイド服に着替えたその時には──  
 
 「覚えてなさいよ、ご主人様!!」  
 私は四つ這いで背後から貫かれたまま、強い声で言った。  
 誰よりも愛しい愛しい年下のご主人様は、  
 「はぁい」  
 と、わかっているんだかどうだか、はなはだ怪しい調子の声で返事をしたの  
だった。  
 
                            おわり  
 
 
 

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