夕方の通り道。  
この時間帯、いつもそこは大勢の人間で溢れかえっている。  
そのほとんどは帰宅中の学生だったり、  
若者達だったりする。  
その通りを、仲の良さそうな姉妹が歩いていた。  
二人は面接の帰り。  
面接とはアイドル事務所の面接である。  
「今日はうまくいったね」  
「うん。手ごたえばっちりだったね」  
面接がうまくいったのだろうか、姉妹達は和気藹々としていた。  
もっとも、こんなことを言いながら、  
いつも落とされるのがパターンなのだが、  
二人は決してめげないのだ。  
「そういえばこの辺だったっけ?」  
「ん?何が?」  
「ほらっ。昼間の」  
「…あっ…あれは本当にびっくりしちゃったね」  
姉妹達の話しているのは  
突如として街の一角に現れた裸踊りをするヘンタイのことだった。  
「…まったく…最近の若い子は何考えてるのかしら…。  
 あんなのが街を歩いてるなんて有害だわ。  
 ケーサツもいったい何やってるのかしら………」  
「エヘヘ」  
「………?  
 何、ニヤニヤしてるのマヤ?」  
「そんなこと言って、お姉ちゃん目が釘付けだったじゃん。  
 実は濡れちゃったんじゃないの?」  
「………!  
 こ、こらーーっ!  
 ど、どこでそんな下品な言葉覚えたのよ、マヤ!!」  
拳を振り上げる姉。  
「わーい。お姉ちゃんが怒った」  
 
「ま、まちなさいっ!こ、こらぁ!!」  
「えへへ。こっちだよ」  
ちょっぴりふざけ気味の妹と、街の中で追いかけっこ。  
人ごみの中をすり抜けていく妹に対して  
姉は思うように前に進めない。  
夕方のこの時間においては小柄な妹のほうが断然有利だった。  
「あ…あれ?」  
逃げ回る妹が、首をかしげて足を止める。  
しめたとばかりに、後ろから羽交い絞めにする姉。  
「捕まえたっ!  
 もう逃がさないわよ!マヤっ!!」  
軽くげんこつ。  
「お姉ちゃん、あれ」  
「ん?」  
妹が指差す方向。  
そこは人ごみで溢れる通りの中でも、圧倒的な密集率を誇っていた。  
何かのイベントでもしているのだろうか?  
やけに活気があるというか、  
むしろ異様な熱気に包まれている。  
だが、姉妹にとってはどこかで見たことある光景。  
そういえば、昼間にあのヘンタイを発見したのも妹だった…。  
「………」  
「………」  
どちらが、言い出したわけでもなく、  
二人は期待に胸を高鳴らせながら歩み寄っていった。  
 
「ちょっと。ごめんなさい」  
人ごみを掻き分けながら進んでいく。  
「やーねー…まだ明るいのに…」  
「若いのに何考えてるのかしら」  
「最近変な人が多いわねぇ」  
「うひょーー!…す…すげぇ…丸見えだぜ」  
周りの人間の声が自然に耳に入ってくる。  
いったいこの場で何が起こっているのかという好奇心。  
騒ぎの中心を目指して進み、  
ようやく、弾かれるように円の内部です。  
「う、うわあ……」  
「はわわ…」  
ぽかんと口を空けたままの姉妹。  
 
……はたして……姉妹が見たものとは………。  
 
 
悪魔の手が天使の胸をいやらしく揉んでいく。  
「あっ…あっ!あっ、んっ……あはん、んふっ」  
悪魔の手つきは実に手馴れたものだった。  
指先だけで天使の体を昂ぶらせていく。  
「んっ…あはっっ!  
 乳首つままないでぇ…あっ……  
 …も……もう、…んっ、  
 ……あっーーだめぇ…許し…てぇ………」  
興奮は下半身にまで伝わっていく。  
股間を、もじもじとさせる天使。  
「ンフッ。あそこが寂しいんですね?」  
悪魔の指が天使の股間に伸びた。  
片方の手で天使の大陰部をパックリと開けて。  
「いやぁっ!!」  
天使は小さな悲鳴を上げる。  
開いた花弁にもう片方の手の小指を差し込んで、  
中から直に天使のクリトリスに刺激を与えていく。  
「ひゃああああああーーーーっ!!」  
天使の声は大きさを増した。  
「…んっ…くっ…ああんっ!  
 だ…だめぇ…あっ…そんなこと…や…やめてぇ…おにいちゃんっ!!  
 ああん…ああんっ…あん…あんっ」  
指をクリクリと回していく。  
「あんっ!あんっ!ーやっ、あっーーんっー!!んっ!ーくふぅーっ!」  
天使の声が響き渡っていく。  
たちまち股間から溢れ出す液。  
 
そこでは天使の公開陵辱が行われていた。  
 
「あ、ああんっ……んっ……はふぅ……あーーーーっ!…くーー…!!」  
もうだめだ…。  
これ以上、天使のこんな姿を静観することはできない。  
「くっ!やめろぉぉぉ!!もう、こんなことはやめてくれぇーーーー!!」  
助けをもとめる声。  
誰でもいい。  
だれか天使を助けてやってくれ…。  
だが、俺の叫びに応える者は誰もいない。  
俺の叫びは辺りに虚しく響く渡るだけだった。  
「あふぅ…お、おまんこ…はふっ…はふっ…………たまんないよぉーーーっ…」  
「うっ…ううっ…メ………メロン………」  
なんてことだ。  
ようやくわかった。  
俺って失ってから初めてわかるんだ。  
俺は、いつもつっぱっていて生意気な天使のことが好きだったんだ。  
「あーーっ!あーーんーーーっーーっ!」  
惜しみ気もなく嬌声をあげていく天使。  
クククっと笑う、悪の元凶。  
「あはははは。いいぞ。その調子だ」  
 
「よしっ。エリンよっ。  
 観客が天使のあそこがよく見えないと仰せだ。  
 よーーーく見えるように開脚してやるがよいっっ!!」  
「は、はいです」  
閉ざされていた天使の足は、M字型に開脚される。  
ふっくらとした恥丘。  
毛の一本も生えていないので、  
スジの形まではっきりと見える。  
「あっ、ああっ…あっ…ああんっ!」  
無意識ながらも見られている感覚があるのか。  
閉じようとする足は悪魔に完全に阻まれている。  
火照りながらも、羞恥で泣き出す。  
いつもの凛々しい天使はもういない………。  
悪魔は少しでも要求を満たそうと一生懸命に手を動かしている。  
 
こうして天使の陵辱は、一時も休むことなく続けられていった。  
 
「ああああーーーーーっ!」  
もう、三度目の絶頂だった。  
「………ハァハァ………ハァハァ…………」  
天使の体はもうそろそろ限界だ。  
誰が見てもそう思う。  
しかし武山コウジだけは、そうは思ってはいなかった。  
「続けろ」  
残酷なまでに厳しい一言。  
陵辱劇の主催者は、  
まだまだこのイベントを終わらせるつもりはない。  
大衆の前で壮絶に汚された。  
絶頂する姿まで何度も晒された。  
もはや十分だろう。  
それでも…それでも、彼の気は決して晴れなることはないのだ。  
昼間の醜態を思い出すたび、胸の内に憎悪が芽生える。  
これごときで許してはいけない。  
ヤツには僕の100倍の屈辱を味わってもらわねば………と。  
陵辱はいつになったら終わるのか。  
何時になれば天使は解放されるのだろうか…。  
それとも天使の身柄が自由になることなど永遠にないのか…?  
それは、彼のみぞ知る。  
 
尽き果てた体。  
すすり泣く天使。  
必死に許しを請おうと。  
天使も三度目まで迎えてしまっては  
なにふり構ってはいられないのだろう。  
見栄もプライドも全てを捨てていた。  
「もう……ハァハァ…もういやぁ……。  
 …こんなの………いやぁ…………。  
 ハァハァ……メ………メロンが………悪かったよぉ………  
 だから…ハァハァ……お願い…………も…う…………許し………てぇ………  
 ……ハァハァ…お兄……ちゃん………」  
(フンッ…何をいまさら…)  
「この僕に逆らったんだ。こんなもんじゃまだまだ許してはやれないね」  
その言葉には…一片の情もこもっていない。  
「……ハァハァ………」  
すがるような目つきで武山コウジを見つめながら、  
「………ご……ごめん…なさい……ハァハァ  
 …お兄ちゃん………ごめんなさい…。  
 …もう…ハァ…ハァ…我侭…………なんて…いいません………  
 な……生意気な…口だって…ききません………ハァハァ  
 ………いい子に………なります…………  
 ……ハァハァ…ですから…ハァハァ………お願いします……ハァハァ……」  
「フンッ」  
メロンの必死な訴えなど、待ったく聞く気がないという武山コウジ。  
許すかどうかは僕自信が決めること…。  
今さらどんな詫びをいれても許してやるものか…と。  
「…お願い……………お願い…だから……………」  
 
しかし、天使の言葉は決して許しを請うものではなかった。  
 
「…………おちんちんを……ハァハァ  
 おちんちんを使わせて下さい…ハァハァ…ハァハァ…ハァハァハァッ!」  
 
「!?」  
武山コウジは一瞬我が耳を疑った。  
「……も……もう………。  
 メロンの……オマンコ…た……たえられないヨぉーーーー!」  
 ……おちんちん!!!おちんちん、挿れてぇぇぇぇぇぇ!!!」  
ガクガクと腰を振って、股間のうずきをアピールする天使。  
それは自らの欲望を満たそうとする、動物本来の正直な姿。  
天使は今までの責めで、すっかり体は限界かと思われていた。  
だが、違う!  
逆に今以上の快楽を求めだいている。  
天使の中で何かが目覚めた。  
驚いているのは武山コウジの方だった。  
「…自慰だけじゃ……売れないよぉ…。  
 ……メロンのよがり狂うすがた見たくないの変態さん」  
(変態?…私が?)  
メロンの言葉は武山コウジの心をも誘惑するものだ。  
武山コウジは、しばらく親指の爪を噛みながら考える。  
IQ400の頭脳をもってしても、この展開は計算外だったようだ。  
「………。  
 フフフ。どうだね…シグレ君?  
 天使はああいっているが  
 キミが手を…  
 いや…ペニスを貸してやってはどうかね」  
「えっ…?」  
突然、俺に話しを振ってきた。  
 
…………。  
お、おれが……天使に……挿入……?  
心がぐらつく。  
理性が壊れていくのを感じる。  
あの美少女を、あんあん言わせることができるなんて  
だ…だめだ…その姿を想像するだけで股間があらぶってきてっ、  
 
「シグレのヘナチンは絶対いやっ!!」  
 
全力で拒絶反応を示す天使。  
軽く殺意が芽生えた…。  
股間がなえていく。  
もう頼まれたって絶対に挿れてやらん!!  
 
「IQ400のがイイっ!!!  
 IQ400のおちんちんじゃないとヤダーー!!」  
手足をバタバタしながら  
子供のように駄々をこねだす天使。  
口からは男性器を示す言葉を恥ずかしげも無く連呼している。  
「なんだ?………ひょっとして僕のものを使いたいのかい?」  
何か面白いことを考えたように口をゆがめる。  
「だったらそれなりの態度でしめしてもらわないとね」  
「は…はいぃぃぃ…」  
天使にしてみれば、ようやくめぐってきたチャンスなのだろう。  
さっそく片方の手を胸に、もう片方の手の指を秘所に捻りこむ。  
「…………んつ………。  
 は…んっ……はうっ……あっ……いぃぃ…」  
自らを絶頂に立たせていく  
いやらしい姿を惜しげなく晒していく天使。  
その羊羹のように柔らかくなった秘所は、  
挿し込めばこの世の幸福を味わえるのは間違いない。  
思わず武山コウジは生唾を飲み込んだ。  
天使は恍惚とした表情で  
「………お…お願いですぅぅ……あっ。  
 そ…その……神聖なる……IQ400のおちんちん…でぇ…、  
 この…いやらしい…天使め…の………いけない…おマ…ンコを  
 …シ……シメさせてくださいぃ……………」  
「ククク…しょうがないヤツだなこの淫売天使め」  
すっかり乗り気だ。  
天使の仕草は武山コウジを興奮させ、  
さっそくその猛った一物をとりださせるまでに至った。  
そして武山コウジはメロンの体を持ち上げると、  
さっそく待ちきれないかのように  
ずぶっ!  
一気につきさした。  
 
「あっ…………ぐっ…」  
「ひぎいい!おちんちん!おちんちんイイーーーッ!!!」  
「ハハハこの変態天使がっ!!」  
「もっと罵ってください」  
だめだこいつ………はやくなんとかしないと………。  
 
狂ったように喜ぶメロン。  
メロンの陰部は、ようやく手に入れた男性器を喜んでつつみこんでいた。  
「うっ……こ、こいつ!まさかっ………!!」  
武山コウジ表情が変わる。  
「す、すげぇ!  
 な、なんだのだっ!!この気持ちよさはっ!  
 な…何人もの女を犯してきた僕ですらも、  
 あっというまに快楽の渦に引きずり込まれて、ひゃ、あはははははは!!」  
何かこいつまで狂ってきた…。  
 
―――名器  
 
男女がまぐあう性の歓びというものは、  
器官の筋肉の微妙な収縮によってのみもたらされるものではない。  
相性とか、そういったものが関係してくるのだが、  
この世にはどんな男性もを満足させる名器と呼ばれる女性器を持つものが極稀に存在している。  
そう愛と正義と平和の使者マジカルメロンちゃんは、数少ない名器の持ち主だったのだっ!!!!!  
しっかりと包み込んで締めつけるヴァギナ!  
敏感に反応するクリトリス!  
ふっくらとした大陰唇と小陰唇!  
そして豊かな膣液!  
 
本来、育成しながら作られていくものだが、  
その辺はまぁ天使だから…。  
 
武山コウジは天使を犯すのに夢中だった。  
むしろ、それ以外のことなど考えていない。  
「かきまわしてぇええ!」  
「ははは。どうだっ!このいやらしいオマンコめっ!!」  
「きっ、きもちいいですぅーーーっ!!  
 きもちいいですぅーーーーーーっっ!!」  
武山コウジにとっては、このまま根元まで差し込むのはたやすいが  
今はこの素晴らしい女性器を一分一秒でも長く楽しみたい。  
しかし、そんな思いとは裏腹に絶頂はすぐにやってくる。  
「ひいっ!ひぎいいいいい!」  
余りにも早い絶頂は、天使の名器が故だった。  
一気にこみあげてくる射精感。  
激しく狂い悶える武山コウジ。  
だが、だめだ…。  
まだだ、………出すべき場所はここじゃない。  
もっと奥に…奥まで突き進んでからだ………。  
間に合うかッ!!  
終電ギリギリ、必死に走る会社員のような気持ちで  
武山コウジの男性器は一気に奥まで掘り進んでいく。  
「ひぎいいいいっ!」  
天使にしてみればたまったものではないのだろう。  
突き刺さるような悲鳴の中、ついに挿入は根元まで達した。  
爆発寸前でようやく間にあった男性器。  
熱く灼熱した濃いものがっ!!!  
IQ400の精子が天使の体内にたっぷりと注がれていく。  
「あああああああーーーーー!!!」  
背骨が折れるんじゃないかというぐらいに反り返る天使。  
下半身はガクガクと痙攣を続けていた。  
 
ドクドクドクドクドク。  
 
「ひゃははははははは」  
「あああーーーーーーっ!」  
 
ドクドクドクドクドクドク  
 ドクドクドクドクドクドク  
  ドクドクドクドクドクドク  
 
…………まだ出してる…  
 
ドクドクドクドクドクドク  
 ドクドクドクドクドクドク  
  ドクドクドクドクドクドク  
 
………………それ以上は天使のやつも入りきらないんじゃないのか?  
 
………。  
 
長い長い射精の後、  
武山コウジもようやくすっきりしたようだ。  
 
「これでよしと…」  
ずぶっ、ずぶりっ  
出すものを出して引き抜こうとするが、  
天使の陰部はぴったりと吸い付いて離れない。  
「フッ………ククク…」  
天使の低い笑いを響いていく。  
「ん?なんだ?  
 ひょっとして、まだ犯され足り無いのか?」  
武山コウジ。  
たった今、天使の体を征服した男。  
「ククク」  
天使はしたたかな笑いは続いていく。  
「なんだ?あんまり気持ちよすぎて、  
 とうとう頭までおかしくなったのか?ん?」  
「いやいや…我は冷静だぞ…  
 ………ククク………まっていたぞ……  
 オマエが調子にのって我の股間を犯しにくるこの瞬間を………」  
「な…!?」  
それは俺がよく知っている、いつもの天使の口調だった。  
はっ!  
あ、あいつのあの目は  
あれは、まだあきらめていない目だっ!!っ!!  
何かを狙っている目だっ!!  
「キッ…キサマ一体何をっ!  
 くっ………ぬっ…ぬけんっ」  
「フワハハハハ!もう遅いわっ!!」  
 
不敵に笑う天使。  
果たしてその真意とはッ!!?  
 
路上で行われる公開レイプ。  
未だかつて誰一人として侵入を許さなかった天使の秘所。  
それすらも蹂躪。  
武山コウジは無情に踏み荒らし、  
そして、ついにその奥地にて自らの欲望を射出するのだった。  
その時、突如として起こった異変。  
挿しこんだモノが抜けない。  
不敵に笑う天使。  
今、天使の反撃が始まるっ!!  
 
「オ、オマエッ………いつの間に正気を………」  
武山コウジはたじろいでいた。  
それも無理はない。  
彼の急所は今は完全に天使の手中にある。  
その命運は天使に握られているといっても過言ではあるまい。  
「フンッ!  
 天使にあのような低俗な誘惑が通用するかッ!  
 我は初めから正気だったわッ!!」  
どこまで本当かわからない天使の言葉。  
「な…なんだと…?お…おのれェー」  
まぁ、武山コウジが悔しがってるからそれでいいか…。  
 
とにかく、この状態…下手に動かせば折れそうだ……。  
 
「ハッ…だとしても、この状態のまま…どうするつもりだい?」  
「フッ…それはどうかな?」  
「…………ひっ!!」  
突然、ビクッと震え上がる武山コウジ  
「ひっ…あひっ………あふぅ」  
体をガクガクと悶絶させる。  
「………あっ、うぅ………あんっ…、…うあっ!!!」  
目を大きく見開らき、口からだらしなく涎を垂らしたまま、媚声を上げていく。  
膝は落ち、体は地面に倒れようとするが、繋がったままの性器はそれを許さない。  
ずちゅっ  
 ずちゅっ…  
性器と性器の擦れあう音が響きわたっている。  
不敵に笑う天使だが、その下半身は小刻みに震えている。  
天使とて余裕ではないということだ。  
二人の間に何が起こっているのかよくわからない。  
だが、この時、この瞬間にも二人の戦いは続けられているのは確かだ。  
天使のことだ。  
きっと俺の想像もつかない『何か』を行っているに違いない。  
「あ、あうぅぅぅっ!…こ…こんなっ…あっ…あっ…」  
武山コウジが再び絶頂していくのは誰の目にも明らかだった。  
絶頂はすぐ限界に達した。  
「あっ…あっ、あっ…あっ…で、出るぅっ!!」  
ドクドクドクドク  
情けな表情のまま、再びメロンの腔内へと精が注がれていく。  
「ん………んーーーっ…」  
射出された精を受け止める天使。  
天使もまたビクビクとし、苦しそうに頬を赤らめていた。  
 
ドクドクドクドク  
射精を続けながら、  
「ハァハァ………オ…オマエ…ハァ…ハァ…何を考えている…まさかっ…」  
「…く、…そ、そうゆうことだ………ハァハァ…」  
射精は武山コウジの意思ではなかった。  
メロンの性器が武山コウジの性器を刺激することで、  
強制的にそれを行わせたのだ!  
「ぐっ………バカなっ!  
 ハァハァ………。  
 い…イかれてんのかっ…ぐっ…あうぅっ!…。  
 …こ…こんなことをすればオマエの体とて無事では………っ…」  
「…フッ…ハァ……全て…はぁ…………承知の上だっ…ハァハァ。  
 このチンポッ!………最早絶対に放さんぞっ!!  
 さぁ、我と共に地獄を味わえっ!!!」  
「うっ…うおおおおおおおおっ!」  
 
それは天使の捨て身の攻撃だった!!  
 
ドクドクドクドク。  
天使の女性器は自動的に、男性器を刺激していく。  
まるでレモンでも絞るかのように、次々と精子が搾り出されていく。  
止まらない。  
溢れだす精は、洪水のように止まらない。  
そして、それらは全て天使の体に流されていく。  
吸う方も、吸われるほうも、  
両者ともに顔を赤らめ、息を荒げていく。  
先に心が折れたほうが負ける。  
完全な根競べ状態だった。  
「ご…ご主人様ーーーっ!」  
「メ…メロンーーーーっ!」  
俺達の想像を絶する戦い。  
いや…。  
だめだ…止められない。  
この戦いを止めることなんて俺にはできない。  
天使がああやって体を張ってまで、  
武山コウジを倒そうとしているのだ。  
今、天使がああやって戦う意外に  
武山コウジを倒す術なんて残されていないのではないだろうか…。  
それに、あれは間違いなく効いている。  
あの武山コウジとて、性器を通じて直に精力を吸い取られているのだ。  
あれが効いていないはずがない。  
俺にできることはただ一つ。  
ただ、天使の勝利を信じて祈るだけだ。  
がんばれ…メロン…。  
 
この場にいる誰もが、  
この戦いの勝利の行方を固唾をのんで見守っていた。  
武山コウジの男性器が果てるのが先か………  
メロンの女性器が壊れるのが先か………  
それは男性器と女性器がお互いの存亡をかけた壮絶な戦いだった。  
 
両者の戦いは依然として互角のままだ。  
射精は未だに一時の休むことなく続けられている。  
ドプンッ  
 ドプンッ…  
武山コウジが苦しそうに口を開く。  
「ぐっ…わ、わからんっ…。…はぅあっ!!  
 じ、自分の身を犠牲に…あ、…しての……勝利に…ハァハァ……  
 なんの意味があるのだっ!」  
「わかるまいっ。ハァハァ……  
 レイプを遊びにしている貴様には。んっ、  
 我の体を通して出る力が」  
「なるほど……それがオマエの覚悟ということか………」  
考えるように静かに口を閉ざす武山コウジ。  
「………」  
スッ………と…  
今までの性の虜のように、だらしなかった表情が、  
急にマジメなものに変わっていく。  
射精中の男の顔にはとても見えない。  
というよりは、今までの攻撃などまるで効果ないかのような顔つきだった。  
「あきらめろ。メロン」  
「………!」  
武山コウジの様子に驚いているのは天使のほうだった。  
 
「やっぱり、キミでは僕を倒すことなんてできない」  
「なっ………なんだと…ハァハァ……うっ…くっ…」  
足に力を入れて立ち上げる武山コウジ。  
勃起したチンポがメロンの体をも持ち上げていく。  
「なっ………なっ」  
たった一本の性器で持ち上げられる天使の体。  
足は地面についていない。  
萎えていない。  
まったく萎えていない。  
こうしている間も、次々とすごい勢いで精が射精されているはずなのに、  
次々を精を貪られているというのに…  
それすら、まるで感じさせない。  
こいつ不死身かっ!!?  
「ふっ…キミの覚悟はよーくわかった」  
「………ひっ…」  
「ならば、僕も奥義をもってキミを倒すとしよう」  
「ひゃぎいいいいいいっ!!!!」  
天使が突然悲鳴を上げた。  
ムクムクと膨張していく男性器。  
IQ400のチンポがみるみるうちに膨れ上がっていく。  
天使の陰部が裂けてしまいそうなほどにッ。  
「痛ぁあいっ!!!痛いヨぉーーーっ!!!!」  
「フッ。IQ400の僕にとって、  
 ペニスの大きさを変形させることなど  
 たやすいことなのさ!!!」  
 
ミシッ  
 ミシッ  
「ひぎいいいい!!!  
 オマンコ……………壊れちゃゃうっっっ!!」  
締め付けてくる天使の性器など微動だにしない。  
限界ギリギリにまで広げられた陰部。  
「ひぃっ…ひぃ…ひぎぃぃ!」  
天使のやつ…今までで一番気持ちよさそう…じゃなくて苦しそうだ…。  
ペニスが大きい。  
それだけで、この戦いにおいては圧倒的なアドバンテージだった。  
ま…まずいんじゃないか…この展開。  
武山コウジの急所を握って有利にたったつもりだったが、  
今ではそれが逆に仇になっている…。  
天使の陰部は巨大化したIQ400ペニスをパックリとくわえたまま…、  
「ふふふっ。この状態でもし僕が腰を動かしたらどうなるか?」  
考えただけでもゾッとすることだった。  
「やっ…やめっ…」  
「や…やばいぞっ!!!  
 メロン早く、その邪悪な肉棒から逃れるんだっ!!!」  
「…ひぎゃっ………ぬっ…ぬけないよぉおお!!」  
今度は天使の急所が武山コウジの手中に落ちていた。  
そ、そうか…あの体制は  
敵の急所を掴んでいる代償に、  
自らの急所をも敵に握られているのだっ!!!  
「にやり」  
不敵に笑う武山コウジ。  
ガシッっと天使の体を強く掴んだっ。  
 
「おっっと。  
 せっかくだから、みんなが見えやすいようにしてやるか」  
「やぁあーーー!」  
強引に後ろから入れる体制にする。  
天使の前面は大衆たちに否応なしに晒される。  
「いやっ!やだあああ!やだあああああ!!」  
「ほらっ。動かすぞ」  
「やあああ!やああああああああ!!!」  
腰を振った。  
ギュムリ。  
 ギュムリ。  
ペニス大きさに比例した強烈な摩擦が生み出されていく。  
それに伴って盛大なまでの擦れあう音。  
加えて武山コウジの腰振りは恐るべし速度だ。  
あまりの速さに残像が見えている。  
そんな地獄の責めを受ける天使は  
人間の言葉か、獣の咆哮か、  
よくわからない言葉で必死に助けを訴えていた。  
「ハハハハハ!出すぞっ!出すぞっ!!」  
ドプッドプゥッ!ドプドプドプドプ!!!  
「あギアオあぇんかいあかいあぇきこああじあにぇか!!!」  
そのまま抜かずに一気に三連発。  
その一発一発が、普通の女なら二度と足腰が立てなくなるほどの威力をもっていた。  
「アヘ……ヘヘヘ……ヒハヒフヘヘヘ…」  
天使は体は反らせたまま、  
全身を痙攣させ、  
まるで廃人のようになってしまった。  
 
………あぁ、もうだめだ…。  
 
だれもがそう思っていた時だった。  
「へ……ホヘヒヒヒ…ヒフヘハ……」  
(メロン?)  
「な…に…?」  
天使の両手が武山コウジの体を掴んでいる。  
そして自らの腰を動かし始めた。  
「な…なに……キ…キサマ…まだ…」  
「………んーーーっ…んーーーーっ…」  
ここにきて、まだ健気に腰を振っていく。  
天使にもう意識は残されていなかった。  
無意識であっても腰を動かして戦っているのだ。  
「う、うおっ!」  
この期に及んでも、  
メロンの女性器は弱くなるどころか  
しめつけを強くする一方だった。  
「あっ…あうっ………おわあああああ」  
さらに、射精感を高められていく。  
今までは意地と意地の張り合いだった。  
だが、もうここに天使の意識はない。  
それは、まるでゾンビを相手にしているようであり、  
限界を超えた天使の体は最早何も感じなくなっていた。  
 
「ぐっ……キサマっ!!」  
武山コウジの必死の反撃。  
全ての奥義をもってして天使を倒そうとするのだが、  
もはや、IQ400のペニスがいかに太くなろうとも、  
いかに長くなろうとも、  
何度つつこうとも、  
どれだけ注ごうとも、  
それらは全てムダだった。  
 
ただ、反発した女性器が  
よし素晴らしい名器と成長して、  
武山コウジをより深い快楽の世界へと誘っていくだけだった。  
 
「ぐっ…あぐううつ」  
ついに武山コウジの体が膝をついた。  
天使はやはり無意識のまま腰を動かし続けている。  
「や…やめっ……もう…」  
武山コウジの貯金も使い果たす直前だ。  
残された精はあとわずかだったのだ。  
「…………あっ…あうううううううっ!!!」  
「はっ…はふっ…あ、…あっ…」  
そのわずかな精も、完全に出しつくされた。  
「…あつ、あっ…!!!!」  
だが、自らが感じる限界などは、真の限界ではない…。  
ここからが天使の恐ろしいところ。  
出し尽くされたはずの精をムリヤリしぼりとらんために  
玉へ強制的に作成する命令を送り込む。  
ドクドクドクドクドクドクッ!  
もう、でないはずの精子のはずが、さらに射出されていく。  
武山コウジにとってはそれが何より恐ろしいことだった。  
あきらかに玉になんらかの異常が起こってしまっているのは明白だった。  
それがさらに恐怖をそそる。  
「ぎゃああああああっ!  
 やめろおおおおおおーーーーーーーっ!!!  
 やめてくれぇぇぇぇぇぇーーーーーーーー!!!!」  
 
武山コウジの絶叫が響き渡る中。  
天使はついに最後の最後まで受けきるのだった。  
出すものが一滴も無くなると、  
ようやく…ずぼっ…っと引き抜かれるペニス。  
地面に力なく倒れる武山コウジ。  
それを、仁王立ちのまま見下ろす天使の姿。  
「はっ…あっ…」  
「ハァハァ………」  
限界を超えてなお戦った両者。  
壮絶すぎる戦いに送る言葉もない…。  
天使が武山コウジの萎えたチンポを足蹴して、  
足の指で刺激を与えながら…  
「フッ……フハハハハ!  
 ど、どうやら我の勝ちのようだなっ!!!  
 所詮、人間ごときが我の戦いを挑んだこと事態間違いだったのだ」  
股間からは精液がでてるぞ…。  
「はっ…はいいいっ…  
 す、すいませんでしたメロン様ぁ………」  
負けてなお恍惚とした表情だ…。  
「これからは愛と正義の使者・マジカルメロンちゃんに一生従属しますと言えっ!!」  
「はっ…はいいいいっ。  
 これからは愛と正義の使者・マジカルメロンちゃんに一生従属します…  
 いえっ…させてください………」  
「フワハハハハ!!  
 聞いたかっ!聞いたかっ!  
 これで、こいつはもう一生我の奴隷だっ!!!」  
 
天使の完全勝利の瞬間だった。  
 
 
チンコとマンコ。  
性器同士の壮絶な戦いは  
マンコの勝利という形で決着がついた。  
しかし、真に恐ろしいのはこれから。  
 
 
「さて、それではお仕置きしてやらねばならんな」  
「えっ………???」  
天使の言葉に武山コウジの顔が恐怖で怯えたものに変わる。  
そう、今までのはただの戦いでしかない。  
本当のお仕置きはこれからなのだっ!  
「そんな顔をするな。  
 なーに。それ以上、精を奪おうなどはせんよ。  
 むしろ、そっくりそのままお返ししてやろう…ククク」  
「ちょっと待てッ!  
 な、なんでお前チンコ生えてるんだ!」  
「フハハハハハ!  
 両性器具の持ち主である天使にとっては  
 マンコをチンコに変形させることなどたやすいことなのだ!」  
「!!  
 まままま、まてっ!!  
 挿れるための穴なんてどこにも」  
「なにを言う?  
 その後ろの穴は何のためについているのだ?」  
淡々と天使はものすごいことを語っていた…。  
「…………こ。これは排出するための器官でッ!!」  
「うるさぁあい!!  
 はやく黙ってケツをださぬかっ!!!」  
ずぶっ。  
「ぎゃああああああああああああああっ!!!」  
ドクドクドクドクドク  
天使の体内に注がれた精液は、全て持ち主の元へと返還された………むごい…。  
 
 
薄れゆく意識の中、  
武山コウジはふと思った。  
(俺は今までコイツをレイプしている気になっていたが  
 レイプされているのはひょっとして俺だったのか)  
 
尻だけ突き出した形で完全に放心状態の武山コウジ。  
穴からは、大量の精液が流れ出ている。  
「ふぅ…」  
出すものだして、すっきりした天使。  
チンコは再びマンコに戻っていた。  
「フンッ!  
 我が受けた屈辱は  
 この程度では済まさんぞ!  
 キサマも今からたっぷりと辱めてやるっ」  
 
…………………………まだ、やんのかよ。  
 
よく考えてみれば、こいつら実は似たもの同士だったのかもしれない。  
可愛さ余って憎さ100倍…  
つまりは、そうゆうことだったのだろう…。  
 
「だが、キサマの醜悪なチンポで、  
 我が清純なる御手を汚すつもりはない」  
そう言って大衆たちに目を向ける天使。  
いぶかしげに眉をよせて、  
「よしっ、特に理由はないがキサマに決めたぞ!」  
「………えっ…?」  
天使の指は一人の女性を指し示していた。  
指し示された女性から、人々がコソコソと遠ざかっていく。  
たった、一人の妹を除いて。  
「ちょっ…ちょっと…な………なに?  
 こいつ、何いってるのマヤ??」  
「さっ…さぁ」  
うろたえる女性。  
かまわず天使は  
ブツブツと魔法詠唱を開始していた。  
バトンを振りかざして、  
「くらえっ!天使魔法パペット!!」  
女性の体を穏やかな光が包み込んだ。  
「キャア!」  
「お、お姉ちゃんっ!!」  
 
にやりして、薄気味悪い笑顔の天使。  
…………なんだか嫌な予感がする。  
 
女性を取り囲む光が消えていく。  
「お…お姉………ちゃん?」  
心配そうに姉の容態を確認する妹。  
見た目には何も起こっていないように見えるが…。  
「ククク。  
 これでキサマ等は我の命令は絶対に逆らえない人形と化した。  
 よしっ、キサマ等の名前はなんという?」  
「…………坂之上アヤです…」  
天使は魔法がかかったことを確認すると、  
えへんと胸をはって号令を下す。  
「よしっ!アヤよっ!  
 愛と正義と平和の使者マジカルメロンちゃんが命ずるっ!  
 目の前のあの男を恥ずかしい目にあわせてやれっ!」  
「はい、メロンちゃん」  
「さ、様をつけんかっ!!!」  
メロンの命令を受けると、アヤという名の女性は  
上着のボタンを一つ一つ外していき、  
なんと、突然上着を脱いだ。  
ちょ…ちょっとまてっ!  
周りは多くの大衆たちに囲まれているというのに、いったい何をっっ!!  
「お…お姉ちゃん………?」  
突然のアヤの行動に、妹が驚き戸惑っている。  
さらにブラのホックまで外すと、  
ふくらかな胸が宙に揺れ、ピンク色の乳首が現れた。  
「うひょお!」  
大衆達が歓声を上げた。  
 
脱いだ服が次々と宙に待っていく。  
さっきまでコソコソ遠ざかっていた大衆たちが鼻息を荒げて近づいてくる。  
誰もがアヤの体に視線を集め、興奮気味の荒れた呼吸を繰り返していた。  
「お姉ちゃん…いったい何を…やめてぇ」  
妹の静止も聞かずスカートを下ろす。  
さらに下着に手をかけると、それすらも何の躊躇いもなく脱いで、  
ついに秘所まで晒けだした…。  
この恐ろしい事態に俺はなんと言えばいいのだろう…。  
脱いだ下着を後ろのほうに捨てられ  
それを拾おうと男達が我先と醜く争っている……。  
大衆たちが注目する中で  
あっという間にすっぽんぽんになったアヤ………。  
いや…ソックスと靴だは残されているのだが、対した違いはないだろう…。  
というより、そっちのほうがむしろエロく感じる。  
メロンの魔法のせいだろうが、命令を黙ってこなすロボットのように、  
羞恥心のようなものは全く感じられない。  
「や、やめろおお!そんないやらしい目でお姉ちゃんを見るなあ!!」  
妹が顔を赤くして必死に姉の体をかばっているが、  
そんな妹の横を通り過ぎ、  
アヤは全裸姿のまま、円の中心まで歩いていくのだった。  
 
全裸の女性が、武山コウジの前に立つ。  
前かがみになりながら恍惚とした表情のまま笑う。  
「えへへ。私がいっぱい辱めてあげるからね♥」  
「ぞぞぞ」  
挑発的な目つきに背筋が凍り付いていくものを感じる武山コウジ。  
「やっ…やめっ…やめっ…やあああああ」  
「私がやさしくイかせてあげるからね♥」  
 
その後はアヤにペニスをいじられ、  
ひたすら射精を繰り返す情けない様を  
大衆様の目に焼き付けられいく武山コウジだった。  
 
「よしっ!次はそのオッパイを使ってチンポを揉みしだいてやれっ!!」  
命令を下す天使。  
「はい。メロンちゃん…」  
そつなく命令をこなしていくアヤ…。  
「いやだあっ!やめてくれぇあっ…んーーーっはうううっ!」  
ただ絶叫を続ける武山コウジ。  
「うわああああん!お姉ちゃんの頭がおかしくなっちゃったーーーーっ!!」  
泣きわめく妹…。  
 
地獄絵図だ………。  
 
すまない……  
だれにも迷惑をかけないと決めていたのに  
…ついに善良な一般市民にまで被害をだしてしまった。  
 
………俺は騒ぎがこれ以上大きくなる前に(いや…すでに十分大きいのだが)  
メロンを小腰に抱えて、全力でその場を逃げ出した…。  
「ちょ…ちょっと!何をするかっ!シグレっ!!」  
「ずらかるんだよっ!もう気がすんだだろっ!」  
「あーーん!今っいいとこなのにーーーーっ!!!」  
名残惜し気な声を上げる天使。  
しったことか。  
「うわあああ!まてっ!このまま放置しないでくれぇええ!助けてぇぇぇぇ!」  
「何言ってるの?私がいっぱい可愛がってあげるわよ♥」  
「ひぃぃいl!」  
「うわあああーーん!お姉ちゃん!お姉ちゃーーーん!」  
 
その後のことは何も知らない…。  
改めて天使の恐ろしさを思い知った一日だった………。  
 
 

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