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これは主人公の女の子が  
毎回エロい目にあいながら、  
悪の超能力者と戦っていくお話です。  
 
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大都会におよそ似つかわしくないボロアパートに  
新しい朝の光が差し込んでいた。  
わずか四畳半の部屋には  
ところ狭しと二人の姉妹が身をよせあって眠っていた。  
一人はこの物語の主人公こと、坂之上アヤ。  
そしてもう一人は、その妹のマヤだった。  
 
坂之上アヤ。17歳。  
坂ノ上家の長女の彼女は  
とりたてて運動神経にめぐまれており  
その向こう見ずの性格もあって多くのトラブルを巻き起こす。  
B86の胸は柔らかく躍動感に溢れている。  
顔は標準以上の美少女であり、  
彼氏の一人や二人はいてもおかしくなかった。  
しかし、今の彼女は彼氏以上に果たすべき夢があった。  
それはアイドルになることである。  
アヤにとっては、それ以外のことは雑念でしかなかった。  
 
―――アイドル。  
それは彼女が幼い頃からずっと憧れていたもの。  
テレビの先にいるその姿を見る度に  
『自分もいつかああなりたい』と思い続けていたのである。  
しかし、彼女の両親はそれを良しとはしなかった。  
両親はアヤには平凡で堅実な生き方を望んでいたからである。  
次第に彼女と両親はひどく反発しあうようになるのだった。  
しかし、何度両親に反対されようともアヤは決して夢をあきらめなかった。  
 
そしてあの事件が起こった。  
 
坂ノ上家全てを巻き込んだ大喧嘩。  
その結果、彼女は  
同じくアイドルになることを望んでいる妹のマヤと共に家を飛び出し、  
大都会にやってきたのだ。  
 
そういういきさつもあって  
大都会で彼女達、  
ボロアパートでの  
たった二人だけの生活が始まったのだった。  
 
まだ幼く世間を知らない少女二人が  
何者にも頼らずに大都会で生きるのは  
様々な苦難があった。  
 
しかし、彼女達はそれを一度もつらいと思ったことはなかった。  
 
それも全てはアイドルになるためだから。  
 
 
ギィィ…。。  
姉妹がまだ眠っている中、  
ゆっくりとドアが開かれていく。  
「………」  
姉妹はそれに気がつかない。  
 
侵入者は音もなく部屋に入ってくると姉妹達を上から見下ろす。  
ギュウウ。  
侵入者は無言のまま、その足の親指と人差し指でアヤのほっぺをつねった。  
「う…うん……あと…五分…」  
アヤが寝ぼけ気味につぶやくと、  
侵入者は時計を見上げる。  
時刻は6時55分。  
「………」  
キリが悪いとおもったのか  
7時ジャストまで待つつもりになったらしい。  
 
そして5分の時が過ぎるのであった。  
 
つんつん  
再び足の指でアヤの顔を踏みつける侵入者。  
「うん…あと10分………むにゃむにゃ…」  
姉妹達にとってはまだまだ起きるには早い時刻。  
5分が10分になるのは当然の成り行きだと言えた。  
ブチッ。  
しかし今度こそは侵入者は許さなかった。  
「………」  
手にバトンを持ち出すと。  
「マジカルトゥルー!!」  
カッ!  
その瞬間、部屋は白い光に包まれ…そして  
 
ボガーン  
 
大爆発。  
その爆発力の前には、  
姉妹の小さな部屋など跡形も無く消し飛ぶのだった。  
シュウウウウ。  
あたりは恐ろしい惨劇でもあったかのようにメチャクチャだ。  
「ごほっ…ごほっ……」  
煙の中から咳き込みながらアヤが現れる。  
なんとか無事だったものの、今の爆発でパジャマが吹き飛んで、  
下着姿になっていた。  
その下着もやはりボロボロ。  
損傷が激しく、右胸に至っては完全にピンク色の突起が露出していた。  
ショーツもまたところどころがコゲ目で穴が開いている。  
しかし今のアヤは、そんなことを微塵も気にかけてはいない。  
 
「な…なによっ!いったいなにがおきたの!!!?」  
 
廃墟になった部屋を前に、愕然とするアヤ。  
しかしたった一人の妹が  
彼女に気絶させることを許してくれない。  
「そ、そうだっ!  
 た、たいへんっ!!マヤ!マヤはっ!!!  
 あっ…マヤ!!」  
「むきゅう………」  
瓦礫にうずもれるマヤを発見。  
しかし助けようとしたその時、  
上空から先ほどの侵入者…  
そしてこの爆発を巻き起こした張本人がアヤの目の前に下りてきた。  
ザッ!  
「愛と平和と正義の使者。マジカルメロンちゃん参上っ!」  
「は……?」  
あっけのとられるアヤ。  
アヤの目の前にあらわれた女の子は  
アヤより少し背が低く、白い衣服に身を包んでおり、  
背中からは美しい白い羽が生えていた。  
その姿はまるで物語に語られる天使のようだった。  
 
 
突然目の前に現れた少女………果たして天使か悪魔かッ!?  
 
 
「だ…誰よ。あなたっ!」  
「だから愛と平和と正義の使者。マジカルメロンちゃんと言っておろうが!!!」  
「は…はぁ……」  
「まったく…理解力に欠けるやつじゃのう…」  
ただごとではない相手にアヤは悪い予感を感じるのだった。  
事実、その予感は的中する。  
天使はエヘンと胸を張って語りだす。  
「聞いたぞ!キサマッ!  
 毎日毎日遊んでばかりで学業をおろそかにしておるらしいな」  
「ギクッ」  
アヤは痛いところをつかれた。  
「た…たしかに学業はおろそかにしてるけど………」  
「だが、我が下僕となったからには、最早そのような体たらくは許さん!」  
ブチッ  
アヤにとってはたぶん初対面。  
しかし身に覚えも無い下僕呼ばわりされては  
いくら温厚な彼女とて  
平穏でいられるはずがなかった。  
「だ、だれが下僕よっ!  
 あなたねぇ!それよりどーしてくれんのよっ!私の部屋っ!」  
アヤの涙をこらえて訴える。  
部屋は跡形もない。  
彼女の怒りはもっともだ。  
しかし天使はそれ以上に激昂して反論。  
「うるさいっ!そんなこと我が知ったことかっ」  
「な…」  
それは一片の情け容赦無い一言だった。  
 
さらに天使はアヤの反論など許さないと言わんばかりに言葉を続ける。  
「とにかくキサマの腐りきった私生活を我が直々に鍛えなおしてやる!  
 光栄に思うがよいっ!」  
「こ…このガキ………」  
ギリギリとしたアヤの歯軋りが響き渡る。  
家を破壊されたこと。  
下僕などと呼ぶ無礼極まりない態度。  
彼女も最早限界だった。  
そんなアヤの態度に天使も気に障ったのだろう。  
今、二人の間には猛烈な火花がぶつかりあっていた。  
まさに一触即発の状態。  
「坂ノ上さん…………これはいったいなんの騒ぎですか…」  
「えっ?」  
気がつけばアヤの傍らに人が集まっていた。  
「あっ………大家さんとアパートの人たちっ!」  
「また、あなたですか!!  
 あなた、いったい私に何度迷惑かければ気が済むんですか!!!」  
「ううっ…」  
「だいたい保証金も解約控除金もまだ貰ってませんよ」  
「そ…それは…」  
「いいや。もう許せません!限界ですっ!でていってもらいます」  
「そ…そんなぁ…」  
大都会にやってきて、数日間町を彷徨い、  
ようやく手に入れた我が家…。  
その我が家が、それがこんな形で手放すことになることに  
アヤは生まれて以来最大級の絶望を感じるのだった。  
そんなアヤの気持ちを逆撫でするように天使は豪笑するのだった。  
「フワハハハッ。我に逆らったことへの天罰だな」  
「あ、あんたねぇ!!!」  
 
「兎に角だ。  
 キサマにはこれからちゃんと学校に言ってもらう!  
 我が下僕にふさわしい教養を身につけてもらうからな」  
「じょ…冗談じゃないわっ!  
 なんで私があなたなんかの言うことなんか聞かなきゃならないのよっ!」  
「ほぅ…あくまでも我に逆らうつもりかっ!!」  
アヤの言葉に天使はコメカミに血管を浮き上がらせた。  
そして服の中からリモコンのようなものを取り出してスイッチを押した。  
 
ヴィーーーン!ヴィーーーン!  
 
突然股間から振動が響いていく。  
「ひっ…な………ん!…な、なにっ」  
 
ヴィーーーン!ヴィーーーン!  
 
耐えられなくなって膝を落とす。  
「あっ…あんっ…。あっ。あっ」  
 
ヴィーーーン!ヴィーーーン!  
 
股をこすりながら悶えだす。  
口からは涎がたれている。  
暴れてブラや、ショーツのゴムが切れる。  
「きゃあ、あっ。やぅ…が…あっあっ。やめてぇええ」  
 
「フワハハハハ。どうだっ!おもいしったかっ!  
 これぞ天使七つ道具の一つ、リモコンバイブレーターだ。  
 スイッチ一つで例え100億光年彼方にいようとも  
 股間にとてつもない衝撃を与えることができるシロモノだ。  
 すでにキサマのマンコに詰め込んどいてやったわ!!」  
 
「あっ…あっーーー。だ、だめぇ…あっ、ん、くふぅ…あっ、あっ」  
「ちなみに、これはレベル2だ。最大レベルは5まであるのだぞ。  
 レベルをあげてみるか?ん?」  
「あっ、あっ………や…あっ、わ…わかったからぁ、  
 あっ、と…あっ…止めてェ。止めてよぉー。あっ。んあっ!  
 あーーっ。あっ、くう。あはんっ」  
「ふんっ。情けないヤツよのう…」  
天使がもう一度ボタンを押す。  
アヤの股間を刺激していた振動がぴたりと止まった。  
「ふーー。ふーーー。はーー。はふぅ…はーーー。はーーー…」  
赤く火照った頬。  
激しい呼吸を繰り返すアヤ。  
すでに下半身は痙攣して立ち上がれない。  
天使はそんな状態のアヤをひょいと肩で持ち上げると、  
空に向かって飛んでいく。  
「編入の手続きとかそういった面倒なモノは全部我が済ませてやったからな♪」  
「いやーー。いやあああーーーーーーっ!!」  
上空から響き渡るアヤの声。  
あっという間のできごとにアパートの人間は口を空けたまま  
これは何かの夢だと思ったが、  
この場に残されたアヤの下着だけが  
確かにアヤがここにいたことを証明しているのだった…。  
 
始まりは突然に。されど激流のように…  
果たしてアヤの運命はいかに………!?  
 
 
そのころ天使の主人は…  
「ふぅ…メロンのやつがいない朝が静かだぜ…」  
ゆっくりと朝の味噌汁をすすっているのだった。  
 

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