「起きて、お・に・い・ちゃん!」
「ぅひゃひゃひゃ」
「お兄ちゃん、相変わらず敏感だね」
「だー!」
「ひゃん!お兄ちゃん、どうしたの?
いきなり大声出して」
「かーなーみー、あれほど耳に息を吹きかけるなって言っただろうが!
それを…」
「あ、やっと気付いてくれた?
どう?この格好、欲情する?」
「……」
「どうしたの?」
「なぁかなみ、一つ聞いていいか?」
「ん?なぁに?」
「起こしてくれるのは有り難い。
だが、何だその格好は!」
「えー、だってお兄ちゃん、こういうの好きなんでしょ?」
「なっ!!」
「ぅふふ〜、違うなんて言わせないわよ。
だってお兄ちゃん、パソコンの中にこういった画像、山ほど持ってるじゃない」
「……(パクパクパク)」
「あっそうそう、勝手に見たわけじゃ無いからね。
この間お兄ちゃんったらパソコン付けっ放しで寝ちゃってたじゃない?
あの時、丁度そういった画像見てたんでしょ?
フォルダが開いたままになってたよ。しかもファイルの表示形式が縮小表示になって
たんだもん。嫌でも目に入っちゃったわよ」
「ぁぅぁぅ」
「誰に見られるか分からないんだからね。
ちゃーんと寝るときはモニターの電源落とすか、フォルダを最小化してないとだめだよ」
「……」
「聞いてるの?」
「あ、ああ、聞いてるよ。
聞いてるから、その…」
「ん?なぁに?」
「は、離れてくれないか」
「どぉしてぇ?」
「……」
「あ、わかった。
お兄ちゃん、私の、妹のこんな姿見て準備出来ちゃったんだぁ」
「し、仕方ないだろ」
「ぅふふ、嬉しい♪
わざわざ小学校時代に使ってたスクール水着取り出して、パットを切り落としてま
で準備した甲斐があったあったわ」
「…え?」
「どう、お兄ちゃん。
わたしの乳首、勃ってるの分かる?お兄ちゃんに見られてこんなになっちゃってるん
だよぉ。それにココも…ほら、透けてるでしょ?」
「…ゴクッ」
「あ…凄い、お兄ちゃんのこんなになってる」
「こ、これはだな、朝立ちと言って…」
「わたし、お兄ちゃんに見られてるだけでこんなに濡れちゃった。
これだと入るよね?」
「入るって、おまえ…」
「もぉ、お兄ちゃんは寝てて!」
「……」
「でも、ちょっと怖いかな。もうちょっと濡らさないと…」
「お、おい、かなみ」
「んー、んんーんんんんんっんん!
(もー、おにーちゃんは黙ってて!)」
「あぅ…おぉ…」
(お兄ちゃん、気持ち良いんだ)
―クチュ…ヌチュ…
「んん…」
「か、かなみ…そんなにしたら…」
「ぷはぁ…待って…出すのはわたしの膣内(なか)で…」
「……」
「……」
「ん…ここかな…い、痛…」
「かなみ、おまえ…」
「気に…しない…で…いいよ…
初めてはお兄ちゃんにって…決めてたから…ぁああああああ」
「…かなみ」
「い、痛…でも…嬉しい♪」
「……」
「お…兄ちゃ…ん、気持ち…良い…?」
「あ、ああ…気持ちいいよ」
「出した…くなっ…たら…出していいよ…
友達に…教えて…もらっ…たの…安全日…の計…算方…法…
だから…」
「かなみ…」
「あ…あ…お兄ちゃ…そろそろ…」
「ああ、逝くよ…」
「来て…来て来て来てぇぇぇぇぇ」
「んんんーーー!!!」
「……」
「……」
「…はぁ…はぁ…」
「かなみ…ありがとうな」
「ううん、お礼を言うのはわたしだよ。
ありがとう、お兄ちゃん」
「大丈夫か?」
「…まだちょっと痛い…かな?」
「そっか…」
「……」
「愛してるよ、かなみ」
「ダメ!」
「え?」
「お兄ちゃんはちゃんと、私じゃなくって他の女の人を好きにならなくちゃダメなの」
「で、でも…」
「いいの!わたしはお兄ちゃんしかこれからも愛せないかもだけど、お兄ちゃんには
ちゃんと他の女の人を好きになってもらって、ちゃんと家庭を築いて欲しいの」
「……」
「だから…約束して!
ちゃんとわたし以外に好きな人を作るって」
「ああ…約束するよ。
おまえがソコまで言うなら…」
「…ありがとう」
「……」
「お兄ちゃん、大好きだからね♪」
−END−