なんでこんなことになったんだろう。ぼんやりした頭で考えてみる。  
ただ、幼なじみのユウ君が相談があるからって言われてユウ君の家に来て。そしたらしばらくしてユウ君の友達も来て服をぬがされて。  
そんな時ドアが開いて、ユウ君の歳の離れたお兄さんが入って来て。助けてくれるかと思ったのに…。  
 
あぁ、もう何も考えたくない。みんなで何かしてるけど、もう…どうでも、いい…。  
 
 
今から数時間前の事。  
 
加奈はユウの部屋で、無理矢理制服をはぎとられ数人の少年たちに生まれたままの姿を晒していた。  
その時部屋のドアをノックする音がしてユウの兄が部屋を覗きこむ。  
「ユウ、何やってんだ?親が留守だと思って暴れてんじゃねーよ。っ!お、お前…」  
「マ、マサ君!たすけ…」  
加奈の口はそこで塞がれる。マサの目の前には、すでに全裸で足を無理矢理開かれた14歳の加奈の姿。  
 
ゴクリ…。おもわず喉が鳴った。大学生のマサも初めて見る少女の恥態。言葉につまるマサにユウの友達が声をかける。  
「お兄さん、いろいろ知ってるんでしょ?教えて下さいよ」  
「俺達、わけわかんなくて」  
次々に言われ、親の留守に飲んでいた酔いの勢いもあり、彼等の誘いに乗る事にした。  
 
「まず…」  
マサは割開かれた足の奥を更に指で開く。加奈はさるぐつわをされ、くぐもった声を上げるだけだ。  
限界まで開いた部分を、マサが解説していく。  
 
まず…、1番上のここがクリトリスだ。大概の女の子はここが1番感じる。ただ、それだけ敏感だから触るときはソフトにしないとダメだ。舌で舐めてもいいぞ。  
 
マサのことばに加奈の身体はびくりと震えた。ちらりとみると、青ざめ、目をかたく閉じている。  
 
クリトリスの下は、わかりにくいけど、尿道口。オシッコが出るところだな。  
 
で、その下が…お前等の1番気になるところだ。  
 
で…、  
 
マサは指を離すと、加奈の小さなまるい尻を左右に開く。  
 
加奈の身体が更に硬直し、身体が朱く染まっていく。  
 
…ここが尻の穴…ってわけだ。  
 
大体の仕組みは分かったか?  
 
で、次に大事なのは、自分のを入れやすくするって事だ。  
今のこの状態だと…  
 
マサは再び加奈の秘部を割開く。  
 
全然濡れてないから、はいりにくいし女の子も余計に痛い。だからまず、気持ち良くさせるんだ。  
ユウ、やってみるか?  
 
で、でも、どうやって…、  
さっきも言った、クリトリスを舐めてやるんだよ。  
舌全体で舐め上げたりゆらしたり、吸ってもいい。やってみな。  
 
う、うん…  
 
唾液を含ませ、ユウが舌を這わせると、加奈の身体がびくんと跳ねた。  
「う…ぅう…」  
タオルごしにうめき声がもれる  
に、兄さん…  
 
口を離し、ユウが指差すそこをみんな覗き込む。…加奈の入口から、少しずつ蜜が滲み出していた。  
 
加奈ちゃん、気持ちいいんだ?  
 
マサのといかけに加奈は首を振る。そんな加奈の様子をみながら、まだ膨らみ切っていない硬い乳房をなでさする。  
 
マサさん、俺にも…  
 
別の少年が片方の胸を口に含む。小さな乳首をきつく吸い、歯をたてると加奈の身体がビクンと波打つ。  
 
オイ、ユウ、代われよ!  
 
別の少年が、加奈の秘部に吸い付きだした。  
 
ユウが手持ち無沙汰そうにしているのを見て、マサは加奈の身体をぐいと折り曲げた。  
 
お前、今度はここだ。  
 
小さなお尻の奥のすぼまりに、ユウはためらわず舌を伸ばす。  
 
次第に、加奈のくぐもった声が激しくなる。  
 
マサは、口のいましめを解いた。  
 
「あっ!はぁっ…あぁあっ!やっ。あっああん、はぁっ!っああああん」  
加奈の口からもれる甘い声に、それぞれの動きが加速していく。  
「っあ!いゃあ!はっぅ、ぁぁああああああっ」  
 
一際高い声を発し、加奈の身体がびくびくと震えた。  
 
加奈ちゃん、イッちゃったかな?  
 
マサのといかけに、加奈は顔を背けたままだ。  
 
返事ないけど、シーツはグショグショだし…加奈ちゃんが感じまくってる所、しっかり撮ってあるから。  
 
マサの言葉に思わず顔をあげた。…確かに、ひとりの少年がビデオカメラを構えている。  
 
「やた…もう、許して…やだ、やだよぅ」  
泣きながら懇願するが、誰も味方にはなってくれない。  
 
そう、加奈以外の全員が、次の行為を待ち望んでいたから。  
 
加奈ちゃん、今度は俺達を気持ち良くしてね。  
 
マサはそういうと、加奈の足を再び開く。  
 
「や、やめ…」  
 
少年達は、順番を決め、加奈の回りに陣取る。  
 
じゃ、俺から…  
 
ビデオを回していた少年が、歳の割に大きなモノを取り出した。  
マサは、加奈の襞を割開く。  
「やだ、いや、やめて…」  
加奈はぶるぶると震えている。  
 
加奈ちゃん、ちゃ〜んと入っていく所も撮ってあげるよ。  
 
そして、加奈の入口に宛てがわれていたものが、めりめりと加奈に入り込んでいく。  
「いや!いやぁ!やめてぇぇ」  
加奈は精一杯叫ぼうとしたが、再び口にはさるぐつわがかまされた。  
 
加奈の長い一日は、はじまったばかりだ。  
 
 
「うぐぅ!」  
あまりの痛みで加奈は身体をのけ反らせた。けれど、少年は躊躇なく自身を押し込む。  
それは、身体の中心をえぐられるような、焼け付くような痛みだった。  
 
加奈は目を見開き、がくがくと震えている。瞳からは幾筋もの涙が溢れる。しかし、少年は、加奈の細い腰を掴みグイグイと挿入を続ける。  
 
「ぐうぅ…うぅっ」  
タオルごしの苦痛を訴える声は止むことはなかった。先程から絶頂を迎えるほどの愛撫を受けてはいたが、加奈のその場所には指一本すら挿入されていない…。正に未開拓の場所を標準より大きなものでこじ開けられる苦痛…。加奈はそれを全身で感じていた。  
 
「入った…」  
勝ち誇ったように少年はつぶやいた。全員が注視するそこには、確かに根本まで受け入れ、処女の証を流している加奈の秘部があった。  
 
加奈ちゃん 全部入ったよ。どんな感じかな?  
 
マサが尋ねても加奈の反応はない。ただ、必死に痛みに耐えているようだ。  
お前はどうなんだよ!?  
仲間の一人が尋ねた。  
 
…すげーよ。熱いし痛いぐらいきついし、ビクビクしてる…  
 
少年の感想に全員がごくりと喉をならした。  
 
おい、早くしろよ!  
 
じっと加奈の中を堪能していた少年を仲間があおる。うながされ、腰をゆっくりと動かしはじめた。  
 
「うぐっ!あうぅ!」  
再び加奈のくぐもった声が聞こえはじめる。  
ずちゅずちゅという音と共に加奈の身体も揺れる。処女を失ったことで生まれた血液が潤滑剤となり、きついながらもなめらかなピストン運動が続いた。  
 
うぅ!  
 
身体を震わせ少年は欲望を加奈の奥へ注ぎ込んだ。  
少年が身体を離すと、加奈の小さな入口から白濁した液体と処女の証が溢れ出す。  
 
すげ…。  
うん…。  
 
少年達は食い入るように秘部を見ていた。  
 
次は、俺…。  
 
別の少年が、加奈の中へ入っていく。  
「うぅ、ううぅ…」  
何度も何度も、入れ代わりに繰り返される行為。次第に加奈の口からはうめき声すらもれなくなっていった。  
全員が満足するころには、加奈は小さな胸を赤く腫らし体中に白い体液を飛び散らせていた。秘部も痛々しほど赤く腫れ上がっている。  
 
すでに外は暗くなっていた。  
 
少年達はコンビニに食材を買いに行く。  
 
ユウ、今のうちにシーツ換えとけよ。  
 
うん。でも、どこにあるかな…?  
 
親父達の部屋にでもないか?俺は加奈ちゃん洗ってくるし。  
 
マサは加奈を抱え、風呂場で加奈にぬるま湯をかけていく。加奈はマサのされるがまま、身体を洗われていた。  
 
に、兄さん!  
 
慌てた様子でユウが入って来た。  
 
どうした?  
 
シーツ探してたら…こんなものが…  
 
ユウが抱えて持ってきたのはバイブやローターだった。驚いているマサの前にユウが一つの道具を差し出す。  
 
これは…?  
 
それは、尻の穴用だよ。  
 
マサの言葉にユウが顔を赤くしている。  
 
使ってみたいか?  
マサの言葉にユウは頷く。  
じゃあ、薬局で浣腸買ってこい。マサがさしだした財布を手にユウは家を飛び出していた。  
マサは再び泡立てたスポンジで、人形のようになっている加奈を洗い始めた。  
(マサくん!)屈託のない笑顔で纏わり付いてきていた可愛い加奈。中学に入ってからよそよそしくなり、でも、眩しいほど可愛くなっていった加奈が自分の手の中にある。  
マサは屈折した慶びで満たされていた。  
 
 
 
少年達が戻ってきたとき、加奈はベッドの上でそれぞれの手首と足首を縛られ、身体をエビの様に曲げていた。  
 
その時、加奈のバックの中で携帯が鳴った。全員が沈黙するなか、着信音が鳴り続ける。  
友達ん家に泊まるって、言えよ!  
誰かが言った。  
 
 
しかし、加奈はそれ所ではない。激しい腹痛が加奈を襲っていたのだ。  
先程まで人形のようだった加奈は、突然の生理現象にあわてふためいていた。  
激痛に意識をとりもどし、再び自分の置かれている状況を再認識もしていた。  
(夢なら良かったのに…)  
痛みで朦朧としながら加奈は思っていた。しかし、次第に思考もままならなくなっていく。  
(トイレに、行きたい!)  
頭の中は排泄への欲求でいっぱいで、涙と脂汗で加奈はぐちゃぐちゃだった。  
やっと口へのいましめが解かれた。  
 
「おトイレ、おトイレにいかせてぇ!」  
加奈は絶叫した。  
少年達があらためて加奈をみると、身体をまるくした加奈の小さな丸い尻にはしっかりとプラグが埋め込まれている。  
痛みで震える加奈の側には、使い終えたイチジク浣腸が二つ、転がっている…。  
 
「おトイレに!お願い!!」  
加奈はただ、繰り返す。  
 
再び、加奈の携帯が鳴る。  
 
家に、電話しろよ。そしたらトイレにいかせてやるよ。  
 
誰かが言った。加奈にはもう、選択の余地はなかった。  
 
ユウがダイヤルし、加奈の口元に携帯をあてる。  
 
マ、ママ。今日お友達の所に泊まるから…、  
 
そこまでいうと、少年は携帯を取り上げ電源を切ると、加奈のバックに放り込む。  
 
「ト、トイレ…に…」  
加奈は訴える。マサは加奈を抱えトイレに向かった。そして、手足をしばられたままでトイレにすわらされた。  
 
「ほ、解いて…」  
加奈は縋るようにマサを見上げた。しかし、マサは黙ったままだ。  
「ねぇ、おトイレさせてよ…」  
加奈は訴え続ける。  
 
…いいよ。その代わり…  
 
マサはファスナーを下ろし、自分のモノを取り出した。  
 
目の前に突き出され加奈は目を背ける。  
 
口でして…  
 
マサの言葉に加奈は驚き目を見張る。しかし、加奈の排泄への欲求は限界に達していた。加奈は恐る恐る、既に硬くなりかけているモノに舌をのばした。  
ちゅぷちゅぷ…  
怖ず怖ずとした舌の動きが続く。拙い動きでは既に何度も達しているマサはなかなかイカない。  
「マサくん…もう許してよぅ」  
加奈は泣きながら訴えた。  
 
分かったよ…  
 
マサの優しい声音にホッとするのもつかの間、マサは加奈の頭をぐっと押さえた。  
 
歯をたてるなよ…  
 
それだけ言うと、腰を前後に揺すりだした。  
「うぐっうぐぐっ」  
加奈がうめき声をあげるがマサの動きは加速していくだけだ。  
加奈の口の中で、それが一際大きくなった気がした。  
「う、うぶっ!」  
加奈は逃げようとするが、マサは頭を掴んだまま喉元に放出する。  
「うあ…ぅぶ…」  
 
全部飲むんだ…  
 
マサに頭を押さえたまま加奈が全て飲み干すのを待っていた。  
 
よくできたね…。じゃあ、取ってあげるよ。  
 
マサはそう言うと、加奈に埋め込まれたプラグに手をかけた。戒めを解くのではないことを知り愕然とするがもう、抵抗する気力はない。  
マサがいたぶるようにじっくりとプラグを抜いた。  
激しい音と共に排泄がはじまる。マサは加奈の下腹をぐいぐいと押さえ、更なる排泄を促す。  
 
ようやく排泄を終えた加奈を再び抱え上げ、風呂場で汚れた部分を洗ってやる。加奈はただ、あまりの出来事に震え、泣いているだけだ。  
 
兄さん。  
 
ユウがやってきた。  
 
みんな、何してるんだって…  
 
その言葉に加奈はビクリとし、マサを見上げた。  
「マサくん、もう許して!もう嫌ぁ!許してよぅ…」  
しかし、更に別の少年が加奈を迎えに来た。…加奈は再び抱えられベッドに下ろされた。  
 
身動きできない加奈の足を再び開き、少年達は覗き込む。指を入れようとするが、既に腫れている秘部に触れただけで加奈は痛みで泣き叫んだ。  
 
マサさん、なんとかしてくださいよ〜。  
 
少年達が訴える。  
 
兄さん、これは?  
 
ユウがアナルバイブをとりだす。マサは頷くと加奈の身体をうつぶせにし、お尻を突き出したような体制をとらせた。加奈は手首と足首を一緒に縛られているので、自然と秘部も開いた形になる。  
 
すげ、まる見え…  
 
少年達の言葉に無くしかけていた羞恥心が甦ってくる。  
「もぅ、許してぇ…」  
しゃくり上げる加奈を横目にマサはバイブにローションを塗り付ける。  
そして、加奈の尻たぶをぐいと広げた。  
「やっ!何?やめてっ!ひっ!!」  
加奈のすぼまりにバイブがあてがわれる。  
「やっ!いやっ!!痛い!いやぁ!!!」  
 
でかい声だすなよ!誰か来てもいいのかよ!!  
 
加奈はビクっとし、声を殺して泣き始めた。  
再び、バイブが押し込まれる。メリメリと押し込まれ、ようやく終わったかと思うとまた押し込まれる…。  
全て飲み込む頃には加奈は汗だくになっていた。異物感と圧迫感で荒い息をしている加奈に追い打ちをかけるように、電源が入れられた。  
「あぐっ!うあああああああぁ!!!」  
グリグリと腸壁をえぐられ加奈はおもわず叫んでいた。  
しかし、マサは更にローターを取り出した。剥き出しの秘部の1番敏感な部分にあてがい、テープでしっかりと固定し、スイッチを入れた。  
「っあ!いやあああああ」  
加奈の身体ががくがくと震え出す。腸内でうごめくものとクリトリスへの刺激。二つの感覚が合わさり、身体の中に新しい感覚が生まれつつあった。  
 
「あぅ!はぁああ!!」  
痛みだけではない響きを少年達は感じ取っていた。  
少年達がそんな加奈を見て、黙っていられるはずもなく、びくびくと身体を震わせる加奈に近付き、口をこじ開け自分のモノを押し込む者。加奈の小さな手に握らせるもの、小さな胸にしゃぶりつくもの…。そして、唯一開いていた秘部にユウが指をのばす…。  
 
ぬ、濡れてる…!  
 
ユウの言葉に皆が反応した。そして更にそれぞれの行為を加速させる。  
ユウはゆっくりと、アナルバイブのために更にきつさを増している部分に挿入し、動き出す。  
 
加奈は、痛みと共に痺れるような快感が沸き起こるのを感じていた。  
(なんで?痛いし、辛くてもう嫌なのに、なんで?)  
加奈の戸惑いとはうらはらに、秘部からは蜜が溢れ出していた。  
 
そんな加奈の様子を見て、ユウが果てると、再び入れ代わり立ち代わり、膣をなぶっていく。  
加奈は泣きながら、愛液を溢れさせていた。  
 
少年達が満足しても加奈の身体からバイブとローターは外されない。更に、もう一つのバイブが取り出され精液にまみれた秘部に押し込まれていく。  
 
加奈はすでに抵抗することなく受け入れていく。  
しかし…  
「あうっ!あっ!?はぁあああああああ!」  
マックスにされたバイブが加奈の中をうごめき、入口をグリグリ刺激され、加奈は頭に火花が散った気がした。  
締め付けのせいで抜け落ちそうになるバイブを誰かが押し込んだ。  
再び、加奈の中で火花が散る。その様子をみて、バイブをピストンさせていく。  
「はっ!いやっ!!だめっ!いやぁああ!はぁぁぁ」  
加奈は艶を帯びた声をあげ身体を硬直させる。  
 
その姿をみて、再び少年達は自身を硬くしていた。(イカせたい)という本能のようなものに火がついたのだ。  
 
初めて中でいった衝撃が終わらぬうちに加奈は再びバイブを押し込まれ、立て続けに絶頂を迎えにさせられていた。  
 
夜が開け、昼になっても加奈は開放されない。少年達が休んでいる間も、バイブの刺激が続く。  
もう…加奈は抵抗もなく、虚ろな目で宙を見ているだけだ。  
 
少年達が帰った後、マサは加奈に服を着せ車に乗せた。…加奈の家ではなく、自分の下宿へ連れていくために。  
そして再び、今度はマサの友人達のおもちゃになっていた。  
 
 
 
加奈が両親に発見された時には、すでに加奈は以前の加奈ではなかった。加奈を診た医師はひどく同情し、手厚い看護を請け負った。  
 
今、加奈は特別室で一日の大半を過ごす。カテーテルとプラグで排泄を管理され、運動が必要な時には、別室に運ばれベッドに横たえられる。  
 
”人形のような美少女”は、一部の世界で有名になりつつあった。  
今日も加奈の元には運動を手伝うための男たちが訪れる…。  
 
End  
 
 
 
あれから…  
 
加奈は相変わらず特別室で過ごしている。安定剤と共に与えられるピルのために、妊娠の心配もない。  
 
うつろな目をして横たわる加奈に、今日も相手が訪れる。  
 
しかし、お人形のようなのもいいが、泣き叫ぶ姿もみたいねぇ。  
 
相手が言う。  
院長と助手は苦笑するしかなかった。  
 
今の加奈は何をされても嫌がらず、受け入れる。快感を得ることはあるようだが、はっきりと意志表示をすることはない。  
かなりの痛みを伴う行為も黙って受け入れている。…それは、受け入れているというよりは、何も起こっていないかのようだ。  
しかし、今日の相手はそれでは納得しないという。  
 
今日はこれを使いたいんですが。  
 
相手が差し出したものを拒否できず、院長と助手は許可を出した。  
 
ぼんやりとしている加奈を抱き起こし、中年の紳士は後から抱え、座位の態勢で挿入していく。  
加奈はうめき声を上げるだけで、ローションを塗られたモノを飲み込んでいく。  
男は動きを始めず、助手と院長に声をかけ、手伝いを頼んだ。  
 
院長が開かれた秘部をさらに開き、助手はクリトリスの皮を引き上げる。  
大きく肥大したクリトリスが剥き出しになっている事を確認し、男は小箱から金色の半円系の金属を取り出す。  
 
つぷっ  
男は何の労りや気遣いもなく、剥き出しのクリトリスに針を突き立て、一気に貫いた!  
「はうっ!?ぐはぁ!」  
あまりの衝撃に加奈が声をあげ、目を見開く。  
 
すばらしい!すごいしめつけだよ!!たまらないね!!!  
 
男はそう言い、ピアスに付けられたチェーンをぐいぐいと引っ張りながら突き上げを開始する。  
 
「ぐはぁ!あうぅ!」  
加奈の悲鳴を楽しみながら男の行為は続いて行った。  
 
いやぁ、素晴らしかったですよ。  
 
男はベッドに横たわる加奈の身体をまさぐりながら、満足そうに言った。男の行為の激しさに、加奈はひくひくと痙攣し青白い顔をしている。  
 
しかしもったいないね。意識がしっかりしていればもっと楽しめるのに…。  
 
男の手は、加奈の胸を名残惜しそうにまさぐっていた。  
 
 
加奈は…暗い闇の中でさ迷っている。時折、誰かに呼ばれる気がするがよく聞こえない。  
時々、口をついて出るのは(マサくん、許して)ということばだけだ。でも、それが何の意味をもつのかも、もうわからない…。  
少し前、身体がひどく痛んだ気がしたけれど、今はもう感じない。加奈は再び、深い闇に落ちていった。  
 
 
 

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