「なあ、女子だけ視聴覚室にこもって何教わったんだ?」
「……人間ってね、両方の足首を持たれたら抵抗できないんだよ」
「? こうか?」
「そう、それで足首を持ったまま全身で立ち上がるの」
「よっ」
「わわっ……と、やられた側はこう倒れちゃうのね?」
「……」
「続き聞きたい?」
「いや、いい……」
「足をスカートの中に入れてえっちなことされても、私は抵抗できないの」
「足を……」
「……する?」
「……おう」
「ぶつかるところまで伸ばして」
「やっぱり、女はここに何もないんだな。平たい」
「何もないことないけど……そしたら膝の力でぶるぶる震わせるの」
「こうか?」
「そ、う……っ、女の子はもうちょっと下」
「下ってこのくらいか?」
「んんっ! そう、そこもっと擦って!」
「痛くないのか?」
「いっ、ちょっと痛いけど、すごい! ああっ、気持ちい!」
「もっと強くするぞ」
「ひあぁーっ! あっ……ん」
「? 大丈夫か?」
「うん……でも、もういい。あと」
「あと?」
「これ、好きな人にしかさせちゃダメなんだって」
「お、俺が? あ、ありがとよ。俺もお前のこと……」
「……」
「もう一回してやるっ!」
「ああっ、まだダメーっ!」