…  
目覚めた俺は、いつの間にか実験室の一角に拘束されていた。  
その前には…俺を拘束した  
白衣の少女が立っていた。背は長身の俺より低く、  
少し華奢で童顔だが、目や口元からは女の薫りが漂っている。  
 
「…あら?お目覚めね?」  
「あんた…俺をどうするつもりだ…。」  
 
まだけだるさが抜けず、霞がかった視界で彼女を見つめるが、  
彼女のは不敵な笑みで笑うだけだった。  
 
「…まぁ、貴方の中にある『力』を解放するだけよ?」  
「『力』…?」  
俺は今まで普通の高校生だった「はず」だ。  
親父も母さんも、普通で、俺も不幸とかそういう言葉に無縁な毎日を送っていた。  
 
「貴方の祖先はね…狼なの」  
少女は歓喜の声を上げる之ごとく話し、微笑んだ  
 
「…はぁ?」  
リカイデキナイ。いきなり学校で背後から注射を打たれて、俺はさっきまで眠らされていたし、  
彼女が「科学者」ということは解っているが…それにしても全くリカイデキナイ。  
 
「貴方の遺伝子には、わずかに「狼」の遺伝子があるのよ。ソレを呼び起こせば…。  
狼と人が融合した「ヒューマノイド」が完成する…のよ!」  
 
目を見開き、うふふふと笑う女にゾッとした俺は、抵抗を試みる…。逃げ出したかった。  
…だが、手錠を両腕、両足で固定されている上、尚かつ首輪と柱をリードでつながれているために  
俺は身動きを取れなくなっていた。  
 
ジャラ…  
 
と鉄の音がして、ひんやりと俺の体温を鉄が奪っていく。  
「まぁ、もう少しの辛抱よ?気持ちよくしてあげるから…。」  
 
そういうと、女は何処かからアンプルを取り出した、  
そこには「Evo」とかかれている。液体は薄いピンク…。  
…進化?  
 
「これはね、進化を強化する液体なの。」  
「…これを使えば、貴方の身体の隠された遺伝子が発動するのよ…。」  
 
そう、恋人に告白するかのように女は言うと、新しい注射器の封を開け、  
針先のキャップを外してその針をアンプルの中に入れる…。  
 
狂ってる…。そう感じていたが、その気持ちは今の行動から強くなった。  
逃げたかった…そんなことされたら…俺はこれからどうすれば…。  
 
「逃げられないわ…。ふふ…」  
アンプルの中身を注射の中に納めると…彼女はゆっくりとこちらにきた…。  
「やめろ!俺はそんな、怪物みたいな物になりたくない!」  
「あら?拒否権はないのよ?貴方は、貴方の祖先と同じになるのだから…。」  
 
必死にもがくが、手錠ははずれる訳が無く、俺は引きつった顔で女を見ていた。  
 
唇が、俺の唇と彼女の唇がふれあう…。  
一瞬俺の動きが止まった瞬間…。  
 
…ぷすっ…。  
 
注射の痛みが身体をつたわって、ビクッとするも、  
だんだん身体がしびれて…。俺は身動きが出来なくなる。  
 
「…ふふっ、大丈夫、もうすぐ終わるから…。」  
 
余裕綽々な目でコッチを見つめる女を俺はにらみつけていた…。  
でも、身動きが出来ないからどうすることも出来ない。  
 
…。  
俺の身体は…本当に獣になってしまうのかな…。  
 
…。  
 
一瞬からだが痺れから解放されると…。  
だんだん俺の身体の中に性的な気持ちよさが、入ってきた。  
自分で処理したときのあの感じだ。  
 
…き、気持ちいい…。  
 
女が弄られている所を見て欲望が渦巻くのと同じように感じていた…  
でも…ソレとは違う力もわき出ている様な感じがした。  
 
「…そうよ?貴方は魔獣なの。私が貴方を解放するのよ…。」  
「不自由な人の身体なんて…もうイラナイでしょう…?」  
そういいつつ彼女は俺と同じピンクのアンプルを注射する…。  
 
少女は感じているような気持ちよさそうな顔をして  
がくっと膝をつく…と  
胸が段々と膨らんでいく…。貧乳→巨乳という感じだろうか…。  
…パツパツになった白衣のしたワンピースのひもが悲鳴を上げている。  
両耳が大きくなり垂れ下がると、白いとピンクの耳となる。  
 
…ぐぐぐっ…。  
両足の筋肉は多少発達し、大きなケツが俺をさらにそそる…。  
 
「…。」  
「…ふぅ。」  
すがすがしく髪をまとめると、こちらを見る女…。  
「…さぁ、私、「兎のシェナ」のように、貴方も変るのよ…。」  
 
そういって、俺の身体にうっすらと触れると…。  
俺はとてつもなく大きな衝撃を感じた。  
 
「…う、うぅぅぅぅぅぅぅ……」  
と無意識なうちに低いうなり声を上げながら、俺の身体の中に入ってくる  
「何か」に絶えようとしていた…。  
…いつのまにか視界はしっかりしてきた…。  
だんだんと聴覚が鋭くなり、どこかから水の音が聞こえる…。  
 
…何処かから力がわき出てきた…。  
気が付けば服がきつくなってきている…。  
…みしみしっ…。  
体中が締め付けられる感覚に陥る…。  
ふと手を見ると…。鋭い爪と灰色の毛が…俺の手についていた…。  
鼻の先が伸びていく感じ…キバが発達する感じ。  
…急激な「進化」は俺に快感を与えていた…。  
 
「…素敵…。」  
 
そう聞こえた次の瞬間  
 
…ビリッ!…っと服が破けた音がして、身体が膨張していく…。  
俺の視点の高さが高くなる気がした…。  
 
ピタッ、と止まったと思うと俺は顔を高く掲げ、  
アォォォォォォォン…。  
 
声を上げた……。遠吠え…。  
俺は本当に狼男になったのか…?  
 
…。  
 
「素敵だわ…。」  
兎のシェナは俺の頬に触れた。  
段々とびりびりと破れて上半身裸になって膨らんだ俺の胸筋から腹筋を  
優しくさわってくる  
ふさふさとする感覚が俺に伝わってくる…気持ちがとても良い…。  
そういえば尻もなにか気持ち悪いイキモノが住み着いている…ようだ…。  
 
「…ふふふ、逞しい狼さんだこと、ホラ、貴方の力で自由になってみなさい…」  
 
俺は何も言わずに力を込め…。両腕を上にのばした…  
ぐぐぐぐ…バキッ!っと音がすると、急に拘束が解け、俺の両腕が自由になる  
同じように、足の拘束を外し、首輪についていたリードは爪で切った。  
 
立ち上がる…。視点は地面から2b以上離れているだろうか…?  
…。一回り低くなったシェナを見つめると、止まらない欲望につつまれる…。  
 
「ほら…今まで抑制していた欲望が私を見てあふれてくるでしょう…?」  
彼女はそういいながら、パツパツのワンピースのひもを外す…。  
豊かな胸が柔らかく揺れる…。  
 
 
…ハッハッハッ…。  
俺はいつのまにか…興奮していた…。  
バタバタと尻尾を振っている。  
 
と…俺はシェナに飛びついていた、俺はシェナの腰の当たりに股を置くと  
兎の両腕を無理矢理クロスにさせて手首の付け根を手で押さえる…。  
「…やめ…やめて…。」  
いきなり驚いたのか、兎は悲観の目で俺に訴えてくる…。  
…だが、「かわいそうだ」という感情はない。  
俺はその表情を観て、さらにそそられてきた…。  
「…俺を獣にしたのは…お前だろ?」  
俺は言葉を発した。が、いつもとは違う、少し濁った声が俺の耳に届く。  
 
「…優しく…して…」  
必死に暴れる彼女をがっしりと拘束しつつ  
(そんなに力を掛けてないが、彼女はその力にも負けているようで)  
…はらりとはだけた服を乱暴に取り払う、  
簡単に取れない邪魔な物は爪で切り裂いた…。  
 
「きゃっ…」  
彼女の色白の肌があらわになってきた…。  
うっすらと…顔から涙がこぼれている…。  
…無理だ、俺はそんな顔を見ても…ヤリたい気持ちが強くなるだけだ。  
 
俺は半泣きのシェナの目を思い切りきつい目でにらみつけた。  
 
「ひっ…。」  
彼女が恐れをなしてびくっとする。  
ガタガタと震えているのを観て、さらに俺の股間が起ってくる…。  
ざらざらとした長い舌でぺろぺろと首元の部分を舐めてやる  
「あ…あん…ん…」  
震えつつも感度が上がった彼女は奇声を発する…。  
対抗するように俺は片手で胸を揉みつつ、胸から腹を舐めてやる。  
 
「はあっ。はあっ」  
頬を紅く染めた兎は、もう感じて感じて、気持ちよい顔をする…。  
膨らんだ俺の股間を彼女の股間にこすりつけると…  
「い、いいっ…あ、う…ん…んんっ…」  
と感じている…。  
…くくくく…感じやすいんだな…。」  
と俺は怪しげな笑い声を発する。  
 
「…い。い…。」  
彼女はなにかがほしそうな顔をして訴える?  
「…ん…早く言ってみろよ…」  
そういって俺は意地悪な目をして、股間のほうを観た…。  
「ほしい…のっ…」  
顔を真っ赤にして言う兎…俺ももう限界みたいだ…。  
 
「お、…おちんちん…ほしい…のっ…」  
ぶるぶると震えて、泣きながら言う兎…。  
「…よし…ご褒美だ…」  
 
そういうと、俺は兎を抑えるのをやめ、ジーンズに手を掛け、バッっと下ろす。  
いつも観るよりも…俺のアレは…大きい。  
…つくづくみて見ると、筋肉もなかなか発達している…。  
…これが…俺…。  
俺はもう既に…先走りの液体をうっすらとタラしている…。  
「馬になれ…」  
俺が冷たく命令すると、兎は静かに馬になる…。  
 
…ぱんぱんのケツ…その第二の穴からは、愛液が絶え間なく垂れていた。  
研究室が異様な匂いを発している…。  
=どすっ!=  
俺は思いっきり挿入した  
「…っ!!」  
兎は酷く顔を歪ませているような顔をしている…。  
が、俺はそれに構わず、ゆっくりとピストン運動を始める…。  
「あ、ん…んっ、んっ、んっ…。」  
俺の股間は更に巨大化する…がソレを包み込む彼女のマンコも凄いのだろう。  
運動の往復間隔は短くなっていき、  
俺はさらに、力図良く動いていた。  
 
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ…  
気持ちよさに俺の口元からよだれがダラダラと出てきて  
兎の身体を濡らした…  
 
「…出る…」  
「…だして…はやくぅ…はやくぅ…」  
 
…限界まで締め付けられた俺のソレは…  
蛇口いっぱいにひねって勢いよく出るお湯のごとく、  
液体を射出した…。  
「ふんぁぁぁぁぁぁぁぁ…。」  
止まらない…快感で兎はビクビクとのけぞる…が  
俺の股間からの放出は止まらない…。  
…。  
「いいぁああああ、とめてぇ…きもちいぃぃぃぃぃぃ…」  
彼女の声を聞きながら、俺はゆっくりと動かした。  
びちゃ…びちちち…。ぐちゅ…ぐちゅ…。  
ねとついた液体がふれあう音を聞きながら、放流は勢いをゆるめていった…。  
「…んっ…。」  
シェラは気を失って、その場に倒れた…。  
 
…俺は…そのシェラをゆっくりとベットに乗せると…。  
未だ止まらない俺の欲求を自分のソレをつかむ力に変えて  
扱き続けた…。  
 
 
 
 
補足説明とか少々  
☆俺  
高校三年生の男、  
いきなり放課後シェラに襲われる  
「狼」の遺伝子を隠し持つ  
 
☆シェラ  
高校二年生の女、  
科学部の天才だが素顔はマッドサイエンティスト。  
遺伝子を研究している。「兎」の遺伝子を持ち  
強気な性格だが変身後は弱気になる。  
 

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