僕は小さい頃から悩みがあった。  
体が小柄でやせっぽちなのもそうなんだけど、実はその、なぜかある一部分だけが異常に  
発達してて…  
 
先週の修学旅行の風呂で、友達がみんな僕のナニを見て  
「有り得ねぇ…」「よ、よくパンツの中に入りきるなぁ」「そこまでいくとキモイぞ」  
と超ドンビキ。とどめは、ジャニ顔超モテの番場君が、  
「フン!そ、そんなんじゃ女の子とうまくできる訳ねえっ!」  
となぜか悔しげな顔で言った言葉だった。  
多分僕の知人の中では一番経験豊富な彼に断言されてしまい、僕は絶望のどん底に  
ヒュルルルルルル…  
 
…というわけで、僕がリビングで好きなテレビも目に入らずに落ち込んでいると、突然  
背中をバシーン!と叩かれた。  
「グヂグヂうっとうしいっ!」  
「イタタタ…お、お姉ちゃん…」  
「今度は何悩んでるのっ!」  
 
ジャージ姿のお姉ちゃんが、切れ長の黒々とした瞳で僕を睨んでいた。  
剣道三段の昇格試験に備えた夜稽古で、こんなに帰りが遅くなったみたいだ。  
長い髪をポニーテールに結んだすらりとした長身、涼しげに整った顔立ち。僕の中では、  
幼い頃から不動のNo1の女性なんだけど、彼女は僕みたいなへタレ男が大嫌いだった。  
 
小さい頃から、僕がうじうじしてると、まさに背中をひっぱたくように元気づけてくれた  
彼女だったけど、さすがにこればっかりは…  
「い、言えないよ…」  
「何ですってぇ…」  
彼女の視線が刃のように鋭くなる。  
震え上がった僕があわててつっかえながら説明すると、彼女の険しい顔は困惑にかわって、  
やがて頬が真っ赤になってしまった。  
 
「…あ、そのお、そういうのは…個人差があるでしょ…全然大丈夫だよ…その…多分」  
僕の話を聞き終わって、お姉ちゃんが無理やりひねり出した言葉は、いつものキレが全く  
ない、妙に弱々しいものだった。  
 
「なんだよそれ…やっぱ言わなきゃよかったよ…」  
と肩を落とした僕に、お姉ちゃんはたちまちカチンときたらしく、  
「な、なら見せてみなよっ!」  
ととんでもない事を言い出した。  
 
「一目見りゃお前の悩みなんて全然なんでも無い事だって一発でわかるよっ!」  
僕は、無茶言わないでよ…とさらに落ち込む反面、思いつきでそんな乱暴を言う  
お姉ちゃんにちょっと反発っぽいものも感じてきた。  
「分かったよっ、ホラッ!!」  
僕はソファーに座ったまま、一気にはいてた短パンを下着ごと下ろしてしまった。  
 
「…あっ?!」  
お姉ちゃんが思わず口に手をあて、大きく目を見開きながら息を飲んだ。  
僕のアレは、大好きなお姉ちゃんに見られてるっていう、ちょっとヘンタイ的な興奮の  
ためか、もうかなり力が入ってる状態だった。  
 
「どうだよっ!これでもヘンじゃないって言えるっ?!」  
僕が大きな声で言うと、お姉ちゃんは平静を装いながらも、真っ赤な顔で言った。  
「そ、そんなの…全然ふつうじゃない…も、もう分かったから、しまいなさいよ…」  
「嘘だッ!ちゃんと見てよ、絶対キモいと思ってるでしょっ!!」  
「は、ははは…だから全然普通だっての。む、むしろ小さい位じゃない?」  
…あれ?…そういえば…  
「お姉ちゃん…男の人の、見た事あるの?」  
お姉ちゃんが明らかにギクッとする。  
「あ、あ、あたりまえでしょ!私が超モテるの知らないの?!」  
 
確かにお姉ちゃんはスゴくモテる。友達とか先輩から紹介を頼まれた事だって5回や  
10回じゃない。  
でも、お姉ちゃんは全部剣道のジャマだって断ってたから、僕はてっきりまだお姉ちゃん  
は男の人とそういう…。  
僕の胸の中で、メラメラと嫉妬の炎が燃え上がった。  
 
「ならさ…触ってよ」  
「は?な、何言ってるのお前、バカじゃないの」  
「やっぱキモいんだ…いつも僕の事『口ばっかりだ』とか言ってて、結局自分だって…」  
またまたお姉ちゃんはムッとしたらしく、座ってる僕の前にドスドス近づいてひざまずく。  
 
「こ、こ、こんなの、全然平気よっ!」  
と言いながら、そのほっそりした両手で、僕のドクンドクン脈打ってるアレをいきなり  
握り締めてしまった。  
お姉ちゃんのほっそりした指は全然回り切らなくて、両手で竹刀みたいに握っても、  
張り出したキトウの部分は完全に余裕で出ていた。  
 
「あ、熱くて、固くて…ど、ドクドクいってる…」  
いつもは凛々しくてキリッとしてるお姉ちゃんの目が、何か熱がある時みたいなポウッと  
した感じになってる。  
「なんだよお姉ちゃん、ただ握ってるだけ?ホントに男の人の触った事あるの?」  
と僕がちょっと皮肉っぽく言うと、  
「う、うるさいっ!」  
と言いながら、真っ赤な顔のまま、ぎこちない手つきでしごき始めた。  
 
それからのお姉ちゃんは、こんな事いうとコロされるかもしれないけど、はっきり言って  
チョロかった。  
僕に煽られるままキレイな唇にチンポを咥え込み、口の中が一杯になるほど精液を出され、  
トロンとした表情でそれを全部飲み干したり…  
僕のをしゃぶってるだけでジャージに染み出るほど濡らしてしまったアソコを、四つんばいで  
後ろからメリメリと貫かれちゃったり…  
ちなみに、お姉ちゃんはやっぱり処女でした。  
 
僕にほっそりした両足を高々と担がれ、さんざん一番深いところまでえぐられたあげく、  
お腹の奥の奥で3発目の中出しをされた時なんて、きれいなお尻をビクビク痙攣させながら、  
お漏らしさえしてしちゃったぐらいだ。  
 
 * * *  
 
さっきお母さんが、朝の支度にモタつく僕を大声で注意したお姉ちゃんに  
「なんか最近、弟にきつくあたりすぎよ」  
ってやんわりクギを刺しながら仕事に出かけていった。  
 
でも全然心配いらないんだよお母さん。  
お姉ちゃんは、きつくあたればあたるほど、僕に輪をかけて逆襲されるって分かってて  
やってるんだから。  
 
玄関先で、学校の制服姿で竹刀袋を握り締めながら、四つんばいのお尻をズボズボ貫かれて  
半狂乱になってるお姉ちゃんは本当に可愛い。  
まだお姉ちゃんの中には昨日の夜に出した精液がたっぷり残ってたけど、もちろん全然  
気にならない。  
来月の3連休に約束した、初めてのきょうだい二人きりの家族旅行が今から楽しみデス…  
 
<おしまい>  
 
 

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