好奇心旺盛な姉の被害者は、いつも気弱な弟だった・・・  
 
余りの羞恥に俯いてしまった、悠の顔を沙耶は覗き込んでくる。  
「どうなの悠、気持ちいい?」  
悠を見つめる、沙耶の眼は妖しい輝きに満ちていた。  
「・・・・・」悠は涙を堪えて、大きく首を左右に振る。  
「おかしいわね・・・そうだ!もっと早く動かしてみなさい」  
物心がついた時から、悠にとって沙耶の命令は絶対だった。  
悠は頬を赤く染めながらも、右手の動きを少しだけ早くしてみる。  
「ダメよ!もっとよ、もっと早く!」  
痺れを切らした沙耶が、悠の手首を掴み激しく揺さ振った。  
悠の目の前では、沙耶のTシャツの胸元が大きく揺れている。  
「あっ!あぁーっ!」  
突然、悠の中で何かが弾け、体の芯から熱いものが込み上げてきた。  
それと同時に、悠の手に握られたペニスが硬く膨張し始めた。  
「凄い、凄い!本当に大きくなった!」  
沙耶は瞳を爛々と輝やかせ、喜々とした表情で悠に尋ねる。  
「どう、悠…気持ちよくなってきたんでしょ?」  
「分かんない…もう僕、恥ずかしいよー」  
「嘘よ!こんなに大きくして…いいわ、私がしてみるから・・・」  
そう言うと、沙耶は悠の手を振り払い、自らの手で  
勃起したペニスを握り締め、激しく扱き始めた。  
「ああっ!ダメっ!止めて、止めてお姉ちゃん!」  
悠は両手で沙耶の肘を掴み、必死に懇願する。  
しかし、逆手で強く握られたペニスは解放されるはずもなく、  
沙耶は、まるで何かにとりつかれたように、更にその動きを加速させていく。  
「何よこれ…悠のチンチン熱くなってるよ!」  
「あぁぁぁ!お姉ちゃん変だよ…ボ、ボク変になっちゃう!」  
「お姉ちゃん、お願い止めて!お願いだから・・・あっ、あああーーーっ!」  
悠の頭の中が、真っ白になった瞬間、  
まだ幼いペニスの先端から、白濁した液体が噴き出した。  
 
「う〜ん…これぞ、人体の神秘だわ…」  
悠の精液を顔中に浴びながらも、好奇心を満たした沙耶は満足げに微笑んだ。  
 
この時は未だ、近い将来、姉が世界的に著名な学者になり、  
弟が、だだのマゾになることを誰も知らなかった・・・END  
 

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