ここはどこだろうか。薄暗い湿った部屋に二人の女がいる。  
一人は歪んだ十字架のような枠に繋がれて、ひたすらに喘いでいる。  
もう一人は無言でその女の中心を責め続けている。  
もう1時間以上経つ、だが女は責め続けるのをやめない。  
クリトリスの根本を摘み、コリコリと扱く。  
紅くぷっくりと濡れた先端にはローターを押し付ける。  
強く。弱く。再び強く。  
延々とこれを繰り返す。  
「いゃぁ…あああ…だめっ!またいくっ!あああああっ!」  
繋がれ責められる女――舞子は何度目か知れぬ絶頂に体をのけ反らせた。  
シャァァッという音と共に股間から液体が放出される。  
「はああ………おねがい…初希さん……もうやめてぇ……」  
息も絶え絶えに舞子は懇願した。すると今まで黙々と責め続けていた女、初希の手が止まった。  
「逆。もっとして、でしょ?本当、あなたって嘘ばかりつくのね」  
「嘘じゃないのぉ…やめてぇ…」  
「なにが闇のつながりよ、御祖母様はあんたの悪口にすっかり騙されてるのよ。  
 
 

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