分け入っても、分け入っても乳。今、僕は実の姉を目の前にして、そんな  
事を思っている。  
 
「こら、博ちゃん!お姉ちゃんの話を聞いてるの?」  
おっと、姉ちゃんのカミナリが落ちた。自己紹介と現況を手早く説明すると、  
僕は山城博信(やましろ・ひろのぶ)。通称、博ちゃん。今年、高校入学を  
果たしたはいいが、勉強に身が入らず、一学期の成績を散々な結果で飾っ  
てしまった、ちょいとおきゃんな男である。  
 
「通知表がオール1って・・・人間業じゃないわ」  
姉ちゃん・・・名前は沙織ちゃん。我が姉にして、某有名私立高校で教鞭を  
ふるう、お願い先生って感じのお方が、僕の通知表を見てため息をついて  
いる。ちなみに姉ちゃんは、お肌の曲がり角を迎えた二十五歳の美女。勤務  
先の学校では、男子生徒たちから毎日のようにラブレターを貰い、同僚の男  
教師たちからは連日プロポーズされるという、美人女教師であった。  
 
「えへへ・・・そんなに褒めても、何も出ないって」  
「褒めてない!」  
人間業ではない・・・という言葉に、お褒めを預かったと勘違いをした僕へ、  
姉ちゃんが吼えた。おお、怖い!実は姉ちゃん、教師という職業柄ゆえ、不勉  
強にとっても厳しいのである。その上、仕事で多忙な両親に代わって、僕の  
高校生活を監査する役割を担ってもいた。  
 
「ちゃんと、おミソ入ってるのかしら・・・?」  
姉ちゃんがそう言って、僕の頭を指でくりくりと小突く。無礼極まりない所業だが、  
オール1を獲得した男に反論など出来るはずもなく、僕はただ、姉ちゃんの胸元  
を見ているだけ。ついでに言っておくと、姉ちゃんは非常に恵まれた肢体の持ち  
主で、バストは九十センチを越えるスイカップ。それらがぼよんと目の前で揺れ  
る様は本当に悩ましい。ちなみに冒頭の文句は、この状況を表したものである。  
 
「博ちゃんには、教育的指導が必要ね」  
姉ちゃんが、僕と顔を突き合わせながら言う。あっ、何かいい臭いがする。  
これは多分、駅前のケーキ屋さんで買ってきたシュークリームの臭い・・・  
体重を気にしていると言っていたのに、あんなに高カロリーな物を食して!  
 
「今日から、夏休み中は毎日、お姉ちゃんが勉強を教えてあげます」  
バニラエッセンスの香りに鼻腔をくすぐられている間に、姉ちゃんは僕を見  
下ろしつつ言い放つ。な、なんですと!冗談じゃない、生涯にただ一度しか  
無い、高校一年の夏休みを勉強で過ごすなんて!  
 
「いやだあ!僕は、遊びたいんだよ!」  
「ぐだぐだ言わない!さあ、さっそく勉強開始!」  
拒む僕を、姉ちゃんはいとも容易くヘッドロックで戒めた。言い忘れていたが、  
姉ちゃんは武芸にも秀でており、無芸大食を自認する僕ではとても抗えない  
女丈夫。しかし、頭を固められた時に、スイカップボインが頬に当たって、満更  
でもなかったり。  
「分かったから、ヘッドロックを外して!頭蓋骨が割れちゃうよ!」  
もともと、厳しいが優しくもある姉ちゃんの命令には逆らえない。そうして、僕  
は自室へと連れ込まれ、机の前に座る羽目となったのである・・・・・  
 
「まずは、期末テストを見せてごらん。苦手なところを、お姉ちゃんがチェック  
してあげるわ」  
むっちりとした太ももを見せつけながら、僕の隣に陣取る姉ちゃん。近視なので、  
勉強を教える際にはメガネを着用。うむ、知的だ。  
 
「はい、期末テスト。恥ずかしいから、あんまりまじまじと見ないでね」  
「何、バカ言ってるの。さっさとよこしなさい・・・」  
僕が学科別に期末テストを手渡すと、姉ちゃんの顔色がさっと変わった。無理も  
ない。何せ全教科、一ケタ台の点数しか取れていないのだから・・・  
 
「こっ・・・これは・・・」  
カサカサとテスト用紙を鳴らす姉ちゃん。ぷるぷると肩が震えているのは、  
怒りのためであろうか。  
 
「僕なりに、頑張ったんだけど・・・力及ばず・・」  
姉ちゃんの怒りを和らげようと放ったこの言葉が、結果として火に油を注ぐ  
事となる。姉ちゃんはテスト用紙を全て見終わった後、一呼吸おいて・・・  
「この・・・バカちーん!」  
と、怒り爆発君。そして椅子を蹴り、再びヘッドロックをお見舞いしてきた。  
 
「ごめんよ、姉ちゃん!」  
「こんなおバカさん、見たこと無いわ!さあ、今から猛勉強よ!このままで  
は、高校を卒業出来ないどころか、進級だって危ないわ!」  
勤め先では非常に冷静で、理知に溢れる教師と噂が高い姉ちゃんも、僕の  
前ではいつもこんな感じ。今だってほら、僕の頭を腕で決めるためにガニマタ  
となっているので、たくしあがったミニスカートの裾からパンティが丸見えにな  
っている。もっともこれを粗忽というよりは、超弩級のバカな弟を持った彼女の  
悲運を嘆くべきなのかもしれない。いててッ!そんな事をのんきに言っている  
場合じゃなかった!今、頭蓋骨がピキっていったよ!ピキって!  
 
「さあ、勉強を始めるわよ。分からないことがあったら、何でも聞きなさいね」  
「・・・あい」  
ヘッドロックからバックブリーカー。更にその後、空気投げで僕をベッドへ放り  
投げた姉ちゃんは、ようやく落ち着きを取り戻したようで一安心。やれやれ、  
勉強は嫌だが、姉ちゃんの暴力もごめんなので、一応は机に向かうか・・・  
なんて思いつつ、立ち上がろうとすると・・・  
「いてッ・・・」  
くるぶしのちょっと下のあたりに、鈍い痛みが走った。どうも、投げ飛ばされた  
時に、足をひねったらしい。  
 
「どうしたの?博ちゃん」  
「なんでもない。ちょっと、ひねったみたい」  
「ええ!」  
僕の異変に気づいた姉ちゃんが、血相を変えて近づいてくる。その目には  
はっきりと困惑の色が見て取れ、心底僕を心配しているようだった。  
 
「ごめんなさい・・・どこが痛むの?」  
「平気だよ。どうってことない」  
姉ちゃんがおろおろしながら、足首をさすってくれている。この時、僕の両足  
をまたぐように座った姉ちゃんのスカートの中身が丸見えとなり、激しく萌え。  
 
「やりすぎちゃったわね・・・本当にごめんね」  
涙の玉を目のはじに蓄えながら、姉ちゃんは何度も謝った。優れた理知を持  
ち、力強さも兼ね備える姉ちゃんではあるが、実は涙もろい一面も有している。  
それ以上に、いつも僕のことを心配してくれる、弟思いの優しさも──だ。  
 
「もう、痛くないから・・・大丈夫だよ」  
「本当?じゃあ、ちょっと足首を動かしてみて」  
足首をひねりはしたが、大事には至っていない。だから、心配そうな姉ちゃん  
を安堵させるべく、僕は足の先に力を入れた。  
 
「あッ・・・いやん」  
足の指先に力を入れた途端、姉ちゃんはぽっと頬を赤らめ、僕を責めるような  
目つきとなる。それもそのはず、僕の足の指は姉ちゃんのスカートの中にあり、  
その先端がちょうど、女の人の大事な所に当たっていたからだ。  
 
「ね、ちゃんと動くでしょう?」  
「い・・・悪戯はよしなさい・・・博ちゃん」  
僕は足の親指で、姉ちゃんの敏感な所をコチョコチョと掻いた。素足の指  
はちょうど、パンティのクロッチ部分に突き刺さり、僕の両足を跨いでいる  
姉ちゃんのアソコを撫でている。  
 
「ああ・・・だめよ・・いけない」  
「姉ちゃんが、動かせって言ったんじゃないか」  
「そ、そうは言ったけど、こんな悪戯をして・・・って意味じゃ・・」  
足の指先に温かい感触を得た僕は、今ここではっきりと姉を欲望の対象と  
見ることにした。割れ目をなぞる足先に、姉ちゃんの──否、女の官能を読  
み取ったからである。  
 
「形勢逆転ってところかな」  
僕はむずがる姉ちゃんの手を取り、体ごと抱き寄せた。そして、異性の羨望  
の的である、スイカップバストを手中へと収めていく。  
「いやッ!よしなさい!ひ、博ちゃん・・・」  
ぎゅむっと乳房を揉むと、クリームの詰まったボールのような感触が──  
それは、柔らかいのに弾力があり、強く握れば乳肉の中に指が沈んでいく、  
極上の品質を持った女の双丘であった。  
 
「ああ・・・も、揉まないで」  
「いやだったら、僕を殴ればいい。さっきみたいに」  
「そんな!ああ、博ちゃん・・・」  
こう言っておけば、さっきみたいに投げ飛ばされる事もあるまいと、僕は意地悪  
く囁いた。そして、胸をまさぐりながら、硬くしてしまった股間へ姉ちゃんの手を  
そっと誘う。  
 
「ここが、腫れてるみたいなんだけど」  
「こッ・・・これは・・・いやッ」  
もっこりと男を形作った僕のチンポに触れた途端、姉ちゃんは身を硬く  
して顔を赤らめた。教師というお堅い職業にあっても、これが何を意味  
しているかくらいは分かるに決まっている。  
 
「ねえ、ちょっとズボンから出してくれないかな?」  
「バ、バカを言わないで!」  
「チンポの先が痛むんだ。さっき、姉ちゃんに投げられた時、怪我をした  
かもしれないよ」  
「そ・・・そんな」  
先ほどのことがあるので、姉ちゃんには負い目がある。僕はそこへつけ  
こみ、カチカチに強張った暴れん棒を姉ちゃんに触って貰うつもりなのだ。  
 
「さあ、早く」  
「わ、分かったわ・・ああ・・・」  
姉ちゃんは白い指先を震わせながら、ズボンのジッパーを下ろしはじめた。  
ジーッ・・・と金属音が部屋の中に鳴り響いた後、僕の暴れん棒はがくんと  
弾け、その様相を完全に露呈する。  
 
「いやッ・・・こ、こんな・・」  
「腫れてるでしょ?ちょっと、触って確かめて」  
「こ、これは・・・そういうのじゃ、無いでしょ・・博ちゃん、お姉ちゃんを困らせ  
るのはやめて、大人しくして・・・」  
ギンギンと恥ずかしげも無くいきり勃つ、僕の分身。姉ちゃんはそれを見て、  
ただ身を震わせるばかりであった。  
 
「姉ちゃん、おしゃぶりしてくれないかな?」  
「ええ?」  
「こなったらもう、僕のこれ・・・出さないとおさまらないんだもん。ねえ、  
姉ちゃん・・・いいでしょ?」  
「だ、駄目よ・・・あたしたち、姉弟なのよ」  
「セックスさえしなければ大丈夫だよ」  
僕の暴れん棒は、姉ちゃんの顔の前で今なお、忌まわしいほどの滾  
りを見せていた。当然、こうなれば一応の決着をつけなければ、収まる  
事は無い。  
 
「それでも・・・こッ・・・これをしゃぶるなんて・・・お姉ちゃん、出来ないわ」  
姉ちゃんはそう言って顔を伏せた。まさか、二十五歳という妙齢にあって  
異性との経験が無い訳でもなかろうに。しかし、万が一という事も、無きに  
しも非ずなので、念のため聞いてみよう。  
 
「もしかして・・・姉ちゃん、エッチしたこと無い・・・の?」  
「・・・う、うん」  
なんて事だ!姉ちゃんは、誰もが羨むような美貌を持った女性であるにも  
関わらず、二十五年もの間、純潔を守っていたのだ。それを知り、我が愚息  
は更なる獣化を果たし、今やとぐろ巻く毒蛇の如し。  
 
「だから・・・おしゃぶりなんて・・・出来ないの・・お願い、分かって・・」  
先走りを漏らすチンポを前にして、姉ちゃんは言った。むう、どうしよう。処女  
にチンポをしゃぶれとは、ちょっと酷な要望である。しかし、愚息の方も白い  
粘液を放出したいと、力を漲らせているのだ。そうなれば、妥協案を持ち上げ  
る事が望ましくなってくる。僕の欲望と姉ちゃんの純潔を守る、ナイスアイデアが。  
 
「じゃあさ、手でやってよ。こう・・・シコシコと」  
「ええ!」  
「それだったら出来るでしょ?」  
「ま、まあ・・・それくらいだったら・・・」  
勉強はまるっきり駄目だが、こういう事に関しては非常に頭が切れる僕。  
こうして、姉ちゃんは手コキという妥協案を受け入れ、僕のチンポを扱いて  
くれる事となったのである。  
 
「うーん、気持ちいいよ、姉ちゃん」  
「は・・・恥ずかしいわ」  
寝転んだ僕のチンポを掴み、上下に手首を効かせる姉ちゃん。動きはぎこ  
ちないが、そこいら辺がいかにも処女っぽくてよろしい。  
 
「おッ・・・おちんちんって、こんなに熱いのね・・それに、硬い」  
先走りで手をぬめらせた姉ちゃんは、そう言いながらチンポの先を凝視して  
いる。手コキでカリがひきつると、尿道がぱっくりと割れてなんだか切ない。  
 
「お姉ちゃんの手って、ひんやりしてるね。すごく気持ちいいよ」  
僕は傍らに居る姉ちゃんの太ももを撫でつけながら、いい調子。きちんと正  
座してはいるが、目線がちょうど内股の奥に合わさっているので、しっかりと  
パンティの存在も見て取れて、まことにいい風情なのである。  
 
「ああ・・・おちんちんが膨らんできた・・・」  
ぷっくりと膨れっ面を見せる僕の暴れん棒が、絶頂の予感を得ている事を  
悟って、姉ちゃんは困り顔。知識としては知り得ているが、処女ゆえに男の  
爆発などというものを、見た事は無いはず。  
 
「姉ちゃん、寝転んで!」  
「きゃッ!急に・・・どうしたの?」  
僕はチンポが爆ぜそうになった瞬間、姉ちゃんを押し倒した。そして、スイカ  
ップバストをおもむろに掴むと、  
「ここに出す!いい?動いちゃだめだよ」  
そう言って、乳房と乳房の間に出来た隙間へ、我が愚息を押し込み腰を使い  
出したのである。いわゆる、パイズリだ。  
 
「きゃあッ・・・い、いやあッ」  
乳房を犯された姉ちゃんの悲鳴が上がると同時に、僕は果てた。それも、姉  
ちゃんの顔やメガネに向かって、大量の精液を放つという蛮行をかましつつ。  
「くッ・・・くさーい!なに、これは・・・」  
白化粧を施したような顔の姉ちゃんが叫んだ。その間も、僕は射精の快楽に  
酔いながら、姉の乳房の感触を愉しみ、また貪ったのである。  
 
「ああ・・・姉ちゃん」  
「バカ!博ちゃんのバカァ・・・」  
幾度かチンポがバウンドすると、ようやく放精も終わった。そして、僕は禁忌の  
姉犯を予感する事となる。今はまだその時ではないが、いつかきっと僕はこの  
人と結ばれるだろう。姉ちゃんの純潔を奪い、彼女の上へ君臨するのは自分で  
ある──そう、胸に秘めながら・・・  
 
「好きだよ、姉ちゃん」  
不意にそんな言葉が出た。気障を気取った訳ではなく、本心で。すると──  
 
「博ちゃんの・・・バカ」  
ふうっと甘いため息をつきつつ、姉ちゃんは僕の体を抱きしめたのであった。  
 
おしまい  

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