さっき、高校からの帰り道、野生の触手を拾いました。  
 今は私の部屋で向き合い、触手の話しを聞いている処です。  
「お腹が空きました。精液を下さい」  
 触手は目の無い黒蛇。口も無いのにどこで喋ってるんだろ? とっても不思議。  
「私は女です。残念ながら精液はでません。ミルクを買って来るので、それを飲んで下さい」  
 でも私は、ブレザーを着た女子高生。精液は出ません。てか、チンポは有りません。  
「大丈夫です。それっ♪ まはりくまはりた、やんばらやんやんやーん♪♪」  
 しかし触手は急に呪文を唱えて身をよじらせました。するとどうでしょう。  
 足の付け根がどんどん熱くなり、スカートがヘソの位置まで持ち上げられます。  
「あっ、とっても苦しいです。これはなんですか?」  
 持ち上げられたスカートの頂点は染みができ、更に透明な液体が滲んでる。  
「それは、チンポタンです。そこから精液を頂きます」  
 チンポタン!? 私が慌ててスカートをめくると、そこにはパンツを引き伸ばし、ペットボトル並に太く大きくガチガチなチンポタンが居ました。初めましてチンポタン。  
「そんな、私にチンポタンが!?」  
 ビックリして立とうとしましたが、何故か動けません。全身の力がチンポタンに集まってるかのようです。  
「それでは、いただきます」  
 いただきます。触手がそう言うと、頭となる先端にパックリと口が開き、形が変わって行きます。  
 そして出来上がったのは、とても淫猥な女性器でした。  
 女性器と全く同じ形の口。クリトリスまでちゃんと在って、びらびらが唇の様に、きゅっきゅと音を立てて擦れ合ってる。  
 縦に開かれた肉穴はパクパクと左右に開閉し、ドロドロの涎を滴らせて床に垂らしてます。後で掃除するのは私なのに。  
「もしかしてチンポタンを、そのちっちゃいオクチで食べてしまうのですか?」  
 私は怖くなって触手に聞きました。五百円玉サイズの小さな穴に食べられたら、チンポタンが契れてしまうと思ったからです。チンポタンが可哀相です。  
「大丈夫です。チンポタンの大きさまで広がって、柔らかくモグモグするので大丈夫です」  
 触手は反対の尻尾? をパンツに引っ掛けて脱がすと、チンポタンのさきっちょの、溝の部分に口を押し付けてキスしました。  
「んんっ!?」  
 それだけなのに、チンポタンアクメで身体が満たされます。  
 しかも今から、こんなにおっきくてたくましいチンポタンを、ちっちゃなオクチで全部咥えて食べてしまうと言うのです。私はどうなってしまうのでしょう?  
 それは一生わかる事が有りません。何故なら……  
 
 
 
 
「触手、討ち取ったり〜!!」  
 ベッドの中に隠れていた妹が飛び出し、油断していた触手をモリで一突きします。  
「ぱぎゅぅっ〜××」   
 これで、今夜はご馳走です。珍味、触手のステーキが食べられるのですから。  
 私も、初めて触手の捕獲でドキドキしていたから、成功してホッとしました。  
 
 
 
おしまい。  
 

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