コンコン
「こうへいいる〜?」
「んー」
ガチャ
「またゲームしてるの? よく飽きないよね〜。よいしょっ、とぉ」
いつものように何ともババくさいかけ声で姉は俺の部屋のベッドに座ると
「こうへいはホントにゲームが好きだね〜」
「んー」
お決まりの会話だ。 外が怖い。それだけの理由で俺が重度の引きこもりになってから2年、姉のあかねはよくこうして俺の部屋に来ては
あえてそうしているのか、脳天気なだけなのかは分からないが姉はその事には触れず、世間話をしたり一緒にゲームをしたりしてくれる。
「こうへいまた痩せた?」
「そう見えるだけだって、お腹なんか三段腹だよ」
「えーガリガリにしか見えないけどな〜」
俺は痩せて見えるが、極度の運動不足で筋肉が落ちているだけで、実はブヨブヨなのだ。
「ちょっと見せてみて?」
「は? や、やだよ」
「いーじゃーん、きょーだいなんだから〜」
そう言って無理やりTシャツをめくり、腹を触ってくる姉
「わっ!? くすぐったいって!」
「ホントにぷよぷよだぁ〜」「もういいだろ……うわ!何してっ!」
いつの間にか姉にマウントポジションを取られ
「おっぱいも女の子みたいに柔らかいね〜」
「あッそこダメだって!」
乳首は俺の一番感じる場所なのだ。チンコよりも!
「あはっ! こうへい感じてるの〜? かわいい〜」
「お…お姉ちゃんっ…っく……んぅ!」
何か俺犯されてる気分…
おわり