おそらく朝。目が覚めてからも視界は暗い。アイマスクで視力を奪われ、ギャグを噛まされ、耳に被せられたヘッドホンからは大音量で女の喘ぎ声が流れ続けてる。  
 身体も大の字に伸ばされたまま動けず、手足をベッドの脚へと手錠で繋がれていた。  
 こんな事をする奴は一人。俺の幼馴染みで同じ高校二年。ヘッドホンから流れてる喘ぎ声の主、先月付き合い始めた、真道 硝子(しんどう がらす)。  
 その証拠に、唯一自由な触覚を徹底的に責めて来ている。  
 舌で俺の胸からヘソまでを舐めながら、人肌に温められたローションたっぷりのオナホールでペニスを扱く。  
 にゅこにゅこと卑猥な水音を立て、爆発寸前の尿道から精液を搾り取ろうとしてる。  
 ぎゅっぽ、ぎゅっぽ、ぎゅちゅぎゅちゅ、ぎゅっちゅ! ぎゅっちゅ! ぎゅっちゅ! ぎゅっちゅ!  
 肉厚なヒダを絡み付かせ、カリを引っ掛けるように上下に擦り、俺の乳首を指で弾く。  
 途端に全身が震え、オナホールの中へと精液を中出しした。  
 硝子は射精した後も暫く手コキをヤメない。痙攣する俺を見て楽しんでるんだ。だって……硝子は超が付く程のSだから。  
 
 「気持ち良かった頼光(よりみつ)?」  
ヘッドホンとアイマスクが外され、怪しく微笑む幼馴染みの顔が映る。  
 そして俺を跨ぎ、胸の上に腰を下ろす。右手にはオナホールを持ったまま。  
 「ゴメン……私ね、頼光の困ってる顔を見るのが好きなの。頼光を困らせれば困らせるほど興奮するのよ……だから、ねっ」  
 俺の眼前で跨いだ姿は変わらず、左手で自らのスカートを捲くりあげる。  
 すると見える筈の下着は見えず、無毛の肌と幼い縦スジが見えた。  
 「今日は、さ……頼光の精子で……ふふっ、妊娠しちゃおうかと思うの♪」  
 硝子は楽しげに中指と人差し指でヴァギナを広げ、その上に中出ししたばかりのオナホールを添える。  
 俺は必死に首を横へと振り続けるだけ。  
 
 「んん〜? 不満そうな顔ね、そんなに嫌なの?」  
 コクリ。頷く。  
 
 「そんなに妊娠させたくないの?」  
 頷く。  
 
 「そんなに自分が出した精子を着床させたくないの?」  
 もう一度。  
 
 「へぇ〜、そう……頼光ってば、オナホールには中出しできるのに、私には膣内シャセイできないって言うのね?」  
 首を横に振る。って言うか、俺は硝子とセックスした事さえ無い。童貞のままだ。いつも口までで終わり。  
 「ムカツクわね……ムカツクから、頼光をパパにしてやるわっ!」  
 硝子はオナホールの挿入口を下に向けると、ギュッと強く握って絞り、精液とローションの混ざった白液を、ヴァギナの中へと流し込んで行く。  
 「はぁぁっ……着床させられちゃってるよぉっ、わたし処女のまま妊婦さんにされちゃうよぉっ♪」  
 流し込んだ後は指を挿れてぐちゅぐちゅと掻き混ぜ、俺の精液を奥へと押し入れている。  
 俺は涙を流して泣き、幼馴染みは全身を震わせて喜んだ。  
 
 
 
そんな幼馴染みが私は欲しい  みつを  
 

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