未来のボクへ  
 
未来のボクは、美紀ちゃんとなかよくしてますか?  
 
今のボクは、美紀ちゃんがすきです。  
 
これを読んでいる未来のボクは、まだ美紀ちゃんのことが好きですか?  
 
それとも、べつの人が好きですか?  
 
できれば、この手紙を書いていたころと同じように、美紀ちゃんをすきでいてください。  
 
そして、美紀ちゃんにいっぱいのよろこびをあげてください。  
 
きっと、その思いは美紀ちゃんにつたわると思うから。  
 
7さいのボクから、未来のボクへ  
 
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇  
 
美紀と付き合い始めて2週間とちょっと。学校も冬休みを終え、いつも通りの生活に戻った。  
いや、いつも通りというのには語弊があるな。美紀と一緒に登下校するようになったし、それをクラスメイトに茶化されるようにもなったな。  
 
それはともかく、冬休み開けの最初の休みの日、ちょっと部屋が散らかり始めたので押入れも含め掃除していたら、押入れの奥の方からなにやら古びた箱が見つかった。  
その箱を開けてみると、それは昔の俺が書いたタイムレター、とでも言うのだろうか?そんな品が発掘された。  
他にも美紀と一緒に写った写真や、美紀から貰ったのであろう手紙など、懐かしいものがたくさん入っている。  
その中でも一番、目に留まったのはこの手紙。とても拙い文章だけど、美紀への想いがとても詰まっていて、ちょっと前の俺が忘れかけてた、人を純粋に好きになる気持ちが蘇ってくる。  
当時の俺が何でこんなものを書いたのか、今となっては忘れてしまったが。  
美紀に見せるのはちょっと恥ずかしいが、どういう反応をするのか気になったので、後で美紀の部屋に行くときにでも持っていくか。  
 
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇  
 
「へぇ、昔のたっちゃん、そんなことやってたんだ」  
「俺も何でやったのかは覚えてないけどな」  
今は例の箱を美紀の部屋に持ち込み、それをネタに話している。  
「わ!こんな手紙とか写真が残ってたんだ!なつかしーね♪」  
「あー!こんなこと手紙に書いてたんだ・・・恥ずかしーなぁ・・・」  
まぁ話している、というよりは美紀が1人で盛り上がってる気がしないでもないが。  
「む、今たっちゃんなんか失礼なこと考えてない?」  
「いや、それより俺の手紙を見てくれないか?」  
「むー、なんか話を逸らされた気がするんだけど・・・」  
「気のせい気のせい」  
不承不承、美紀は俺の手から手紙を受け取り、手紙を見始めた。  
「へたくそな字でごめんな。読めるか?」  
「・・・」  
「美紀?」  
返事をしないので美紀の方を見ると、美紀は目尻に涙を浮かべ、口をぎゅっと結び、涙がこぼれない様にこらえていた。  
「美紀!?ど、どうした?な、なんか変なことでも書いてあったか?」  
「・・・ううん、むかしのたっちゃんがね、私のことを好きでいてくれて、今のたっちゃんも好きでいてくれて、  
 今のたっちゃんはこの手紙を忘れてたのに、内容を守ってくれてて、とっても嬉しいの・・・」  
「・・・そうか、でも気持ちに偽りはないから、安心しろ」  
「うんっ!うんっ!!」  
美紀が俺に抱きついて嗚咽し始めた。俺は美紀を抱きしめ、髪を優しく撫でてやる。  
 
「たっちゃんは本当に卑怯」  
「は?何がだ?」  
美紀が泣き止んだと思ったら、突然そんなことを言い出した。  
「いつも優しくしてくれたりとか、いきなり告白してきたりとか、こんな手紙を書いてたとか。いっぱいいっぱい嬉しすぎて、恩返しできなくなっちゃうよ」  
「いや、恩返しなんかしなくていいから、今までよりも好きでいてほしいな」  
笑顔で頷いてくれるとおもったら、ちょっと考え始めた。  
「・・・じゃあ、試してみたいことがあるんだけど、いい?」  
「ん?試してみたいことって何だ?」  
じゃあって何だ。別に恩返しとか要らないんだけどな。  
「・・・あのね、たっちゃんのを、な、舐めてみたいんだけど・・・」  
「・・・え?」  
「だ、だからぁ!・・・たっちゃんの、お、おちんちんをね、な、舐めてみたいの・・・ダメ、かな?」  
恩返しの方向性が意外すぎてさすがの俺でも動揺を隠せない。  
「い、いやいや、ダメじゃないんだけどダメというか、これ汚いし、俺すぐイっちゃうし」  
「・・・ダメ?」  
「うぐっ・・・」  
さっきまで泣いてたせいで潤んだ瞳、しかも上目遣いで見つめられて、エッチなお願いをされた男が『OK』以外の答えを言うであろうか。いや、ない!  
「わ、わかった。で、でも先に風呂に入らせてくれるか?」  
「・・・うんっ♪」  
せめてもの頭を冷やす時間が欲しかった俺は、とりあえず風呂に入ることにした。  
風呂の中でそのことばかり考えてしまい、結局冷やすどころか加熱させる結果にしかならなかったのだが。  
 
彼女(幼馴染)に昔の手紙を見せたら、フェラされることになった。どうしてこうなったのかはよく分からない。  
エロゲスキーで某掲示板ユーザの和也にこんなことを言ったら、多分『sneg』と返ってくることだろう。俺自身ですらそう思うんだがな。  
 
「じゃ、じゃあお願いします・・・」  
「は、はい!お願いされますっ!」  
そして始まってしまった、ある意味初体験。  
「こ、これが普通の状態、なの?」  
「あ、ああ。」  
美紀に見られている、それだけで俺のアレが熱を帯び、硬さを取り戻す。  
「わあっ!何にもしてないのにおっきくなってきてる!」  
「・・・美紀に見られるのは恥ずかしいんだが・・・」  
「じゃあ見られておっきくしちゃってるたっちゃんはへんたいさん?」  
「ち、違う!」  
と思う。そんな趣味はない。と脳内で言い訳していたら、美紀が前振りもなく触ってきたので、聞かん棒が勝手に反応する。  
「うっ!」  
「わっ、ピクンってした!・・・コレって熱くて硬いんだね」  
「自分ではよくわからんが・・・」  
「どうすると気持ちいいの?」  
「・・・言わなきゃダメか?」  
「うん、ダメ♪」  
笑顔でそんなこと言わないでくれ、こっちが恥ずかしくなるから。  
「・・・とりあえず軽く上下に擦ってくれ」  
「こう?」  
「うううっ・・・」  
「これが気持ちいいんだ?へぇ♪」  
俺の彼女は人がよがるのを楽しんでるようだが、『うう』とか『うあ』とか情けない声をあげることしか出来ない。  
美紀に触られてるって事実だけで結構ヤバイのに、強烈な追撃が来た。  
「じゃあこれはどうかな?」  
美紀が先のほうを舐めたせいで、痺れる様な快感の電撃が体を駆け巡る。  
「うああっ!」  
「たっちゃん、気持ちよかった?」  
「あ、ああ・・・」  
「えへへぇ♪じゃあ続けてあげるね?」  
美紀が愛しそうに、優しく頭を、竿を舐めてくる。一回一回の刺激が強すぎて、情けなく声をあげる。  
自然と手が美紀の頭を掴み、離れないよう押さえつけてしまう。  
「うあああっ!なんだこれっ、溶けちまうっ!」  
突然美紀がアレを口に含んだせいで、妙なあえぎ声が出てしまう。  
「ひもひいい?」  
「み、美紀!しゃぶりながら喋るなっ」  
咥えられながら喋られると、舌の動きが複雑になって色んなところが刺激される。  
「ほめんほめん♪」  
「うあ、だ、だからっ!ああっ!」  
ごめんごめんと言った後、口で絞りあげるような動きで口撃し始め、限界が近くなる。  
「み、美紀はっ、どこでっ、そんな技覚えっ、るんだっ!」  
「ほんらよ〜、ひもひいい?」  
「や、ヤバイっ!イキそうだっ!」  
「いっへいいよ♪」  
と言った後、手で幹を擦りながら先のほうを口で擦るようにしてきた。  
「うあああっ!美紀っ!イクっ、から離せっ・・・!」  
全身の感覚が美紀に愛撫されてる部分に集中する。足とか手が妙な力が入ってる気がするが、それすらも良く分からない状態だ。  
奥のほうから精子が競りあがってくる感覚。どこに出て行くのも分からない。ただ出したい。  
「んんっ!?」  
第一射、発射。どうやら美紀は離さず口で受け止めたみたいだ。このまま美紀の口の中を犯したい衝動に駆られるが、我慢。  
「美紀っ、早く離れろっ!」  
「んん〜〜〜!!!」  
美紀は首を振ってイヤイヤとする。それがさらに刺激となり、第二射、第三射が発射される。  
「んんっ!えほっ!えほっ!」  
勢いと量のせいだろう、美紀がむせ始めた。  
「だから離れろって!」  
それでも美紀は離れてくれない。目をぎゅっと瞑って、むせながらも俺の射撃から耐えている。  
 
全ての発射が終わり、全身がだるい感じに襲われる。このままベッドに倒れこみたいが、その前に美紀をアレから離さないとツライ。  
「美紀、もう全部出たよ。離してくれ」  
「ん♪」  
「ほら、ここに吐き出せよ」  
美紀にティッシュペーパーを渡すと、さすがにつらかったのか、むせながら吐き出した。  
「ごほっ、こほっ・・・はぁ、コレって苦いんだねぇ」  
「だから俺は口を離せって言ったのに・・・」  
「あはは、大丈夫だと思ったんだよぉ」  
「まったく・・・」  
苦かったのか、舌をべーっと出して言い訳をする美紀。  
「ね、たっちゃん、気持ちよかった?」  
「・・・ん、よかったよ。ありがとな」  
そう言いながら、頭を撫でてやると、気持ち良さそうに目を細めて、俺の胸に寄りかかってくる。  
ふわりと漂う美紀のシャンプーの香り、美紀の暖かさが伝わってきて、心が温かくなる。  
「美紀」  
「なに?」  
「とりあえず口をゆすいで来い。気持ち悪いだろ?」  
「うんっ」  
さすがに口の中が気持ち悪いのか、さっさと洗面所に行こうとする美紀に、感謝の言葉を伝えたくなった。  
 
「・・・美紀」  
「うん?」  
「ありがとう、愛してるよ」  
「・・・うんっ♪」  
 

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