照明の落ちた暗く無機質な空間は冷却ファンの轟音に包まれていた。  
退魔士 綾羅木沙耶香は新校舎の地下に据えられた部屋の扉を開けた瞬間、  
押し寄せた騒音に思わず身じろぎする。  
 
彼女の身体はフリルのついた白いブラウスに黒を基調としたジャケットとスカートに包まれていた。  
長い後ろ髪をリボンで一つにまとめた姿は規律の厳しい全寮制のこの学園で  
女教師を務める者の一般的な出で立ちである。  
それは偽装ではなく普段の沙耶香は正真正銘の教師を務めていた。  
 
 
「言われたとおりに来たわよ。」  
 
部屋の中は背丈よりも高い金属の棚に無数のコンピューターが所狭しとなられベられた  
いわゆるマシーンルームと呼ばれる施設だった。室内は人間よりもコンピューターにとって  
快適に調整されているため、明りの入る窓はなく室温も肌寒さを感じるほどに冷房されている。  
 
背後で扉が閉まる音も気にせずその中心にまで進んだ沙耶香は無人の室内に向かって語りかける。  
当然その声は周囲の騒音に吸いこまれ霧散するかに思われた。  
だがそれに答える明確な意思の存在があたりの空気を揺らし、たちまち不快な粘度と  
臭気をもって彼女の身体を包みこんできた。  
タイトスカート越しに尻を鷲掴みにされた感覚に襲われ身がよじられる。  
 
「う、く、、」  
 
沙耶香を包んだのは淫気を含む黒い霧、つまり瘴気。  
 
その瘴気が部屋に這わされた無数のケーブルに宿り触手となって襲いかかってきたのだ。  
ゴムの被膜と銅線で構成された無機物が命を宿らせたかごとくざわめいて、獲物を狙う蛇の動きでもってにじり寄る。  
 
それを迎え撃つ沙耶香に満足な逃げ場はなかった。  
金属のラックが立ち並んだ部屋はただでさえ身動きに苦労させられる狭さなのに、  
加えてめくれ上がった床板から溢れたケーブル触手が足元を掬うのだ。  
 
沙耶香はたちまち捕まり、がんじがらめにされて、身動きを封じられてしまう。  
彼女には既に退魔の術でもって対抗する余地はなかった。闇に穢され、子宮に絶対服従の刻印を  
受胎させられた今、魔に逆らうための力は封印されているのだ。  
普通の女性と変わらぬ力で淫魔の攻勢に敵うはずがなかった。  
 
触手の愛撫は舌で舐めつけられるような陰湿さと、鋭い爪を立てられるような鋭さを兼ね備え、  
それがご丁寧に下着の浮き出た際どいラインを鳥肌がたつほどの正確さと執拗さで責めつける。  
あまりの嫌悪感に、本気で引きはがしにかかるが、肌にみっしりと食い込んだ金属線の群れには抗いようがない。  
逆にジャケットをひきはだかれて胸元への侵入を許してしまう。  
 
「ん、、あぁぁ、、」  
 
豊かな膨らみがたちまち歪な形で沈み込んだ。  
きつく左右に揉み分けられた双乳から先端の突起が絞り出され、プラスチックの端子で何度もこすりつけられる。  
 
「くぅ、、いや、、、」  
 
痛みと快楽で身じろぎする両脚からは成す術なくスカートが捲りあげられてしまう。  
膝上にあった裾がまきとられ下着があらわになる寸前のところで固定されると、  
恥辱に震える内腿を金属線の毒蛇が絡め捕っていく。  
不気味な湿気をまとった体を食い込ませ、パンスト越しの脚線にねっとりとした滑りを加えて揉みしだく。  
 
「んぅぅ、」  
 
沙耶香にとって、退魔士としての力を使えず、成す術なく闇に組み伏せられるのはこの上ない屈辱だった。  
(力さえ使えればこんな奴。)  
そう思えてしまう事が余計に屈辱感を強め、そして、腹に刻まれた服従の楔の忌々しさをより強く意識させる。  
そこに調教によって植えつけられた被虐属性の性感があいまって、マゾヒスティックな  
淫楽の渦へと叩き込まれてしまう。  
 
「あ、う、ん、な、なんで、、こんなに、感じて、、あぁッ!」  
 
堪えきれずに歓喜の叫びをあげてしまった。その屈辱に奥歯がギリと噛みしめられる。  
闇の主自ら手を下さずに格下の淫魔をけしかけるのは、そんなプライドと性愛の狭間で悶える  
沙耶香の痴態を存分に楽しむためであった。  
 
力の劣るものに穢される事ほどこの女の自尊心を挫くモノはあるまい。  
 
淫虐に満ちた笑みとともに欲望の権化と化した闇は、沙耶香にさらなる恥辱を与えるための淫術を仕込みはじめる。  
スーツ姿をはだかれた沙耶香の姿を監視カメラで捉えると、その映像を回線にのせて電脳世界に解き放ったのだ。  
そして淫呪を込めた言葉で語りかける。  
 
「コノ女ヲ、欲望ノママニ犯スガイイ」  
 
「あ、やぁぁぁぁッ!!」  
 
たちまち闇の声に呼応した欲望の波がわき起こり回線を通じて沙耶香に殺到した。  
目に見えるほどの黒い渦となり押し寄せたそれは金属ラックに縛り付けられた沙耶香を飲み込むと、  
その意識を身体から引きはがして思念体として電脳空間へと引きずり込んだ。  
 
力なく座り込んだ沙耶香の”思念”に化物の姿となって具象化した欲望の群れが襲いかかる。  
 
最初の化け物に押し倒された瞬間、沙耶香の思念はファンタジーに出てくる女騎士のような甲冑をまとった姿へと変えらた。  
次の瞬間には周囲の景色は古びた城を思わせるレンガ造りの通路へと変わり、周囲を化物の触手に取り囲まれていることに気付かされる。  
欲望という名の化物たちに屈し弄ばれる女騎士。それがこの淫欲の空間で闇の主が望んだシチュエーションなのだ。  
 
ご丁寧にも沙耶香の甲冑は半ば打ち砕かれ、手にした剣も歯がこぼれて既に切れ味を失っている。  
まさに絶体絶命の状況が演出されていた。そこに一つにより合わさり巨大な触手の塊となった欲望の化身が迫る。  
 
全身、無数に生えた触手の一つ一つが、闇によって沸き起こされた欲望たちなのだろうことがわかった。  
それぞれに異なる形や色や大きさは女体に対する趣向の違いから来るものに違いない。  
男根や卵管など生殖器官そのものを模したもの、浣腸器や搾乳器、アナルビーズなど責め具を模したもの、  
さらにはその両方兼ね備えるモノ。  
不気味に揺らめくそれら肉の凶器たちによって我が身にもたらされるものを想像し沙耶香は背筋がうすら寒くなった。  
 
(こんな肉欲の権化に犯されるなんて絶対嫌ッ!)  
 
邪悪とはいえ昨夜、沙耶香を犯した闇の主には知性があった。だが目の前で蠢く化物にそんなものはない。  
襲われたら最後、意識を失おうが気が狂おうがお構いなく、欲望が果てるまで穢しつくされてしまうだろう。  
そこにはまさに本能しかない。  
しかもそのモトとなったモノは、電脳世界にさらされた自分の痴態によって沸き起こった現実世界の男の欲望なのだ。  
自分に対してそんな劣情を抱いた者が存ること自体に鳥肌が立つほどの嫌悪を覚えるのに、  
闇の淫術によって繋がった彼らにはおそらく自分の肉の感触や匂い、味といったものが触手越しに伝えられてしまう。  
そして反対に彼らがおぞましい粘液を放てばそれは現実世界からこちらに転送されてくるだろう。  
 
それはつまり沙耶香はこれから行われる化物の凌辱によって、  
見ず知らずの何十何百という男たちに集団でレイプされるのと変わらない辱めを受けることを意味するのだ。  
 
「な、なんて、悪趣味な、、、」  
 
強がってみたものの、その言葉に思ったほどの力を込めることは、沙耶香にはできなかった。  
 
両手首に巻きついた触手が沙耶香の身体を吊り上げていく。  
既に満身創痍だった”女騎士”沙耶香は化物の初撃で甲冑を砕かれ屈してしまう。  
そしてそのまま手首を拘束されて引き起こされ、化物の眼前につりさげられたのだ。  
 
「ん、くぅ、、」  
 
触手に食い込まれた手首に全体重がかかった痛みで沙耶香の顔が歪む。電脳空間で思念体が受ける感覚は  
驚くほどの忠実さで現実世界の沙耶香の肉体にフィードバックされていた。  
これでは思念体が凌辱をうければ、全く変わらない感覚が現実の肉体にも襲いかかるだろう。  
 
そしてこの術のさらに恐ろしいところは、感覚をフィードバックする相手が沙耶香本人に限られないことである。  
現実世界の沙耶香が捕えられているマシーンルームにはもう一人別の退魔士、生徒として学園に潜入していた  
紗理唖 美緒が捕らわれていた。彼女は沙耶香の凌辱によって力を増した闇の力量をはかりきれないうちに  
不意をつかれてしまったのだ。ブレーザーとチェックのミニスカートの制服姿を半裸に剥かれ  
扇情的な姿にされた美少女が沙耶香に寄りかかるようにして吊るされている。その彼女にも思念体からの  
感覚が伝えられていた。  
ショートカットに切りそろえられた髪が揺れ、生まれて初めて味わう肉悦に眉がしかめられる。  
 
「あぁぅ、いやッ!」  
 
電脳空間で”女騎士”沙耶香が触手の愛撫を受ける。彼女の甲冑は外装を剥がされてしまうと  
驚くほどに露出が高く、競泳水着のようなハイレグ状態のインナーに、乳房を納めた胸当てと  
股間を守る貞操帯が張り付くだけの姿になってしまっている。そこにハケのような繊毛を生やした触手が絡まり、  
ノースリーブからさらされる脇や、インナーに浮き出た臍の窪み、ハイレグに絞り出された脚の付け根に  
おぞましい粘液が塗り付けらる。それが凄まじい快楽となって伝わり、べとつく粘液の気色悪さと相まり、  
汚辱にまみれた背徳的愉悦となって現実世界の体を昂ぶらせた。  
 
「だめ、沙耶香先生、、か、感じないで、、わ、私まで、おかしく、あぁッ!」  
 
美緒は正真正銘の処女であった。必然その理性も身体も性的快楽というものを全く知らない。  
そんな無垢な乙女の精神と肉体に、闇によって調教されまくった沙耶香の性感を接続されては  
ひとたまりもあるはずはなかった。普通であれば身体も心も徐々に解きほぐされ女へと変わっていくのに、  
その過程をすべて飛び越して、いきなり雌としての極限の快楽を与えられたのだ。  
 
沙耶香よりも素質のある退魔術も精神を翻弄されては存分に発揮できず、  
せっかく施した護符も貞操防御の結界もすべて剥がされて、普通の少女と変わらない無防備な体をさらけ出してしまう。  
 
そしてそれによって闇の結合が深くなり、より忠実な悦楽の転送が可能となってしまう。  
いまや思念体越しに受胎させることすら可能となっていた。そしてそれこそが闇の目的であった。  
 
処女の退魔士だけが持つ特殊な破魔の力。極めて強力なその力を処女懐胎を通じて自らのものとするつもりなのだ。  
 
「み、美緒に、子種を孕ませる気、な、の、、」  
 
そう吐き出した沙耶香の腹にも闇の結合は伸び、貴様も受胎からは逃れられないぞ、と無言で告げる。  
おとなしくしていたケーブル触手の愛撫も再開され、沙耶香は思念体と現実世界、  
両面から押し寄せる二重の快楽の板挟みとなった。  
 
「んぅ、こ、こいつ、、、」  
 
 
そして電脳世界。  
 
インナーを引き裂かれむき出しにされた沙耶香の鳩尾に不気味な魔法陣が描かれている。  
絡まりあった触手から淫呪が発動されると魔法陣は腹の中へと吸い込まれ、  
闇の子を昨晩産み落としたばかりの子宮に無理やり生理を起こさせた。  
 
それは忠実に現実へフィードバックされ、ケーブルの中でもがく、沙耶香と美緒の下着に赤黒い染みを広げさせる。  
 
触手たちはさらに続けざまに今度は治癒の術を放ち、卵子を根づかせるため剥がれた胎盤を強引に修復してしまう。  
そうしてたちまち子宮の準備が整うとあとは排卵させるだけとなる。  
 
すり鉢状に捩りあった触手が巨大な器を作って、吊り上げていた沙耶香をその中へ拘束する。  
すると次には触手の胴体から白く滑った粘液が溢れ出しすり鉢の中を満たし始めた。  
やがて器が一杯になると、その中心に囚われる沙耶香は腰までを白濁液につけられた格好になっていた。  
 
股間の貞操帯を引きちぎられると薄いインナーを通して白濁が胎内へと染みわたってくる。  
 
「あぁ、うぅ、」  
 
それが女性ホルモンの異常分泌を促す毒液であることは容易にわかった。  
既に受胎調教まで済まされている沙耶香の身体は忠実に反応して卵子を溢れさせ、  
さらには乳腺を活性化させて母乳まで滴らせる。  
 
胸当てを砕かれ、搾乳触手に吸い付かれると、沙耶香の乳房は絞られるまでもなく自ら母乳を吹き出した。  
 
 
…再び、現実世界。  
 
「あ、はぁぅぅッ、、くぅ、、く、くやしいけど、気持ちいい、、」  
 
射精に近い感覚へとアレンジされて伝えられる搾乳感に沙耶香は素直に悦びを見出していた。  
堪らないのは美緒の方である。彼女は、初めてどころか、他人の手に触れさせたことすらない乳房に  
湧き起こった未知の感覚にパニックに陥っていた。  
 
「いや、いやぁぁぁッ!!」  
 
ブレザーを引きはだかれ、ブラをずらされてあらわにされた処女乳の先端に白く濁った滴が光る。  
普通では絶対にありえないその光景をさらに淫靡に演出すべくケーブル触手たちが蠢いた。  
沙耶香と美緒。搾乳におののく二人を向い合せにすると、母乳を滴らせる乳房の根元に巻きついて絞り出し、  
そのまま二人の身体を重ねてきつく張り合わせたのだ。  
 
「んあぁぁ、」  
 
「は、はぁぅぅ」  
 
瑞々しい弾力に満ちた4つの美乳が押しつぶしあってひしゃげあう。  
最後にケーブル触手は銅線を伸ばし、縊りだされる形になった乳首同士をきつく結び合わせてしまう。  
 
キュッと銅線が締ると、向い合せになった乳首から互いの胸元にむけて濃厚な白濁母乳が大量に滴った。  
 
「み、美緒の乳首があたって、んぁ、」  
 
「ダメっ、あぁ、さ、沙耶香先生、、み、みないで、」  
 
女教師と女生徒が母乳で互いの乳房を穢しあう。その淫らな乱交絵図は監視カメラを通じてネットにばらまかれ、  
煽りたてられた欲望が電脳世界の沙耶香への凌辱を加速させる。  
 
まずは繊毛触手がにじり寄り砕けた甲冑の隙間から除く女騎士の白い肌を緊縛した。  
全身を網の目に絞り出すように締め上げ、苦しさに喘いだ唇にまで潜り込み、舌に絡みついて引きずり出す。  
 
その舌の腹には白濁を滴らせる男根触手の亀頭が擦り付けられた。  
 
「ふぅ、んぅぅぅぅぅぅッ!!」  
 
その瞬間、現実世界でディープキスを強制させられる美緒と沙耶香の口中を、  
仮想世界から送り込まれる口淫の衝撃が貫いた。  
 
「んっ、むぅぅ、ふぅぅんッ!」  
 
美緒には初めて知らされる白濁液の味だったが、気色悪さを感じている暇すら与えられない。  
吐き気を催しかねない喉奥への注挿が直ぐに開始され、想像すらしたことの無いおぞましい感覚に  
全身が硬直させられた。  
 
(く、口を犯されるなんて、、、)  
 
無垢な処女のままの意識がありえないと理性が拒絶する一方で、身体の感覚は沙耶香の性感に直結されている。  
調教済の肉体は口内SEXの刺激を素直に愉悦へと変換し理性を飽和させんばかりの勢いで送り込んでくる。  
 
(だ、だめッ、なにも、考えられなく、なっちゃぅ、)  
 
搾乳触手がはがれた女騎士の乳首を入れ代わりに毒蛇のごく牙をむいた触手が飲み込む。  
同じ形の触手が白濁に浸された股間にもすり寄り、ハイレグの脇からインナーに潜り込むと、  
そのままクリトリスを咥えこんだ。そして3つの突起に噛みついた触手は同時に振動を始める。  
 
「「んはぁっ、ん、ふむぅぅぅ!」」  
 
ディープキスのまま張り合わされた唇から悲鳴がこぼれおちた。だらだらと流れる唾液の筋とともに  
鼻にかかるせっぱつまった声が漏れてくる。それは与えられる快楽が美緒の許容量を超えた証だった。  
耐性の無い処女の意識が迸る肉悦を処理しきれなくなり、真っ白に染まって何も考えられなくなったのだ。  
 
「いやッ、、んむぅッ!」  
 
普通の性行為ならそこで絶頂というブレーカーが働きそれ以上の愉悦の連携は遮断される。  
この時の美緒が不幸だったのは、許容量の遥かに大きい沙耶香の性感をその基準とされてしまっていたことである。  
いまだ飽き足らずに悦楽を求め続ける沙耶香の身体からは、脳が拒絶するのを押しのけるようにして  
愉悦が送り込まれ続ける。  
 
「あ、あぅ、いやぁぁ、、」  
 
意識はすでに果ててしまっているのに体がそれに追従しない。  
本当に電流を流されたかのごとく頭の奥が痺れきりまともな思考を紡ぐことなどできないのに、  
一方で、身体の方はさらなる悦楽を求めてうずき続けるのを止めようとしない。  
その二律背反の中で美緒はどうすることもできず悶え続けるしかなかった。  
 
咥え込まれたクリトリスは今や皮まで剥がれ、むき出しになった急所を遠慮なしに舐りまわされている。  
とうとう腰の抜けた女騎士は白濁の中で四つ這いに組み伏せられ、尻を突き上げた屈辱の格好をとらされていた。  
 
その股間に亀頭を並べて2本の男根触手が迫ってきた。  
「んんっ!!」  
 
無理だと言わんばかり、頭を振って拒絶する女騎士の口中で触手が射精する。  
食道に直接注ぎ込まれたその白濁は、実体をともなって、現実の沙耶香と美緒の喉にも転送されてきた。  
 
「うぅ、き、気持ち悪い、はむぅ、、」  
 
「こ、ここまで強力な実体化の術を使うなんて、、んぐぅ」  
 
相変わらずディープキスを強制され続ける二人は満足にしゃべることすら許されない。  
きつく張り合わされた肌を震わせ、互いの動揺を伝え合うことだけが、せいぜいできる意思表示だった。  
口内射精に蹂躙される悲痛な呻きが瘴気を含んだ空気をゆらしていく…  
 
 
一方の仮想世界では四つ這いにされた女騎士の股間からインナーが剥ぎ取られていく。  
あらわにされた秘裂が割り開かれて、奥で息づく膣口に2つ並んだ亀頭が宛がわれた。  
 
(ほ、本当に、、、2本も挿れる気なの、、)  
 
肌を重ねる美緒の身体がビクッと震えるのが沙耶香にもわかった。  
 
(い、、嫌ッ、、こんなのに、犯されるなんて、、、)  
 
沙耶香ですら、前後同時の経験はあったが、膣に2本の触手を受け入れた経験はない。  
処女の美緒がその衝撃にさらされたら、それこそ本当に壊れてしまうかもしれない。  
唇を張り合わせる触手を引きはがし、沙耶香は精一杯の声をあげた。  
 
「だ、だめ、、せめて一つは後ろに、、」  
 
そこまで言いかけて化物の意図を悟る。  
 
「ま、まさか、、後ろには別の、、」  
 
確かめるまでもないことだった。まさに女騎士の尻穴に、連なる卵を溜め込んだ、  
卵管触手があてがわれていく。  
 
「あぁ、いやぁぁ、沙耶香先生、た、助けて、こんなのが初めてなんて、絶対、んむぅ、、」  
 
「は、み、美緒、、ぐむぅ」  
 
再び巻きついてきた触手によって沙耶香と美緒は三度唇を合わせられる。  
 
仮想世界では、演出とばかり沙耶香の膣にも処女膜復活の術式が施されていた。  
だが美緒のそれとは違い、沙耶香の処女膜は凌辱の証としてただ貫かれるためだけの存在にすぎない。  
 
秘烈に捻じ込まれた亀頭越しに無数の男たちの邪悪な欲望が伝わってくる。  
彼らは女の”膜”を貫くことに至上の悦びを感じているのだ。  
 
(こんな、こんな人たちに初めてを穢されるなんて、絶対やぁぁ、、)  
 
おびえた美緒の頭に闇の主の声が響く。  
 
-- タダ穢サレルダケデハナイゾ。貴様ハ彼奴ラノ子ヲ孕ムノダ。--  
 
「いやぁぁぁぁぁッ!」  
 
恐慌に陥った美緒の身体から破魔の力が溢れ、それを吸収した触手の動きが一気に加速した。  
「だ、だめ、美緒おちついて、、ここで力をつかっても、、んあぁッ!」  
 
悲痛な呼びかけをあざわらうかのように、遂に女騎士への挿入が開始される。  
全身に絡みついた繊毛が秘裂の中にまで入り込み、窄まるようにして収縮する膣道を強引に押し開いた。  
そこへ2本の巨頭が捻じ込まれはじめる。  
同時にアナルレイプも開始され、下半身が引き裂かれんばかりの異物感で埋められ、  
沙耶香も理性を保っていられなくなった。  
 
「き、きつッ、だめぇぇ、さけちゃう、、」  
 
メリメリと音をたて前後の穴が強引に押し開かれていく。挿入が深くなるにつれて亀頭は太さを増し、  
限界以上にこじ開けられた両穴もさらに割り開かれる。その感覚は美緒の意識へもしっかり届けられていた。  
 
「だめぇ、や、やぶれ、ちゃぅぅ、」  
 
-- 安心スルガ良イ。貴様ノ処女膜ヲ破ッテシマッテハ力ヲ得ラレンカラナ --  
 
やがて亀頭のカリの部分。触手の最も太くなる部分が差し掛かると、電脳世界の女騎士、  
現実世界の美緒と沙耶香。三人の背中が同時の海老ゾリとなった。  
 
「あ、あぐぅ、く、苦しい、もうだめ、それ以上は入ら、、ない、、」  
 
「いやぁ、ば、化物に、初めてをあげるなんて、、こんなの、、いやぁぁ、、、」  
 
顎を仰け反り唾液を零しながら必死に懇願する。  
だが闇に煽られた欲望の暴走がそれで止まるわけがない。それどころか、苦悶にあえぐ美女と美少女、  
それぞれの痴態に淫欲をたぎらせ、むしろ責めの激しさを増していく。  
 
捻じ込んだ触手が亀頭に無数のイボが生やし、より邪悪な肉の凶器へと変わる。  
その禍々しい姿に女たちが怯んだ瞬間、ぐんっと力を込め一気にそれを膣奥深くにつきたてた。  
同時に括約筋の抵抗をつき破って、卵管触手も直腸奥深くへと潜りこむ。  
 
「あ、はぁぁぁぁッ!」  
 
「いやぁぁぁぁッッ!」  
 
破瓜の衝撃に貫かれた沙耶香と美緒が同時に悲鳴を挙げる。  
白濁にはいつくばる女騎士と同期するようにして、現実世界の沙耶香の脚を紅い滴が伝い落ちた。  
 
「あんぅ、くぅ、ねじらないで、ま、膜剥がしちゃ、やぁぁっ」  
 
同じ衝撃は当然美緒の腹にも送り込まれていた。だが処女膜姦通の瞬間、巧みに操作された愉悦の同調が  
その部分だけキャンセルされて、美緒は処女を保ったまま腹の奥底を犯される異様な感覚を味あわされる。  
 
イボを生やした凶悪な亀頭で穢れを知らぬ子宮口をぐりぐりと抉られ、  
後ろの方からは、バックバージンを奪った卵管触手によって、直腸奥深くをこねくり回される。  
 
2本の触手に拡張された膣が直腸とふれあい、薄い膜越しに固い触手が擦れあって、  
凄まじい快楽が与えられた。だが、そこまでされながら美緒の処女膜は貫かれない。  
 
「あ、あぁ、、わ、私、、犯されて、る、、んッやぁッ!」  
 
瞬く間に数回分の絶頂に匹敵すほどの快楽があたえられ、それを処理しきれない意識は  
ただ激流の中に漂うしかなかった。どくどくと先走り液を注がれると、背筋を電撃のような衝撃で焼かれた。  
 
「い、いや、なのに、奥をつかれると、気持ちいいなんて、、あぁ、こ、こんなのが初めてなんて、絶対いやぁぁぁッ!、」  
 
一方の沙耶香もとても平静ではいられない。三本もの触手を同時に受け入れる経験は彼女にとっても初めてなのだ。  
限界以上に拡張された膣粘膜が2本の亀頭のイボで抉りまくられ、アナルを犯された触手には胃の中にまで遡られる。  
 
いくらそれが仮想世界の思念体にあたえられる刺激とは言え、ありえない再現度で  
実体の感覚へ投射されるそれは、現実の凌辱行為をうけるのとなんらかわりない。  
それどころか物理的制約にとらわれない思念体ゆえ、実際では不可能な行為まで強制されてしまう分、  
現実より達が悪いとさえ言えた。  
 
化物は組み伏せた女騎士の穴になんとさらにもう一本触手を潜り込ませようと企む。  
新たな触手が狙うのは卵管に貫かれた尻の穴。  
前にも2本入ったのだから後ろも可能だろうと自分勝手極まりない言い分でもって、  
限界一杯に開かれ痙攣する肛門をさらにこじ開けにかかった。  
 
「ひぃ、も、もう、無理よっ!」  
 
当然その刺激は美緒にも襲いかかる。  
 
「や、だめ、これ以上挿れないで、これ以上私の初めてを汚さないでぇぇ!」  
 
二人の声を代弁するかのように髪を振り乱し必死に泣き叫ぶ女騎士の尻を組み伏せると、  
繊毛を潜り込ませて割り開き、そのまま先走りを滾らせる亀頭を強引に捻じ込む。  
 
「ひ、いやぁ、、、、」  
 
「あぅ、ぐぅ、4、4本、同時なんて、はぁぁ、、」  
 
成す術ない女騎士の腹に4本目の肉棒が深々と挿入されると、  
現実の沙耶香も美緒も息も絶え絶えになって悲鳴すらあげられなくなる。  
 
だが化物はまだ満足しなかった。インナーの残骸を引きはがして女騎士を裸に剥くと、  
その乳首と尿道に先をとがらせた繊毛を宛がう。  
 
「う、くぅ、、」  
 
繊毛触手に全身を網の目に緊縛され、股間に4本もの巨棒をつきたてられた女騎士の裸体は  
痛々しいほどに紅潮し、ビクビクと痙攣している。彼女に残された着衣はもはや手足の先に貼りつく甲冑の残骸しかない。  
 
その身体にあらたな触手が迫る。幾本かの繊毛が先端を亀頭に変貌させると、そのまま乳腺と尿道に入り込んだのだ。  
 
「「あぁぁぁぁぁぁっッ!!!」」  
 
股間の3穴に両方の乳首を咥えた5穴。そこに入りこんだ7本もの触手が女体の奥を存分に嬲った。  
 
「あ、あぅ、、」  
 
「は、、はひぃ、、」  
 
乳腺の中を母乳を掻き出すように繊毛が踊り、尿道の中では螺旋に捩じられた触手がぐりぐりと回転して膀胱抉る。  
ヴァギナとアナルにささった4本の巨棒は思い思いのペースで注挿を繰り返し、  
女体の奥深くを容赦なく打ち据えてくる。  
 
まさに女たちの全身に触手があった。  
 
あまりの快感で、つきあげられっぱなしになった身体はプルプルと震える事しかできず、開いたままの唇からは  
悲鳴さえ漏れずに、ただ唾液の筋だけが滴りおちていく。  
 
「ん、ぐぅ、沙耶香先生、あぁ、私、初めてなのに、、初めてなのに化物に、穢されて、あぁ、、、」  
 
前後の穴で、一旦抜いては奥まで挿入する、深く長いストロークの責めが何度も繰り返される。  
巨根に巻き込まれた膜がビラビラとめくれ、淫孔が開き切って注ぎ込まれた先走り液をだらだらと零す。  
その感覚が処女膜を保ったままの膣に寸分たがわず転送されている。  
 
ありえない愉悦の攻勢で美緒は腰が砕けきり頭の中には電撃がはじけ続けた。  
連携した4本の触手に繰り返し抜き刺しされる度、ロストバージンの衝撃までが繰り返されるのだ。  
 
直腸の奥を卵管で抉られながら、膀胱責めで潮を吹かされながら、乳腺を犯された乳房から搾乳されながら。  
人間相手では絶対にありえないシチュエーションで、大切なモノを触手レイプという最も醜悪な手で散らされる。  
退魔士として、そして女として、最も屈辱的で残酷な瞬間を美緒は何度も味あわされていたのだ。  
 
恥辱と愉悦の連撃で精も魂も尽きかけて、いよいよ正気が消し飛んでしまうのを覚悟したその時、  
痺れきった下半身から大きなうねりが昇ってくる。  
 
「み、、美緒、あぁ、私、私もう、、、、」  
 
圧倒的な愉悦を注がれた沙耶香の性感も限界に近づいていたのだ。  
子宮を直接掻き毟りたいようなもどかしい感触がたちまち頭を満たしていく。  
それがイクということだと女の直感で悟った美緒は、  
一方で、理性でそれがどうしようもない破滅をもたらすことも同時に理解した。  
 
闇の受胎術は女がイク瞬間が最も効果を発揮するのだ。美緒は退魔士としてそれを教えられている。  
 
「だ、だめ、です、、さ、沙耶香せん、せい、、イったら、イっちゃったら、、」  
 
触手たちの律動が深い場所に集中し、もはや穴から抜かれることがなくなった。  
 
一滴残らず精を注ぎ込んでやる。  
 
亀頭を膨らませた触手の意図を美緒も沙耶香も正確に理解し、絶望の渦に叩き込まれた。  
尻穴の卵管も振動をはじめ産卵が近いことを誇示してくる。  
卵管の殻が剥け、ヌメヌメとした粘膜が腸壁にふれると、凄まじい悪寒が背筋を走った。  
 
(くぅ、兵隊蜂の卵、、み、美緒の他にも、退魔士が潜入して、いるの、、、、)  
 
沙耶香を屈服させた上、美緒から処女の破魔力まで奪えば闇の主はいよいよ討って出るだけの力をつける。  
兵隊蜂をつかって邪魔な退魔士たちをまとめて餌食にするつもりなのだろう。  
それがわかったところで沙耶香にはどうしようもなかった。  
 
-- 余計ナ事ヲ考エズ、貴様ハ我ガ肉悦ノ糧トナッテイレバイイ。--  
 
頭に響いた声とともに伸ばされてきた触手は現実世界のものだった。  
きつく張り合わされた美緒と沙耶香の間に闇から伸びた隆々たる男根触手がそびえたつ。  
 
-- シッカリト奉仕スルノダ。種付ケガ終ワッテモ貴様ニハ我ガ妻トシテノ務メヲ果タシテモラウゾ。--  
 
絶対服従の印を刻まれた沙耶香に抗う手はない。言われるがままに唇をよせ舌を伸ばして男根を舐め始める。  
混乱した美緒もそれに続いた。その身体に電脳世界から最大級の愉悦が送り込まれる。  
 
「う、うあッ、、イクッ」  
 
「ひぃ、せ、せんせい、、あぅ、こ、これが、絶頂、、」  
 
女騎士の性感を射精に耐えられないところまで追い詰めた触手たちが最深部で動きを止めて  
一斉に頭を開いていく。  
 
「くぅ、射精がくる、、」  
 
昨夜の凌辱で注がれた壮絶な快感がぶり返して沙耶香の全身が震えた。  
 
 
「だめ、絶対、はぁ、いや、許して、それだけは、いやぁぁぁぁぁッ!!」  
 
子種を授かることに対する雌の本能が美緒の感情を昂ぶらせる。  
 
神聖で尊いはずの行為を邪悪に穢れた手で為される事への恐怖で、奥歯がなるのを止められない。  
母乳をしたたらせ、潮を吹かされ、愛液と腸液をだらだらと零す。  
全身の穴を穢され辱められて、それでもまだ気丈にふるまう少女退魔士の叫びは、だが  
もっとも残酷な応えによって白く塗りつぶされた。  
 
ドプンッ!  
 
乳腺で、尿道で、直腸、そして子宮で。電脳世界の女騎士に注がれた触手の汚濁汁は  
たちまち現実世界に転送され、そして美緒と沙耶香の同じ穴の中で実体化した。  
 
「「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!」」  
 
注がれるのではなくいきなりそこに満たされる感覚。  
闇の淫術によってまたもやもたらされた普通ではありえない異常快楽。  
それが美緒をそして沙耶香を巻き込んで一気に絶頂の昂みへと噴き飛ばした。  
 
「うあぁ、な、なにこの感覚、あ、いやぁぁぁッ!」  
 
身も毛もよだつほどの穢れた淫液がいきなり穴の底に満ちそして逆流してくる。  
絶頂感にやかれ何も考えられない頭にもその汚辱感だけははっきりと認識できた。  
 
「や、いやぁぁ、穢される、穢されちゃぅぅ!!」  
 
愛する人の子を宿すための子宮も、やがて生まれる我が子を育むためにあった乳房も、  
そして不浄の排泄孔も。  
つい先ほどまで澄み渡っていた乙女の身体が無数の男たちの欲望から生成された  
粘液で満たされ、埋め尽くされて、完膚なきまでに塗りつぶされる。  
 
その汚辱感と被虐感で美緒の精神はボロボロとなり、激しい凌辱で体力も失った彼女の  
腹を守るものが何もなくなった。無防備な子宮の中で闇の精子が荒れ狂い、  
立て続けに卵子を捉えてレイプしていく。  
 
「は、はぁぁぁ、、」  
 
穢された卵子は受精卵と化して生理を終えたばかりの胎盤に喰いついてくる。  
そこに尻の卵管が追い打ちをかける。  
ともに妊娠させられた沙耶香の肩がビクビクと震えるのがわかった。  
調教されきっている彼女の身体は、初めて受ける闇の産卵にも期待感を見出してしまうのだ。  
 
「いや、せ、先生、卵、卵だけは拒絶してぇぇッ!」  
 
処女懐胎をなされ乳房を一回り大きく成長させた美緒の絶叫も届かない。  
 
「だ、だめなの、あぅ、拒もうとしても、か、身体が、あぁぅ、来るッ!」  
 
尻に埋まった男根触手が精を放つのと同時に卵管がめくれあがり、  
胴体に溜め込んだ卵が腸内にぶちまけられた。  
 
「「ひぃ、、た、たまごで、い、いきゅぅ、イっちゃぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!」」  
 
直腸が卵に根付かれる。  
その未知の感覚に舌さえも麻痺して言葉にすらならなかった。  
産卵絶頂をつげる絶叫を同時にあげた美緒と沙耶香の二人はそのまま気を失い、  
深い闇の眠りへと堕ちていった。  
 
 
 
それから数時間後、、  
 
すでに夕暮れ時を迎えたその部屋にいまだ二人は捕らわれ続けていた。  
服をすべて脱がされ全裸に剥かれた姿で屹立する闇の男根触手に向かい合わせで磔られている。  
妊娠し母乳を溜め込んだ4つの乳房がちょうど男根を挟み込んでいた。  
 
 
「は、、はぁぁ、、」  
 
吐息とともに沙耶香は自らの乳房を絞りたてる。  
溢れた母乳をそのまま触手の肉胴に塗り付けて、裸の全身を使って塗り広げていった。  
膨張する亀頭へは舌を伸ばして舐め清め、鈴口に口づけして溢れる先走り液をすべて吸い上げる。  
 
「ん、くちゅ、」  
 
口に含んだ先走り液を噛みしめ反芻するとそれを美緒に口移しした。  
 
「むぅ、な、なんて濃厚な、、これだけで孕んでしまいそう、、」  
 
「ふふ、美緒、、あなたも母親の顔になったわね。」  
 
「先生こそ、」  
 
お返しに今度は美緒の方から粘液を口移す。理性を飛ばす程に激しく絶頂させられた彼女達は  
半ばトランス状態に陥り、本能のまま快楽を求める雌犬になりはてていた。  
その腹の中で闇の子は順調に育っていく。良質の退魔士の血を養分としてみるみる成長し、  
この分では宵闇が明けるころには出産を迎えるだろう。  
 
その時、美緒は産まれ落ちる我が子の手によって、処女膜を破られるのだ。  
そしてその瞬間、闇は力を得る。  
 
……  
 
瘴気に満ちた空間に闇の低い笑い声が響いていた。  
自ら処女を奪ってやれないのは少々残念だが、その欲望は他の女で満たせば良い。  
すでに兵隊蜂を何匹か放っている。奴らは必ず期待に応えてくれるだろう。  
 
……  
 
 
淫欲にまみれた声が消えるのと入れ替わるようにしてその欲望の新たな尖兵が生まれ出る。  
美緒の直腸奥深くで卵から孵った幼体がズルズルと腹を下り始めたのだ。  
 
「ひっ、う、うまれ、ちゃぅ、、」  
 
巨大な芋虫が腸壁を押しのけながら降りてくる。まるで意思を持った浣腸液に腸内を  
洗われるような感覚は、既に初めてではなかったが、  
とても慣れることなどできないおぞましさだった。  
やがて肛門に達した芋虫が括約筋をこじ開け始めると美緒の苦悶は頂点に達した。  
 
「や、やめ、、そんなに広げられたら、、さけちゃう、、」  
 
2本責めを調教済のアナルが辛うじて堪えられるほど大開にされ、  
そこでやっと芋虫が通過した。ズルンッと粘つく音をたてて転がり落ちた芋虫は  
産卵絶頂に震える美緒の裸体をよじ登り、そして乳首に吸い付いて動きを止める。  
 
「あ、あぅ、、こ、今度の子、、すごい吸ってくる、、、」  
 
乳首に貼りついた幼体はそのまま蛹と化しそして羽化を待つ。  
退魔士の母乳をふんだんに与えられる蛹は30分もすれば立派な成体と化し、  
獲物を求めて飛び立っていくだろう。  
 
「ふふ、美緒、とっても気持ちよさそうね、、」  
 
そう言って笑った沙耶香の腹の中では卵が2つ同時に孵る。  
たちまち訪れる産卵絶頂で見開かれた瞳には理性の色は見出せない。  
生れ落ちた蛹に胸に吸い付かれるとそこでまた上り詰めた。  
左右の乳首を同時に搾乳される肉悦すら糧にして絶頂を貪るあさましい姿。  
それは正真正銘の性奴隷の姿に他ならなかった。  
 
腹の中に新たな卵を産み付けられる感覚にさらなる愉悦を見出していく。  
沙耶香の堕落によって学園は徐々に闇へと沈んでいった。  
 
 
 
 
 
終わり  
 

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