晩秋を過ぎた満月の夜。外の肌寒さとは対極にあたりの空気は不快な暑さと湿度でよどみ、
肌に絡みついてくるような粘着質の重さをはらんでいた。
開発が始まったばかりの新興住宅街の景色は、少し歩を伸ばせばたちまち人家が失せ、
あとは野山が広がるばかりの姿を見せる。そこにひっそりとたたずむ社があった。
冬でも葉の落ちぬ常緑樹の森に覆われ、周囲の世界から隔絶するかのように建てられた
本殿に参拝者は殆どおらず、ましてや日が落ちてしまえば人目などあるはずがなかった。
木々にさえぎられ満月の明かりさえ霞んでしまうのだ。
だが、虫の声も届かない本殿の静寂に僅かな息遣いが混る。
明かりさえつけぬ本殿の暗がりに目をこらす者がいれば、
一人の少女が身をかがめるようにうずくまっているのがかすかに見て取れただろう。
ブレザーにミニスカートの場違いな制服姿は隣町に新設された女子校のものであるとわかる。
彼女の名前は綾羅木沙耶香。
代々本殿を護ってきた一族の末代にして破魔の力をもつ巫女であるが、
半年前に出会った魔の眷属によって操を奪われ、今はその身の有様を闇へと堕していた。
ブレザーを脱ぎ捨て汗でじっとりとはりついたブラウスの胸元をはだけると、
沙耶香は眼前につきけられた巨大な肉塊に唇を寄せた。
「ん、、ふぅ、、、」
脳髄にまで染みこんできそうな濃密な雄の臭気に思わず溜息が漏れた。
10代の初々しい唇に弄ばれた肉塊が先端を膨らませ、やがて縦に裂けると
その裂け目からドリロとした粘液を噴き上げたのだ。
「ぐ、、む、、んんぅ、、」
粘膜に染みるほどの臭気を放つそれを沙耶香は怯むことなく喉で受け止めた。
水あめの様に喉に絡む粘液を窒息寸前になりながら必死に腹に収める。
口の中一杯にまで膨らんだ肉塊に圧迫され、唇からは唾液交じりの粘液が泡となりあふれてくる。
それでも沙耶香は行為を継続した。飲み込まされる粘液の強烈な味と臭いが
彼女の体の中の女の部分をもっとも本質的な欲望で刺激し、理性の介入を許さないのだ。
不快で屈辱的な行為と頭ではわかっていても体の求めを抑えきれない。
「は、むぅ、んく、、むぅ、、」
やがて肉塊の膨張が限界に達し、その先端が一気に固さを増す。
危機を察した沙耶香の理性が身を起こそうとした寸前、
絹のような黒髪の流れる頭を巨大な手に抑え付けられる。
そして肉塊が暴発した。
一気に溢れ出した粘液が暴流となって殺到し、
巫女であった少女の理性と肉体を無限の白さで染めあげていく、、、
それは、彼女がまたひとつ闇へと堕ちた瞬間だった。
「うぅ、けほっ、けほっ、、」
肉塊の"射精"は量だけで計っても人間の男の10倍近くはあった。濃密さまで考えあわせれば
吐き出された欲望の絶対量は、人間などがとうてい及ぶところではない。
その全てを沙耶香の華奢な唇に注ぎ込み、一先ずの満足を得た欲望の持ち主が姿を現した。
「ダイブ上手ニナッタデハナイカ。」
狭い社の天井を突き破らんばかりの巨体が闇を掻き分け這い出してくる。
その全貌は全身が臓器のような黒く沈んだ赤色の皮膚におおわれ、
無数の触手と肉塊で構成された下半身に人型の上半身がのった化物である。
口には牙、耳に当たる部分からは雄牛のような角が生え、白目のない瞳が額を含めて3箇所でぎらついている。
3つの瞳が沙耶香をねめつけると同時に化物の下半身が割れた。
「今宵ガ訪レルノヲ随分ト待チ望ンダゾ。」
化物の言わんとしている意味が沙耶香にはわかっていた。魔の軍門に下ってから後、
彼女は幾度となくその身を邪悪な欲望の慰み者に供していたが、
今夜はそれらとは違う特別な意味があった。敗北の晩、腹に仕込まれた受胎の法陣が
6回目の満月を迎える今夜とうとう完成するのだ。これによって、沙耶香の卵子には
魔の子を受け入れるための術式が問答無用で組み込まれてしまう。そして、今夜は
彼女にとって決して安全な日ではなかった。僅かに怯んだ沙耶香の両手に触手が絡まった。
「く、う、、」
「既ニ我ガ同属ニ墜チタノダ。懐妊ヲ拒ムコトモアルマイ。」
触手の群れに引きずられ真っ二つに割れた化物の下半身の中へと引きずりまれてしまう。
割れ目は沙耶香を取り込むと再生を始め、その全身を不気味な肉壁で包み込んだ。
「ん、、くぅ、、は、はなせ、、」
頭の周りにあけられた僅かな空間以外に彼女に与えられた自由はなかった。
衣服を溶かす粘液によって全裸に剥かれ、密着度を増した性感を肉壁によって揉み解される。
「あ、あぅ、ん、、はぁぁ、、」
瑞々しく張った乳房やピンクに尖ったクリトリスが全方位あらゆる向きへ揉み絞られ、
吸われ、摘み上げられた。背筋や腰のくびれ、脚の付け根の性感も無事ではすまない。
「ん、、くぅ、あああっ」
苦し紛れに、穢された今でも衰えていない巫力によって、退魔の衣を構成して身を護るが
それが役に立たないのは半年前の戦いで証明済みであった。
肉壁から出現した触手によって巫力ごと食い千切られて再び全裸にされると
反対に呪力を結集した闇の衣を着せられてしまう。
「フフフ、ナカナカ似合ウデハナイカ。」
沙耶香に着せられた闇の衣。それは有体に言ってただのスクール水着であった。
故意に小さめのサイズに調整された水着が、大き目の胸と華奢な股間にきつく食い込む。
それは清楚なお嬢様然とした顔立ちの沙耶香をこれ以上なく淫らに演出する衣装だった。
「あぅ、きつい、、んん、、」
周囲の肉壁には無数の目玉が開き、粘液に濡れた水着姿を視姦している。
人の悪意から生まれ出る化物は、人間に近い欲望を持つ持つことがままあるのだ。
「ソロソロ我慢デキナクナッテキタ。行クゾ。」
「ひぃっ!、、くぅあぁぁ、はいって、、くる、、、」
突然、水着の裏側が盛り上がり化物のペニスが出現した。
きつく食い込まれドロドロに溶かされた秘裂を目掛け矢のような勢いで伸びる。
ズンッ!!
「はぁッ!!」
犯された瞬間、沙耶香の脳裏には性器を埋められる圧倒的な悦びしか浮かばなかった。
化物の触手によってさんざん調教された体は意志など関係無しに淫楽を受け入れる。
受精を待ち焦がれる子宮を亀頭が埋めると思わず声が漏れた。
「んあぁッ!子宮の、、中にまで、、、」
「フフフ、ココカラハ母親モ交エテ楽シマセテモラウトスルカ。」
声とともに闇に伸ばされた触手が蠢くと、そこにはOL風のスーツ姿の女性が吊り上げられていた。
沙耶香の母、麗子は17歳で娘を産み、以来女手一つで彼女を育ててきた。
30代に入ったばかりの体は熟れていながら瑞々しさを失っておらず、
豊かに揺れる胸の2つの膨らみは、まさに熟した果実のごとき様相を呈していた。
悦びを十分に知った柔らかさとピンと上を向く張りのよさの両方を兼ね備え
芸術作品の中でのみ存在を許されるような完璧な調和を見せている。
「ドウダ、娘ノ子宮ト繋ガッタ感触ハ?」
娘とともに肉壁に飲み込まれた麗子のスカートの中には枝分かれしたペニスが突きこまれていた。
その先端はストッキングを引き裂き下着を貫いて挿入され、腹の奥深く子宮の中にまで届いている。
「ああ、子宮の中で、膨らんで、、、くぅ、、」
「心配スルナ。貴様ハ孕セン。娘ガ妊娠シテイル間ノ相手ヲシテモラワナケレバ成ランカラナ。」
そう言いつつ括れを無くしていない腰を触手で抱くと、
亀頭の力を抜きこみ上げてきたものを解き放った。
「あ、ぁぁぁぁッ!!」
「ん、、あぁぁ、お、お母様、、」
「はぁ、ぅぅ、さ、沙耶香、さ、ん、、」
化物のペニスを通じ一つに繋がった母娘は子宮で互いを感じあっていた。大量の先走り液を注がれ
絶頂した麗子の悦楽はペニスを通して沙耶香にも伝わる。反対に、闇の衣であるスクール水着の
裏地にはびっしりと触手が生え出し柔肌を傍若無人に貪り始める。その悦楽が麗子にも送り返された。
「ん、い、やぁぁ、、」
「は、、あぅ、、イった、はずなのに、、」
吹き飛ばされた意識が鎮まって我に返った瞬間、麗子は全く収まっていない体の昂ぶりを自覚する。
自分が上り詰めている間に娘に加えられた愛撫が、そのまま自分が受けた愛撫となって体を
昂ぶらせていたのだ。終わったばかりの絶頂が直前に迫ってくる。
「んぁ、お母様ぁぁぁぁ!!」
今度は沙耶香が上り詰めた。触手水着によって搾り出された乳首とクリトリスを
さらに布地の上から肉壁に咥えこまれて歯を立てられたのだ。
痛いほどに尖り勃った3つの蕾から電撃のような衝撃が走って全身を切り裂いていく。
「はぁぁぁぁぁっ!!」
「あ、う、くぅ、、、、、、」
息が詰まるほどの硬直が1分程も続き漸く解放されると、再び母親の方が限界に近づく。
「う、、あ、、も、もう許して、、」
「あう、だ、だめ、です。もうイけない。あう、も、もうだめぇぇ!」
悲痛な叫び訴える母娘に化物は粘液の咆哮で応えた。肉壁のそこらじゅうから亀頭が出現し、
逃げ場の無い身体に向けて次々に白濁液をぶちまける。
「うあぁぁぁ!!」
「はぁぁ!!」
激しい絶頂に焼かれながら2人の巫女はその肌を欲望の白濁色で染め上げられていった。
肉壁の動きが止まりペニスが子宮の外へと抜け出ると、美麗の巫女母娘はようやく息をついた。
愉悦の連携が切断され自分の身体だけを感じることが出来るようになったのだ。
その安堵感に白く穢された黒髪を頬に張り付かせたまま気を失ってしまう。
「はぁ、、はぁ、、」
「ん、、うぁ、、、」
気絶した2人の尻には拘束具を兼ねた栄養補給管が挿入されていた。
栄養補給管は滋養と媚薬を含んだ粘液を注ぎ込み、同時に排泄物を吸い出していく。
そこに繋がれた女性は食欲と性欲、そして排泄欲を同時に満たされるのだ。
その至福に2人はすぐさま浅い眠りから引きずり起こされた。
「う、、くぅ、、」
「は、あぁ、、、」
肉壁もすぐに活動を始める。沙耶香と麗子に浴びせられた射精は大量だったが、
まだ膣内には出されていない。本当の夜は終わっていないのだ。
突然、肉壁に繋がれた2人の周囲にこれまで行われてきた調教の様子のが映し出され始める。
「あぁ、だめです。お母様、沙耶香のそんな姿を、、ご覧になられては、、、」
化物は2人の肉体の回復を待つ間、その精神を嬲る事にしたのだ。
恥辱に震える巫女の精神からこぼれる巫力は魔物にとってこの上ない餌になる。
そして糧を得ればより濃厚な子種を熟成する事もできる。
「身モ心モ全テ喰ライ尽クシテヤル、、、」
化物は口の端を吊り上げ呪力を一層集中した。肉壁の中で呼応した目玉が蠢くと、
美麗の母娘が魔の手によって犯され、穢され、墜とされていく様が次々浮かび上がる。
「くぅ、、沙耶香さん、う、後ろのほうももう、、、」
1月ほど前に行われた沙耶香の肛門姦通の映像が大きく浮かぶ。捩れ合った触手たちによって
沙耶香の尻の処女が乱れ散らされていく様が克明にみてとれた。
「あぁぁ、お母様も、、こんな、はしたない、、、」
昼間のオフィスビルのトイレで行われた麗子のニ穴調教の映像だった。
便器の中から伸びた触手を前後の穴に入れられ、必死で声を抑えこられていた麗子が、
最後は根負けして絶叫とともに果てていく様の一部始終が映し出される。
薄い壁を隔てた隣の個室に誰かいれば、その声は確実に聞かれてしまっただろう。
それは日が沈む前、つい今日の午後の出来事であった。
「あぅ、沙耶香さ、ん、、みないで、、」
紅潮した2人の身体からは目に見えるほどの巫力が零れ落ちた。
その全てが周囲の肉壁へと吸収されていく。
「サテ、ソロソロ仕上ゲヘトイカセテモラオウカ。」
「あう、くぅ、、」
麗子は乳房に擦り込められる搾乳液に悶えていた。スーツを引き裂かれ、
今や両脚のストッキングだけが彼女の唯一の着衣であった。
「ん、んぁぁ、だ、、だめ、です、」
二つの膨らみに浸透した粘液は妊娠を経験済みの乳腺を瞬く間に過敏にさせた。
胸を激しく愛撫されるたびにミルクが搾り出され、それを溜め込んだ乳房が
パンパンに張り詰めていく。だが肉壁に埋まった乳首をきつくつままれてミルクを出せず、
出したくても出せない苦悶のみがどんどんと増大する。
「ん、はぁ、、ぅぅ、、」
痙攣を始めた内腿には触手が潜り込み、ぷっくらと膨らんだクリトリスを剥き出しにする。
「はあぁぁッ!!」
止めとばかり、執拗に唇を責め立てていた触手が一際深いディープキスで唾液を注ぎ込んだ。
「んむ、ぐむぅ、、、」
一方、沙耶香もまた、出すに出せないもどかしさに身を強張らせていた。
彼女は尻に疣突きの触手を突きこまれ窄まった肛門を激しく抉られているのだ。
「あ、、う、うしろはぁ、、、」
尻を犯される背徳感とともに強烈な排便感が脳天を直撃した。
振動する触手によって直腸が揉み解され、排便が始まる瞬間のえも言われない快楽が
断続的に湧き上がってくるのだ。
「くぅ、ひぃ、あ、あぅ、、で、出ちゃぅ、、」
「コンナニ太イノヲ咥エ込コンダママデハ出シタクトモ出セマイ。ソレトモ一思イニ抜イテ欲ヤロウカ?」
「だ、だめ、、今、抜かれたら、、本当に、、あァッ!」
威力を増された触手の振動が全身に伝播し、海老反りに仰け反った沙耶香は体全体を痙攣させた。
「はぁっ!あぁッ!んはあぁぁぁぁぁ!!」
頭が前後にガクガクとゆれて、泣き濡れた瞳からは理性の色が消えていく。
悲鳴をあげる唇から唾液が零れ落ち、前後を異物に貫かれた股間からは潮が噴き上がった。
「フフ、コチラヲ塞グノヲワスレテイタナ。」
細められた触手が尿道に侵入した。
「あぁッ!、くぅ、、いく、ぅ、、!!!!」
「マダダ」
子宮口で待機していたペニスが子宮内へ挿入され、麗子と沙耶香の性感が再び接続された。
「ひぃッ!む、胸が、はぁ、ミルクでちゃうぅぅ!!」
「あぐぅ!お、おなかが、ああ、お尻がぁぁ!!」
相乗効果で一気に沸騰した快感が臨海を突破する瞬間、それぞれの栓が解放された。
麗子の乳首を咥えた肉壁が強烈な強さでミルクを吸い上げ、沙耶香の尿道と直腸で触手が口を開き
その内容物を喰らい込む。
「うあぁぁぁぁッ!!」
「んはぁぁぁぁッ!!」
溜めに溜めた苦悶が一気に爆発した。
身体の奥から湧き出した熱い奔流が乳腺と直腸を焼きながら駆け抜けてくる。
それは乳房と下半身が解けてしまったかと錯覚するほどの感覚だった。
瞼を固く閉じ、頭を振って、悲鳴を叫ぶ。必死にそれを感じまいとするが、
女体の芯から湧き上がった快感は否応なく脳髄を直撃し、背筋を仰け反らせて、全身を硬直させる。
「はぁ、だ、、だめぇぇ、、、も、もう、これ以上は、おかしくなっちゃぅッッ!!」
「うぁぁ、こ、こんな、あ、あの人でも、こんなに、、すご、ううぁ、はぁぁッ!!」
連続絶頂の衝撃に子宮がギリギリと収縮する。その内膜に膨張したペニスの先端が感じられた。
「いや、、はぁっ、ま、待って、まだ、イってる、んはぁッ!、途中なの、、い、いや、、」
「あぅぅ、、こ、こんな、、はぁ、こんなに感じまくっている時に、出されたら、、はぁ、」
大きく身をよがらせた女体が同時にイク瞬間を狙い、化物のペニスが精を放った。
膨れ上がった亀頭から火山の噴火の如く粘液が吹き上がり、
肛門絶頂でイった瞬間の沙耶香の精神を直撃する。
「あァァァッ、いやぁぁぁぁ膣内にぃぃぃ!!!!!!」
口に出されたのとは比べ物にならないほどの量と粘度の液体が、張り詰めた子宮の中にぶちまけられた。
「はぁぁぁッ、い、いっぱい、出てるぅぅぅ!!!」
注ぎ込まれた化物の精子は子宮に根を張り、次に卵子を捉えて遺伝子をへ刻み込んでくる。
そのため子宮粘膜を通じて卵子が受精される様が沙耶香にも感じられてしまうのだ。
「はぁ、うぅ、ら、卵子が、、レイプされて、、、」
連続絶頂の衝撃でフラフラになった頭を受精の衝撃で揺さぶられ、
もはや何も考えられなかった。緊張の糸が切れ赤くはれた瞳から涙が溢れ出す。
「あ、あぁぁ、、、」
沙耶香の体内では卵子にあぶれた精子たちが手当たり次第に細胞を犯し始めていた。
膣の襞から子宮の胎盤、さらに卵管に入り込みその奥の卵巣に至るまで。
わずかでも自分の遺伝子を残すべく、注ぎ込まれた生殖器官内のあらゆる
場所に取り付いて、そして己の証を獲物の体へ刻みつける。
恐ろしいまでの生存本能の表れだった。
沙耶香は文字通り女性器全体で化物の精子を受精させられていた。
やがて、大量に注ぎ込まれた白濁液が一滴もれることなく
全て沙耶香の膣内へと吸収されてしまった。
陵辱が終わってから数時間、肉壁の中では沙耶香が乳房を揉み絞られていた。
「んん、中で、、中でうごい、て、る、、」
揉みつぶされた乳房からほとばしったミルクを搾乳触手が吸い込んでいく。
彼女が身篭った子へ餌を与えるためである。
やがて乳房を離れた搾乳触手が2本そろって膣内へ侵入し、搾り取ったミルクを子宮へむけて注ぎ込む。
「あ、はぁ、の、飲んで、ママのミルク、たっぷり飲んで、、」
その様を横目に見ながら麗子は化物のペニスに奉仕をしている。彼女に与えられた魔の衣、
ハイレグカットのきつく食い込んだレオタードを纏い、唇を使って管に残った精液を吸いだしていた。
「ヤハリ娘トハ年季ガ違ウナ。」
化物は彼女には子種を孕ませようとしなかった。
麗子の熟れきってしまう寸前の色艶に満ちた女体に内心執着を覚えていたのだ。
子を孕ませてしまってはそれを楽しむ事ができない。
「返リ討チニシタ退魔士ニ逆ニ毒サレテシマウナド、ケッシテ気取ラレルワケニハイカンガナ」
そう一人ごちると化物は欲望の残りかすを麗子の唇にぶちまけた。
「トニカク、コノ母娘デ当分ハ楽シメソウダ」
翌日の昼下がり、沙耶香は何食わぬ顔で授業を受けていた。
陵辱で穢された臭いも、化物の子を産み落とした傷も、秘伝の治癒術できれいさっぱりと消えていた。
ただ、辱められた記憶だけはどうすることもできない。
(忌まわしい!!)
不意に握り締めたシャープペンシルの芯が折れ、前に座る男子生徒の首筋を直撃する。
何事かと振り向いた顔から視線をそらし、沙耶香は窓の外へと目を向けた。
(だけど、、、
あいつ、陵辱されるたびに私の巫力が強まっていることに気づいてないのかしら、、)
そう考えたところで、最近少しガラが悪くなったと指摘する幼馴染の顔が浮かび、
なんだかバツの悪い気分になってしまう。
「だって、いまはあっち側の人間だし、、」
そう言ってさすった下腹には化物に施された服従の呪文が刻まれていた。
だが、それも冬が終わるまでには克服できそうだ。その頃には
あの化け物を凌駕する力を得て、この忌々しい生活も終わりを告げるだろう。
そんなことを考えているうちに終業のチャイムが鳴り、沙耶香はそそくさと廊下へと出た。
さすがにあんな事があった翌日には友人に会いたくない。
帰宅する生徒で溢れた正門をさけ、裏門に向かうために校舎の陰へと回る。
そこで不意に呼び止められた。
「綾羅木沙耶香さんね。」
晩秋の長く伸びた校舎の陰から現れた人物には見覚えがあった。
確か、入院した3年の国語教師の代理で先週やって来た、、名前はなんといったか。
「少しお話してもいいかしら。」
秋風に舞うショートカットの前髪から理知的な相貌が覗く。だが、その瞳に宿った光は
沙耶香の姿を確かめた途端、たちまち危険な色を増していった。
「いやな臭いがしたからもしやと思ったけど、」
(この先生、お仲間、、いや今は敵か、、、)
やっかいだな、と沙耶香は思った。
身体に刻まれた魔の呪文が放つ邪気は力を持つ者には隠し様がない。対して自分の正気を
証明するのは並大抵のことではない。身体は闇に堕ちたが、精神はまだ人間のままだ。
初対面の相手にそう言って素直に信じてもらえるだろうか。
「闇に堕ちたその身体。せめて人の姿を保っているうちに滅してあげるわ。」
「く、しかも武闘派かよ、、」
一瞬で淡い期待を裏切られ、いよいよガラの悪くなった口調でののしりながら、
沙耶香は後ろへ跳びすさった。魔の力に対して精神が全くの無影響というわけではないのだ。
普段は抑えていても、危機に直面したりすればその影響は出てしまう。
今のを聞かれたら気絶でもしかねないな。幼馴染の顔を浮かべながら、
着地と同時にさらに一歩後退する。一瞬遅れて間合いを詰めた女教師の腕が
その場を一閃した。
「聞く耳持つなんて期待できないわけね。」
どこから取り出したのか女教師の手には銀色に輝く短刀が握られている。
相手の決死の覚悟を見せ付けられたわけだが、それでも沙耶香には幾らかの余裕が生まれていた。
(今の間合いで分かった。相手は自分より弱い。)
あとの問題はどうやってこの場を切り抜けるかだが、、、いや、この場だけ切り抜けたとしても
このままでは明日からの学園生活がままならない。いまは闇に堕ちていたとしても
やがてはそれを克服するのだ。こんなところで人生を踏み外すわけには行かないのだ。
腹の中の闇はさっきからしきりに「殺セ」と疼いているがさすがにそれはできない。
ならば、取れる方法は、、、
「あんまり、気乗りしないんだけど、、、、」
再び迫ってきた斬撃を身を捻ってかわすとそのまま相手の背中に回る。
そして、女教師が体勢を崩した僅かな隙に沙耶香は自分の中の闇を解き放った。
「な、は、離しなさい!!」
「御免なさいね。ちょっと私に逆らえないように身体に覚えてもらうだけだから。」
沙耶香の腹から伸びた黒い影が触手となり、女教師の肉体を締め上げていった。
翌朝。
何食わぬ顔で校門をくぐる沙耶香が挨拶した先に、
それに応えて手を振る女教師の姿があった。
そういえば、あの夜もこんな満月だった。
邪悪な欲望に穢しぬかれた体を社の床に横たえ、
綾羅木麗子はぼんやりと記憶をたどっていた。
つい半年ほど前、社の裏手に広がる森の奥で奴に出会った日の記憶を。
半年前、人型の上半身と触手の絡み合った肉塊を下半身に持つ異形の化物に、
退魔の巫女として麗子は対峙する。だが、その戦いは始まる前から決着がついていた。
触手に捕らわれた一人の少女を人質につきだされ、何もできずに敗北してしまったのだ。
「あ、あぁぁ、、お、お母様、、、」
「な、、沙耶香さん!」
半裸に剥かれた娘の姿に怯んだ隙をつくなど化物にとって造作もないことだった。
瞬く間に麗子は触手に捕らわれ、その後、、、、、、
「ん、くぅ、、」
その後、彼女に与えられたのは、思い出すだけで快感がぶり返すほどの淫楽地獄だった。
突如、その記憶が鮮明に甦ってくる。
「あ、あぁ、や、やめてぇ、、」
剥き出しにされた処女の乳房を毒蛇に変化した触手が嬲る。
チロチロと覗く舌先を使って穢れを知らぬ双丘を縦横に嘗め回していた。
「はぁ、いやぁぁ!!」
化物にとって愛撫ですらならないほんの戯れも、沙耶香にとっては初めて味わう未知の感覚だった。
微妙な年頃の身体は、少女の固さを残しながらも成熟した丸みを帯び始めており、
女としての機能を果すには十分成長している。
「ん、くぅ、、はぁ、、、」
気色悪く、恐ろしいだけであった感覚が揉み解され、快楽へと変わってしまうのにそれ程の
時間は掛からなかった。乳首をくわえ込まれると沙耶香自身も明確に自覚する。
「ん、くぅ、はぁぁッ!!!」
「や、やめなさい。娘には手をださないで。」
声を挙げた麗子は巫女装束を引き裂かれ、下着をさらした姿で吊るしあげられる。
「な、そんな、、退魔の護りが通用しないなんて、、、」
さらに闇から這い出た触手が乳房の根元を走り、腰の縊れを縫い、大腿に絡まり股間を通って背中に回る。
それは手足の自由を奪う以上の意図をもっていた。
「くぅ、邪気が比べ物にならないぐらい強く、、まさか、わ、私たちの力が吸われて、、」
「ククク、ヨウヤク気ヅイタカ。貴様タチノチカラガ強大デアル程、我ノチカラモ増スノダ。」
巫女狩りの魔術。古い書物でみた言葉を麗子は思い出していた。
(あの娘が遅れをとったのもそのためね、、)
恐らく不意をつかれ力を奪われたのだろう。今まさに振りほどこうと力を使うほど触手の緊縛は強まり、
反対に自由を奪われていく。絶対につかまってはいけない相手に自分たちは捕らわれてしまったのだ。
冷静だった麗子の瞳にも動揺が浮かび、冷たい汗が背筋を伝った。
(このまま化物の手を逃れられなければ、、、)
やがて2本の触手が両脚を押さえつけ、別の2本が袴を引きちぎって下着を剥ぎとりにかかる。
「あ、あぁ、やめなさい、、」
あっけなく下着が引き裂かれると、ピンクに色づいた麗子の急所が化物の眼前に晒される。
「ホウ、見タ目ホドニハ男ヲ知ランヨウダナ。今夜ハタップリト悦ビヲ教エテヤロウ。」
鳩尾をなぞっていた触手が邪気を放ち、白い肌に服従の呪文を刻み込んだ。
「くぅッ、、、」
麗子は浄化の呪文でなんとか邪気を退散させるが、それに倍するほどの巫力を化物の
餌として吸収されてしまう。
「はぁ、、はぁ、、、」
僅かな力の行使が心臓を破裂させんばかりの負担となって圧し掛かっていた。
深刻な事態に麗子はいよいよ冷静を失っていく。
「無駄ナ抵抗ヲスルナ。久シブリニ女ニシテヤロウトイウノダ。」
股間に残った下着の残骸が破り捨てられ、極太の触手がぐりぐりと股間を抉る。
「くぅ、は、いや、やめ、、、、」
「大人シク従ワネバ、娘が苦シム事ニナルノダゾ。。。。。」
突如、化物の口が揺らめき奇怪な音声の羅列を紡ぐ。
するとその背後で触手につられていた沙耶香の背中がガクンと仰け反った。
「あぁぁァ!!」
揉み絞られた乳房が内部から波打ち、ピンと尖った乳首から植物のつたが飛び出す。
そして、少女の裸体をぐるぐる巻きにし始めた。
「いやぁぁぁ!!」
「ドウダ、魔界植物ノ種ヲ乳房ニ植エラレタ感触ハ。」
「はぁ、はぁ、、いや、苦しい、助けて、、」
涙を浮かべた懇願の最後は再び奇怪な音声によってかき消された。
今度は沙耶香の腰がゆれ、袴を裂きながら飛び出したつたが張り詰めた太腿を網の目に縛り上げる。
「さ、沙耶香、、まさか、、」
「心配スルナ。マダ処女膜ハ貫イテオラン。種ハ膀胱ノ中ダ。」
「う、、く、、、、はぁ、、」
「ドウダ苦シイカ。マサカ純潔ヲ尿道デ奪ワレルトハ、夢ニモ思ワナカッタデアロウ。」
「あぁ、、わ、わたし、、穢されちゃった、の、」
「奴の言葉に耳を貸してはだめです。沙耶香さん気を強く、、んあぁ!!」
麗子にもつたが絡まる。熟れた体を触手の何倍もきめ細かく緻密に縛り上げ、
最後に乳首と尿道を捉えてその内部ヘ根を張っていく。
やがて、巫女親子を縛り上げたつたの至る所で蕾が膨らみ、そして毒々しいピンク色の花が咲き乱れた。
「サスガニ身体ガ良イトヨク育ツ。」
「こ、この花は、あうぅ、、」
「ククク、花ニ養分ヲ吸ワレテ、随分ト護リノ力ガ落チタナ。」
不気味な笑みを浮かべた化物の腹から透き通った触手が現れる。
その半透明な管の中を両生類に似た小粒の卵が大量に満たしているのが見えた。
「そ、それは、淫獣の、卵、、、、、」
「サスガニ良ク知ッテイルナ。今コレヲ身体ノ中ニ挿レラレタラ拒ミキレマイ。」
無防備な生殖器をさらすということは、この化物が勝利を確信した事を意味する。
もはや生贄として嬲られるだけの存在となった自分の立場を自覚し麗子の精神は凍りついた。
優秀な巫女である彼女は、危機らしい危機に陥った経験すらなかったのだ。
いきなり絶望のどん底へと突き落とされて、冷静な判断を失ってしまう。
「そんな、だ、だめ、で、、す、、淫獣の、た、卵なんて、だめ、お願いです、許して、」
「ククク、最初カラ素直ニシテイレバ良カッタノダ。ダガ、モウ遅イ。
淫獣ドモニ身モ心モ食イツクサレルテ堕チルガイイ。」
「はぁっ!!」
触手の胴体がぐんと一度しなると、そのまま力を込めて麗子の尻を貫いた。
「はぁぁぁぁッッ!」
「逆ラエヌヨウ、貴様ハ尻ノ処女穴ニ淫術ヲ刻ミ込ンデヤル。サテ、、」
「あ、あぁ、、、いや、、、こないで、、、」
振り向いた化物の巨大な手が沙耶香を抱き上げる。
「純潔ヲ奪ワレタノガ尿道デ、処女膜ヲ貫カレルノガ男根デスラナイ卵管トハ。
退魔ノ戦ニ身ヲ捧ゲタ巫女トハ言エ貴様モ不憫ナ娘ダ。」
伸ばした舌で半裸の巫女を舐め回す化物の下半身から、
母親の尻に入ったのと同じ透明で節くれだった触手が現れた。
引き裂かれた袴から覗く内太腿に絡まり、固く尖らせた先端をくつろげられた粘膜に宛がう。
「あ、あぁぁ、、い、、いや、、、」
恐怖で喉の奥がカラカラに乾ききり、かすれた声しかだせなかった。
「ヒサシブリノ処女巫女ノ味。堪能サセテモラウゾ。」
両脚を押し開いた触手が股間まで伸び、申し訳程度に張り付いた下着あえて脱がさずに
きつく食い込ませたまま脇へとずらす。
すると割り開かれた秘烈からトロリとした蜜が溢れ、卵管触手の亀頭を濡らした。
「いやあぁ、、」
「モウ、身体ノ方ハ欲シテオルゾ。」
巫女としての力を殆ど封じられ、淫術に対する耐性が失われていたのだ。
もはや普通の少女と変わらない身体には、呪力を込めた化物の言葉そのものが
身を捩れさせる程の愛撫となる。
貞操防御の護符を剥がされてしまうと、邪気の塊に一足先に侵入されてしまう。
「んあぁっ、入ってこない、、で、、」
どす黒い邪気が膣内に染みわたり、服従の刻印が処女膜に刻みつけられた。
もはや手足も自由にならず、性感の昂ぶりすら化物の支配下に置かれる。
「ソロソロ、覚悟ハイイカ。」
無防備な肌に向けて邪悪な精液が浴びせられ、沙耶香に残った最後の抵抗力を奪った。
「ん、はぁ、、、、ッ!!!」
そして、肉と粘膜のこすれあう卑猥な音が響く。
ズヌゥ!!
次の瞬間、固くしなった卵管触手が沙耶香の処女を一気に貫いていった。
「うあ、あぁッ!!あぁぁぁぁぁ!!!!」
尻と膣、それぞれに処女穴を犯された巫女親娘には堕落の儀式が施されていた。
巫女の清浄なる身体と心を墜とすため、醜悪な欲望と淫術によって徹底的に穢される。
「ん、むぅ、、ふぅ、、はぁぁッ!!」
ただ淫穴を卵管に抉られるだけでなく、全身に絡まったつたに性感をギュウギュウと締め付けられた。
さらに、搾り出された肌の隙間は毒蛇と化した触手に甘噛され、媚薬ののった舌で舐めまくられる。
「あ、あぁ、そんなところ、なめちゃ、、だ、め、、」
引き裂かれた巫女装束は裸体を演出するトッピングにしかならない。
破瓜の痛みなど軽く吹き飛ばす快楽にさらされて、沙耶香は既に闇に染まり始めていた。
「やん、、あぁ、ず、ずるい。お母様は、こ、こんな気持ちいい事を、していた、なんて、、」
生気を失った瞳が底なし沼の様にどす黒く沈み込み、半開きの唇の端には薄笑いすら浮かぶ。
「あ、う、、さ、沙耶香さん、流されては、、くぅ、だめ、うむぅぅ、」
触手を咥えさせ麗子を黙らせると、化物はその醜悪な口で沙耶香の唇を奪った。
「んんぅぅ、はぁ、、あぁ、身体の奥が、熱く、どんどん、すごく、なって、、、、」
精液とかわらぬ唾液を飲み込まされ、沙耶香の瞳は完全に惚けてしまう。
「ソレガ"イク"トイウ事ダ。」
「あぁぁ、これが、そう、なの、、うあぁ、す、すご、、あぁッ!」
既に沙耶香の腹には服従の邪印を刻みつけてある。醜悪な化物は沙耶香の限界を見て取ると
彼女を堕落の淵に追い落とす止めの一言を投げかけた。
「ドウダ、イキタイカ?」
「くぅ、、」
触手に貫かれ処女膜とともにちぎれ飛んだ邪印の呪力は、体の奥深くまで浸透していた。
化物の言葉で湧き上がった黒い意志がわずかに残った理性を組み伏せ、沙耶香の意志までも支配下におく。
「あぁぁ、、くぅ、、も、もう、が、我慢できない、は、早くイカせてぇぇ!!」
「だ、だめ、、や、やつの言葉に、、耳を傾けては、あぁッ!」
「娘ノ方ハ堕チタゾ。ソロソロ貴様モイッタラドウダ。」
言い終わるとともに化物は麗子の尻に卵を放出した。
「はぁ、いやぁ、いやぁぁぁぁ、た、卵がぁぁ!!」
麗子は腹に注ぎ込まれる粘液と卵の熱さにパニックに陥った。
瞬くうちに不気味な卵が直腸の粘膜を埋め尽くし、触手で盛り上がった下腹部をより膨らませていく。
そこに触手が突入を始める。
「そ、そんな、む、無理、、」
ズンッ!!
「あ、あぐぅ、、」
圧迫を受けた卵が下腹から逆流した。腸を遡って胃に溢れ、食道を駆け上がり口腔に満ちる。
そして、唇を引き裂いて一気に卵があふれ出た。
「ふぅ、むぐぅぅ、、」
頬を伝って不気味な卵がだらだらと流れ落ちていく。それを拒むことは出来なかった。
自ら喉を開いて卵を吐き出さなければ、たちまち息が詰まって窒息をしてしまうからだ。
追い討ちをかけるようにして、薄れかけた意識が重大な事実を頭の隅にひらめかせる。
(卵を孵らせるためには精液が必要、、、)
「はむん、ぐむぅぅ!!」
周囲から触手たちが唇に殺到し一斉に射精した。
ドロドロの粘液が喉を埋め尽くし、たちまち腹の中の卵を受精させる。
「むぐ、ふむぅぅ!!」
空中高く吊り上げられた尻がわなないた。精子と出会った卵がたちまちのうちに孵化を始めているのだ。
腹の中で孵った淫獣の幼態、ゲル状の軟体生物が内臓の粘膜に染み込んで体内に浸透し、
媚薬成分の体液を放って女体を内側から嬲る。
「んんっ!!!むぐぅ!!」
さらに呪力を集中して巫女の力を黒く塗りつぶした。
(だ、だめ、、た、耐えなくては、、わ、わたしまでお、堕とされたら、、うはぁ!!)
卵と精液と自分の体液の混じった粘液を上下の口から垂らしながらも、麗子は必死でこらえる。
だが、いくら退魔の巫女と言えど、意志の力だけで耐え切れるものではなかった。
脊髄に絡まりながら上って来たゲルが頭に侵入して脳髄を媚薬漬けにし、
子宮と卵巣をすっぽりと包みこんでたっぷりと媚薬を刷り込む。
乳房やクリトリスの内側にまで侵入され、ただでさえ敏感な神経がさらに張り詰めさせられた。
「ふ、、むぐぅぅ!!」
外で待ち構えた触手たちが一斉に尖り立った突起を押し倒す。
「ふぅ、、はぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!」
峻烈な快感に巫女の力が制御を失って弾けとび、痙攣する女尻から異物があふれ出した。
口から触手を抜かれると、精一杯に開かれた唇が限界の悲鳴をあげる。
「はあ、あぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その時、麗子の中で何かが切れた。
今までの凄まじい快感すら退魔の力により緩和されたものだった。いま、それが失われ、
化物が与える淫楽がダイレクトに肉体に刻まれる。
ピンとはった背筋に汗が溢れ、張り詰めた乳首から母乳が飛び散った。
「ひぃぃぃ、うぅ、はぁぁぁぁぁ!!!」
「あぁ、、いやぁぁ!!!」
「ぅぅ、はぁぁぁぁ!!!」
産卵と射精は沙耶香の子宮にも行われた。穢れを知らぬ粘膜がゲル淫獣によって埋め尽くされていく。
「ん、くぅ、いやぁぁ!!」
「あ、あ、、かはぁぁぁ!!」
腹の中から浸透し指先にまで染み渡った媚薬ゲルのせいで、
全神経が絶頂の一点に縛り付けられ2人の巫女は全身全霊でイキつづけた。
犯された穴からは卵が混じった粘液が溢れ出し、縛り上げられた裸体を伝ってダラダラと流れ落ちる。
「うあッ、すごッ、、セ、セックスって、イクのって、こんなに気持ちいいなんて、はあぁ、、」
「はぁぁっ!!あぁぁぁっ!!んぁぁぁぁぁっ!!!」
皮肉にも巫女としての禁欲的な生活が2人のあだになっていた。
押さえ込んでいた性欲が化物の淫術と媚薬によって掘り起こされ、増幅されて全身に撒き散らされる。
特に麗子の中では女盛りの何年間、一切の交渉を持たなかった反動が一気に訪れていた。
「あぁ、と、虜になる、、イ、イキすぎて、、セックスやめられなくなっちゃぅぅぅ!!」
「ん、あぁぁ、イ、イクのが、、お、おわら、、な、い、、あぁぁ、、、」
もはや”連続”などと言う生易しいものではなかった。性の波動の頂点に打ち上げられっぱなしになり、
息をつくことも気を失うことも許されず、ただひたすらまでに昂みにあり続けることを強要される。
それは絶頂という十字架への磔刑とでもいうべきものだった。
「んふぅ、はぁ、身体が、身体が闇でいっぱいにぃぃぃ!!」
「うあ、も、、もぅ、、わたし、も、堕ちます、あぁ、堕ちるから、もっと、いっぱいイカせてぇぇ!!」
麗子の子宮を黒い邪気を纏った男根が貫いた。固くとがらせた亀頭を突きこみ、
敏感な粘膜に服従の印を刻むつける。
「も、もう、拒みきれ、ない、あ、、あぁぁぁ、、」
「美麗ノ巫女ヨ、我ガ物トナルガイイ。」
そして男根が膨れ上がる。
「はぁっ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
其処から先の記憶はなかった。ふと気がつくと社には夜明けの薄明かりが差し込んでいる。
「あれから、もう半年なのね。」
自らを慰めた名残が絡まった指を眺めながら、麗子はまどろみの中へと落ちていった。