209 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/13(木) 19:14:42 ID:Ye/J6ZzP
ぽ
210 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/13(木) 23:32:10 ID:E/0ttQ4U
ろ
211 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/14(金) 02:11:08 ID:Rgc/jEAR
り
212 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/14(金) 18:39:23 ID:3VC70I0W
じ
213 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/15(土) 01:23:10 ID:vNyCe9wk
と
214 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/15(土) 02:36:22 ID:tQDYtyk5
め
215 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/15(土) 20:58:15 ID:NyOed2Ah
で
216 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/15(土) 21:23:48 ID:vNyCe9wk
な
217 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/16(日) 00:18:29 ID:jzc733jO
め
218 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/16(日) 09:13:52 ID:3MEa/R3V
く
219 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2008/11/16(日) 09:14:33 ID:ympXWvSc
ま
>>209-219
「というわけで今日は『ぽろりじとめでなめくま』を実行する」
「ご、ご主人様……」
「なんだ菜々子」
「あの……今回ばかりは無理な感じがするのですが……日本語として成立していませんし
それにほら、他の皆さんもスルーしてますよ」
「なんど言ったらわかるんだ。俺は巨大企業のトップに立つ男だぞ?いかなる逆境にも打ち勝たねばならない」
「う……」
「諦めたらそこで試合ギブアップノックバックジンクスだ」
「はは……今日も飛ばしてますね」
「は?なんだか納得いかないが、まずは文章を区切るところから始めよう」
「う〜ん。単語っぽいところで区切ると『ぽろり/じとめ/で/なめく/ま』とかでしょうか……
まあ悪い意味でテキトーですけど」
「減点5だな。ご主人様チョップ!」
「いたっ!なにするんですか〜」
「全くセンスが感じられないな。これは『ぽろりじ/と/め/で/なめくま』だ!」
「……より一層意味がわからなくなってません?」
「ふふ、俺の解説を聞いてもまだそんな事が言えるかな?」
「え……(妙に自信がありそう……。そういえば私なぞと違い、ご主人様は英才教育を受けられているはず。
きっと日常では使わない単語や句法をたくさん知っておられるに違いないわ……)」
「どうした、神妙な顔をして」
「いえ……先程は失礼な発言、申し訳ごさいませんでした。解説お願いいたします」
「ふむ、良いだろう。まず『ぽろりじ』とは『ポロリ』と『理事』の合体語だということにする。
すなわち『すぐにポロリをしちゃう理事』、略して『ポロ理事』だ!」
「……(新単語を創作しだしたっ!しかも低俗!)」
「そして『なめくま』。これは『舐めろ、熊を!ゲーム』の略だ」
「…………ちなみにどんなゲームですか、それ?」
「熊を舐める」
「そのまますぎて逆に凄いっすね!」
「まとめると『ポロ理事と目で舐め熊』。訳は『すぐにポロリをする理事と一緒に目(←地名)で“舐めろ!熊をゲーム”をする』だな」
「私、今までこの単語を使う機会には巡りあわなかったのですが、今こそ使わせていただきます。
カオス!!なんですか『目(←地名)』って!?」
「いや、なんかもう目は地名にするしかねえやと思って」
「…………(しらーーーー)」
「……菜々子」
「……あ。は、はい、なんでしょうか?」
「今、馬鹿にしたんべ?」
「え」
「俺のこと、今馬鹿にしたんべな!?」
「なぜ群馬弁!?」
「くっそ〜、今に見てろな!菜々子!」
「な、何を…………」
ソレカラドウシタ
ザザーン
「ははは、潮風が気持ちいいな……」
「あのぅ、ご主人様、ここは……?」
「俺が20億で購入した名も無き無人島だ。そして俺はここを『目』と命名する!!」
「うわああああ!?金持ちの道楽にしては規模が大きい!!」
「そしてこちらがお前を通わせている学園の理事長だ」
「ふぉっふぉっふぉ。理事長の田中タカシじゃ。今日は舐め熊ゲームが出来ると聞いて飛んで来たわい。
運動しやすい格好ということでビキニを着てきたぞい(棒読み)」
「いくら掴まされたんですか理事長先生〜!!?」
「これで役者は揃った!」
「めちゃくちゃですよ〜……」
「あ…………」
「ん?ご主人様?」
「その……何だかあまり喜んでないようだな?」
「……え?」
「正直言うと、菜々子の前ではいいかっこがしたかっただけなんだ。どんな困難にも打ち勝つ俺の姿を……褒めて欲しくて……」
「そんな…………」
「だが、些か行き過ぎたようだな。すまない」
「あぁっ、ご主人様、メイドふぜいに頭をお下げにならないでください」
「菜々子?」
「私、嬉しいですから……ご主人様が私に認められるために頑張ってくれて」
「……」
「それに、このようなことをされなくても私はご主人様を尊敬いたしております。
孤児だった私を拾いあげメイドにしていただいて、学園にも通わせていただいて…………
なにより、こんな私を愛してくださって」
「菜々子っ」
「きゃっ、急に抱きしめないでくださぁい……」
「愛してる……これからも君のために、頼れる男になっていきたいと思う」
「ご、ご主人様……その、よろしければ、き、キス、」
ぶぉぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
「ひにゃ〜!な、なんですか!?」
「おお、舐め熊ゲーム開始のほら貝だ!」
「ほら貝で始まるんですか!?」
「ぐるるるるるっ!」
「く、くまっ、くまっ……」
「いくぞ菜々子!熊を舐めるんだ!」
「た〜し〜け〜て〜…………」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
『終業式、最後は学園長先生のお話です』
『……え〜、今日みなさんに伝えたい事はただ一つ。
金欲に目を眩ませると、酷い目にあうぞと、具体的には四針縫うぐらいの怪我をするぞということです……』
「学園長ったら、なにいってんだろ?ねぇ菜々子?」
「そ、そうですね……あはは」
学園長は42回ポロリしたんだって!凄いね!
――――ご主人様の日記より