糾「やっと着いた」
これが自分の所有する屋敷だなんて今でも信じられないことがあるが、紛れもなく家族と大切な日々
過ごした場所だ。そう感慨に浸っていると、屋敷の方から凄まじいスピードのものが飛びかかってき
た。バタッ、飛びかかってきた来たものが糾の体に抱きつくとバランスを崩し尻餅を着いてしまった。
あまりの突然の出来事で呆気に取られていたが、抱きついてきたものをよく見ると、銀髪の髪にメイ
ド服の女性だ。それは間違いなく
糾「マージ」
マージ「くぅーん御主人様、待ってましたよ」
マージだ、僕は久し振りのマージに会った嬉しさのあまりマージ力いっぱい抱き締めた。
マージ「ちょっと御主人様」
マージがびっくりしたような声を上げて、我に返った。
糾「ごめん、痛かったかい?」
マージ「そうじゃなくてその…」
口ごもるマージは何か言いたそうだが、何か分からず聞いてみた。
糾「何か言いたいことが有るなら言ってよ、僕たちは家族でしょ」
マージ「えーと、その御主人様のこ、…股関がっ」
そう言われて自分のナニの感覚を確かめると、勃起していた。マージと会う直前までいやらしい妄想
をしていたせいか勃起したままマージと体を接触させてしまった。しかもちょうどマージのアソコにくっつく形となっている。
糾「わー、ごめんっ」
僕は慌てて謝罪したが、マージを抱き締める手の力を緩めることが出来なかった。
それどころかマージが醸し出す女性特有の良い匂いが僕を欲情させてしまう。マージを抱きたい。マ
ージを抱いて、勃起したナニの中身を解放してスッキリしたい。そう考えると理性が一気に吹き飛ん
でしまった。僕はマージに抱き締めたままナニを盛りづいた犬のように夢中になってこすりつけた。
「御主人様、いけませんこんな所で!」
「ごめんねマージ、でももう止められないんだ」
形だけ謝ると上半身を起こすと胸のはだけたメイド服とその下にある豊満な胸に目がいった。
柔らかそうだ。僕は胸を覆う布を剥ぎ取り、力いっぱい胸を揉んだ。
「痛いっ、そんなに強く揉まないで下さい」
「マージのおっぱい、柔らかくて気持ちよい」
マージの抗議を無視して、胸を揉みし抱き続けると乳首がすっかり固くなっているのに気付いた。
「固くなっているね」
クリクリと指で乳首を触ってみた。
「ああん、もうやめて」
胸を一通り味わった後、もうそろそろ良いかと思い、スカートを捲った。
そこにはショーツが びっしょり濡れたマージの股関があった。
「感じているんだね」
「…」
マージは無言のまま顔を赤らめた。もう我慢出来なくなりショーツを強引に引きずり下ろした。
「御主人様お部屋の中でお相手しますから、だから待って下さい。ここじゃみんなに見られちゃいます」
「でも今すぐにしたいんだ。マージだって」
最後まで言葉を出す前にズボンからそそり立つ肉棒を引きずり出し、マージの前でしごいて見せ、
マージの性器に挿入しようとした。
「きゃあっ」
マージは急に僕を突き飛ばした。ズドン、と気がついたら木にもたれかけていた。
「あいたた」
「大丈夫ですか、御主人様」
先ほどの場所から10メートルは離れていているだろう巨木まで突き飛ばされたようだ。マージはあん
なに可愛いとはいえ狼の精霊、本気を出せばあっという間に僕を八つ裂きにするくらいの力を持って
いることを忘れていた。
「すいません、そのつい…」
マージが慌てて僕に謝るとふとよからぬことを思いついた。 「マージは僕のことが嫌なんだね」
わざと悲しそうな声で囁いた。
「そんなことありません。私はただこんな場所でするとみんなに見られちゃいます」
もっともだ。だが僕の性欲は収まらない。
「良いじゃないか、僕らは愛し合っているんだからみんなに愛し合っているところを見せつけれるよ」
「そんなこと言われましても恥ずかしいです」
「僕とセックスするのが嫌なのそうじゃないの!?」
脅すようにマージに問いただすと
「それは私も…したいですが」
「何がしたいのかはっきりして」
「私もセックスしたいです」
マージは恥ずかしそうに声を絞り出した。もう一息だ。
「なら態度で示してよ」
「分かりました」
巨木に手を掛け、後ろ向きに腰を突き出した。
「どうぞ」
「どうして欲しいか言ってよ」
「そんなこと言えません」
「しょうがない、仕方ないから代わりにエリカとしようかな」
そのひとことを聞くとマージはビクッと反応した。
「言います、言いますから、その御主人様のを入れてください」
「マージは変態だね。こんな格好でそんなこと言って」
マージは恥ずかしさに震えながら、顔を下に向けた。可愛いこんなに可愛いマージが僕のものだなんて。
「いくよ」
僕はスカートを捲り上げてナニを握りしめマージの性器にあてた。熱い、マージのそこは愛液でぬめ
っていた。僕は一気にマージの内部にナニを突き入れた。
「んんっ」
「アアー」
気持ちいい、久しぶりのマージとのセックスに思わず変な声を上げてしまった。
マージの性器内部での愛液の暖かさ、絡みつくヒダヒダの感触にうっとりしてその感触を楽しんでい
ると、直ぐに欲望に火がついて腰を動かし始めた。
「御主人様激しいです」
「マージ、マージー」
どんどん腰を動かす速度を速め、夢中になって腰をぶつけた。もう何も考えられない。
「もうそろそろいっちゃいます」
「僕もだよ一緒にいこう」
久しぶりのためにあまりにも早く射精してしまいそうになったが,久しぶりなのはマージも一緒のようだ。
「アアー」
「んー」
ナニの先から熱い精液がマージの内部に流れこんでいった。ことを終えてしばらく余韻に浸っていた。
「とっても気持ち良かったよ」
「私もです御主人様」
僕らはどちらともなくキスをした。その後冷静になりあたりを見回すと、
「あっ」
みんながお屋敷の中から一部始終を見ていたのか、顔を真っ赤にしながら覗いている。僕とマージは
あまりの恥ずかしさに直ぐに離れて身なりを正した。
「ごめんねこんな乱暴な真似をして」
僕は今更ながらマージを強引にセックスをして恥ずかしい思いをさせたことを詫びた。
「良いんです。私も気持ちよかったです」
そういうと僕の耳元で囁いた。
「続きは今晩しましょう」
そうまだ始まったばかりだ。僕はみんなになんて説明するかを考えながらマージと屋敷に入っていった。
終わり