時折酒の肴として語られる怪異であるが、なんでもこの近くの廃寺に夜な夜な女の幽霊が出るんだそうな…
その女の幽霊ってのが、見た者の話によるとな…
言葉に尽くせない程の凄絶なる美貌の持ち主で、胸元がはだけてて豊満な乳房を忍ばせるそりゃあまあ扇情的な幽霊だそうな…
でな…ある夜酔っ払いが、その寺で寝こけてたら出たんだとよ…そいつがな、見た瞬間怖さより余りの美しさに魂を奪われて呆然とするってんだよ…
でな、呆然とするそいつを妖艶なる笑みを浮かべながら、そいつに何と口付けを交して、全身を撫で回すんだそうな…
んで、余りの気持ち良さに恍惚としてるとな…
そいつの股間をまさぐり、何と!一物を取り出すんだそうな!
なにしやがる?って言う言葉すら出ずに呆然とその行為を眺めるだけなんだってよ、んで、一物に何するかって?
ああ、そら勿論あれする訳よ…ほら、フェラテオ?ああ、フェラチオって奴さ…まー幽霊にあそこはねーべな!やる事つったらそれしかねーべ!
でな、白くて透き通った女の手が一物を扱いたと思ったらおもむろに口に含んだんだってよ…
それがな、なかなかの技巧派みたいでな?
空いてる手で玉袋をもみながら竿を巧みにしゃぶり上げる訳よ…
当然我慢ならず果てる訳だが、不思議なことにだな、精液が女の後頭部に突き抜けずに女の口の中に消えて行く訳よ…
幽霊なんだから実体は無い訳だよな?
にも関わらず、実体があるかの様に消えて行く訳よ…
でもな、当の本人は余りの気持ち良さに我を忘れて考える余裕は無い訳よ…
んで、異様な射精感と疲労感が襲うんだが、射精が止まらないそうな…
んで、そのまま精液も精も吸い尽くされて死ぬんだそうな…
今でも居るかって?確かめる気かい?やめとけって!さっきいったろ?死ぬってな?!
それから数日経って、どうしても話が信じられないので、物は試しその夜廃墟になった古寺へ行って見た…そしたら、「ウフフ…」と言う女の笑い声が聞こえて、振り向くと…居た!話の通りの美しい女幽霊が!
逃げようとしてるんだが、何故か体が動かない!
そして、意思とは関係無く勝手に服を脱ぎ出し女幽霊の元へ…
翌朝…そこには全裸で、てらてら濡れた一物を隆々といきり立たせ、精を吸い尽くされた男の死体があった…
お終い