「ねぇ、こーちゃん」
「ん?なんだ?」
「あのね?その・・・夜なんだけど・・・」
「・・・はいな、分かりましたよ」
俺と紗菜は結婚して3年目の新婚ではないが、今だ恋人だった頃と変わらずラブラブな生活を続けている。
ただ一点、性生活を除けば・・・
「相変わらず柔らかいね、紗菜のおっぱい」
「やぁん♪くすぐったいよぉ♪」
「じゃあコレは?」
「んんっ!そこは気持ちいいよぉ・・・」
いつもの前戯。紗菜は相変わらずいい感じで感じてくれる。
胸をじっくり堪能した後は軽めの愛撫を挟んで本丸に攻め込む。
「ねぇ、紗菜。もうピチャピチャいってるよ?」
「やぁ・・・こーちゃん恥ずかしいよぉ・・・」
「相変わらず紗菜はエッチだね」
「こーちゃんがこんなエッチな体にしたんだからねぇ・・・責任とってよぉ・・・」
「はいはい」
苦笑しながら頷く俺。その答え方がぞんざいに感じたのか、非難の視線を俺に向けてくる。
「で、今日はどうする?」
「えっと・・・あの、その・・・」
突然フィニッシュの仕方を尋ねられたからか、顔を赤くして俺から視線を逸らす。
「きょ、今日は、その・・・な、舐めてもらいたいなぁって・・・」
「はいな。じゃ、脱がすからね?」
「は、はい・・・はうー・・・」
結婚して既に3年経つと言うのに未だにこの照れ様。本当に可愛くって可愛くってたまらない。
秘密の花園の上にある小さな芽。紗菜はソコを責められるのが大好きなので、重点的に責めてやる。芽鱗の上から指で撫でたり、舌で舐めたり。
徐々に紗菜が『もっと強くしていいから、気持ちよくして』なんてお願いされたら、俄然ヤル気が出てしまう悲しい男の性。芽鱗をめくり挙げ、芽を舌でしつこく舐めあげてやる。上上下下右左右左。
絶え間ない紗菜の甘い声が俺の脳を刺激する。俺の茎が硬く、熱くなっていく。
ねちっこく責め続けていると最初小さかった芽がぷっくりと膨らんできたので、一気に吸い上げてやる。
「じゅるるるるっ!」
「ふあああああっ!」
腰を、脚をわななかせ、とてつもなく甘くて切ない叫び声を上げる。
「も、イカせて!もっと舐めて!指でぐちゅぐちゅしてぇ!」
紗菜の望み通り芽を吸い上げ、花びらの奥まで指を突き入れて蜜をかきだすと、食虫花のように指を離すまいと締め付けてくる。
「ああああっ!ダメダメ!こーちゃんにイカされちゃう!イクイクイク!あああああっ!」
紗菜は絶頂に達したのか、体を大きく震わせてぐったりとなってしまった。何度も何度も波が来ているのか、感覚を開けてビクンビクンと震える紗菜の体。
指を締め付けていた花びらからも力がなくなり、ただただ卑猥な蜜を垂れ流している。
軽く蜜をふき取り、紗菜を優しく抱きしめてあげる。
「紗菜、気持ちよかった?」
「うん・・・はぁ・・・はぁ・・・よかったよぉ・・・」
「よかったよかった」
「はぁ・・・ね、こーちゃん・・・こーちゃんは、いいの・・・?」
「ん?・・・多分イケないから、いいよ」
「そっか・・・ごめんね、いつも私ばっかり・・・」
「いいって。気にしないで。悪いのは俺だから・・・」
「うん・・・ありがと、こーちゃん・・・だいすきだよ・・・♪」
「俺も紗菜の事、愛してるよ」
「うん・・・♪」
情事の後の会話はいつもこんな感じ。俺は紗菜では今までイった事がない。
所謂『遅漏』。小学5年の頃にオナニーを覚えてから毎日毎日サルのようにヤリ続けた結果、紗菜を抱いてイケたためしが無い。オナニーならイケるんだが。
俺の胸に頭をくっつけ、まどろんでいる妻を見ていると『これでもいいのかな』なんて思ってしまうが、これじゃ多分いけないんだろうなぁ・・・